ゼンレスデルタルーンゼロ   作:リューオ

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ラウンド3…?

「ようこそ!TVタウンの街へ!」

 

「わーったから、さっさと剣を見つけようぜ」

 

「あれ、僕達を連れてる?」

 

フィールドを彷徨ってると剣を見つけ、スージィがついて来てるNPCのスージィとラルセイを倒す

 

「え、倒せるの!?」

 

「スージィ、敵を倒したがってたとはいえ、それは無いと思うんだ…」

 

「さすがのワタクシも、それはちょっと…」

 

「ありゃオレ達じゃねぇよ!」

 

柵を壊して先へ進むとマンホールがあって、マンホール内のダンジョンの敵を倒す

道中でテナの心境が語られた

 

「前々から思ったんだけどさ、何でスパムトンとテナはそんなに仲が悪いん?」

 

「そりゃそうでSHOW!騙したんだ!」

 

懐からスパムトンが出てきた

 

「何で!?そもそも、ワタクシがこんなお金スカスカなのも、クソブラウン管の!」

 

「2人の話を聞かせてくれ」

 

2人の話を聞いて考察ノートに書きまとめる

電話とピピスの事で拗れたようだった。電話の相手が気になるな…

進んだ先には光の世界のシェルターへ続く道があった

 

「これは、シェルターだろうか?」

 

「俺知ってる、こういうのは大体ボス戦になるんだよ」

 

鍵を使って入るとボス戦が始まった

 

「俺が奴を封じ込めるから、3人はその隙に集中攻撃してくれ」

 

「痛ってぇ!んだよコレ!?現実にも痛みが来たぜ!?」

 

「コレは酷い!立派なボスが袋のネズミ状態です!」

 

ブラックホールでボスの動きを封じて集中攻撃して倒すと、ウィンドウが表示する

 

<お前ら人間じゃねえ!>

 

「オレはモンスターだ」

 

「僕はダークナーだよ」

 

「俺は人間だ」

 

「僕は元人間のダークナーだ」

 

『お兄ちゃんに同じく』

 

「は?ワタクシはシケシケしてない、ブラウン管テレビですが?」

 

<嘘だッ!クリス!何やってんだお前ぇ!>

 

「そういうのいいから、はよ撃破報酬よこせ」

 

<まあいい…、お互い仕事が残っている。このマントが欲しければ、早く拾う事。…手が届けば!>

 

先へ進むと壁越しにボックスがあった。道なりに進むと、ゲーム内の俺達が出てきた

 

「なっ!?」

 

「嘘だろ!?」

 

ゲーム内の俺達はどこかに行き、宝箱を開けるとシャドウマントが入ってた

 

「おお!カッケーな!」

 

「欲しけりゃやるよ」

 

「やったぜ!」

 

スージィにシャドウマントを装備させる

 

「やったなぁ!やったじゃないかぁ!」

 

突然、半石化したラムが入ってきた

 

「ラム!?いったいどうしたんですか!?」

 

「そのマントは…、皆の手の中にある。見事な仕事だなぁ、クリス」

 

ラムは俺に近づき、俺は後ずさる

 

「さてとぉ、そのゲームについてだけんど。楽しかったけ?楽しかっただろぉ?」

 

「…お前に気を遣って言うべきかと思ったけど、あえて言おう!カスであると!」

 

「その割にはハッキリと言ったな」

 

「それがクリスでもあるし」

 

「ギレン?」

 

「おいおい、ハッキリ言うじゃねえかよぉ…。クリスの目がキラキラ輝いてるのが見えたんだぁ。それにぃ、楽しくねぇなら、どうして遊び続けたんけ?楽しいからだよなぁ?」

 

「まぁ、興味本位かな」

 

「でもよ、ゲームがもう終わった今…、次は何をするんだぁ?テナのゲームを遊ぶんけ?いやぁ、オラには分かるよクリス。皆であれをした理由はなぁ、また楽しい思いをしたかったから…だろぉ?テナのサブクエストみてぇな奴じゃあねぇ。昔みてぇになぁ…、テナには、その本当の楽しさっちゅーのが分かってねぇんだろ?」

 

「ラム!何て事言うんですか!ワタクシのゲームは「テナ、今は黙ってくれないかい?」

 

『ラム、何か様子がおかしくない?』

 

「言われてみれば、確かに様子がおかしいですね…。どうしたんでSHOW?」

 

「そういう時になぁ、オラには解決策があるんだぁ。ゲーム、楽しさ、自由、ぜぇんぶある!こっちへ来てくれ、クリス。クリスに見せてぇモンがあるんだぁ」

 

「見せたい物?」

 

「ちょいと説明させてくれっか。クリスの頼みでそのゲームを遊んでいた時になぁ、クリスが楽しんでんのが見えたんだぁ。ほんのちょっぴり、極僅かだったけんど…。確かに、楽しんでたんだぁ。それを見て、クリスに何が必要なのか分かったんだぁ」

 

「…他のゲームか?」

 

俺はそう答える。ラム、お前は俺の何が分かる?

 

「そう、もっともっとゲームが必要だと!その時、答えがオラの前に現れた。別のバージョンだ」

 

「バージョン?」

 

「そうだぁ。一つだけじゃねぇ、もっと他にもバージョンがある筈だ!そんで、実際にあった。何十、何百、何千ものプロトタイプがな!でもなぁ…、その殆どがボロボロだったんだだぁ。あんなに傷んでちゃ、コンソールで起動なんて出来ねぇだろ?だからよぉ、オラは答えを見つけたんだ。ほら、コイツを使え」

 

奇妙なプラグを受け取る

 

「これは…、プラグ?どうしろと?」

 

「クリスがこれを差し込めてくれりゃぁ、オラが全てのバージョンを動かしてみせるでぇ!最後の冒険だぁ。だけんども、オラもう自分じゃ殆ど動けねぇんだぁ」

 

「俺が代わりに差せと。…怪しさマシマシのプラグを、ラムに挿すべきだと思う人ー?」

 

スージィとラルセイとアキラが手を上げる

 

「はい、えー、過半数なので…。オラァ!」

 

プラグをラムの顔に投げつける

 

「クリス!やったなぁ!本当にやり遂げた!最後に一つだけ教えてくれよぉ…。いつ、いつクリスは遊ぶのを辞めるんだぁ…?ただ教えてくれよぉ…へへ…。ただ、教えてくれればいい…、…楽しかったか…?」

 

ラムから太い腕が生えた後、いつの間にか消える

青溟剣・偽を構えてると、黒い何かが高速で迫ってきて、それをパリィして即座に斬ると、ケーブロイドになったラムが上から降りてきた

それを見た俺はコアパーツを起動させると、パーツは俺の中に入り、力が臨界点以上に励起して俺の胸部にコアが発生する

 

『嘘!?あれって…』

 

「あの時の僕みたいに…!?」

 

「…ハハッ、始まりの主と比べたら大した事ねぇなァ!」

 

その力を掌握すると、背後にはサイバーなファンネル型ウィング、頭に黒のゴーグルが現れ、服もSFチックになる*1

ラムが姿を現し、俺は空中に浮いて戦闘開始する

 

「クリス!んだよそれ!めっちゃカッケーな!」

 

「確かに、その姿は少年心をくすぐられるものだ」

 

『でも安心した。クリスがピュロイスのように、ならなくてよかったよ』

 

「…え、レベル99!?それに、不完全な星神(アイオーン・クォーター)!?」

 

「皆さん、来ますよ!」

 

ラムが散らした火花を、ウィングのレーザーで撃ち抜いて破壊する

掌握して分かったけど、これ自体が焦天残火のポジションらしい

 

「クリス、どうするの?どういうわけか、ラムにスリープが使えないし…」

 

「まずは揺らしてみるのはどうでSHOW?」

 

テナのアドバイスを聞いて、さっそくケーブルを掴んで揺らしてみる

 

「ズズッ!」

 

続けて揺らすと火花を散らして何か喋り出した

 

「ズビビ!」

 

揺らすも手応えが無かった。どうやらケーブルの強度が上がったらしい

 

「ケーブルの強度が上がって、これ以上揺らしても意味ないみたいだ」

 

「はぁ!?じゃあどうすんだよ!?」

 

俺は色々考える。…うん、これしか思いつかないや

 

「ゲーム機を経由して、ハッキングする以外思いつかねぇ。スージィ!ラルセイ!テナ!こっちに攻撃が行かないようにタゲ集中任せた!アキラ!リン!俺らでハッキングして、ラムを正気に戻すぞ!」

 

ゲーム機にハッキング機器を挿して、俺含む新エリー都組の目の前に空中ディスプレイを出して、3人でハッキングを始める

 

「…クリス?クリス!そこにいるんかぁ?オラ、今はよく見えねぇんだ。クリスには見えるか?その剣が」

 

「ラム!攻撃をやめろ!さもなくばプラグをぶっこ抜くぞ!」

 

「あぁクリス!どうして気づかないんだぁ?剣を振ると楽しいだろぉ?な一振りしてみろよぉクリス!もう一回だけ、な」

 

「ラムが酒を勧める親戚のおっさんに見えてきたので、その呪いをお前らのに振りまくぜ。フハハ」

 

『やめてクリス、もうそれにしか見えなくなってきた』

 

「未成年飲酒はダメです!」

 

ハッキングを続ける

 

「ラム、オラはもう遊びたかねぇんだぞぉ」

 

「何でラムの口調なんだい?」

 

「クリス、それは凄く損だぞぉ?昔からよ~く分かってる。クリスはゲームを投げ出す事はしないよなぁ、絶対に。例え深い雪の中でもよぉ」

 

「黙れ…、知った気で喋るな…、お前は俺の何を知ってる…?」

 

『(クリス、悲しい顔してる…)』

 

「どうしたんだぁ?自由だぞぉ、クリス!…もしかして兄貴と遊んでた頃の方が楽しかったんか?クリスにとって兄貴は、きっと幸せの鍵だったんだろうなぁ。…そうだろぉ?」

 

「ああそうだよ!あのかけがえのない、あの時間が楽しかったんだ!」

 

兄者に正規品のコントローラーをやるくらいにはな!俺?作ったが?

 

「それに、トナカイの家族も。あぁ、楽しかったなぁ!チビが一緒になって遊んでたっけなぁ。楽しくて明るい遊びだった!それでも最後には、皆いなくなった。皆あの輝きを失っちまったんだ。あの燃えるような瞳を。一人は仕事の世界へ、もう一人は病院へ、他の奴は?…使われたんだろうよぉ」

 

「…そう、だな」

 

「そしてクリス。クリスはオラ達を見捨てねぇ!今だってこうしてゲームを続けてんじゃねぇか!さあ、鎖を断ち切れクリス!そのゲームも、何もかも、遊び方は忘れてねぇだろぉ。あんな事があって忘れるわけがねぇよなぁ。それだけは間違いねぇ」

 

「…」

 

「クリス、どうしたんだぁ?ゲームを続けるんかぁ?よしよし、こっちへ来てみろ。(ガッ)大丈夫かぁクリス?ほらぁ、こっちを見てろよぉ。アレを見ろ(ガッ)あの天を見ろ!歌ってるのを見ろ!」

 

もしかして、誰かに操られてる?

 

「アキラ、リン、ハッキングのペースを上げるぞ!ラムはプラグを通じて、誰かに操られてるかもしれない!」

 

「クリス、分からないのかぁ?ゲームが酷いなんてどうでもいいだろぉ!ゲームが単調なんてどうでもいいだろぉ!じゃあ何の為に泉を作ったんだぁ?何の為にオラ達を生み出したんだぁ…?」

 

「…興味本位。それと…、コードを抜いてくれ…」

 

「クリス、オラにはよ…。止められないんだ。もし出来るなら、オラは…。そんな事絶対にしなかった!クリス、自由が、自由の時間が尽きかけているぞぉ!オラ達を待っているんだぁ。終わりの場所でな。それなのに、クリスはそのまま去るんかぁ?オラ達のゲーム、オラ達の喜びの後で。オラ達は決して終わらないでぇ。ほら、そこだぁ、クリス。最後のエリアだぞぉ!ずっと待っていた場所だぁ。最大の難関、手強い挑戦、…どうなっているんだぁ?!何でケーブルが…、ちょっと待ってくれ。クリス何をしているんだぁ?!それを揺らすのは止めてくれ。やめろ、もしクリスがやめないなら、オラが手伝ってやるよぉ」

 

俺はレバガチャを始める

 

「何をする気だ?!ボタンを押すのをやめろ。クリスやめろ。クリス、今すぐやめろ。そのコントローラーを触るのをやめろ!」

 

レバガチャし続けて、やっとプラグが外れた

 

「はぁ…はぁ…、そのゲーム激しかったなぁ。あまりにも激しくて最高でオラはもう…、もう自分を抑えられなくなっちまったんだぁ。クリスのにやりとした顔も、喜びも読み取れんくて。そこで、楽しんでんのかどうかすら、分かんなくなちまったんだぁ。でもまあ、誰しも毎日一つは何か学びを得るモンだよなぉ?クリスも何か学んだんだろぉ…?へへ、いや…やっぱりは昔のまんまだなぁ、クリス」

 

こうして、ラムとの戦闘が終わったのだった

*1:
要は黒い『銀狼LV.999』




Q:で、結局コアパーツって何なのさ
A:星穹列車のエンジンの一部。多分、試作型か何かの一つだったのかと
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