TS転生ヴィランロリ、疲れ切ったヒーローを拾う   作:蓋然性生存戦略

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気が向いたので

P.S.
特に意味はない設定なんですが、144㎝、185㎝、173㎝、184㎝です。


終幕譚:新体制

実はトートがぶっ壊されたので家がなくなったボクたちなんですけど。

トートが丸ごとないなったので圧倒的な住居不足なんですね。

で、無から生えた住人が約二名いまして。

上の方でごちゃごちゃと揉めた結果……。

 

「デカい家でシェアハウスとはね……」

「まあいいんじゃねえの?お上としてはさ」

 

ボク、ヒイラギが一緒に住むのは勿論のこと。

キャス、アルトリウスさんも同じ家に住むことになった。

なんでや!

おかげで防音工事が長引いたよ。

まあ、その、ほら、ね?

察しろ。

んでまあ、キャスとアルトリウスさんの仕事をどうするかでちょっと話して~。

それ自体はもう纏まったんだけど。

 

「で、キャスはともかくとして、アルトリウスさんもいいわけ?」

「まあ、経歴が皆無に等しい成人男性を雇ってくれるところはないだろうしね。渡りに船というものだよ。ついでに言えば、キャスのおかげで家事全般のお世話は慣れてる」

「この英国系金髪碧眼イケメンを家政夫として使って良いのかという葛藤」

「(全力で目をそらしているキャス)」

「お前……家事が……」

「うるせえ。元々三食完全食カップ麺のガサツ女に家事ができると思うか?」

「色々と残念だよキャス」

「(意味深な笑みを浮かべているアルトリウス)」

「キミが甘やかすからでは?」

「耳が痛いね」

「まあとりあえず、そろそろ始めるよ」

「あいあい」

「カメラスタート!!

 

配信メンバーとして参加することになったのだ。

 

 

 


 

 

 

「はいというわけでね、皆久しぶり。トートが大変なことになったね」

 

『久しぶり、じゃないが』

『トートはクソガキのホームだろ大丈夫だったか』

『二人にしては珍しく後手に回ったな』

『ところでカメラに写ってるやたらと顔のいい二人は誰?』

 

いつもの調子を崩さない視聴者ってのはありがたいね。

 

「はいはい、順番に説明していくからね。幻楼院リンネとかいう奴がボクらが留守にしている間に好き勝手やってくれてね。急いで戻ったんだけど間に合わなくってさ……うちの子もやられちゃうし、久々にキレちゃったよ」

 

『ヒイラギさんがとても物言いたげな顔してますけど』

『クソガキなんかやらかした?』

『こういう時大体クソガキが悪いからな』

『幻楼院リンネ!?トップクラスのビッグネームじゃないか……』

『ジェミニスたちやられてたのか……無事なんだろうけど心配だ』

 

「ッスね。だいたいボクが悪いっすね」

 

『クソガキさぁ』

『ヒイラギさんもよう付き合っとる』

『惚れた弱み』

『実に32年、クソガキの無理無茶無謀に応え続けて、愛が重いことで有名なヒイラギさんだぞ』

『ヒイラギさんあんまりクソガキ甘やかしちゃダメっすよ』

 

「まあ話を戻すんだけど。家、ないなったわけよ。配信部屋は無事なんだけど」

 

『そっすね』

『なんで配信部屋だけ無事なんだよ』

『クソガキの異能はだいたい何でもできるってそれいち』

 

「で、後ろでスタンバってるツラの良い夫婦も家ないなってて。ほら、今住居不足じゃん?シェアハウスすることになったのよ」

 

『ほーん?夫婦か……ガチ恋勢が生まれる前に玉砕したな』

『なーほーね』

『でもそれだと写す理由なくない?謎の強靭無敵最強の配信部屋があるし』

『まさかとは思うが』

 

「察しの良い奴がいるねえ。そう、新メンバーです」

 

『新メンバー!?』

『32年間二人だけでやって来たチャンネルに!?』

『おうおう話を聞かせてもらおうじゃねえの』

 

「まあ色々機材とかが増えてきたのもあるし、裏で色々とやりたいことも増えてきたからね。ゲームが上手くて機材管理できる人材と、家事回りが得意でカメラ映りの良い人材がいたので確保しました。ちなみにゲームが上手く機材管理ができる方はちょっと口が悪いです」

「おうこら言ってくれるな。お前も似たようなもんだろ」

「キャスは少しは隠せよ。古のFPSゲーマーのツラしてるぞ」

 

『うわ、やり取りが気安い』

『クソガキにもこういうやり取りができる友人いたんだ……』

『初期メンバーシップ勢ワイ、感激の涙』

『初期メンバーシップ!?てことはもう50代後半以上じゃ……』

 

「というわけで自己紹介よろしく。キャスから」

「あいよ。ジャクリーン=キャスパリーグだ。ゲームが上手くて機材管理ができる方の人材だ、よろしく。座右の銘は『チーターは処分、死刑』」

 

『思想が強い』

『チーターに親でも殺されたんか?』

『でもエソラもまあまあ似た思想持ってる』

『こわぁい』

 

「ほい、アルトリウス」

「はいはい。僕はアルトリウス。家事回りが得意でカメラ映りが良い方の人材だよ。先に言っておくと、ここにいる女性陣ほど、僕はゲームが上手くないから、あまり期待しないでほしい」

 

『うぉ、顔が良い』

『男でも惚れる』

『声も良い』

『ASMR発売しませんか?』

『ハーレムの絵面に見えて、その実カップル二組とかいう』

『この中で男一人なの居心地悪そう』

『お前それシオンくんの前でも言えるのか?』

 

「シオンは……うん」

「アヤメもじゃないか?」

 

『あ』

『身内が強過ぎて誰にも恋しない奴だ』

 

「そういえばうちの子も、恋人のこの字も無かったね……」

「だなあ……」

 

『ダメだこいつら』

『なんで揃いも揃って子供に異性の影が無いんだよ』

『A:親の顔が良すぎる』

 

「で、ですね。どうせなら愉快なパーティゲームでもしようかと思いまして」

 

『どうせスマヒロ』

『愉快なパーティゲームだったらスマヒロ』

『実家のような安心感』

『やっぱりここに戻って来るんよ』

『この前引退したイザクラさんもニッコリ』

『これからのスマヒロシリーズが不安になるくらいにはイザクラさんの影響デカいしな……』

 

「まあ多分、これが最後のスマヒロになるだろうねえ、実質」

 

『クソガキも認めるイザークラの手腕』

『イザクラさんの跡は誰も継げん』

 

「まあしんみりした話はともかくですね。やっていきましょうスマヒロ交流会」

 

『クソガキをして上手いと言わしめるジャクリーンさんの実力や如何に』

『クソガキは忖度しないからな』

『クソガキが上手いというのならちゃんと上手い』

 

「でさぁ、エソラ。私メインキャラがジョ〇カーだったんけど似たキャラ誰?」

「遠距離なくて良ければ使用感似てるのは《ブレイディア》」

「じゃあそれで」

「ほんじゃボクはブレエソ使うか……ヒイラギは?」

「久々に《ボルテクス》を……アルトリウスは何を使うか決めたか?」

「ピカチ〇ウに近い使用感のキャラはどれかなと」

「……エソラに聞いた方が良いな」

「《エレクトロス》が近いかな。上から2段目の左から5番目」

「ありがとう」

 

『ジョ〇カーって誰だ……』

『ピカチ〇ウってなんだ……』

『それに答えられるクソガキはなんなんだ』

『いつもの謎電波』

『何気にTier1キャラしかいない』

『ゲーマーとしての本能か……』

 

 

 


 

 

 

「古来からアイクラ相手にどれだけやって来たと思ってんだ、知ってんだよコンビキャラの弱点はよォ~~!!」

「やれるもんならやってみろよニュービー様がよォ~~!!こちとら《ブレイディア》ゼンイチなんだよ!!」

「いやはや、キャスが楽しそうで何よりだよ」

「やれやれ……楽しそうなのは良いがこっちも見ろ」

「「あば~~!?」」

「うーん、やっぱり使用感が若干違うね。あとでトレモしなきゃ」

 

『すっげ、本当にクソガキと互角だ』

『なんでクソガキのブレエソ相手にブレイディアで対抗できるんですか!?』

『急に現れたこのジャクリーンとかいうプレイヤーどこの誰だよ』

『オン対にすら出現してない可能性が高い野生の実力者やめてね』

『なお、漁夫の利を掻っ攫うヒイラギさん』

『そして楽しそうに準備運動しているアルトリウスさん』

『ゲーム上手くないとか言いながら普通にやってる人の動きなんだよな』

『(エソラヒイラギジャクリーンの3人に比べたら)上手くない』

『詐欺だろそれ』

『嘘は言ってない』

『なに?ヒイラギチャンネルは猛者しか集めてないの?』

『元々知り合いっぽいし類は友を呼ぶ的な……』

『煽り合いのノリが男子高校生』

『あの、このメンバー推定平均年齢40以上ですよね?』

『お、そうだな』

『心は十代』




ちなみにアルトリウスさんはゲームが上手くないと言いながらVIPの入り口くらいの実力があります
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