「さて、リアルチャレンジですが…。何をしまSHOW?」
「何もねーのか」
「それにしても、今のクリスのレベルが99になってますね。つよつよです」
「あのパーツを使ったからだろ」
「結局、あのコアパーツは何だったのだろうか?」
「もういいや。俺達は十分に遊んだから、もう封印してもいいよな?泉の場所を教えてくれ」
「…もう終わりと。全ぜ~ん大丈夫!闇の泉の場所もワタクシ知ってますよ!」
「不気味なくらい、切り替えが早いな」
「なので!もう一つだけ、皆でゲームをしまSHOW。最後のアンコール!ただし、今回は君達が気に入るまで教えません」
俺達はカプセルに閉じ込められる
「おい!何しやがんだテメェ!」
「なら、残る手段は一つ!プレイヤーが、ワタクシになればいいのです!マイクく~ん!音量マックス上げちゃって!IT'S!TV!TIME!」
テナは俺を閉じ込めたカプセルを持つ
「クリス、ワタシには君の力が必要です!」
「…いただけないな」
SFモードになって4人のカプセルを破壊する
「何が目的なんだい?それ次第によっては…」
「ちょ、話します!このままでは誤解が生まれてしまう!」
『誤解?』
「楽屋に証拠があるので、パエトーン兄妹は取ってきてくれないかな?赤い丸がついてる紙を取ってきてネ!」
『行こうかお兄ちゃん』
「ああ」
パエトーン兄妹は楽屋に行く
「時間稼ぎしても無駄だ!トリエルさんを返せ!」
「ワタシはただ…、見てもらいたかっただけ…。君達に見てほしかっただけなんだ…。最後のもう一度だけ。少し前から、ワタシが放送するのは同じ再放送ばかりでした。ワタシはもう、皆が見たいと思うものを見せられなくなってしまった。時代遅れのガラクタです…。嫌だ…、捨てられたくない…」
「テナさん。僕にも分かります、そういう気持ち。意味のある存在で居たい。役に立ちたい。そうですよね?テナさんを見てくれる人はもうあまりいないかもしれない。けど、だからって、テナさんがダメなダークナーだって事じゃないんですよ。テナさんはライトナー達の日常を明るくしました。クリスの家族や友達をずっと長いこと笑顔にしてきました。だから、そういう楽しい時間が終わりを迎えたって、恥じる事なんて何もないんです。僕達ダークナーは、いつの日か使ってもらえなくなる。だけど、僕達は実在しないんです。だから、僕達の事でライトナーに心配かけちゃダメなんです。だって、心配させたらライトナー達を悲しませてしまうでしょ?」
「…た、確かに…そうなのかもしれない。でも、それでもワタシは…」
「なあ、オレはこう思うぜ?」
スージィが話に入ってきて、いつの間にかパエトーン兄妹は戻ってきた
「スージィ?」
「別に『捨てられるのはしょうがない』とか思わなくていんじゃね?コレ、オレの話だけどさ。オレ…ガキの頃からずっと、ダチとうまくやるのが苦手だったんだよ。いっつも悪ガキっつって怖がられてた。珍しく近づいてくる奴がいても、罰ゲームとかそんなんばっか。ま、ガキなダチが出来たってどうせ…、オレはいつも…、引っ越しばっかだったしな
だから、この街に引っ越してきた時も、また同じ事の繰り返しだと思った。テナ、オレもお前と同じ気持ちだったんだよ。誰も遊びたがらない壊れたおもちゃみてーだなって思ってた。そんなある日、クリスのママに会ったんだ。トリエルさんな
あん時、オレは墓場のベンチで泣いてた。そしたら、『どうしたの?』って話しかけられてさ…。んで『きっと、大丈夫だから』って言われた。その後、ダイナーでホットチョコレート奢ってくれて、『ちゃんと友達できるから』って言ってくれたんだ。それを聞いて…ちょっとだけ前向きになれた。真後ろ向いてるよりマシになった
…で、ここ最近はもっともっと前向けてる。だって、ダチが出来たからな。ガチのダチ。ずっとダチでいたいダチだ。クリスにラルセイだろ?ランサーだろ?それにトリエルさんも。オレは自分がぶっ壊れてると思ってた。でも、そうじゃなかった。分かってくれる仲間と出会ってなかっただけだったんだよな
だからさ…、大丈夫だよ。お前の事、面白がってくれる奴絶対いるからさ。なあクリス、町の皆に聞いて回ろうぜ!」
「ああ。テレビがほしい奴一人くらいいるだろうしさ」
「ワ、ワタシの為にそこまで!?スージィ!君は…君は、アンビリーバボーだ!アメージングだ!マーベラスだ!ビビッと来過ぎて肩こり腰痛全部吹っ飛んだ気分です!これが…これが希望の力なのですネ!決めました!スージィ、アナタは殿堂入りです!」
「ただし、トリエルさんは返してもらうぜ。帰りを待ってる人がたくさんいるからな」
「それは…分かりました!ナイトの望みとは、相反する事ですが…。クリス!スージィ!君達は優勝者!賞品を贈呈するのがスジというもの!さあ、こちらへ!」
テナに連れてかれて、雪原のクリスマスツリーに着く
「観覧席の皆さん!ご起立願います!優勝者達に盛大な拍手を!その思いやりと勇気を称え、ライトナーの2人には優勝賞品が贈られます!」
頂点にあったカプセルから母さんが出てきた
「さあ!トリエルをお返ししまSHOW!家族の再会!なんてステキでSHOW!これで皆さんやっと「テナ、後ろから悍ましい気配が!」ん?なんでSHOW? クリス、よく聞こえな」
テナは避けるも、片腕が持ってかれる
「テナッ!早く応急措置を…!」
スージィは“その存在”に気付く
「おい!そこのテメェ…何もんだ!?」
「ナイト…、来ましたか…。ぐっ…。こんなに早く、予想外でした…。タイムアップ…、時間が尽きました…」
「こっちを向きやがれ!お前、何が目的だ?」
その存在こと騎士が母さんを吸い寄せようとしてきた所を、テナが間に入って阻止された
「な、何してんだ!?」
「スージィ、クリス、早く逃げないと…!」
騎士の攻撃をスージィが止める
「お前にあんな奴と一人で戦わせるわけにはいかねえ!そのお前の腕も…」
「スージィ、早く気づいた方がいいです。因果というのは、巡るものだってことを!とにかく、闇の泉へ行ってください。これ以上ここにいたら、アナタ達は」
「さっきスージィも言ってたけど、ソロでの戦闘は推奨されないよ?」
反旗は翻させてもらうよ?騎士
「クリスの言う通りだ!トリエルさんを本当に守りたいなら、オレ達と一緒に戦えよ!」
騎士の咆哮と共に戦闘が始まり、俺はアイオーン・クォーターになる
「取引は無しです!トリィは家族と一緒に、ここに残る!そして、ワタシがここに立っている限り、計画は遂行させません!名声も、 富も、どれもこれも、本物じゃなかった!」
テナが助けを求め、スタジオに残っていた数人の見物人が気づいて、人だかりができ始めた
「よくもワタシを騙してくれましたね!アナタにとって、ワタシはただの駒だったのですね。ハハ…、最後まで」
観客を呼び込み続け、どんどん人だかりができる
「ワタシは黄金時代をいつまでも大切にしています。…でも、バラ色の眼鏡越しに世界を見るのはもう終わりにしまSHOW」
騎士の攻撃を俺が引き受ける。チッ、シールドさえあれば…!
そう思うと、盾が電磁シールドに変化して、テナにバリアを張る*1
「何故なら、もっと『いいもの』を見つけましたから!他のもの全てを合わせたものよりも、もっと価値のあるもの!それは『希望』です!より良い明日への『希望』! 今夜を越えた先にも、まだ戦う理由があるって信じています!そして今仲間がワタシの背中や傍にいます!今のワタシ達ならなら何だってできる!」
「オラァ!」
騎士に対して超強力な一撃を与える
どういうわけか、
「そして、アナタは?ハ、ハハ! 随分無口な御方ですね!皆さんが、ワタシの背中や傍にいる。皆さんが、ワタシを応援してくれてる。教えてください、ナイト。アナタの背中には誰がいますか?このフィナーレシーズンで決めまSHOW!」
テナのリアルチャレンジで騎士を追い込む。そして同時に攻撃をして、相打ちになった
テナは片腕が斬られて動かなくなり、騎士は兜がひび割れた
「どうだ?従わされてる奴から反乱された気分は」
騎士は撤退して俺とスージィは追いかける
「オイ!貴様!何するんだ!降ろせ…、降ろせえぇぇぇ!」
「アイツ、どさくさに紛れてアンダイン署長を連れ去るつもりだ!」
「何でいるんだよ!?」
その途中で暗くなり、見えづらかった
「クソッ、何も見えねーな…」
「いや待て、よく見ると扉があるぞ」
扉をくぐると家の外だった
「ここは、光の世界!?」
「だから言ってんだろ!闇の泉は閉所に発生するって!追うぞ!あっちだ!」
「つーか、何でクリスはアイオーンになったままなんだよ!?」
騎士を追って走る
「この教会の先にいる!」
後少しの所で扉が閉まる
「おい!開けろよ!アンダイン所長!返事してくれよ!嘘だよな…?冗談だよな!?出てきてくれんだろ!?」
スージィが扉を叩いた影響で、扉の一部が剥がれた
「こりゃ、電子ロックだな。パエトーン兄妹が光の世界でも行動できたらなぁ…」
「なあクリス、何がどうなってんだよ?何でアンダイン署長が連れてかれちまったんだ?しかもあの野郎…、クリスのママまで連れてこうとして…。何するつもりなんだ…、警察でも敵わねぇなんて…。さすがのオレでも、金属で出来てる扉をぶっ壊すのは無理だ…」
「見た感じ、3つ入力する必要があるな。モミの木、警察バッジ、デルタルーンか…。スージィ、今は戻ろう」
「…ああ」
電子ロックを撮り、自宅の闇の泉に行く
「ナイト…、咆哮の騎士…。ソイツが闇を作り出してる。世界をぶっ壊そうとしてる。ソイツがオレ達の敵なんだな」
「そうだな」
「昨日までは、どんなにヤバい状況になっても、別の世界の事だって思ってた」
「そうか」
「けど、アンダイン署長がシェルターに連れてかれた。現実世界のシェルターに。早く何とかしねえと…」
「ここであーだこーだ言ってても、どうしようもないだろ」
「そうだな。クリス、封印してくれ!」
「ああ」
俺は闇の泉を封印する