問題児たちと黒い義肢を持つ転生者が異世界からが来るようですよ? 作:夜空 太陽
本当に申し訳有りませんでした!
黒夜「おい、テスト二日前に何やってんだよ!駄作者」
駄作者「グハァ!それは言わないで黒夜君!あと、息抜きだよ息抜き」
黒夜「何が息抜きだたいして勉強してねぇくせに」
駄作者「これからちゃんとやるよ!」
黒夜「何が言いたいんだ?」
駄作者「一週間テストで更新できないかもしれません!」
黒夜「言い切るな!」
駄作者は後で黒夜に殴られました。
結果から言おう俺が焔火扇で竜巻を霧散して十六夜が蛇神に止めをさした。
黒うさぎは動かなくなった蛇神を見つめている。
しかし、黒夜の目には黒うさぎの表情は蛇神を心配するものではなく安心したような希望を見つけたような表情に見えた。
そんな、ボーッとしている黒うさぎにそっと十六夜が近づいて・・・
「おい、どうした?ボーッとしてると胸とか脚とか揉むぞ?」
手をわきわきさせてそう言った。
顔はメチャクチャにやけている。
「え!?きゃあ!貴方はお馬鹿です!?二百年守ってきた貞操に傷をつけるつもりですか!?」
「え?なにそれ超傷つけたい」
「お馬鹿!?いいえ、お馬鹿!!」
「十六夜そろそろやめようか?」
そう言って義手の方の右腕で軽く小突いた。
「ま、今はいいや後々の楽しみにとっとこう」
「やるなら合意の上でな」
とりあえず、黒うさぎが震えているので釘を指しておく。
あれ?なんか違くね?まあ、いいか!
「と、ところで十六夜さん黒夜さん。蛇神様はどうされます?」
黒うさぎがさてと言って聞いてきた。
「というか生きてます?」
「いや、微かに気配があるから死んでねぇよ」
「命まではとってねぇよ。殺すのは別段面白くもねぇしな」
「なら、ギフトだけでも戴いておきましょう。
御二人は蛇神様ご本人を倒されましたからきっとすごいものを戴けますよー」
黒うさぎの手に急に木の苗木が現れた。
「見てください!こんな大きな水樹の苗をもらいました!
これがあれば他所のコミュニティから水を買う必要もなくなります!みんな大助かりです!」
黒うさぎは嬉しすぎてピョンピョン飛び回っている。
「「なあ」」
俺と十六夜の声が同時に発生した。
「ああ、悪い先に言っていいぞ十六夜」
「いや、同じことだろうから一緒に言おうぜ?」
「分かった」
「「黒うさぎ、お前俺達にまだ話していないことがあるよな?」」
「えっと・・・なんのことです?」
「俺が聞いてるのはお前のコミュニティのこと・・・いや、もっと核心的な聞き方するぜ。
黒うさぎたちは、どうして俺達を呼び出す必要があったんだ?」
そうだ、俺もそれが不思議で仕方なかった。
「これは十六夜の言ったことを含めた上での勘だが黒うさぎのコミュニティは弱小チームか、もしくは訳あって衰退しているチームなんじゃないのか?」
黒うさぎは俺と十六夜の推理に驚きながらも次の瞬間には何か決意した顔で言った。
「私たちのコミュニティはノーネームという別称で呼ばれてます。
それに私たちには旗印がありません。
トドメに中核を成す仲間が残っていません。
黒うさぎとジン坊っちゃんそして半年前に御呼びした方いがいは10歳以下の子供ばかりなのですヨ!
それに私は審判権限という特権と引き換えに様々な盟約に縛られており実質的にゲームには参加できずもう一人の方のギフトは特殊すぎて仕事が取れないのです。」
「それもこれもすべては箱庭を襲う最大の天災ーーー"魔王"のせいです」
「ま、マオウ!?なんだよそれ超カッコイイじゃねぇか!」
十六夜がまるでオモチャを見つけた小学生みたいにみたいにワクワクとしていた。
「さすがに空気読め!」
次は3分の2くらいの強さで小突いた。
「え、ええまあ、けど十六夜さんが思い描いている魔王とは差異があるかと・・・
魔王とは"主催者権限"という特権階級を持つ修羅神仏で挑まれたら最後誰も断ることができません。
私たちは魔王とのゲームに強制参加させられ・・・かつての地位も仲間もすべてを奪われてしまいました」
「コミュニティを新しく作ったら駄目なのか? 」
「そ・・・それは・・・」
黒うさぎは言葉を詰まらせながらも言った。
「改名はコミュニティの完全解散を意味します・・・しかし、それではダメなのです!私たちは仲間が帰ってくる場所を守りたい!そのために異世界からの召喚という最終手段に望みをかけたのです!」
そうか、そういうことだったのか確かに前の世界の孤児院がもし不当な事で壊されそうになったとしたら力はなくてもそうしたように黒うさぎたちも仲間と自分達の居場所を守りたかったのだ。
だから、俺たちを呼んだ。
まあ、俺は転生だけど。
「魔王から誇りと仲間を取り戻すためコミュニティの再建のため。
どうか、その強大な力を我々に貸していただけないでしょうか・・・!」
「魔王から誇りと仲間を・・・ね。いいなそれ」
やっと俺は逆廻 十六夜という人間を理解できた。
十六夜は確かに粗暴で野蛮そして快楽主義者だ端からみれば最悪かもしれない。
しかし、それらはすべて純粋で自分に正直だということの裏返しだったのかもしれない。
まあ、質の悪いことには代わりはないがな。
「あ、あの!黒夜さんは協力してくれるのでしょうか?」
「あ、ああ、そうだな・・・あのさ俺は親を目の前で殺されて孤児院に入れさせられたんだ。
それから、俺は人を信じられなくなって勝手に心に壁を作った。
だけどさ、そんな壁を簡単に壊した奴が居たんだ。
そいつ何て言ったと思う?「友達になってください」って言ったんだぜ?
信じられるか?その時の俺は近づいてくる人間を片っ端から拒絶していたんだ。
でもアイツはそんなのお構いなしにズカズカと俺の心に入り込んだ挙げ句嫌だって言ったら泣き始めたんだぜ?
俺も混乱して友達になってやるって言っちまったんだ。
何故かその時から人をまた信じてもいいかなって思ったんだ。
だからさ、そんな一生大切にしたいって思える奴に会えるそんな場所を守りたいんだ。
だからさ、俺は黒うさぎに協力するよ」
「こ、黒夜さん・・・」
「そっか、今の黒夜お前カッコよかったぜ」
「寄せよ、俺はそんなカッコよくねぇよ」
十六夜が珍しく誉めてくれたが俺は前世のことを思いだし否定した。
「俺なんかカッコよくねぇよ本当に大事な時に守れない俺なんかさ」ボソッ
「ん?何か言ったか?」
「いや、何でもねぇ。さあ、箱庭に帰ろうぜ?」
「おう」
「はい!」
実は俺は黒うさぎの話を聞いてるときに思い出していた事がある。
それは、
血だらけになり動かない少女を抱き締め泣き続ける自分の姿だった。
その、動かない少女の名は
桜木 花音、俺が世界で一番愛していた少女だった。