「届いたぜ二人とも」
「ほんとか?親字」
「ああ、ずいぶん小さいけどな」
親字の言う通り雄英高校からの合格通知書は小さな封筒だった。開けてみると中からはプロジェクターが出てきた。
『わーたーしーが、投影された!!』
「オールマイト?」
「トップヒーローが珍しいな」
『なぜ私が合格通知に出ているかがもうに思っているだろう!!実はこの度雄英で教師を務めることになった!!その初仕事がこの合否の発表というわけさ!!』
『さてさっそくだが桐生少年きみの合否を発表しよう!!君のポイントは81ポイント!!おめでとう合格だ!!』
「ヨッシャ!」
『それだけならね…』
「ん?」
『実はこの入試、見ていたのはヴィランポイントのみにあらず!!大小関係なく誰かを救ける、そんなきれい事を命がけで実践できるかも、ヒーローの絶対条件だ!
もうひとつ我々が見ていたのはずばり、"レスキューポイント"!それも審査制!!これによって君が得たポイントは62P!合計で143P!
おめでとう桐生少年、合格……それも首席だ!』
俺の合格が決まると、次にカナデの合否を確認する。同じ内容は割愛、敵ポイント69レスキューポイント72、計141つまり次席だ。
「よしっ、今日はスピリットベースでパーティーだな!」
キョウリュウジャーとしてデーボス軍と戦っていた親父の友に祝われて、入学当日になった。
「「行ってきます!」」
「いってらっしゃい」
母さんに送られて雄英高校へ。
「なぁ…」
「うん、」
「「広すぎ、だろ/じゃない?!」」
「とりあえず教室目指そうぜ、俺もカナデもA組でだろ」
「うん、」
巨大な扉をくぐると
「机に足をかけるな!先輩方や机の制作者に申し訳ないと思わないのか!!」
「いちいち思ってられんわ面倒くせえ!テメエ何様だコラ!」
「ぼ……俺は飯田天哉、私立聡明中学出身だ!」
「ちっ聡明っつーことはエリート様かよ……まあいいぶっ殺しがいがあるってもんだ」
「ぶっ殺しって……せめて競いがいにしてくれないか!物騒だぞ!?」
いろんな人がいるな、案外楽しめそうだ。
「あっはっはっは、元気いいな、お前らは」
「テメェは0ポイントをぶっ壊した……」
「君は、説明会で合いの手をしてた…」
「桐生真琴だ!前の学校ではキングと呼ばれていた。でもって」
「妹のカナデです」
「うむ、よろしくたの「お友達ごっこしたいならよそに行け!」
「あんたは?」
急に飛んできた言葉にクラス全体が静まる。小汚い格好に寝袋をして廊下に寝転んだおっさん、ノッサンよりは下か?
にしてもなんでこんなことをしてるんだ?
「ここはヒーロー科だ。…ハイ、静かになるまで八秒かかりました。時間は有限。君達は合理性に欠けるね。……担任の相澤消太だ。よろしくねそして早速だが
「で、何があるんだ?先生」
「今からやるのは個性把握テストだ」
「「「「個性把握テストォォォ!!!」」」」
「入学式は?ガイダンスは!?」
「ヒーローになるならそんな悠長な行事に出る時間はないよ。雄英は自由な校風が売り文句、そしてそれは先生側も然りだ」
「いいねぇ…ブレイブだ!」
「どこが?先生、私の個性どちらかと言うと他人の強化なんですが」
「なら、桐生、お前らは2回やれ」
「ああ、」
「分かりました」
とは言ったものの、なんで最初が持久走なんだ?こういったものは最後に来ると思うんだが……
「「ブレイブ・イン」」ディノチェイサー!!
「……スタート」
最高時速が300km、カーブのやり方でカナデがかった。
「18秒、16秒…」
「ずるいぞ!」
「なんでだ?個性の把握だろ?個性で呼び出したものは違反にはならないぜ、だろ?」
「ああ、問題ない、ただ、その銃を使わないとどうなる」
「燃費が悪くてぶっ倒れる、簡単に言えば電気と同じだ。俺が発電所の役割で、獣電池がその名の通り蓄電道具だ。でもってガブリボルバーはその起動、電化製品だな、」
「分かった」
トリンがわざわざ説明のために考えてくれたのは役に立った。今は戦力になり得ないからと知恵を貸してくれる。次はハンドボールか…
「アームドオン、プレズオーロケット」
「無限」
「「チートだろあいつら!!」」
金髪の上鳴と小さい峰田が叫ぶが気にしない、使えるものは使えと言われている。
長座は普通に行い、握力は岩烈パンチの容量で粉砕、個性ではないと答えたら引かれたが、親父や爺さんは普通に拳を飛ばしてくるし、個性使えば、地面の陥没を遠隔で人数分してくることもある。個性使わずに雷を扱ったり周りはいろいろ規格外だった。
「別に普通だろ」
「普通じゃねぇよ!!」
「立風館さんは無個性でしょ?」
「あれ?そうだっけ?」
「いや、もっとおかしいヤツいた」
「爺さんに関しては個性使わなくても強かったからな…」
デーボス軍のネームドを、生身の拳圧で吹っ飛ばしたり、ドコルドの乗っ取りを気合で弾いたり、何だったら見た目全然変わらないしな。
「お前の爺さんの話はあとだ結果発表だが、桐生お前らがトップだ。歌の力でなんでこうも変わる」
「地球のメロディですから、慣れれば効果を得られると思いますよ、歌うだけでもいいですし」
「歌といえば歌っていたのDino Soulだよな?歌手のMeekoと関係があったりするのか?」
「ある」
「かなり長い話になるからまた今度だけどな」
説明には個性が発現する前の話をしないといけないし、俺たちが持っているのは個性ではあるが、その時の力と混ざったような物だし、何よりこの話は当事者を呼んだ方が良い。
「とりあえずは解散だ、明日もしっかり来いよ」
「それじゃぁ、またな!」
「バイバイ!」
むずい!ただそれだけそして、
やっぱりキョウリュウジャー世界頭おかしい、頑張ればネームド怪人と戦える一般人って何?
ダンテツさんは分かるよ、地球のメロディをその身に浴びたからね、でも立風館さんや、アミィの執事、ノッサンの家族…一般怪人なら普通に倒せる力持ってるよ?
結論、生身で必殺技を持つな!