TS転生ヴィランロリ、疲れ切ったヒーローを拾う   作:蓋然性生存戦略

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そろそろお話しを畳みに行きますよー。

そういえばどうでも良い話なんですけど、この作品を書き始めた時、あの夏が飽和してました。


第七話:TS転生ロリババアの消失

「いやまあ、寿命が近いってだけなんだけど」

 

衝撃の事実。

努めて明るく言い放ったエソラの姿に、ヒイラギは複雑な感情を抱く。

 

驚愕、困惑、怒り、悲嘆。

 

「大体一年くらい前かなあ。妙に凡ミスが多いもんだから念入りに検査したんだよ。そしたらまあ、出てくる出てくる。身体にガタが出てるっていう結果がさ」

 

それでも、エソラは何でもないように言葉を紡ぐ。

 

「まあ考えてみれば当たり前なんだ。幻楼院が、ボクの元となったリンカの身体を、真っ当に作ってるわけがない。徹頭徹尾全盛期で動ける代わりに、寿命は短かったことが、さらなる調査で判明してね。まあ、あと五年くらいかな」

「何故言わなかったっ!!」

 

思わず、声を荒げるヒイラギ。

寿命という、一大事を黙っていたことに。

 

「ごめんって。言うつもりではあったんだよ」

「エソラ、戻るぞ」

「待って待って、流石に今回のヤマはやらないといけないんだよ」

「ダメだ」

 

ヒイラギはエソラの首根っこを掴んで、ハンドルを奪おうと動く。

こんな旅に、そんな状態のエソラを連れて行くわけにはいかないと、引き返そうとする。

流石にまずいと、エソラは慌てて喚く。

 

「頼むよ。なんとかできるアテはあるけど、《魔女の遺産》とリンネが残ってたら流石に行動出来ないんだよ」

「それでもダメだ」

「ヒイラギ、お願い」

「いくらキミの言葉でも、流石に限度を超えている」

「失敗できないんだ。少しでも成功率が上がる選択をしたい」

「失敗する可能性があるんだな?」

「……まあ」

「確率は?」

「そこそこ?」

「数字を言え。誤魔化すな」

「……現状、八割がた失敗する」

「それでアテがあると言ったのか?」

「ゼロよりはマシかなって」

「エソラ」

「このままじゃ成功率二割から上がりすらしない。無茶をしてでも通すべきだと思うよ」

「……キミは往々にして自分を勘定に入れない。言いたいことは分かるな?」

「いのちだいじに、でしょ?分かってるよ、それくらい。それにさ、信じてるから」

「……」

「何かあったら、ヒイラギが助けてくれる。そうでしょ?」

 

全幅の信頼。

自分の寿命が近いというのに。

いつもと変わらない姿で笑うエソラの姿に、ヒイラギは……。

 

「……負けておいてやる。さっさと終わらせるぞ」

「ふふ、あいあいさー!!」

 

結局、負けたのだ。

 

だから。

 

「負けるわけにはいかないんだッ!!」

 

無数のリンネに囲まれている窮地で。

ヒイラギは、願った。

素質は十分。

土壌も十分。

ならば後は成るだけ。

《決意の剣》は主の願いに応え、輝く。

その瞬間、ヒイラギは到達した。

 

 

 


 

 

 

身体が、軽い。

それに、何かが違う。

 

「っ……因果が見えない……アナタ、何をしたのかしら」

「力を求めただけだ。だがまあ、貴様の眼から逸脱したというのは朗報だ」

 

削れるモノもない。

なんだ?何が起きた?

まあいい。

 

「今なら何でも斬れそうだ。お前という、命も全て」

「ッ!!「「「ケラウノスッ!!!」」」」

 

360度、全方向からの雷霆の攻撃。

先程までの私ならば、防御に徹するほかなかったが、今は違う。

雷霆が放たれるよりも前に、私は斬った。

全にして一、一にして全という、その群体意識を。

 

「ッ!?連鎖して……!?」

 

次々と、幻楼院リンネだったモノが落ちていく。

肉体に宿る精神を、斬る、斬る、斬り続ける。

奴の行動よりも速く、速く、速く。

 

「理屈が通らないじゃない……!どういうことなのよ……!!」

「知らん。斬られたのだから死ね」

「くっ……くく、あははははは!!いいわ、この場は退いてあげる。いつかその意味の分からない力も、暴いて見せるわ……!!」

「逃がすと思うか?」

「いいえ、逃げられるわ。マインドネットワークは切り離したもの」

「チッ……」

 

最後に残ったリンネを斬り捨て、私は地上に降りる。

逃げ足も相変わらずの一級品と言ったところか。

次こそは逃がさん。

 

視線を眼下に移せば、酷い有様だった。

この破壊痕は……エソラか?

……リンカも出てきたか。

今は、知らん女と戦っているな。

とりあえず殴るか。

うちの子たちに手を出しているようだしな。

踏み込み、加速し、死角に入って拳を引き絞る。

 

「フンッ!!!」

『おげッ……!?』

 

渾身のコークスクリューブローが、相手の脇腹に刺さる。

空気の破裂音と共に、敵は回転しながら吹き飛んでいく。

 

「「母さん!!」」

「リンネは?」

「逃げられた」

「そうか……」

 

リンカはともかく、シオンもアヤメも、《テリトリア》も無事なようだ。

 

「エソラは?」

『……混乱して暴れ回ってしまったから……例外認定を、一時凍結した』

「……そうか」

 

一時凍結、ということは、恐らくは復帰が可能だ。

焦ることはない。

冷静に対処しよう。

 

『けほっ、けほっ……人間のまま、人間やめた奴いない?』

 

瓦礫の中から、敵が這い出てくる。

殺すつもりではなかったが、本気で殴ったんだがな。

私はすぐにでも動けるよう構え……

 

「とりあえずで殴ったが……随分と頑丈だな」

『それが取り柄だからねえ……しっかし誤算だったよ。その剣を握って本当に"成る"人間がいたとはね……私の知る限り、君で二人目だ』

「どうでも良い。それより一応問うておこう。何が目的だ」

『えぇ?聞いちゃう?もちろん、世界の滅亡』

「なるほど。何故とは問わん。斬る」

『おーこわ……お前みたいなのに勝てるか!私は逃げる!!』

「逃がさん」

 

――斬!!

 

即座に斬った。

逃げるのは何となくわかっていた。

だから構えたままだった。

 

『ぐぇ!?』

「普通に斬ったのでは、大した痛手ではないようだな」

『そ、そりゃね……やっべ……次、本気で斬られたら(ころ)される……!!

 

ただの物理的手段では、大した痛手にはならないようだ。

気合を入れて斬らなければ。

 

「あまり時間が無いんだ、手早く終わらせるぞ」

『くっ、ナメんなぁ!!』

 

拳と刃がかち合い、弾かれる。

 

『っづぁぁあああ!?』

 

なら次だ。

上段。

アッパーで返される。

 

『ギッ……!?』

 

次は下段。

その次は中段。

袈裟、大上段、横薙ぎ。

 

『ぐ、が、こ、のぉ!!』

 

どうせお前が原因なんだろう。

お前ごときが、()()()()()に手を出すな。

 

()ね」

『あ……』

 

弱ったところに、核と思わしき個所を叩き斬る。

パキリと音を立て、崩れていく。

 

『ち、ちくしょー……これで残るはお堅い騎士様と泣き虫だけか……』

「……」

 

私は残心を解き、剣を納めた。

最早抵抗する力は残っていないと、そう思って。

 

『なぁんちゃって!!』

 

「!?」

 

だが、それこそが狙いだったのだろう。

敢えて致命傷を受けて、隙を晒すのを待っていた。

 

『秘技、死んだふり(致命傷)!!あばよバケモノ!!』

 

その一瞬の隙で、逃げられてしまった。

……この戦いだけで二回も敵を逃がすとは。

私も焼きが回ったな。

まあいい。

今は家族や友人の安否確認だ。

 

「無事か?」

「無事に見えるか?」

「だ、大丈夫」

「私も……」

『……ヒイラギさん、ごめんなさい……』

 

リンカ以外はダメそうだな。

リンカも、エソラを一時凍結したことで精神的にダメージを負っているようだ。

 

「……あまりにも被害が大きいな」

「まだマシだ。トート近郊の人気のない病院だったからな……襲撃を感知した時点で、私の異能で保護を進めていた。リンカの助力もあって死傷者はゼロだ」

「領域の支配者は未だ健在か」

「バカ言え、すっかり衰えた。今回が終われば、私も引退だ」

「……そうか」

 

その後、私は救助活動に参加し、避難所の建設にも参加した。

混乱させられたとはいえ、身内が起こした惨事だ。

伴侶である私が償うのが道理だろう。

 

そうして、諸々が終わり、仮設司令部で腰を落ち着けた。

 

「ヒイラギ、まずはあの戦艦を墜としたこと、感謝する」

「礼は良い。エソラが迷惑をかけたようだしな」

「母さん、あれは!」

「分かってる。そのうえで言っている。あの状態で戦闘に入ったら危ういのは分かっていた。安全圏に隔離すべきだった。私の甘さが招いたことだ」

『私も……』

「全く、揃いも揃って……後始末は私がやっておく。寝ろ。もしくはエソラを何とかしろ」

 

反省会、と行きたいところだったが、《テリトリア》に阻まれる。

……そうだな。

 

「リンカ、頼めるか」

『分かった。工房で良い?』

「ああ。そこが一番安全だろうからな」

 

エソラを何とかしよう。

残り少ない寿命を、望まぬ形で消費したくはない。

 

『ねえ。シオンくんとアヤメちゃんに、そろそろ工房を見せてもいいんじゃない?』

「……そうだな」

「なんのこと?」

「……オークニー家の秘密の部屋に関わることだ」

「……!あの秘密の部屋に!?」

 

リンカにそう提案され、私は承諾した。

ずっと、アジトの事は隠していたからな。

 

「《テリトリア》、少し外す」

「ああ」

『ゲート、開くね』

「ついてこい、シオン、アヤメ」

 

子供たちを伴って、アジトに踏み込む。

 

「ここって……」

『私とえっちゃんで作り上げた、秘密基地。誰にも見つからない、最後の砦』

「なんか、その。やけに生活感があるというか」

「最悪の場合に備え、この中だけで自給自足が可能なようになっているからな。運動施設も備え付けてある」

 

まあ尤も、そこまで充実したのは、私が来てからだが。

 

「埃が溜まっているな……最近は掃除が滞っていたからな……」

『ヒイラギさん』

「ああ、そうだったな……こっちだ」

 

少しだけ埃が積もっているアジトを見ながら、私は工房の方へと向かった。

 

「……久しいな。ここに立ち入るのは」

『32年ぶり?』

「私は、そうなるか」

「そんなに立ち入らないことある……?」

「危険な部屋だったりしない……?」

「外への影響がないという意味では安全だ」

「ねえ、僕たちへの影響は?」

『気をしっかり保ってね』

「リン姉!?怖くなってきたんだけど!?」

 

工房の扉を開き、私たちは入り込んだ。

そして、そこには……エソラがいた。

 

ああ、そうだろう。

例外認定を一時凍結したというのならば。

エソラはここに現れる。

非実在存在が眠る虚数へと繋がる、この空間に。

エソラは元々、リンカに呼ばれてやってきたのだから。

 

だが、一つだけ問題があるとすれば。

 

「ぅぅ……ひっぐ……くぴ……」

 

エソラが、泣きながら大量の酒を呷っていることだった。

どこから出したんだ、その酒は。

 

 

 


 

 

 

「えぅ……ひぐ……ごめんなざい……」

 

エソラはヤケ酒していた。

もう酒にでも頼らないとやっていられなかったのである。

工房に送られた時点で、大体自分に何が起きたのか、冷静になって把握できた。

 

Q:つまり?

A:幻だと思って大暴れしたのが、全部現実だったので泣いた。

 

基本的に、エソラは小心者である。

色々と吹っ切れてヒイラギと一緒におり、親として自覚が芽生えたりしたので、多少精神的に強くなったが、根っこは小心者なのである。

色々と耐えられなかったのだ。

 

『えっちゃん、私たちは大丈夫だったから、ね?』

「っ……(グビグビグビ)」

『あっ、そんなにお酒飲んじゃダメだよ……!』

「あ……ぇぐ……」

 

お酒を取り上げられ、涙を加速させるエソラ。

すっかり泣き上戸である。

 

「はぁ……」

「えっと、母さん……これ、どゆこと?」

「エソラはもともと気が弱いんだ……大方、お前たちに攻撃してしまったことに罪悪感を覚えているとかだろう」

「ま、ママ?僕たち気にしてないから、ほら、元気出して!」

「~~~っ……!!」

 

子供たちが元気づけようとするも、どこからか出した布団にくるまって隠れてしまう。

優しい言葉が、逆に罪悪感を増長させるのだった。

ヒイラギを除いた三人は、そんなエソラの様子にオロオロするばかり。

 

「はぁ……」

 

ヒイラギは再度溜息を吐き、布団を引っぺがした。

 

「!?」

「リンカ。もう問題ないから凍結を解除しろ」

『え、あ、はい』

「!?!?!?」

 

そのまま、ヒイラギはエソラを小脇に抱えてスタスタと歩く。

向かう先は外ではなく、アジトの生活空間。

エソラの私室にエソラを放り投げ、ガチャリと扉を閉じた。

 

「ぷぎっ」

「エソラ。しばらくキミにアジトから出ることを禁じる。理由は分かるな?」

「っ……はい……」

「よろしい。とりあえず歯磨きして酔い覚ましを飲んで寝ろ。分かったな?」

「はい……」

 

ヒイラギはエソラを軽く閉じ込め、清々したと言わんばかりの顔をしながら戻る。

 

「母さん……?」

「ほぼ軟禁……」

「エソラが納得できるような形で罰を与えるのが一番早い。私も安心できて一石二鳥だ」

『まあ、そうだよね……』

 

軟禁という形で罰則を与えたように見せかけ、安全圏の手元で守る。

これがヒイラギの導き出した答えだった。

 

「なまじ良心が強いせいで気が弱いくせに責任感だけは一人前だから甘い言葉だけをかけ続けたら自責の念で潰れる。適度に責め立てないと立ち直らん」

「「えぇ……」」

 

この道32年のベテランが言うのだから、間違いないのだろう。

対応があまりにも手慣れている。

 

「でも、ママを責める道理とか無いんだけど……」

「そうだよ。私たちが弱かったせいだし……」

『私は自分の行動のせいだし……』

「……エソラの対応は私だけでやった方が良いな、これは」

「「『うっ……』」」

 

そして戦力外通告。

三人はアジトから放り出され、《テリトリア》に顛末を報告し……。

 

「さもありなん……まあいい、今回の件をダシにカルメットに通達するのも楽になる。それから、エソラの暴走に関しても調査を進めなければならんな」

 

《テリトリア》も当然のような顔をして、後処理をし始める。

三人は『ああ、共通認識なんだ、あの対応』と納得せざるを得ないのだった。

だがそれよりも。

 

「それから、幻楼院リンカ」

『なにかしら』

()()()()()()()()()()?」

『……』

 

《テリトリア》は、リンカの隠し事を、見逃さなかった。

 

「もしかせずとも、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

『……()()()()




・《魔女の遺産》勢力図

《夢想の黒猫》
個人を愛すタイプの神のような存在。
逆に人間という種に関してはどうでも良い。
救世主にも邪神にもなる。
頑張る少年少女が大好き、今はエソラの後方ファンガールしてる。
《暗澹の神座》とは敵対関係。
《堕落の救世》とはただならぬ関係で、他の遺産とはそれなりに仲が良い。
能力は『既存の可能性を燃料に新たな可能性を産み出したうえで確定選択できる』程度の能力。


《暗澹の神座》
個人を愛さず全体を見守る神のような存在。
個人に執着することを悪とする。
人類全体の安寧を考え続けた結果として、《夢想の黒猫》と大戦争を引き起こして厄主となった。
《夢想の黒猫》とは敵対関係、黒猫が気に入る=ロクなもんじゃないのでエソラたちを抹殺しようと動くが消滅。
他の遺産とはあまり面識がない。
能力は自前の膨大なリソースで『英霊神霊を大量召還して物量で圧し潰す』程度の能力。


《非業の天命》
自由奔放な、基本的には何事にも執着しない存在。
ただし世界絶許タイプの遺産。
世界の不運を一手に引き受けることになったのでブチギレしてる。
《夢想の黒猫》、《迷妄の境界》、《堕落の救世》、《鮮血の恐怖》とは面識があり、そこそこ仲がいい。
黒猫が復活したら『あー、まあこの世界も割とカスだし滅ぼすかあ~~』してくれると信じてるので、ちょうど良い器がそこに在るし良い感じに使いたい。
能力は『どんな不運もフィジカルで跳ね飛ばせる』程度の能力。


《狂信の御使》
《夢想の黒猫》のフォロワー。
黒猫が救世主やってた頃に頭角を現した存在。
黒猫が神座と相打ちになった後、黒猫の遺志(そんなものはない)を引き継いだ。
黒猫が救世主やってた頃の理想を体現しようとして結果的に世界を滅ぼすタイプ。
黒猫以外基本眼中にないが、黒猫がエソラに憑りついたのでちょっとだけ構った。
能力は『神罰とされる現象を再現する』程度の能力。


《迷妄の境界》
既に壊れている遺産。
何もかもやる気が失せたので特にこの世に思うところがないため、一度使われたら壊れた。
《夢想の黒猫》が救世主やってた頃に大暴れしたため、黒猫に制圧された過去がある。
ある意味エソラのイフ。
今頃はあの世で膝抱えていじけてる。
能力は『様々な概念を司る上位存在を呼び出して従わせる』程度の能力。


《鮮血の恐怖》
泣き虫。
何もかもが怖いので血で染め上げた最悪のビビり。
でも相手を傷つけるのも怖いので基本引き籠ってさめざめと泣いている。
リンネに利用されたのでもっと泣いてる。
《夢想の黒猫》をとても信頼しているので早く助けてほしい。
あと怖くない方法で遺産とか言う状態固定から解放してほしい。
何も怖れずに眠れる夜が欲しい。
能力は『血液相当の液体を自在に操る』程度の能力。


《堕落の救世》
お堅い騎士様。
かつて《夢想の黒猫》の守護騎士をしていた。
黒猫が救世主止めた原因。
こいつが死ぬ世界=終わってる世界という公式が基本成り立つ。
カルメットで黒猫と一緒にエソラたちが来るのを待ってる。
なお、他の遺産との関係性は良好。
神座に対しては『うちの子(黒猫)がすみませんね、ホント』という立場。
能力は『世界中の希望を糧に成長して不死性を得る』程度の能力。



なんだかんだ積極的に世界を滅ぼそうとしてるのは《非業の天命》だけ。
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