問題児たちと黒い義肢を持つ転生者が異世界からが来るようですよ? 作:夜空 太陽
黒夜「小説書いてないで寝ろ!」
テンプレですまないが眼を覚ましたら知らない天井だった。
「ここは...イタッ」
義肢の繋ぎ目から軽い痛みがした。
「確か俺は...」
テトが強化しすぎた義肢の威力に俺の体が持たなくて...
「何で俺無傷なんだ...とりあえず後でテトお仕置きだな」
俺は横たわるっていたベットを下り掛けてあったブレザーを羽織って部屋の外に出た。
ガチャッ
「ん?黒夜もう大丈夫なのか?」
部屋を出るとすぐ外に十六夜がいた。
「ああ、心配かけたか?」
十六夜は頬をポリポリ掻きながら苦笑して「まあな」と呟いた。
「悪いな」
「にしても凄いのな、箱庭の治療技術つーのは」
「そうだ!俺体ボロボロじゃなかったか!?」
「ああ、俺達の一年前にノーネームに着た治療のギフトを白髪の女が治したんだよ」
「白髪の女?」
「ああ、そいつの銀色の腕輪が淡い緑色に光ったかと思ったら痣や火傷が治ったんだ。
ついでに骨折も」
淡い緑色?
何処の聖母の微笑みだ?
「そいつは何処にいるんだ?」
「怪我人の治療の仕事だと。
夜にはノーネームの本拠に帰ってくるらしい」
「ノーネームの本拠?何処にあるんだ?というか、ここどこだ?」
「ああ、ここがノーネーム本拠だ」
「そう言えば他の皆は?」
「そうだ、春日部が怪我をしたんだ」
「耀がか!?」
「ガルド・ガスパーとのギフトゲームでな」
「俺どれだけ気を失ってたんだ?」
「丸一日だ」
「どんだけ寝てんだよ...俺」
「いや、永眠してもおかしくなかったぞ」
おい、十六夜軽く引くな。
「まあな、それよりも耀の見舞いに行かないとな」
十六夜はニヤッとして言った。
「いや、お前一人で行け」
「は?なんで?」
「俺はとっくに行ったからな」
「まあ、そりゃそうだよな」
「場所は教えとくぜ」
「ああ、ありがとな」
俺は十六夜に耀のいる場所を聞いて向かった。
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コンコンコン
ノックを三回する。
ちなみに二回はトイレだ。
「耀起きてるか?」
「...うん大丈夫」
「入るぞ」
俺はドアを開けた。
そこにはベットに横になった耀が居た。
「悪いな応援行けなくて」
「...まったくそのせいで怪我をした」
「心配してくれたのか?」
「...当たり前」
「ははっ、顔赤くなってるぞ」
「...なってない」
「なってるよ」
熱くなった顔を手で冷やそうとしたのか顔をペタペタ触っている。
いや、隠そうとしてるのか?
「傷残るのか?」
「ううん、完全に塞がった」
「そりゃ良かった」
それから俺はガルド・ガスパーとのギフトゲームについて聞いた。
要約すると耀たち四人がゲーム会場に行くと鬼化して理性を失ったガルドがいて耀が陽動の途中で怪我をした。
しかし、その後久遠がガルドを殺したらしい。
「大変だったな、よく頑張ったな」
俺は耀の頭を撫でる。
「お父さんに撫でられてるみたい」
「おいおい、俺まだ17だぞ」
「むぅ、分かってる」
「それならいいんだけど。
俺はそろそろ部屋に戻るかな」
「うん、おやすみなさい」
「ああ、お休み」
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コンコンコン
「黒夜さん、起きてますか?」
ノックされたドアの外から黒ウサギの声が聞こえてきた。
「ああ、起きてるよ」
ガチャッ
「失礼します」
「どうしたんだ?黒ウサギ」
「傷の経過と治療した人の紹介をと」
「ああ、俺も例を言いたかったところだ」
「入ってください」
「はい」
「えっと怪我を治してくれてありが...」
そこには雪のように白い髪に海よりも蒼い目をした俺がよく知っている少女がいた。
「黒夜さん紹介します」
「えっと、初めまして桜木 花音です」
「黒夜さん、花音さんには━━━
箱庭にくるまでの記憶がないんです」