評価バー赤!fu〜↑……と思っていたらすぐオレンジバーに戻りました。悲しきかな。
深度5でもやべー奴はいますねぇ……そいつらにレートが800溶かされるとキャリー出来ない自分の弱さに腹が立ちますよぉ(夜渡りの鑑)…………でもハルハルレディに下振れてレディ短剣+2血の刃で夜騎兵2体は流石にしんど過ぎるぜ。
レディ達対策委員会は激闘を終え、一度校舎へと帰ってきていた。
「……ん、まだ問題は山積み。」
「はい、まずはホシノ先輩の居場所を突き止めないと……」
「先生、前回セリカちゃんが攫われた時みたいに、セントラルネットワークを使って位置を追跡できませんか?」
「試してはみたんだけど、セリカの時と違って信号を見つけれなかったんだ…」
「うそ……それって……もう見つけれないってこと……?」
「いえ、まだ策はあるわ」
そう言ってレディが胸ポケットの封筒を取り出して先生に渡す。
「はい、どうぞ。先生。あなた宛てのものよ?」
先生はそれも策の一部と聞いていたので封筒を開ける。
「……手紙?しかも私とレディさんで…………」
「え!?」
「一体、どうして……?」
先生が手紙を読む。先生はこれからどうするが知っていたが、一応手紙の内容には目を通す。
「成る程…………もしかしたらホシノの居場所が分かるかもしれない」
「ちょ、ちょっと待って!?ホシノ先輩の場所がわかるかもしれないの??」
「ん、私も行く。」
「…だめよ、この件ばかりはみんなを連れていけない」
「ど、どうしてですか!?」
「……ここから先は、私達『先生』としての戦いだ……みんなを連れて行く訳にはいかない」
「で、でも…。」
「……お願いだ、みんな。私を信じて欲しい」
「「「「……」」」」
「…分かった。先生を信じる。」「シロコ先輩!?」
シロコが喋る。
「今まで先生とレディさんは何度も私達を助けてくれた。信じるよ、私は」
「…そうね。先生がいなかったら、私今頃ここに居なかったかもしれないし……」
「先生がそこまで言うのも何だか珍しいですね〜」
「……はい、わかりました」
「…………ありがとう。それじゃあ行くわよ」
「うん」
そう言って二人はキヴォトスのとある場所へと向かった。
「さて……後は話し合いで
「ええ。私より頭の良い隠者も同席してくれるわ」
「あ、手紙に書いてあったね」
「えぇ。これできっとホシノは取り戻せる」
「でもよくこんなの思い付いたね」
「たまたまよ。しかも隠者はホシノを攫った主犯と『夜渡りには手出しをしない』と言う契約も交わしていたみたいだから、それも口実にできるか聞いておきたい事があるわ」
「…………それは?」
「…………兄上の寿命を延ばせないか、よ」
「……成る程…………」
レディはアビドスも兄上も、全て諦めたくなかった。いつの日かどちらも選んだ時のように、レディは全力で抗うつもりだった。
そう話している内に主犯のいる場所へと着き、中へ入った。
「……お待ちしておりました。シャーレの先生、狼さん」
「…………久しい……と言うにしては割と最近だね」
中では隠者ともう1人、全身を黒い服で包んだ大きくひび割れたような口と目の人間のような、人間ではない『ナニカ』が待ち受けていた。
「あなた達とは一度こうして、顔合わせてお話ししてみたかったのですよ」
「……貴方人間?」
「……まあ、このような見た目ならそう思われても仕方ありませんね。一応『はい』と言わせてもらいます」
この場にいる4人は席に着き、机をはさみ話し始める。
「……あなた達の事は知っています。連邦生徒会長が呼び出した、不可解な存在。あのオーパーツ、『シッテムの箱』の主であり、連邦捜査部『シャーレ』の先生。そしていきなり出現したキヴォトスを蝕む『夜』とそれと戦う『夜渡り』達…………あなたを過小評価する者もいるようですが……私たちは違います。まずは、はっきりとさせておきましょう」
「……なんだい」
「私たちは、あなた方と敵対するつもりはありません。むしろ、彼女のように協力関係を築きたいと考えています」
「……何だって?」
「あら、そうなの?」
黒服が続ける。
「私たちの計画において、1番の障害になれるのはシャーレの先生と貴方方兄妹、あなたたちだと考えています。私たちにとってアビドスなんて小さな学校は、全くもってした問題ではありません。ですが先生、そして追跡者とレディ。あなた方の存在は、決して些事とは言えない。敵対することは避けたいのですよ」
「貴方達は、一体何者だい?」
「……おっと、そういえば自己紹介をしていませんでしたね。私たちはあなたと同じ、キヴォトス外部から来た者………ですが、あなた方とはまた違った領域の存在です」
レディは隠者から黒服の事は聞いていた。だからこそ隠者はここに同席している。
黒服は不可解な存在だが、契約は守る。そう聞いており、レディではもしかしたら何がしか騙される可能性がある。そう考え、レディは隠者に同席を頼んだ。保険は幾つあっても良い。それはさまよう祝福とノクラテオの恩寵が証明している。
「適切な名前がありましたので、今はそれを拝借して使っております。私たちの事は『ゲマトリア』とお呼びください」
「分かったわ」
レディは余裕の表情を崩さず、そう答えた。
「私たちはゲマトリア観察者であり、探究者であり、研究者です。あなた方と同じく、『不可解な存在』など考えていただいて問題ございません。一応お聞きしますが、先生は隠者さんの様に私達ゲマトリアと協力するつもりはありませんか?」
「ホシノをさらっておいて、よくそんな事が言えるね。微塵もないよ」
「左様ですか」
黒服がそう何処か残念そうに言うと、今度は隠者が話し始める。
「前から聞いて見たかったのだけれども…………キヴォトスには私達ですら分からない物が沢山ある。それは場合によってはキヴォトスが壊れかねない様な物もね」
「何だって……!?」
「!……」
この事実はレディも先生も初めて聞いた。レディと先生は驚きを隠せなかったが、隠者は気にせず言葉を紡ぐ。
「隠者さんはそう言う物を幾つも作って来たのでは?……」
「そうだけど……それは反省してる。少なくとも夜渡りになってからはそう言う物は作っていないし、どうにかするつもり」
「そうですか……」
「話を戻すよ。そう言う滅びの危険について、私達は知るべきだと思うの。そう言う意味で、生徒を守りたい先生にとっても悪い話ではないと思うわ」
「…………」
レディは隠者が勧誘を始めた事に困惑していたが、先生の様子を伺うと揺れる様子はなかった。
「確かにそうかも知れない。だけど、いかなる理由があれ生徒を犠牲には出来ない」
「…………それは貴方が犠牲になっても?」
「勿論」
先生は微塵も意思の揺れを見せずそう答える。先生の言葉を聞いた隠者はクスクスと笑い、こう言った。
「ふふっ…………貴方は立派な人ね」
「……やはり理解に苦しみます」
黒服はそう言う。
「それよりホシノを返して頂戴?」
「それは出来ません。ホシノさんは既にアビドスの生徒ではありません。届け出は確認されていないですか?」
「確認していないのはそっちの方よ?」
「『顧問』である私が、まだ退会届にサインをしてない」
これこそがレディの狙いだった。そもそも黒服達が騙されるのか賭けだったが、案外騙せる物だとレディは驚いた。
「だから、ホシノはまだ対策委員会の所属だし、まだアビドスの副生徒会長だし…………今でも私の生徒だから」
「なるほど。あなたが『先生』である以上、担当生徒の去就には、あなたのサインが必要……そういうことですか……………なるほど、なるほど。学校の生徒、そして先生……ふむ、なかなかに厄介な概念ですね」
黒服は一人合点したようにそう言う。
「君はまだ『子供』であるあの子らを騙し、踏みにじった。そしてそれを利用し、苦しませた」
先生が怒りの籠った瞳でそう言う。だが黒服はそれに怯む事なく、淡々と返答した。
「ええ。確かにおっしゃる通りです。他人の不幸よりも、私たちは自分たちの利益を優先しました。それを否定はしません。私たちの行動は、善か悪かと問われればきっと『悪』でしょう。しかし、ルールの範疇です」
「…………」
「そこは、誤解しないでいただきましょうか。」
黒服が続ける。
「アビドスに降りかかった災難は、私たちのせいではありません。アビドスを襲った砂嵐は、大変珍しいこととは言え、一定の確率で起こり得る現象です。誰か明確な悪役がいるわけではない。天変地異とはそういうものでしょう」
「…………」
「それを私たちは、あくまでその機会を利用しただけ。砂漠で水を求めて死にゆくものに、水を提供する……ただし、一生奴隷として働いても返済できない額で、ただそれだけのことです」
「……なんて惨いことを……」
「おや、そうでしょうか?さして珍しくもない、世の中にはありふれた話でしょう?何も私たちが特別心を痛め、すべての責任を取るべきことではありません」
「…」「…」
「私が初めて作った事例でもなければ、私たちがそれをしなかったところで消えるものでもないのですから。持つものが、持たざるものから搾取する。知識の多いものが、そうでないものから搾取する。大人ならば誰もが知っている、厳然たる世の中の事実ではありませんか?」
余りに話の長い黒服の横で隠者が欠伸をしていたが、空気は張り詰めたまま、黒服の話は続く。
「そういうことですから……アビドスからは手を引いていただけないでしょうか、先生。ホシノさんさえいただければ、あの学校については守って差し上げましょう。カイザーのことも私の方で解決いたします。あの子たちもどうにか、アビドス高等学校に通い続けることができるはずです」
「…………」
「そしてこれは、あのホシノさんが望んでいることのはず。いかがですか?」
「……答えは変わらないよ」
「どうあっても、私たちと敵対するおつもりですか?」
黒服は驚いたようにそう言う。
「あなたは無力です!隣の夜渡りならばともかく、あなたは戦う手段などないでしょうに!」
先生は無言で懐から大人のカードを取り出した。それを黒服はどこか信じられない物を見たような、そんな声で喋る
「先生……確かに、それはあなただけの武器です。しかし、その危険性を薄らですが、知っています。使い使うほど、削られていくはずです。あなたの生が、時間が。そうでしょう?」
「!!!!」
レディは何処かでそう言う人を知っていた。何処でなどと言える程遠い存在ではなく、寧ろとても近しい人だった筈だ。
「…ですから、そのカードはしまっておいてください。先生。あなたにもあなたの生活があるはずです。食事をし、電車に乗り、家賃を払う。そういった意味のないくだらないことを、きちんと解決しなくてはいけないでしょう?」
「…………」
「ぜひそうしてください、先生。あの子たちも、もっと大事なことに使ってください。放っておいてもいいではありませんか?もともとあなたの与り知るところでは無いのですから」
「断る」
その意志を貫く様は、
「なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?理解できません。なぜ?なぜ断るのですか!?どうして?先生、それは一体何のために?」
先生がほんの少し、目を閉じて回想し、目を開ける。
「あの子たちの苦しみに対して、責任を取れる大人が誰もいなかった」
「…何が言いたいのですか??だからあなたが責任を取るとでも??あなたは、あの子たちの保護者でも家族でもありません。それに先生であればそこの夜渡りが先生でいるのでしょう?」
「…………」
確かにそうだ。だがレディ達はいきなり全く違う時代を生きることとなり、法も文化も、全てが大きく違うような環境下で責任など取れる筈もなかった。
事実レディと追跡者は未だに臨時講師の状態だった。どちらかと言えば夜渡りとして専念して欲しいと言う意味合いが強かったが、レディと追跡者だけではどうにか出来なかっただろう。
「あなたは偶然アビドスに呼ばれ、偶然、あの子たちと会っただけの他人です。一体どうしてそんなことをするんですか?なせ、取る必要のない責任を取ろうとするのですか?」
先生はその揺るぎない瞳で黒服を見つめ、こう言う。
「それが、大人のやるべきこと、成すべきことだから」
「…………もう、いいでしょう?彼は私達とは違うわ。私達は探求者でしかないのよ」
「えぇ……交渉は決裂ですね。私はあなたのことが気に入っていたのに、仕方ありませんね」
「あぁ、あと一つこの場で聞いて置きたかったのだけれど……」
隠者は意味深な笑みを浮かべて黒服にこう質問した。
「夜渡りの一人に危害を加えた事、どう責任を取るつもりなのかな?」
「!?」
黒服は驚きを隠せず困惑する。
「どう言う事ですか?……」
「私がゲマトリアに所属する条件、覚えてるよね?」
「えぇ。『技術に関する情報交換』、『夜に対する研究』そして…………『夜渡りに危害を加えない』……ですよね?」
「えぇ。そうよ」
「私は夜渡りに危害を加えてなどいませんよ?」
「そう…………」
黒服はまだ分からない様子だったが、隠者は掴みどころのない様子で説明する。
「ホシノは夜渡りよ。夜の王と戦う為に夜渡りになってもらっていた」
「…………それは!……」
「貴方には伝えていたはず……『夜の王と戦うのが夜渡り』ってね。そして私は『貴方にホシノのいる夜の王との戦闘データを共有した』……」
「成る程…………これは一本取られましたね」
黒服は誰から見ても分かるような、悔しそうな演技をしてこう続ける。
「ホシノの居場所は教えます。それともう一つ、隠者さんの望みを一つ叶えましょう。勿論不可能な事はお断りさせていただきます」
「ならその望みは、レディから聞いて頂戴?」
隠者がそう言うと黒服の視線はレディに移る。レディの願いは、勿論一つだった。
「……
「…………成る程……」
「それは可能ではあります。ですがそれには特殊なエネルギーが必要です。例えばそう…………神秘など……でしょうか。ホシノさんの神秘があれば可能ですが私がどうこう出来ないので…………」
「…………」
「なら、その施術のやり方を私に教えるって言うのでどうかしら?施術そのものは私が何とかする」
隠者がすかさずフォローする。
「……いいでしょう。ホシノの居場所はアビドス砂漠のPMC基地の中央、実験室にいます。『ミメシス』で観測した神秘の裏側、恐怖を生きている生徒に適用できるか、そんなことをするつもりでした。」
「そう、ホシノさんを実験体として」
「何と惨いことを……」
「……そして、もし彼女が失敗したら、あの狼の神が代わりに、と思っていましたが……そもそもの前提から崩れてしまいましたね。そういうことですので、せいぜいがんばって生徒を助けると良いでしょう。」
「……」
「……微力ながら、幸運を祈ります」
黒服は
「先生、ゲマトリアはいつでもあなたのことをずっと見ていますよ」
「帰る」
そう言って先生とレディは外へ向かった。
「さて……やるべき事はまだあるわ。私は他の夜渡りのツテで戦力をかき集めるわ」
「分かった。私はゲヘナの方へ行ってくる」
「ゲヘナ?……」
「そっか……柴関が爆発された元凶が風紀委員会だったから……」
「成る程…………ならそっちは任せるわ」
そう言ってレディは祝福された鉄貨を握り、祈りを捧げ姿を消した。
…………………………………………………………
「おう!来たか!」
レディは目を開くと円卓の椅子に座っていた。立ち上がって辺りを見渡すと、夜渡り達が集まっていた。
「隠者も直に来るだろう。それでレディ、これからどうするつもりだ?相手は企業……一筋縄ではいかないぞ?」
鉄の目はそう質問する。
「そうね……正直夜渡りだけではカイザーを相手にするのは厳しいわ。だから出来る限り戦力を集めたい」
「成る程な…………」
「私からトリニティのトップと掛け合おう。あの鳥がトップの護衛をやっているのでな」
「えっ!?」
「……何だと!?」
「成る程な。お嬢様を守るなんて騎士様にぴったりじゃねぇか」
復讐者の言うあの鳥とは、守護者の事だろう。守護者はなんとトリニティのトップの護衛を務めていた等レディや鉄の目、無頼漢は思いもしなかった。
「一応ヒフミもトップと顔見知りらしいから2人で話し込みに行くつもりだ」
「ありがとう。助かるわ」
「勿論俺たちヘルメット団も協力するぜ!」
「依頼となればあいつらも協力するだろう。俺から話は通しておく」
「よろしく頼むわ」
すると円卓の椅子に霧がかかり、それが隠者の形をとる。そしてそれは立ち上がった。
レディは困惑したが、鉄の目や無頼漢、復讐者の様子を見るにそこまで特別な事が起きていないらしかった。
「隠者……遅いぞ」
「ごめんなさい。黒服から追跡者の寿命の延ばし方聞いていたらちょっと遅れたわ」
「!」
追跡者の容態に気付いていた復讐者はその言葉に反応を見せる。
「……レディ、良かったな」
「えぇ。でもまだ延びたわけじゃないわ。まずはカイザーからホシノを取り返すわよ」
「……なら、廃墟にいる絵描きさんも呼んでおくね」
「ありがとう。それじゃあ私は先生と合流して具体的な作戦を練ってくるわ」
「あぁ。行ってこい」
そしてすぐにレディはアビドスの校舎へと消えて行った。
…………………………………………………………
「えええ!?!?!?」
レディが校舎に着くや否や驚きの声が聞こえた。何かと思い走ってその声の方へ向かうとそこはいつも対策委員会の部室として使っている場所だった。
ガラガラガラ…………
「レディさん!」
「どうしたの!」
レディはそう質問する。するとアヤネがレディにこう言った。
「……教官が『俺も戦う』と置き手紙を残し病院からいなくなってしまったそうです…………」
レディは思わず天を仰いでしまった。
取り敢えず8名の初期メンは参加するようです。守護者と執行者の遺物はまた次回にします。
因みに筆者が作れてしまった斧&大盾バード
魔女のブローチ
獣の暗き夜
つむじ延長
斧3
大盾3
スキル時カット率
斧出やすい
属性カット率+2(聖杯瓶使用時カット率低下)
生命低下、筋技上昇
特大武器出やすい
雷攻撃力+3(被ダメ毒)
最大HP(回避直後カット率低下)
雷攻撃力+3(聖杯瓶使用時カット率低下)
低HP時ゆっくり回復
この自慢の斧バードなら深度5旗モニアにも勝てます。実績あるので!
アビドスにて続いて夜の王が襲来するとしたら?……
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常世グラディウス
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エデレ
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グノスター
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マリス
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フルゴール
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リブラ
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カリゴ