問題児たちと黒い義肢を持つ転生者が異世界からが来るようですよ?   作:夜空 太陽

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書き忘れたのですが黒うさぎが持っていた鞄はテト(仮)が置いていった四次元ポーチといえるくらいの品です。

黒うさぎがちゃっかり持っていこうとしたので黒夜が回収しました。


状況を整理しよう。

「―――あ、あり得ない。あり得ないのですよ。まさか、話を聞いてもらうのに小一時間も消費してしまうとは。学級崩壊とはきっとこういう状況を言うに違いないのデス」

 

「いいから、さっさとすすめろ」

 

ノゲラのEDのオラシオンを聞き終わったので周りを見てみると三人の黒うさぎ弄りが終わったようなのでイヤホンを外した。

 

時間を見ると一時間近くが経っていた。

 

黒うさぎがぐったりとしていた。

 

「お、おい大丈夫か?」

 

何かほっとけなくなってとりあえず聞いてみた。

 

「はい、出来れば止めて頂きたかったのですが」

 

「悪い無理」

 

「ですよねー」

 

黒うさぎが気を取り直して手を広げていった。

 

「それではいいですか、御四人様。定例文で言いますよ?言いますよ?さぁ、言います!ようこそ゛箱庭の世界″へ!我々は御四人様にギフトを与えられた者達だけが参加できる『ギフトゲーム』の参加資格をプレゼンさせていただこうかと召喚いたしました!」

 

「ギフトゲーム?」

 

「そうです!すでに気付いてらっしゃると思いますが、御四人様は皆、普通の人間ではございません!。その特異な力は様々な修羅神仏から、悪魔から、精霊から、星から与えられた恩恵でございます。『ギフトゲーム』はその゛恩恵を″を用いて競いあうためのゲーム。そしてこの箱庭の世界は強大な力を持つギフト保持者がオモシロオカシク生活してもらうために作られたステージなのでございますよ!」

 

おお!こんなにも長い台詞俺なら噛まずに言えないぞ。

 

「質問いいかしら?」

 

久遠が挙手して話し出した。

 

「はい、どうぞ」

 

「貴女の言う“我々”とは貴女を含めた誰かなの?」

「Yes!異世界から来たギフト保持者は箱庭に数多くある“コミュニティ”に属していただきます」

 

「嫌だね!」

 

「属していただきます!そして『ギフトゲーム』の勝者には主催者(ホスト)側の指定した商品をゲット出来ると言うシンプルな構造になっています」

 

「…しって何?」

 

春日部がゆっくり手を挙げて話す。

 

「様々ですね。暇を持て余した修羅神仏が人を試す為の試練と称して開催されるゲームもあれば、コミュニティの力を誇示する為の独自開催するグループもあります。前者の場合は自由参加が多いですが主催者が修羅神仏なだけあって凶悪かつ難解なゲームが多いですがその代わり見返りは大きいものです」

 

「ギフトゲームはどうやったら始められるんだ?」

 

俺は軽く手を挙げて質問する。

 

「コミュニティ同士のゲームを除けば、それぞれの期日内に登録していただければ!商店街でも商店が小規模のゲームを開催しているのでよかったら参加してみてください」

 

黒ウサギの言葉に久遠が反応する。

 

「・・・つまりギフトゲームはこの世界の法そのものと捉えてもいいのかしら?」

 

「鋭いですね。しかしそれは八割正解二割間違いです。我々の世界でも強盗や窃盗は禁止ですし、金品による物々交換も存在します。ギフトを用いた犯罪などもってのほか! そんな不逞の輩は悉く処罰しますが、先ほどそちらの方がおっしゃった様に、ギフトゲームの本質は勝者が得をするもの! 例えば店頭に置かれている商品も、店側が提示したゲームをクリアすればただで入手することも可能だと言うことですね」

 

「なかなか野蛮ね」

 

十の盟約の盟約がいくつか無いディスボードみたいなもんか。

 

「ごもっともしかし全て主催者の自己責任でゲームが開催されております。つまり奪われたくない腰抜けは始めからゲームに参加しなければいい話のです」

 

「さて説明は以上ですが黒ウサギは皆様の質問に全て答える義務がございますが…後は取り敢えずコミュニティに戻ってからと言うことでよろしいですか?」

 

「待てよ。まだ俺の質問が残ってる」

 

「なんでしょうか?ギフトゲームのことで何かわからないことでも?」

 

「そんな事はどうでもいい。俺が聞きたいのは一つ

 

 

 

 

この世界は…面白いか?」

 

「Yes!『ギフトゲーム』は人を超えたものたちだけが参加できる神魔の遊戯。箱庭の世界は外界より格段に面白いと、黒ウサギは保証いたします♪」

 

黒ウサギは笑顔で答えた。

 

「・・・あいつが居れば楽しそうにしたんだろうな」

 

あいつの蒼く澄みきった目のような蒼い蒼空を見ながらそう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なあ、花音・・・

 

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