問題児たちと黒い義肢を持つ転生者が異世界からが来るようですよ? 作:夜空 太陽
少しはしたよ!
黒夜「30分な」
グッ!本編どうぞ!
黒夜「誤魔化すな!」
「...そうか、白夜と夜叉。この土地や太陽は、オマエを表現しているってことだな白夜叉」
「如何にも。この白夜の湖畔と雪原...永遠に沈まぬ太陽こそ私が持つゲーム盤の一つだ」
そんな言葉に俺たち四人は戦慄する。
当たり前だ、これほどの世界をゲーム盤だと言うのだからな。
「これだけの莫大な土地が、ただのゲーム盤..!?」
「...して、おんしらの解答は?
"挑戦"であるならば手慰み程度に遊んでやろう」
白夜叉は扇子で顔を覆っている。
まるでなにか気配を隠すように。
「だが"決闘"を望むのなら━━━魔王として命と誇りの限り戦おうではないか」
ゾクッ!怖い...俺の体はいや、俺という存在自体が白夜叉に恐怖した。
テトの世界で過去の英雄や武人を師として本気の殺し合いをしたがここまで恐怖したのはまだ俺が五分の一くらいの強さの時"戦神"と呼ばれた呂布と戦ったときいらいだ。
もちろん瞬殺されたが...
「...はぁ、まいった、やられたよ降参だ白夜叉。仕方ないが今回ばかりは試されてやってもいいぜ、魔王様」
「ええ、私も試されてあげてもいいわ。
春日部さんは?」
「...おなじく」
「黒夜はどうするかの?」
「はぁ、絶対無理だろ武術の基礎の段階を習ってる奴と呂布を戦わせるようなもんだろ。
嫌でも今ならリベンジマッチしたら勝てるかも」
「お...おい、黒夜お前呂布と戦ったことがあるのかよ」
「ああ、俺の師匠の一人だ」
「はぁ!?お前名の知れた英雄や武人と戦ったことがあるだけじゃなくてそいつらが師匠なのかよ!」
「あ、ああ、テトが作った空間で過去の武人を召喚して修業したんだ」
「おぬし何者だテト」
「内緒だよ白夜叉ちゃん♪」
「さて、試練を始めよう」
契約書類が現れて読んでみると
『鷲獅子の手綱
プレイヤー一覧
逆廻 十六夜
久遠 飛鳥
春日部 耀
クリア条件
グリフォンの背に跨がり、湖畔を舞う。
クリア方法
"力" "知恵" "勇気"いずれかで、グリフォンに認められる。
敗北条件
降参か、プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合
宣誓
上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します
"サウザンドアイズ"印』
「おい、白夜叉俺の名前が無いんだが」
「おぬしには後で違う試練を与えよう」
「ええー」
「どう挑むか三人でよく話し合って━━━「私がやる」
春日部が白夜叉の言葉を遮り前へ出た。
「自信があるようだがこれは結構な難物だぞ?
失敗すれば大怪我では済まんが」
十六夜が春日部の心配をしている十六夜の癖に。
春日部はその言葉を「大丈夫、問題ない」と一蹴しストレッチを始める。
「...OK、譲ってやる失敗するなよ」
「気を付けてね春日部さん」
「うん、頑張る」
「春日部」
「なに?」
「ほれ」
俺は着ていた制服のブレザーを脱いで春日部に渡した。
「さすがに袖がないと寒いだろ?着とけよ。
まあ、たかが制服だからなそこまで変わらないと思うけど」
春日部がブレザーを着ると...
「ううん、とっても暖かい」
「そ、そうか」
自分でやっといてなんだけど少し恥ずかしいな。
「春日部、頑張れよ」
「うん!」
春日部とグリフォンが少し喋ったあと空へ飛び立った。
命を懸けるとか言ってたけどそれはそれで春日部らしいし春日部を信じてるからか、不思議と危険とは感じなかった。
グリフォンは空を踏みしめて跳んでいた。
グリフォンがゴールすると同時に春日部はグリフォンから落ちてしまった。
「春日部さん!」
久遠が助けに行こうとするが...「「待て!まだ終わっていない!」」
俺と十六夜が久遠を制する。
次の瞬間、春日部がグリフォンと同じように空を歩くようにして着地した。
「...ぶい」
春日部は余裕と言わんばかりにVサインをしていた。
その後で春日部のギフトの話になったが春日部のペンダントが友達になった動物の能力をコピーするものだということしか分からなかった。
○●○●○●○●○●○●○●○●○●
「お疲れ、まだ寒いか?」
「...大丈夫」
俺が手を前に出すと首を小さく傾けた。
少しして春日部が俺の手を握ってきた。
「いやね、春日部ブレz「耀でいい」
春日部...いや耀が俺をじっと見つめて言った。
あれ?若干顔が赤くないか?
凍傷か?手も冷たいし。
耀の顔に手を当てると...
「ふにゃ!」
猫みたいに驚いた。
「ふむ、表面が凍っている部分があるだけで大丈夫みたいだな」
「むぅ、黒夜酷い」
「アハハ、悪い悪いつい可愛くていたずらしたくなっちまった」
孤児院で子供たちにやってやったように頭を撫でる。
「...黒夜のばか」
耀がまた赤くなる。
はて?俺にはラノベの主人公みたいなナデポ能力は持ってないはずだが。
耀は二つか三つくらい年下みたいだから妹みたいなんだよな。
「イチャイチャするのはいいけどあとでにしなよ♪」
「テトお前後でお仕置き再開な」
「何で!」
「まあまあ、その辺にせんか」
「おい、白夜叉何故お前は俺の左手を自分の頭に乗せている?」
「ダメか?」
イタズラっぽく笑われたら許すしかないじゃないか。
「仕方ないな」
「これを彼女が見たらどうなるかな♪」
「おいこらやめろ」
「それよりも、黒夜のゲームはやらねぇのか?」
十六夜が助け船を出してくれた十六夜なのに。
「おお、そうだそうだ忘れてたわ」
「忘れんな」
白夜叉が扇子を上に上げると契約書類が現れた。
えっと、なになに。
『白焔の塔を撃ち抜け
・プレイヤー一覧
暁 黒夜
・クリア条件
白焔の塔の撃破
炎の奔流を止める
・敗北条件
降参か、プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します
"サウザンドアイズ"印』
ゴウッ!
俺が契約書類を読み終わると氷の中から白い炎が天を穿つように天に昇った。
「おぬしにはこの焔の塔を破壊してもらう」
「おいおい、この炎何度だよ」
「6000度だが?」
「ヤハハ、太陽の表面温度と同じかよ」
十六夜が珍しく冷や汗をたらし顔をひきつりながら言った。
ヤハハにも勢いないしな。
「おい、テト義肢の融点は何度だ?」
俺がそう聞くと...
「∞だよ」
「はい?」
「だから、∞だって。ぶっちゃけ言うと太陽にぶちこんでも熔けないよ」
「物理法則的にそれはどうなんだよ」
「やり過ぎちゃったZe!」
「ソードマスターヤマトネタ辞めろ」
「そんな物質箱庭にもないのですよ!」
あ、黒ウサギ久し振りに喋った。
「しかし、近づくだけでも服が焼けそうだな」
Yシャツを脱ぎ耀に渡した。
上は下着のシャツだけになった。
女はみんな顔が赤くなってしまった。
女の前で下着だけはやっぱりダメかな?
さてどうする?
炎を散らすなら焔火扇だけど全弾撃発《アンリミデットバースト》でもこの炎は無理だな。
いや、よく見ると炎の中に核のような物がある。
核を貫いた方がいいな。
「黒夜」
「なんだよテト」
「その義肢は君の想いや願いを具現化する能力があるんだよ」
どこの神器だよ。
だから、連太郎のと違って腕に宝石が着いていたのか。
「願いか」
願い、俺の願いは...全てを守るそのための力、願いを貫き通す為の力が欲しい!
『black bullet mode Penetrater!!』
義手が黒い光を放った瞬間義手の先の方が槍のように手刀の形に固定され鋭く尖った。
「これが俺の想いの形か...いくぞ...!!」
次の瞬間衝撃の発射口が五ヶ所に増えた。
「 天童式戦闘術一の型五番 虎搏天成全弾撃発《アンリミデットバースト》!」
各発射口から一秒の間に十五発が発射される。
1/75秒に一発...つまり刹那の時間に一発その推力によって黒夜の義手の速度は光の速度すらも越えた。
光をも越えた突きは炎をも容易く貫き核を元素すら残らず破壊した。
それに留まらず突きの衝撃波は空気を燃やし尽くし白夜叉のゲーム盤の永久凍土であるはずの世界に一瞬亀裂が入り世界を壊しかけた。
「「「「はいぃぃぃ!?」」」」
↑久遠、耀、黒ウサギ、白夜叉
「テヘ♪ちょっと強化しすぎちゃった♪」
↑アホ(テト)
「んなアホな」
↑十六夜
「よしっ...グァァァ!」
そんな光を置き去りにした動きは俺の体を破壊した。
「「「「黒夜!」」」」
「黒夜さん!」
「暁君!」
皆の声が聞こえた頃にはもう俺は気を失っていた。