明らかに生まれる世界線を間違えたクリスが行くデルタルーン   作:リューオ

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光の世界

光の世界に帰還すると2人が起きる

 

「あ、あれ?何が起きた?」

 

「ああ、やっぱり全部夢だったんだ…」

 

「え、夢?今のが全部?…そ、そうだとも!夢に違いない!あんな気持ち、こんな感情、いやはや全く!そもそも、クリスの正体がアルレッキーノのクローンだなんて「俺が…何だって?」クリス!?」

 

「え、スージィ!ど、どうしてここに!?」

 

「あー…、一緒に勉強しようって誘われたから?」

 

「あれ、そうだっけ?」

 

「あ、そ、そうだったね」

 

「何だって!?この2人と勉強?ノエル!正気かい?だってこの2人は…、ま、まあ付き合ってやっても、構わないけれどね(ピリリリリ)」

 

誰かのアラームが鳴る

 

「おーい、誰か鳴ってんぞ」

 

「ん?僕のアラームが鳴ってる?アルバイトの時間だ!ブームさんを待たせては大変だ!」

 

「え、もうそんな時間!?どうして…!」

 

「諸君!僕は所持品を纏めて早急に失礼する。ああ、手に取りたての教科書の感触…、実に心地よい…。さあノエル、急ごうか!」

 

2人は教科書を纏める

 

「それではクリス、スージィごきげんよう」

 

「またね、クリス!それから、スージィもまたね!」

 

2人は部屋を出る

 

「あ!?何だよ!何探してんだ!?」

 

「な、何でもないよ!じゃあね!」

 

ノエルはさっさと出て行く。まだいたんだ

 

「ったく、何なんだよアイツ。こっちはたった今、世界を救ってやったっつーのに」

 

「そうだな」

 

突然、スージィは俺の肩を揺らし始めた

 

「てかクリス!オレ達、ガチで世界救っちまったよな!?て事はオレ達、ガチのヒーローって事だよな!?誰も知らねーけどさ!」

 

スージィは揺らすのをやめる

 

「今回のように、知らない方がいい事もあったりするんだ。世界に危機が訪れた事を知れば、パニックが起きかねないしな」

 

「ノエルにも忘れられちまうのは、ちょっとつまんねーけど。ま、どーでもいいな。行こうぜ」

 

部屋を出る前に、この部屋にある物を全部まとめて拾って、キャッスルタウンに行く

 

<ここが、アンタらのキャッスルタウンね。率直に言って中々いい町ね>

 

パエトーン兄妹に話があるから、Random Playのバックヤードに行く

 

「アキラァァァァァァ!リィィィィィィィィン!イアスを貸してくれェェェェェ!」

 

「びっくりしたー…。クリス、急に叫びながら入ってこないでよ!」

 

「イアスを貸してほしいって、何でだい?」

 

「2人は機械に詳しいから、サイバーワールドに連れてこればよかったと後悔した事があってね。で、今後冒険するであろう闇の世界でも手助けしてほしいと思って今に至る。以上!」

 

「いいよ、イアスは私に任せて!」

 

「それなら僕は、クリス達と一緒に行く事にするよ」

 

「感謝…!圧倒的感謝…!」

 

「そうだ、ホロウの裂け目の要領で、並行世界の強敵達と戦えるようにしたんだ。HDDで行けるから、いつでも言ってくれ」

 

その後、パーティー道場で電離体・ドッペルゲンガーを使った『メモリアルボスバトル』という項目を作って家に帰る

イアスはぬいぐるみに、アキラは太陽の抜け殻になってた

 

「クリス、帰んのか?」

 

「ああ」

 

「じゃあ、今日はこれでバイバイだな。んじゃ、また明日な」

 

「クリス!お帰りなさい!どうだった?お友達と…」

 

スージィが帰ろうとした瞬間、母さんが出迎えた

 

「まあ、その子が?」

 

「まぁ、な」

 

「折角だから、上がってもらったら?」

 

「あ、いや、でも、オレは、その…(クリス、オレはもう帰んねーとだから…)」

 

「ちょうどパイを焼こうと思ってたの。貴女も食べていかない?」

 

(まー、ちょっとならいっか)

 

スージィも家に上がる事になった

 

「さ、どうぞ。上がってちょうだい」

 

「…」

 

「あらやだ、ごめんなさい。私はクリスのママ、トリエルよ」

 

「あー…、あっす。覚えてるっす」

 

「貴女がスージィね?」

 

「え、オ…アタシの名前覚えてんすか?」

 

アタシ!?余所行きスージィとかレアすぎんじゃろがい!

 

「もちろん。アルフィー先生とは仲良しですもの。貴女の事は色々聞いてるわ!」

 

「あー、そっすか…。へー(おいクリス!アルフィーはオレの事、何て言ってんだ!?)」

 

(いや、知るかよ!?)

 

「スージィ、キッチンで手を洗ってらっしゃい。そしたら一緒にパイを作りましょう」

 

「い、一緒に?いや、でも…オ…アタシは作り方とか…」

 

「大丈夫よ、ちゃんと教えてあげますから!」

 

「…うす」

 

スージィは手を洗いに行く

 

「クリス、スージィはいい子ね。クリスと仲良しでママもとっても嬉しいわ。ただ…」

 

「ただ?」

 

「アルフィー先生から、学校でのスージィの話を聞いたの。もし、スージィから誘われても、チョークは食べちゃだめよ?」

 

「誰が石灰石食うんだよ」

 

スージィが戻ってきた

 

「っす。手を洗ってきたっす」

 

「おかえりなさい!それじゃ、早速…そうだ、こうしましょう!クリスが作り方を教えてあげたら?」

 

「和洋中に、スイーツや和菓子、エスニック料理等もまかセロリじゃんね☆…けど、今日は疲れたからパス」

 

「え、お前パイ作れんの!?…あー、そういやお前の団子食った時あったな。てか、何で今まで飯を作って食わしてくんなかったんだよ!どーせお前の事だから、一人でコッソリ作って食ってやがっ…。あーっと…、じゃなくて、その…」

 

「スージィ、学校の外ではそんなに畏まらなくていいのよ」

 

「そうだぞ?気楽に行こうぜ~?」

 

「あ。えと。うす」

 

「俺は風呂行くけど、結構時間かかるから」

 

バスルームで体を洗う。…何か、外に黒い影が見えたような?

 

「それじゃ、次は小麦粉ね」

 

「小麦粉…はこの袋か。んで、コイツを…あ」

 

「フフフ!スージィったら!鼻に粉がついてる!」

 

「あー、わざとだし」

 

「“わざと”というか、“あざと”くドジっ子キャラのフリだったりして?」

 

「ハハハ…、ハ…ハ…ハックション!んなキャラじゃねーし!」

 

「えーっと、次は…」

 

体を洗い終えて、次は髪を洗う。…やっぱ長いから時間が掛かるわ

 

「…てか、クリスの奴、何をチンタラやっ…、あー、随分遅いな」

 

「ああ、クリスは髪が長いから洗うのに時間が掛かるのよ」

 

「さっさとしてくれねーと、オレは眠くなってきたぞ」

 

「それで思い出したわ。前からずっと思っていた事があるの」

 

「え?」

 

「スージィはきっと、“スースー”気持ちよさそうに眠るんでしょうね」

 

「あー、ハハハ…。てか、クリスママこそ、『寝れない時に飲むとよく寝られそうな名前』じゃね?」

 

「…あー、アハ、アハハハ!言われてみればそうね!それじゃあ、私達は『ぐっすり快眠コンビ』ね!アハハハハ!」

 

「ヘッ、ヘヘヘ。大ウケだな」

 

「だって、面白いじゃない!」

 

髪を乾かしてセットする。…やっぱこの髪型時間かかるな。いつか切ろう

 

「…ていうか、クリスは何をチンタラやってんのかしら」

 

「ちょ、クリスママ?」

 

「もうすぐパイが出来上がっちゃうわ。あらやだ、お砂糖を車に忘れてきちゃったみたい。ちょっと待っていてね!」

 

「うす!」

 

髪のセットが終わり、バスルームを出る

 

「お、クリス。遅かったじゃねーか。パイ、もうすぐできるぞ」

 

「わり、時間かかった」

 

「…やっぱお前男なんだな」

 

俺を男の娘か何かだと思ってんの?

母さんが戻ってきたが、どこか様子が変だった

 

「クリスママ、次は何すればいい?」

 

「あ、ああ…。そうね、パイ…。今日は十分頑張ったし、仕上げは後にしましょうか」

 

「あー、おす!んじゃー、オレは歩いて帰る、かな」

 

「待って!それは、その必要は…」

 

「スージィ、折角だし泊まってけよ」

 

「へ!?いや、えと、いいんすか?」

 

「よい!(オレ)が許す!」

 

「その声違和感しかねぇ…」

 

俺はギルガメッシュの声をするとスージィは微妙な顔をする

 

「ちょっとこっちへ来て!」

 

2人でテレビの所へ行く

 

「このソファ、よくベッド代わりに使うの。少し窮屈かもしれないけれど、ここで皆で眠れるわ!」

 

「それは、それはいいな!うん!」

 

「でしょう?それじゃ、色々準備してくるわね。スージィ、お家の人にお電話だけしておいてちょうだいね?」

 

「うす!了解!」

 

スージィは電話を掛けるふりをした

 

「まさか、クリスんちに泊まる事になるとはな。ダチの家に泊まるとか、1万億年ぶりだ。ヘヘッ」

 

「1万2000年じゃなくて?」

 

2人でソファで寛ぐ

 

「っしゃ、暫しチルタイムだな!」

 

「そんじゃ、何しようか…」

 

「そうだ!多分、クッションの間のこの辺に…、ビンゴ!リモコン発見!」

 

「あ、そこにあったのか。よく分かったな」

 

「ソファの隙間には大抵、何か良いモンが挟まってっからな。うーわ、すげーホコリ、どんだけ使ってなかったんだ?ま、いいけどな!テレビ見ようぜ!」

 

テレビを点ける

 

「なーにを一気見すっかなー。『ブラッドクラッシャー3』、『キャットナデラーの襲来』…。いや、クリスは新エリー都時代の映画とかがいいか?なあ?」

 

「あー、そのビデオテープ…、向こうに持ってっちゃった…」

 

「今日はいい日だったな。なあクリス?」

 

「そうだな」

 

「お前と、ラルセイと、ランサーと、他の皆。何つーかさ、皆といるだけで何か、スゲーいい感じだよな?オレ、思うんだけどさ。皆をこっちの世界に連れてこらんねーかな?だって考えてみろよ!ぜってーすっげー楽しいって!」

 

「今朝、俺の推測話したろ?『ダークナーはその閉所にある物が元となってる』って。…まぁ、できたらいいなとは思ってるけど」

 

「そうこなくちゃな!あーでも、ラルセイの奴、センコーのパシリになりそうだよな。てか寧ろ、そうなる未来しか見えねーな。ま、アイツは誰にでもパンだの林檎だの配って回りそうだけど」

 

俺はその場面を想像する。…有り得そうなのが何とも…

 

「ま、いっか。とりあえずテレビ見ようぜ」

 

「もうすぐ祭りだな」

 

「アレか。町が丸ごと遊園地になる奴か。くっだらねーよな」

 

「誰かと行かなきゃならないとしたら、俺はスージィかな」

 

「オレが行ったらクリスも絶対来るだろ?そんなん、わざわざ言うまでもねーだろ」

 

「ハハッ、それもそうだな」

 

「がー!てか、テレビ見ようぜテレビ!」

 

チャンネルを回してると怪獣映画が放送してた

 

「お、見ろよ!『巨大モンスター映画特集』やってるぜ!(巨大人間映画より、こっちの方が全然好きだな)うし!コイツを一気見しようぜ!クリス、覚悟はいいか?12時間耐久、ビルぶっ壊し車ぶっ潰しマラソンだ!始まったら最後、ノンストップで駆け抜けるぜ!目が真っ赤になるまでそこを動くんじゃねーぞ!」

 

「元々目は赤いんだけど」

 

「よーし、んじゃ…こんな感じに寛いでっと…」

 

映画を見てるとスージィは寝落ちした。俺もそろそろ寝るか…

 

「もしもし、警察ですか?ああよかった、やっと繋がった…。外をうろつく人影が見えた気がして、家の車を見てみたら、タイヤに刃物で切られたような跡が…。ええ、お願いできますか?来てくださる?すぐに?よかった、助かります。…2人共、眠ってしまったようね」

 

 

 

 

 

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「あでっ」

 

特に夢を見る事も無かったんだけど、転げ落ちて目が覚める

水を飲んで、夜風に当たってる途中でクイーンの『ライトナーなら闇の泉を生み出せる』という言葉を思い出す。そういえば、家を闇の世界にするとどうなるんだろう

家に戻って岩属性のナイフを作り、床に突き刺すと闇の泉が生まれて、俺はソファに戻って寝る

さて、どんな世界になるんだろうな

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