割れた鏡と奇跡の足音   作:何もかんもダルい

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オリジナルの登場人物を主軸にメイクデビュー前までの情報を紹介しておく場所を作った方がいいかなと思い作成いたしましたわよ。
多分今後同じように作っていったら文字数パンクすると思うのでここに載った人物は次からは追加事項とか与太話だけ載せていくつもりですわ。




登場人物 パート1

雨乞

 雨乞慶刻(よしとき)が本名。めちゃくちゃイカツい名前なのであんまり好きではない。

 「違和感」と呼んでいた原因不明の重度の幻覚症状と偏頭痛に悩まされ続け、脳卒中を疑うほどの激しい頭痛や鼻・目からの出血を伴うときもあるため学生時代は常に死を覚悟して生活していた。

 脳の情報処理速度が極めて高く、旧式端末としての適性は歴代最高クラス。そのため頭痛などに苛まれながらもどうにか自己を確立させて生きることが出来ていた側面がある。

 「違和感」を喪失した後も脳の性能の高さに由来する怪物レベルの第六感という形で後遺症が残っており、頭痛や激しい幻視幻聴のトラウマから発動するたびに過剰反応しがちになっている。

 

 言動に一貫性がなく浮き沈みが非常に激しい、刹那主義を拗らせたような性格。「違和感」による人格成熟の阻害が尾を引いており、「明日には死んでいるかもしれない」というPTSDに近い症状が未だ貼り付いている。

 

 中学に上がってすぐの頃に両親と死別しており、後見人の老人に引き取られた。その老人も雨乞の卒業を見届けてしばらくの後に他界。現在は天涯孤独、遺産を自ら中央及びURAへ明け渡し「中央トレセンの外部協力者」として給金などのサポートを受けている。

 幽霊運動場の管理人が表向きの職業。裏は超常現象などを起こすウマ娘の駆け込み寺としてカウンセリングを受け持つことになった。運動場の管理人室に生活スペースが完備されており、正式にそこへ居住している。

 好きなことはバイクに乗って風を感じること。これまでは「違和感」に怯えあまり出来なかったツーリングを楽しんでいるらしい。

 

 旧式端末としては最高峰のスペックであり、霊視や表情・言葉の僅かな抑揚からの共感覚によって感情を暴く能力は生まれつき。「違和感」に察知を阻害され生来のものと気付いていなかったのに加え、「違和感」とおかしなシナジーを起こして処理能力を余計に圧迫していた。

 修正パッチが機能している現在はシナジーが切れたことで弱化しており、特に読心の共感覚は著しく弱体。見事クソボケの切符を手にした。

 いつ消えてもおかしくないような挙動をしがちだが、実際のところ「もう体の1割が『退去』してんだ」みたいな状況から3時間は粘って「はよ逝け」と言われかねないしぶとさを持っているので忘却、消失の結末には滅法強い。お前を生かして俺も生きる。

 

 ちなみにウマ娘に拘束された時限定で旧式バフで膂力が上昇する。やっぱ互いの合意あってこそだよね。

 

 

日和

 日和正貴(まさたか)が本名。日和家という裕福な家の子で、幼少期からトレーナーになるべく教育されていた。ジェンティルドンナとは小学校に上がる前からの付き合い。ジェンティル父が「没落し掛けた家の子だが見込みがある」と候補に上がることを許した側面がある。

 

 性格は基本的に温厚で怒ることを知らない。口で「怒るぞ」と言うことはあるが実際にそれを顕にすることは無く、家の件もあってかなり舐められがちだった。

 ジェンティルを受け持つことが決まってからはアプリトレーナーよろしくジェンティル監修の筋トレもしているので第三次成長期みたいな筋肉のつき方をしている。

 

 トレーニングは「やらせる」より「止める」方が得意なのでオーバーワーク常習犯と相性がいい。薪侘もそれは気付いており、トレーナーとしてのいろはを教える一方で「あまり俺のマネはするな」と定期的に言い聞かせている。

 

 ちなみににアストンマーチャンやスティルインラブといった面子のトレーナー適性の方が高かったのだが、あまりにも高すぎて担当の呪い全部背負って独り消える末路を辿りかねなかったため特大のアンカーとしてジェンティルが宛てがわれた。

 三女神迫真のインターセプトである。なおしわ寄せが雨乞に行った。ごめんて。

 

 アストンマーチャンのトレーナーにはもっと気合いの入ったヤツが選ばれており、アプリストーリーよろしく世界に勝つ大偉業を成し遂げている。私達そこまでやれとは言ってない。

 

 

 

薪侘

 薪侘鋼助(こうすけ)が本名。長年トレーナーを務めているベテラン。ヨーロッパの血が入ったクォーターであり、血縁由来の長身と彫りの深い顔に鍛え上げられた筋肉(ヒシミラクル曰く断崖絶壁)、そこに長髪とハンチング帽で威圧感の塊と化している。初対面の第一印象は「俺マキタ、口答えしたら一撃必殺」。

 大掛かりな道具がなくとも出来るトレーニングを主体とした育成に重きを置いており、特に筋トレは「使った覚えのない筋肉まで悲鳴を上げている」と称されるほどに全身をくまなく鍛え上げる。

 

 口下手なので不機嫌と勘違いされやすいが、機嫌を損ねているのは本当に稀。話せば大体のことは相談に乗ってくれるし勉強も見てくれる、マスコミ対応も完璧(8割方威圧で押し返す)、雑談していると時折素が出ると思春期少女たちの性癖を陰ながら滅茶苦茶にしている。

 

 チームを率いているので専属はいないが、一番付き合いの古い高等部3年とは相棒同士みたいな空気を漂わせている。推せる(byチーム後輩ズ)

 

 余暇の間も無理なく鍛えられる方法を色々考えているため、実は夏合宿の時のトレーニング密度が他の1.5倍くらいになっている。無自覚かつノンストレスでやらせるので本領は過密スケジュール下におけるストレス管理にあったりするのだが、それに気付いているのはジェンティルと高3モブウマ娘のみ。

 

 祖父方の実家がドイツの肉屋なのもありビールとソーセージが好物。時折お高めのスーパーに出没しては良いソーセージを買い漁るので「ドイツの人」という渾名が付いている。

 

 

 

「恩師」

 300年弱をたった独り生きてきた、事実上の旧式端末の最終ロット。戸籍を何度も偽装して身分を偽り生活しているため、本名と呼べるものがとうに存在していない。

 かつて半ば異界側に踏み込んでしまったことで生き死にの境界が狂っている。

 60年ほど前にウマ娘の少女を導いた後にはほぼ不老不死となり三女神の協力者として生きてきた。

 

 普段は気さくな中年教師として振る舞っているが、長い稼働年月に伴い脳の感情を司る部分が損傷を起こしており、本性を表すと「細胞でできたロボット」と言われるような言動が出てくる。

 

 ウマ娘の少女はとうに亡くなっているが、後悔はない模様。“答えは得た”状態で今を生きている。

 雨乞から霊体の視認や内心の覗き見という機能について聞かされた時は「何それ知らん……怖……」となっていた。雨乞のスペックと違和感のシナジーで色々おかしくなっていただけである。修正パッチ当てて正常化したからね。(by三女神)

 

 

 

雨乞の養父

 いわゆる一代限りの成金で、それゆえにやっかみも多く結構苦労してきた人。同じ成金ということもありジェンティルの実家のことをやたらと毛嫌いしている。

 口を開けば皮肉に罵倒、手が出ないだけで割と沸点が低い。雨乞の件で「ウチに是非」と言ってきた面々が相当数いたのだが、「一発ネタに頼ろうとするから結果出ねぇんだよ(意訳)」と自嘲を込めたどえらい暴言をぶちかまして黙らせている。これでも全盛期と比べればかなり丸くなっているのだが、丸まった結果弾丸の形をしているので本末転倒であった。雨乞もこれには割と引いている。

 

 幼少期にウマ娘の幼馴染が居たが、学園に通う前に病没。以来金を稼ぐことに傾倒し、更地寸前だった運動場を自前で買い取って保有していた。本人は無自覚だが運動場の幽霊化は彼と没したウマ娘の情念の共鳴によるもの。現在は所有権を雨乞に譲ったことで、招き入れる権限も雨乞の手に渡っている。

 

 正式に雨乞に運動場を譲ってまもなく老衰で死亡。頼れる親類もいなかったため雨乞を天涯孤独にしてしまったことを悔いており、せめてと運動場内に地縛霊として留まっている。なんかとんでもない子に好かれとるがアイツ大丈夫なんだろうかと思った。

 

 

 

ヒシミラクル

 言わずと知れたミラクルガール。レースに出られるとは思ってなかったがタイムが縮んだこと自体は嬉しかったので雨乞の指導を引き続き受けた結果ゲロった。ごめんて。

 ゲロ吐くまで走ったことをゲロったせいでクラスメイトからは心配と尊敬の二種の目を向けられ始めている。トップロードは前者だった。

 

 期待された分しか走れないと思っているので、両親以外で初めて自分に期待してくれた雨乞に割と重めの感情を向けている。ただし恋慕の類ではなく友情や親愛が近いので後者約2名に比べるとだいぶ健全。

 

 スティルとネオユニの全力疾走に気づくことが出来ず、後日薪侘トレーナーにガチ説教を食らっている姿を見て割とハジケてるという印象を抱いた。なおその際雨乞から病気(違和感)の実情と治った旨を雑談交じりに聞かされドン引いた。顔色もかなり良くなったことを察しており、お昼をドカ食いしてる間に「でもまぁ治ったならいっか」と投げた。風邪だと思ってらっしゃる?

 

 

 

ネオユニヴァース

 電波(受信)系ウマ娘。雨乞が抱えていた「違和感」の件はほぼ初対面で見当がついていたのだが、三女神による修正パッチ配布という正規ルートには気づけず不治の病だと思っていた。

 分からないと言われ続けた自分とごく普通にコミュニケーションが取れることで雨乞に大型犬の如く懐いているのだが、雨乞からすれば普通に喋っているのと変わらないので「逆に何で分からないんだよ」状態。お前がおかしんだよ(断言)。

 

 スティルが駆け出したときにノータイムで追跡を開始しており、落ち着くまで待ってあげようと思っていたらなんかどえらい修羅場が始まった。一部始終を見終わった頃にはスティルへ嫉妬が芽生えるも門限の前には無力であった。

 

 

 

ジェンティルドンナ

 雨乞と互いに指を立て合う間柄。逆に仲が良いまである。

 日和とは幼馴染の間柄。ただしそれはそれとして家訓のため婚約者候補は何人も存在している。

 

 パーティー平手打ち事件が対外的には自分の敗北ではなかったことを拗らせていたのだが、雨乞と「いや俺(私)が悪いから」論争するのがバカらしくなって鎮火。それはそれとして何年も親友として幼馴染を引き剝がしていた雨乞は嫌いなので顔合わせたら自然と親指が下を向く。だってアイツ気に食わないんだもの。

 

 定期的に日和を引き摺ってマンツーマン指導を受けるのだが、前述のとおり日和はブレーキ側なのでトレーナーというよりサポーターをしている。日和が自分も鍛えると言ってくれた時は割と嬉しかったらしい。

 

 

 

スティルインラブ

 筆頭核地雷。マインスイーパー編発足の元凶。ただでさえ未来のティアラ3冠(しかも怪物クラス)が同期にいるこの小説の世界線においてアプリシナリオ通りに放っておいたらどえらいことになる。

 雨乞に対する感情を相当拗らせており、嫌いと書いて好きと読むほどの出鱈目具合を誇っている。自分のように普通ではない雨乞に対し無意識のうちに強い親近感を抱いていたため、ミラクルと話してバイクで走り出したときに「違和感」の喪失を察知して“置いていかれた”と紅側共々発狂。子供のように癇癪を起して一通り爆発させたことで鎮静化した。

 

 同室のネオユニに一部始終をすべて見られていたことを知り二度目の爆発。なお門限という名の冷や水で即時鎮火した。

 一度盛大に爆発する過程を経たおかげか紅との関係性が少しだけ良好になっており、現在はコントロールの訓練中。本小説においてはコントロールさえできればジェンティルにすらワンチャンあるジャイアントキリングの可能性を秘めている。コントロールさえできれば。

 

 なお同期にジェンティルドンナが降りてきた影響でヴィルシーナも襲来するためこの世界のティアラ路線は大荒れ確定である。なんだこれ地獄かね?

 ついでに言えば連鎖的に黄金船たちもぬるりと降りてくるのでクラシックその他路線も地獄確定である。あーもうめちゃくちゃだよ。どうすんだこれ。

 

 

 

三女神

 本作最大の過労死枠。旧式システムのせいで仕事がめっちゃ増えた。

 ようやく仕事が落ち着いたと思ったら雨乞とかいうイレギュラーが爆誕しててんやわんや。お前マジでいい加減にしろ。

 「恩師」という旧式システムに造詣の深い協力者と時折茶をシバいて愚痴大会を開いている。

 基本的に災難を避ける方向性を重視してマッチングを行い、出会ったその後は当人たちに基本的に任せっぱなしの放任スタイルを取っている。これは旧式システムの端末たちがほとんど操り人形か奴隷のような状態であった反動でもある。自由意志って大事だと思うんです。




次回次々回でようやくメイクデビューですわよ。すっげぇ時間かかりましたわ。ゴール一体何年後になるんでしょうねコレ。来年末までにはケリ付けたいですわね。
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