問題児たちと黒い義肢を持つ転生者が異世界からが来るようですよ? 作:夜空 太陽
原作一巻をなくしてしまい一巻のラストで止まっていたことをこの場所をもって御詫びさせていただきます。
誠に申し訳ありませんでした。
そして、私が扱いきれないと判断した結果、道化師の結界(イマジナリー・ギミック)は無かったことにさせていただきました。
誠に申し訳ありませんでした。
扱いきれないなら最初から出すなという意見もありますでしょうがどうかご慈悲の方をよろしくお願いいたします。
これからは無理な後付け設定は極力無くしたいと思います。
こんな勝手な身の上ですがこれからも問題児たちと黒い義肢を持つ転生者が異世界から来るようですよ?を読んでくださると幸いです。
夜空 太陽
黒ウサギとリリが呼びに着たのは俺達の歓迎会をするためだったそうだ。
ちなみに底を着きそうだった備蓄は十六夜がペルセウスに何度も挑んだ時にこっそり資金の十分の一をノーネームにと俺が書き足して搾り取ったお金で補った。
本当は全額でもよかったのだがルイオスに振り回された部下が可哀想だったのでやらなかった。
その代わり変える直前にいたずらしたがな。
俺?俺は今リリが作ってくれた大好物のロールキャベツを食べている。
「ん?そういえば何でトマトソースだけなんだ?」
そう言うと横を歩いてたリリがこう言った。
「牛乳はいつの間にかどっか行っちゃって」
「って耀あれだけの牛乳無断で持ってきたのかよ!」
「テヘペロ♪」
「無表情でやっても...いや!可愛いぞ!可愛いぞ耀!」
「まるでシスコンね」
飛鳥が呆れながらそう言った。
「否定はしない」
「そういやよ、黒夜」
「ん、なんだ?」
「ペルセウスの本拠から帰る時に少し遅れて来たけど何してたんだ?」
「ストレス発散にある曲を流してきた。聴きたいか?」
「ああ」
俺は十六夜にウォークマンに接続したイヤホンを渡すと十六夜は耳に嵌めた。
俺はウォークマンを操作して選曲した。
曲を見つけると再生ボタンを押して十六夜の胸ポケットに入れた。
「おっ、始まったか」
十六夜が曲を聞いているとドンドン顔を青冷めさせていく。
二分後
「止めろぉ!止めてくれぇ!」
「「「十六夜(君)(サマ)!?」」」
「やっぱり十六夜でもダメか」
十六夜はコードを引っ張りイヤホンを耳から外そうとするが手が震えてコードを掴むことが出来ないでいる。
「アァァァァ!?」
ヤバいやり過ぎた。
何人かはお気付きかもしれないが俺が十六夜に再生した曲の名は。
『カールマイヤー』
ヨーロッパ各地で放送禁止になった精神崩壊曲の一つだ。
さすがに十六夜でも耐えられなかったか。
というかテトは何であんなの入れてんだよ。
NGっていうカテゴリーに入っていたから聴かないで済んでいたが危なかったぞ。
「助け...て」
十六夜の声が弱々しくなってきたので流石にヤバいと思った俺はコードをウォークマンから外した。
その後、十六夜は歓迎会の会場の端の方にある木の方に走っていくと体育館座りになってガチガチ震えだした。
「お、おい十六夜大丈夫か?」
「あ、あ、あ、当たり前だろ。お、お、お、俺があんなのでビビるわけないだろ」
あ、コイツ駄目だ。
十六夜の目から生気が抜けていた。
「あんなの聴かせて悪かったな」
「い、いや黒夜は悪くない聴かせてくれって言った俺が悪いんだ」
「お、おう」
☆ミ
「ん、なんだありゃ?」
俺がふと空を見上げると一筋の光が空を横切った。
そう、流れ星だ。
一筋の光が二筋、三筋とその数を増やしていく。
「流星群か?」
「YES!それにこの流星群の切欠を起こしたのは貴女方五人様ですよ!」
「は?」
俺が間抜けた驚き方をすると黒ウザギは続けてこう言った。
「先日我々が倒した"ペルセウス"のコミニュティは、敗北の為に"サウザンドアイズ"から追放されたのです。そして、彼等はあの星々からよ旗を降ろすことになりました。フッフーン驚きましたか?」
黒ウザギは人並み以上の胸を張りそう言った。
「やられたとは思ってる。」
十六夜がそう言った。
と言うか復活してたんだ。
「おかげ様でいい個人的目標ができた」
「おや?なんでございます?」
「あそこに俺達の旗を飾る。・・・どうだ?面白そうだろ?」
「それは・・・とてもロマンが御座います」
「そうだないい目標だ」
俺も黒ウサギに続いてそう言った。
「だろ?」
十六夜のその言葉に俺達は肯定の言葉を口にした。
俺の目標か・・・俺の目標は。
『たとえ花音に思い出してもらえなくても守り続ける』
それが俺の目標で"贖罪"だ。
そうそう余談ではあるが。
「カールマイヤー」
「止めろォォォ!!」
十六夜に『カールマイヤー』のボイスコマンドで起動するバイブ機能が追加されたのは別のお話。