明らかに生まれる世界線を間違えたクリスが行くデルタルーン   作:リューオ

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クイーンの館 その1

~クイーンの館:クリスの部屋~

 

周りには、俺が過去に検索したものがあった

 

<新規ルームユニットは、気に入ってもらえたかしら?見ての通り、アンタらが興味あるもの何でもそろってます>

 

「コレ、俺が過去に検索したものじゃね?」

 

<アンタらが退出を要求する事は無いと判断します。周辺アイテムをひたすら眺めるだけの幸せを堪能しながら、世界征服完了までお待ちください。でわでわ~>

 

モニターが切れる

 

「おいクリス!聞こえるか!?」

 

「ああ、聞こえるぞ!他の部屋との連絡は、出来るようになってるみたいだな」

 

<便利でしょ?ちゃんと色々考えて作ってあるのよ>

 

「うっせーよ!よし、とりあえずこっから脱出する方法を考えるぞ!ラルセイ、お前何か良いアイデア無いのかよ?」

 

「…そういや、ラルセイだけ収監されてなかった気が」

 

部屋の外から何かの声が聞こえた

 

「スージィ、今のはラルセイの筈だ!」

 

「クリス、何か使えそうなもん持ち込んでねーのか!?」

 

俺は懐からランサーを出す。メルトがあるだろって?それ言っちゃおしまいよ

 

「お待たせーー!ボク様は待ちくたびれたぞ!ホッホッホ!」

 

「ランサー!?マジかよ!バックレたのかと思ったぜ!」

 

「俺の懐に入ってた」

 

「バクバク食べるの好きだけど、お前達を置いてバックレはしないぞ!ボク様はクリスの広々快適な、スカートホールで寛いでただけだ」

 

「人はそれをポケットと言う」

 

「うん!何から何までぜーんぶ見たぞ!パンツ、糸くず、色んなアイテム。ワイルドなママが、お前達をビリビリの檻に閉じ込める所も」

 

「見ての通り閉じ込められてさ。助けてくんね?」

 

「お利口ボク様、頼れる相棒。お前ら達をパパッと解放!」

 

ランサーはパソコンを起動する

 

「ハハッ!どうやって使うのやら、ボク様にはサッパリだぞ!新規ルームアイテムをリクエスト?これにしよっと。アイテムリクエスト…、シャベル。個数、うーん…999」

 

パソコンがエラー吐いて解放された

 

「ホッホッホ!大成功だ!さあ行くぞ!クリス!」

 

俺は周辺のものを見る。殆どがプリキュアのコスプレだった

部屋を出ると、2人は合流してた

 

「クリス!よかった!ランサー!お前マジででかしたな!」

 

「よし、行くか!」

 

「うん!エンジン全壊だ!」

 

突然、ランサーが咳き込み始めた

 

「ランサー?大丈夫か?」

 

「う、うん!大丈夫…、ちょっと…、凄く…、寒い…だけ…」

 

そう言って倒れた

 

「わ!え?何だ、どうした!?しっかりしろよ、今回復してやっから!」

 

スージィは回復させるも、効果が無かった

 

「あ…りがとう、スージィ…。でも…」

 

「スージィ、ラルセイを探すぞ!アイツなら、何か知ってるかもしれない!」

 

ラルセイを探しに廊下を走ってると、バードリーが出てきた

 

「ま、待ちたまえ!まさか、ボクを置いて行くつもりじゃないだろうな!?」

 

「あれ、いたの?えーっと…、ツイッター?」

 

「ボクはバードリーだ!君はボクの事忘れていたのかい!?それはそうと、囚われの姫君ノエルはきっと今頃、と…囚われている!ボクが助けに行かないと彼女は…!」

 

「はいはい、来るなら来い。けど、口出しすんなよ」

 

廊下を歩くとパズルがあった

 

「パズルだな。クリス、お前…解けるか?」

 

「まかセロリじゃんね☆」

 

「安心したまえ、骨なし皮無しもも肉君達。ボクが解いてしんぜよう!」

 

俺はメルトモードになってパズルを解く

 

「っしゃ!解けたな!」

 

「な…!そんな筈は…。何故だ…、ボク無しで溶ける筈なんて無いのに!」

 

「骨も、皮も、もも肉も無い状態の俺が先に解いたぞ?悔しいか?」

 

「くっ…。ボクも答えは分かっていた。でも、先にクリスにやらせてみたかったのさ!スリルとサスペンスだよ、スーザン!劇的展開に欠かせない要素さ!というか、何でクリスはスライムになっているんだい!?」

 

「なら、次のパズルは解けるよな?俺は物理的に溶けてるけど」

 

「うるさい事、言わないでくれたまえ!」

 

次のパズルへ行く

 

「ハッ。これは楽勝だ。もっと難しい方が良かったなぁ。例えば、4列×4列のキューブパズルがあれば…」

 

「そういうのいいから、はよやれ」

 

「ああ、ハハ…ハ…。そうだね…。まず…影を床の線に合わせるんだ」

 

「おう。で?最初はどの影を動かすんだ?」

 

「あー…」

 

「クリス、もうお前やれ」

 

「ま、待って!今解くから!どうせクリスだって、すぐに解ける訳じゃないだろう!」

 

ちゃっちゃと解く

 

「はい、俺の勝ち~」

 

「え!?ま、待って待って待って!そんな筈はない…。ただのまぐれだ!トライアンドエラーでうまくいっただけだ!力ずくで強引に解くなんて!野蛮だ!原始人でも出来る!ただし、原始人は滅んだ。何故なら、奴らはバカだからだ!次こそはボクが解く…。解き終わるまで、君達はここにいろ!」

 

次のパズルに行く

滅んだのはネアンデルタール人なんですが。…原始人だったわ

 

「な、何しに来た!?このパズルは渡さないぞ!こんなもの、一瞬で解いてやる。だから君達は、自分達の記憶の宮殿でゆっくり寛いでいたまえ。もっとも、君達のお頭の宮殿は空っぽだろうけどね!」

 

「…空っぽだったら、どれだけ良かった事か」

 

「とりあえず、目下解決すべき問題は…。何故、影の形が組み合わさらないのか…」

 

俺はパズルを見る

 

「…ふむ、大体分かった」

 

「クリスも分かったか?」

 

「「影を角に合わせて、四角に埋めれば解ける筈だ」」

 

パズルの解き方でハモり、2人でハイタッチする

 

「は?な、何を!?」

 

「クリス、ちょっとやってみてくれよ」

 

「ほいきた」

 

角を合わせて四角に埋めると解けた

 

「ま、まさか…、2人の読み通り…!?そんな筈は…!これはバグだ!不具合だ!クリスはチートしたんだ!超絶低空空中緊急回避をやった時みたいに!」

 

失礼だな、テクニックだよ

 

「ガハハ!バーカバーカ!ヘヘッ、これでお前を一生揶揄うネタが出来たぜ!」

 

「毎回偉そうな態度取ってたけど…。結局、俺らと同じ頭空っぽのバカだな」

 

バードリーは俯く

 

「…ああ、そうさ。認めるよ。ボクは…本当は、そんなに頭がいい訳じゃない。小さい頃からずっとそうだった。どうだ、これで満足か!?」

 

そう叫んだ後、ポツリポツリと話始める

 

「ボクは…、本当のボクは…、目立たない、誰も気に掛けないちっぽけな青い鳥だった。名前すら誰にも覚えてもらえない

だけどある時、ボクとノエルは英語のスペリングコンテストに出場して、決勝まで勝ち進んだんだ。だけど、その決勝戦でノエルは緊張して喋れなくなって、…敗退した

そしてボクが優勝した。ボクはその時、知ってしまったんだ。称賛を浴び、栄光に浸る喜び、優越感の心地よさ!頭がいいというパワーの中毒性!それからというもの、ボクは毎年クラスのトップで居続けた

…だけそそれは、ノエルが勉強を見てくれているおかげだ。本当に頭がいいのは、ノエルの方さ。けれど今じゃ、皆がボクに期待している…。1人になったら、ボクはどうすればいいのか分からない。だから、2人の為の新世界を作ろうと思ったんだ

そこではいつも、ボクとノエルはトップとNo.2!でも…、その考えに夢中になり過ぎて、クイーンに足をすくわれてしまった。そのせいで、ノエルが酷い目に…

結局ボクは優越感に浸りたかっただけかもしれない。君の言う通り、ボクは…ただのバカなのかもしれない」

 

「そう、だったのか…」

 

「泣かないで、チキンナゲットマン。ボク様達だって、みーんなお馬鹿さんだぞ」

 

「え?」

 

「他の奴の事は知らないけど、お前がどうだろうと俺らにゃ関係ない。失敗なんて稀によくあるしさ。だから「クリス!君は…、ボクを受け入れてくれるのかい?本当は頭が悪くても?」お前みたいな奴は、割といたしな」

 

「前世でそんな奴いたか?」

 

折角だし、俺の前世を語るか

 

「バードリー、異世界転生って知ってるか?」

 

「ああ、知っているとも。日本のアニメでよくあるジャンルだろう?」

 

「俺は…その前世の記憶を持ってんだ」

 

バードリーにも俺の前世の事を話す

 

「ペルヴェーレ…、『完全に燃やす』『焼き尽くす』という意味か…。それはそうと、君は生まれる世界間違えていないかい…?」

 

「よく言われるじゃんね☆」

 

「言われちゃダメだろう!?クリス、ボクは決心したよ。これからは心を入れ替えて戦おう!君達パエトーンの味方として!」

 

「貴方がパエトーン様の仲間に加わるのは、やめてほしいのです」

 

どこからかともなくビビアンが現れた

 

「君は誰なんだい!?」

 

先へ進む事と、執事服のラルセイがいた

 

「そんな、叫び声を上げないで…。この服、そんなに似合ってますか?」

 

執事達は叫び声をあげた後、どっか行く

 

「あ!クリス!スージィ!えっと、いらっしゃいませ…」

 

「何を四天王?」

 

「クイーンさんは、僕のお部屋を用意してくれてなくて。だから、代わりにこの館で働く執事の仲間に入れてくれたんだ」

 

「執事の所作はライカンに頼むといいぞ」

 

「何でもいいけどよ!ラルセイ!ランサーを治してくれ!」

 

「あ!こ、これは…!」

 

「知っているのか、雷…ラルセイ!」

 

「スージィ、ごめんなさい…。これは僕にはどうする事も…。ランサー君は…」

 

ランサーは石になった

 

「おいランサー!ランサー!?しっかりしろよ!」

 

「実は闇の泉はね、一つ一つ違った闇の世界を生み出すんだ。そして、そこで暮らすダークナー達は、その世界を生み出した闇の泉の意志を受け継いだ者達なんだよ。彼らは自分が属する世界では生きていけるけど、別の世界へ行くと、そこには適応できない事もあるんだ」

 

「対処法は?」

 

「僕らの町キャッスルタウン、あそこにある大いなる泉は、混じり気の無い闇を吐き出している。あの泉が枯れない限り、ダークナー達はあの町で暮らせる。だから、ランサー君を学校へ連れて帰れば、また元気になるよ」

 

「この世界の泉を封印して帰還できればいいんだな」

 

「うん」

 

「よし、待ってろよランサー。必ず迎えに来てやるからな…」

 

「君の友達を救うには、クイーンを倒せばいいのかい?」

 

バードリーが話に参加してきた

 

「…ああ」

 

「僕がいなくなったから、クイーンはきっと…どんな手を使ってでも、ノエルを従わせるだろう。そして、もしノエルが拒否すれば…」

 

「顔をロボットにする…」

 

「クリス、差し支えなければ…、ノエルを救う為に、僕に力を貸してくれないか?」

 

「そりゃ何故だ?」

 

「僕一人では…、どうしても無理なんだ。でも、君が協力してくれるなら、僕に考えがある」

 

「言ってみろ。内容次第では冷凍する」

 

「そこは焼き鳥じゃないのかい!?…クイーンに案内された時、3階に秘密の抜け道があったんだ。クリスがクイーンの注意を引きつけて、その隙にスージィは抜け道を使って、ノエルの所に向かって欲しい。僕は屋上で待機しているから、ノエルをそこまで連れて来てくれ。そしたら、僕が彼女を安全な隠れ場所へ連れて行く。そして皆で力を合わせてクイーンを倒そう!」

 

「やるのはいいけど、読まれる事も視野に入れとけよ」

 

「ハハ!よし!そうと決まったら、エージェント諸君。屋上で会おう!」

 

「じゃ、行くかー」

 

石化したランサーをテーブルまで押すと、皿とスパゲッティと前掛けが落ちてきた

ゴミ捨て場に行き、ショップと思しき場所に来た

 

「こっから先は一人で来いって言われてるから行くね」

 

「…フン。勝手にしろよ」

 

ショップに入るとスパムトンがいた

 

「はい皆さん、私です!スパムトンG.スパムトンです!」

 

俺はスパムトンの顔をじっと見る

そういや、パレッタが成りすまそうとしたって話を聞いたな。もしかしてこいつも?

 

「何ですか?私の顔をじっと見て」

 

「あ、や、何でもない。例の商談についてだけど…」

 

「クリス様!このクソスポンジ!君が金曜の夜に、ここに来る事分かっておりました!何だかんだでやっぱり、ビッグになりたいですね貴方、ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!」

 

「本題に入れ」

 

「クイーンの館の深淵に、今だけお得なチャンスがあります。天を貫くエクササイズにコミットするボディ。設計BYお馴染「要点だけ話せ」あの小坊主こそが、君をビッグにする、私をビッグにする片道切符」

 

「それを見つけろって話か?」

 

「そうです!ただし、息をつくにはまだ早い!そこへの通路は、高度な暗号キーでブロックされています!入るの絶対不可能。…ん?何と!ご覧下さいクリス様!風船沢山!貴方は1000人目のお客様です!記念指輪として、クリス様はキー生成機をご購入いただけます。お値段たったの。いかがでしょう!?お買い得すぎて―――しちゃう!私からキー生成機購入し、地下階への通路開放し、ブランクディスク入手してください!」

 

「なるほど、ここでキー生成機を買って、館の地下からそディスクを持って来い、と」

 

一通り購入して店を出る

 

「怪しい店だな。何買いに行ったんだよ?フン、ま、別に興味ねーけどな」

 

「スージィはさっき、お菓子買うなら分けてくれるといいなーって」

 

「うっせー黙れ!」

 

ポーションはポイズンになってて、蝶タイはボロボロ、剣は…マリウスに直してもらおう

その後、館を攻略する事にした。その最中にパレットラーを逃がし、キー生成機を使って地下に行く

 

「あ、地下は一人で行くから。ここで待ってて」

 

地下に行くとそれなりに暗く、青いトラップを斬って奥へ進むとコーヒーカップがあり、下に降りてフォースフィールドの電源を切り、弾幕避けて上に登る

 

「…?」

 

コーヒーカップの方から視線を感じた。まるで俺を狙ってるかのような…?

フィールドがある方へ行くと、古い筐体の中にブランクディスクがあった

 

「これがアイツの言ってたディスクか」

 

地上に戻ってスパムトンに報告する

 

「持って来たぞ。これで合ってるか?」

 

「クリス様!やりましたね!このファンキーなムシケラ君がディスクが持ってきてくれました!オーヒョヒョヒョヒョ!その滑らかなくちどけが、もう伝わってくるようです!…さ、クリス様。独り占めしないで。渡しなさい、ディスク。そちらお渡しいただければ、お送りします。私の■■■■」

 

「待った、渡した後どうすんだ?」

 

「戻って。入れて。そのディスク。見つけた場所に。そちら、やってもらえましたら、スペシャルなお約束、特別ご奉仕価格でご提供。ビッグもビッグも、全ての■■■■も、全部クリス様に差し上げます。さあ、どうしましょう?」

 

「えっと…、送信したいのは山々なんだけど、どうするんだ?」

 

「やりました遂に!私、分かってました。貴方必ずリクエスト承認すると。では、参りますクリス様!送信開始」

 

スパムトンがいなくなり、地下に行って筐体にディスクを入れるが何も起きず、戻る事にした

 

「っ!」

 

上から何かが降ってきたからパリィする

 

「えええええ!?今の不意打ち、何故パリィ出来たですか!?」

 

ソイツの正体は筐体に宿ったスパムトンだった

 

「でも、よくやりました!クリス様。お陰で私、このネオ形態になれました!これこそが自由に力。私はもう、操り人形ではない!…筈だったのに、この糸は!?何故!?ビッグレベルが足りない!?暗い…、まだ闇の中…!クリス様」

 

スパムトンネオは近づき、俺は距離を取る

 

「クリス様。クリス様。クリス様。そうです。貴方。私には貴方が必要。ビッグになるです。私と一緒に。物凄ーーーくビッグに。立ち上がれば、闇の向こう見えるほどにビッグに。立ち上がれば、雲に隠れる頭。雲の仲私達は見る。楽園を」

 

俺は壁に追い込まれる。楽園?天使の楽園か?

 

「その為には必要です。貴方の。その魂が」

 

青溟剣・偽を斬り上げてスパムトンのアームキャノンを上に弾くと同時に、ルードバスターがスパムトンに当たる

 

「クリス!」

 

2人が駆けつけてくれた。感謝…!圧倒的感謝…!

 

「何だよ今の奴!」

 

「中々帰ってこないから、心配になって…」

 

「説明は戦闘が終わってから!奴が来る!」

 

後ろの壁が開く

 

「何と!クリス様には友達いるですか!?そのお二人にも教えてあげて下さい。私の3名様おまとめスペシャル!ご家族皆で街を駆けるスペシャルな1日をお過ごしください」

 

俺ら3人はコースターに乗せられる

 

「ご来店のお客様にお知らせいたします。3番売り場に清掃入ります。3番売り場に魂の落し物がございます」

 

青いスパムトンの顔が迫ってくると、俺の左腕にレールガンが出現して、そのレールガンでスパムトンの顔を撃ち抜く

それなりにデカいが、重くはないし無反動のようで、連射とチャージショットが可能のようだ

 

「お前ら大丈夫か!?」

 

「ああ!」

 

「大丈夫!」

 

「クリス様!?今のはもしや、ビッグショット!?素晴らしい!私、感激のあまり貴方を殺してしまいそうです。天使の楽園よ、見えてますか?ただいまより、スペシャルセールを始めます」

 

奴はケタケタ笑い、スパムトンネオとの戦闘が始まった

 

「奴を吊るしてる糸を切るぞ!」

 

「クリス様!このボディ!まるで天からの授かり物!楽園からのプレゼント!火力3倍!水力3倍!そして何より、飛ばせる頭!」

 

俺達は飛んできた頭を撃ち抜き、糸を斬り続ける

 

「あっちのスティーブも、こっちのデイブも、葬りましょう墓穴に。ブラウン管はスクラップ、オワコン共が夢の跡」

 

「ブラウン管?何でテレビが出てくるんだよ?」

 

コースターをレールガンでパリィして、青溟剣・偽で糸を斬る

 

「クリス様もなりたいでしょう?私のビューティフルなハートの一部に!それとも、スペシャルなツアーご希望ですか?でしたら、していただく事はたった1つ。そう、ビッグです。そして自ら呼び込むです、チャンスを」

 

「キモいんで却下!どうせならライザみたいな子がいい!でけーおっぱい!ムッチリとした太もも!アイツは男のロマンが詰まってんのよ!」

 

「そういうの聞くと、クリスが男だって事思い出すぜ…」

 

「いつも女装してるから、男だって忘れちゃうんだよね…」

 

ククク、ひどい言われようだな。まぁ事実だからしょうがないけど

ピピスと呼ばれる青い物を3人で打ち返す

 

「クリス様、私のハートが、私の両手が呼んでます。それでもノーと言えますか?私の目を見て言えますか!?私の目を見て、鼻を見て、口を見て」

 

「言えまァす!」

 

「デンジ?」

 

「もうたくさん!私のハートを受け止めて!」

 

ハート型の奴を青溟剣・偽でぶった斬る

 

「クリス様に無料プレゼントご用意しました。今、お死にいただくと、弾幕50発も無料でお付けします!」

 

「しつけぇ!どうせくれるなら、ライザのような巨乳とムッチリとした太ももの子がいい!(2回目)」

 

「クリス様、その魂くれるなら「…もういい」

 

あまりにもしつこいから、風属性で糸をごっそり切る

 

「STOP!ちょっと待って!私のケーブル…、ほぼ消えかけてる…!?クリス様、私に自由をプレゼントしてくれるのですか!?私がこれまで、貴方にしてきた事思うと!そう、一生モノのセール、無料クローメプレゼント、貴方に色々あげました。私から貴方への多大なる厚意、ようやく恩を返す気になりました!?」

 

「勘違いするな。あまりにもしつこかったから、さっさと終わらせただけだ」

 

「クリス様!やっと分かりました!何よりオススメお値打ち商品、それは!友情!クリス様!鼻の長い人形として、生きる日々は卒業です!最後のケーブルカットして、私を本物の男の子にしてください!」

 

「では遠慮なく」

 

最後の糸を切るとスパムトンは機能停止した

 

「結局、どう足掻いても私は操り人形に過ぎないようです。でも、貴方達3人は違う。貴方達3人は強い。それだけの力があれば、自分を操る糸を自ら断ち切る事だって、できるかもしれない。私は貴方達の力になりたい」

 

ディールメイカーとシャドウジェムを手に入れて地下を出る

 

「…いや、てかさ。スルーかよ?何で誰もツッコまねーの?」

 

「え、何かあった?」

 

「ツッコミどころしかなかっただろ。操り人形だの、糸だの、手だの、何だったんだよアレ?しかもアイツ、最後はぶっ壊れちまってさ」

 

「そこは俺もちょっと気になってるんだよね。スージィが言ってた事以外にも、天使の楽園だの、ブラウン管だの、言ってたんだよね」

 

俺はノートを開いて頭を掻く

 

「うーん…、ノートにメモってはいるんだけど、考察するにはまだ材料が足りないんだよね…」

 

後でパレッタやアドソンに聞いてみた所、パレッタは『ロボットはとあるライトナーの夢が姿形を持ったものだが、実を結ぶ事は無く、他の破損データと共に1050年地下行きになった』らしい

アドソンは『「今に見てろ!いつか必ずオレはビッグになってやる!」が口癖のツイてないリーマンで、スランプでなりふり構わなくなったが、電話の誰かのサポートで繁盛し始めた。アドソン達と確執が生まれ、「あいつは"ビッグ"だから、自分達なんてもう必要ないだろう?」と離れた。だが、誰かが消えて以降、転落してしまい、受話器に耳を当てると雑音しか聞こえなかった』らしい

ノートに書きまとめたけど、“誰か”って誰なんだ?騎士?

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