ゲヘナ自治区
今日も今日とで銃声や爆発の耐えない場所
不良生徒達が暴れているのである
そしてそれを鎮圧しようとするゲヘナ風紀委員会
両者がドンパチやり合うのは日常茶飯事である
「クソッ!不良生徒め!!」
「ヒナ委員長が増援を出してくれる!それまで耐えるんだ!!」
激しい戦闘が繰り広げられる中、不良生徒側から何やら大きな影が出てくる
「あれって、ゴリアテ!?」
「ブラックマーケットの横流し品だ!」
「総員退避しろ!ゴリアテの砲撃に巻き込まれるぞ!」
ゴリアテが砲台を風紀委員会に向けた時だった
ダダダダダダダダダ!!
ゴリアテに複数の弾丸が直撃し、爆散する
「な、増援か?」
『コールサイン『アナトリア』リンクスだ、援護する』
「先生!!」
「ヒナ委員長の増援って先生だったんだ!!」
この日、ヒナから風紀委員会の増援を頼まれ、ゲヘナ自治区へと赴いている
(ちなみにリンからは許可済み)
『先生、ゴリアテの反応が複数あります!!』
「了解」
OBを吹かし、ゴリアテへと接近する
ゴリアテはこちらの存在に気づき、ガトリングを撃ってきたが
ドヒャアッ!!
QBで回避
そのままゴリアテの背後に周り
左腕のブレードを展開する
これは先日ウタハが作っていたレイレナード製の圧倒的な威力を誇る専用の大型レーザーブレード
『07-MOONLIGHT』通称『月光』
かつて、『鳥殺し』の異名を持つリンクスが乗っていた『オルレア』が装備していたと聞く
ズシャアッ!!
さすがあの『鳥殺し』の異名を持つリンクスが使っている程強力なブレードだ
ゴリアテが簡単にスライスされていく
この調子で片付けるか
すぐさまクイックターンをし、右腕のレイレナード製な総火力、特に威力を高めた、強化型のマシンガン
『03-MOTORCOBRA』を構え、ゴリアテに向けてトリガーを押す
ダダダダダダダダダ!!
放たれた弾丸は、ゴリアテの装甲をダメージを与え、部位破壊などをするゴリアテもあった
ドヒャアッ!!
QBで接近し、ブレードを叩き込む
ズシャアッ!!
ブレードの刀身が長いこともあり、正面のゴリアテだけでもなく、近くにいたゴリアテも巻き込み、一気にぶった斬る
『ゴリアテの反応無し、ミッション完了です!!』
「了解……アロナ、ヒナに任務完了の連絡を」
『わかりました!』
「帰還する」
そうして、風紀委員会の援護を果たし、シャーレへと戻って行った
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「やぁ先生、私の作った新しい武装はどうだい?」
ゲヘナ風紀委員の増援に行った日から翌日、ミレニアムのエンジニア部部室に訪れている
理由は、昨日使用した武装の点検である
「あぁ、よくできている、特にブレードはよく再現できたと思う」
「ふふん、アリスのスーパーノヴァと破壊天使砲の技術を活かしたものだからな」
「……」
それだけでこのブレードを作れるのは普通にやばいと思う……
一応、ネクスト関係は、エンジニア部しかとりあってないからそんなやばい事には流用しないはず……
いつかネクタイに近いもの作れそうだな……
それは絶対にしないと釘はさしておるが……
「しかし、改めてみると……本当にネクストと言うものはやばいものだな……」
「たった数機で国家を滅ぼしたのだろう?」
「あぁ、たったの26機でな」
「……このネクストは、その……国家解体戦争にあったのかい?」
「いや、このホワイト・グリントは、国家解体戦争の数年後に作られたものだ」
「だが、その前にもホワイト・グリントの名を持つネクストがあったらしいが……」
確か……アスピナの傭兵の……ジョシュア・オブライエンだっけか?
コロニーアスピナの為に戦ったアナトリアの傭兵と並ぶ伝説の傭兵
アナトリアに襲撃した時、アナトリアの傭兵に敗れ死んだと誰かから聞いた気がする
確か、その時使用していた機体は、『プロトタイプネクスト』だったような……
いかんせん、俺がまだ幼いこの頃の話だからよくわかんない事が多い
……確か、ステラって出身が…………
ドカアアアアン!!
衝撃と爆発音
身に伝わる感覚から、爆心地がかなり近い場所である事を瞬時に理解する
「また他の部活がやらかしたのか?」
ミレニアムで爆発事故は珍しいものでもない。
筆頭がエンジニア部、他の部活も色々とやらかしているため、ミレニアムの生徒や周辺の住民も慣れているのだ
ドカアアアアン!!
「2回目…」
ただ、2回連続の爆発はそう簡単に起きることではない。
この爆発音、どこかで聞いたことが……
『急いで!!!』
「……ッ!!」
まただ……
またステラの声が聞こえた、しかし今回は異様に焦っている……
気づけば、俺は走り出していた
階段や、段差を飛び越え、爆発音……いや
アリスのスーパーノヴァの発射音がする方向へと向かっていく
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アリスがいるとされている所にたどり着いたが……
「なんだよ……これ……」
1面に広がる光景は、まさに地獄絵図そのものであった
校舎があたかもなく吹き飛ばされ
辺りに散らばらるサーバーの機器や残骸と瓦礫
無数のロボットを従わせるアリスの姿
「……アリス」
ふと、横を見ると……
「ユズ!!」
地面にへこたれているユズを発見をした
急いで駆け寄りユズに状況を聞くが……
「アリスちゃん……どうして……」
呆然としていて、声が聞こえていない……
「おい!ユズ!!」
体を揺らし、ユズは我に帰る
「……せ、先生!?」
「ユズ、何があった、アリスは……」
「わ、分かりません……いきなり暴走して……!!」
アリスを方を見ると、目の色が変わっていた
あれは、アリスなのか……?
『あれはアリスちゃんじゃないよ……』
「……ッ」
またステラの声だ……
しかし、アリスではない……
ステラ、なぜわかったんだ?
そう考えていた時
「お姉ちゃん!お姉ちゃん!!」
ミドリのモモイを呼ぶ声……
しかし、この声は叫びに近い……
ミドリの声がする方を見ると……
「……はっ?」
壁に叩きつけられ意識を失ったマキに傷を負った双子の姉を抱えて座り込むミドリの姿があった
モモイは、出血が多く、明らかに重症であった……
「………………………………」
プチンッ
何が切れた
「……接近する生体を確認……………」
「…………カラードランク9 ネクスト ホワイト・グリントのパイロット、リンクス」
アリス?が何がつぶやくが……
今はどうでもいい
「アロナ、最大出力の破壊天使砲をヤツにぶち込め」
『何を言ってるんですか!相手は生徒さんですよ!!?!』
「……わかった、じゃぁいい」
『えっ、せ、先生!?ダメです!先生!!』
シッテムの箱をユズに預け、懐からレクイエムを取り出す
照準をアリス?の方に向け……
ドゴォン!!
引き金を引いたが、アリス?の近くにいたロボット達が盾になっていたが……
グシャン!!
レクイエムの火力は桁外れ
直撃したロボットは残骸を撒き散らしながら倒れた
「……」
そのまま歩きながらレクイエムの引き金を引き、ロボットをスクラップに変えていく
ドゴォン!!
ドゴォン!!
ドゴォン!!
ドゴォン!!
リロードをし、地面を蹴りアリス?に接近する
「接近を確認、排除します」
アリス?はスーパーノヴァを構えチャージを開始するが……
ズガンッ!!
スーパーノヴァを蹴り上げ、アリス?の手から離す
その衝撃でアリス?はよろめき……
ドゴォ!!
アリス?の腹に蹴りをぶち込む
アリス?は吹き飛ばされ、倒れる
「破損率……30%……」
アリス?を見下ろすように、立ち
カチャ……
レクイエムをアリスの頭部に向ける……
このまま……
『ダメッ!!』
「ッ!!」
ドゴォン!!
レクイエムの引き金を引いた……
「……ッ」
レクイエムを頭上に上げた為……弾丸はアリス?には当たらなかった……
俺は……何をしようとした?
今のは……完全にアリスを殺そうとした
ステラの声で、間一髪で我に返りレクイエムを上げることができたが……
ステラの声がなければ………
「……」
アリス?はヘイローが消えていた、どうやら気を失っているらしい……
「先生!!」
ウタハがこちらに駆け寄ってくる……
「……先生」
ウタハは俺を顔を見るなり……
俺は今、酷い顔をしているのだろう……
生徒が傷つけられ、生徒を殺そうとした……
色々な感情が混ざり合って、酷い顔になっているのだろう……
「いやそんな事より、アリスは大丈夫なのか!?」
「……無力化はした……危うく殺しかけたが……」
「……」
「医療係を呼んでくれ、モモイが重症だ」
「……ッ!?わかった!!」
ウタハはモモイ達の方へ向かっていく
「……」
……俺は………俺は……
アリスを殺そうとした背景
無数のロボットを従えるアリスの姿
呆然としているユズ
叫び声に近い声で姉を必死に呼ぶミドリの姿
重症のモモイ……
「うっ!?ぐぅぅ……!?」
吐き気、眩暈、頭痛……およそ体調不良と言える全ての症状が同時に襲いかかって来たことで、思わず膝を突いてしまう
何とか、倒れないようにしていたが、今ので倒れていたら……
今すぐに吐瀉物を地面に撒き散らしていたかもしれない
「先生!!」
ユズがこちらに駆け寄ってくる
「先生!!大丈夫ですか!!」
「あ……あぁ……少し疲れただけだ……」
嘘である、今起こった事がフラッシュバックし、自分の体に押し寄せて来たからである
「モモイ達の様子を見に行かなきゃな……」
「……そう……ですね……」
そうして、この場を後にして、モモイ達の様を見に行ったのである
『……先生』
アロナに呼ばれた気がしたが……今の俺には聞こえなかった……
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「……そういう事か………」
ミレニアムのある一室、俺は今回の件の経緯を聞いていた
経緯としては、ある日、ヴェリタスが廃墟にてロボットを拾い
それをゲームのネタを探していたモモイ達に見せた時
アリスはそれに触れた瞬間、あのような感じになっていたという
しかし、なぜアリスは暴走したんだ?
確かにアリスは普通の人間とは違い、自我を持つロボットだ
何かトリガーになるようなものは……
そういえば、モモイのゲーム機に『Key』ていう不可解なデータがあったな
それがトリガーになっているのかもしれない
だな、アリスとの関係性は?
――あなたはAL-1Sですか?
あの施設、あれはアリスの事を知っていた ならアリスとの結びつきがあるはず
……現時点では整理しようにも、不可解な事が多すぎる
もう少し、調べてから考えよう
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翌日……再びミレニアムへと赴き、アリスの件を調べていたが
全く収穫がなかった……
アリスは完全にゲーム開発部に閉じこもり、ずっとあの時事を責めている
ミドリもモモイの事があり、かなり落ち込んでいる
ユズもロッカーに閉じこもってしまった……
先生としてどうにかしてやりたいが、難しい話である……
色々やっていく内に、もう夕方になっていた
シャーレに戻る前に、モモイの様子を見にいく
病室に入ると、ベッドに寝ているモモイがいた
全身が包帯まみれで、とても痛々しい……
どうして、こうなってしまったのか……
俺は、そっとモモイのあたまを撫でる……
何か言葉をかけてやりたいが……
何を言えばいいのかサッパリである
だが、こうして頭を撫でる事に意味があると信じて……
モモイの頭を撫でて、病室を出る
外はすっかり暗くなり、雨が降っている……
……ミドリ達の様子も見に行くか
そうして、ゲーム開発部へと足を運ぶ
そろそろゲーム開発部の部室の所に……
「ん?」
不意に気配を感じた……
ミドリやユズ、アリスではない……
「……ッ」
ゲーム開発部の部室出てきたのは……
黒髪のロングヘアーの手にバインダーを持っている生徒と……
その付き人だろか、メイド服を来た生徒
そして……アリス
「……アリス」
俺は、アリスを呼ぶと
黒い髪……『リオ』はこちらに気づき、振り返る
「あら、来ていたのね先生……」
「セミナー会長、調月リオ……なんでそんな人がゲーム開発部に?」
「昨日起こった事件の事を聞いただけよ」
「じゃぁなぜアリスを連れている、セミナーに連れていくのか?」
「先生、あなたには関係の無い話しよ……」
そうして、リオはそのまま歩いて行こうとしていたが……
「……言い方を変えよう」
「アリスをどうするつもりだ?」
リオはピクっと反応し、こちらに振り返る
「……さすが、シャーレの先生ね、勘が鋭いわね………」
「……いいわ、この際だから教えてあげましょうか」
「あなた達がアリスと呼ぶソレは、あの奇妙なロボット群『不可解な軍隊(Divi:Sion)』の指揮官であり、古の民が残した遺産『名もなき神々の王女AL-1S』」
「つまりアリスは……この世界を滅ぼすために生まれた「魔王」なのよ」
「だからそれを破壊しようと?」
「えぇ、話が早くて助かるわ」
「その意味がどういう物か、理解してるのか?」
「百も承知よ」
あの顔は本気だろう
「……」
カチャ……
俺は懐からレクイエムを取り出し、リオ向けている
……なぜ俺はリオにレクイエムを向けている?
リオの言っていることが正しければ、今リオのやろうとしていることは正しいと言える
それなのになぜ、俺はレクイエムを抜いた?
リオは正しい事をしている……当たり前の事……
否、それはあってはならない事だ
ただの子供が人殺しになるのは
カチャ……
気づけばリオの付き人のメイドに銃を向けられる
「先生、あなたはトロッコ問題は知っているかしら」
トロッコ問題
それは二又に分かれたレールの上にそれぞれ5人と1人の人が居て、自分はそのレールの行き先をどちらかに決定する事が出来る
そして、高速で迫りくるトロッコを5人の居るレールか1人のレールかのどちらに誘導するか、つまりどちらを犠牲にするかという功利主義と義務感を問い掛ける倫理学の問題だ
「……先生、あなたもアリスの危険性については気づいているはずよ」
「だって、あなたは1度殺そうとしたのだから」
「……ッ!?」
違う、俺は……
いや違わない……モモイ達を傷つけた、それに怒って……
「……違う……俺は……」
何が違う?
アリスは本当は危険なものなんだ……
こういうのは、俺が人一倍知っている
ネクスト……コジマ兵器……AF……
「俺は……俺は……」
違う……アリスは俺の生徒だ……
守らなければならない生徒なんだ……
「俺……は……」
「先生、アリスの事は心配しないでください……」
「これは……アリスが決めた事なんですから……」
「……ッ」
レクイエムは手から落ち、軽い金属音が響く
「……」
リオはそのまま、アリスを連れて行ってしまった……
「……」
ゲーム開発部の部室内を見る……
そこにはすすり泣きをしているミドリとユズがいた
「……ごめん」
俺は、それだけを言い残し、その場から逃げる様に去っていった……
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雨が激しく振る中、傘をささずにフラフラと歩いている……
最低だ……
あの時、引き金を引いていれば……強引にでもアリスを引っ張れば…
なのに、俺は……
「先生?」
ふと横を見ると、傘をさしてこちらを見ているユウカとノアがいた……
「先生!傘もささずにどうしたんですか!?」
ユウカが急いでこちらに駆け寄ってくる
「先生、風邪を引いてしまいます!!折りたたみ傘がありますのでこちらを!!」
ノアから、折りたたみ傘を手渡されるが……どうにも傘をさす気にはなれなかった……
「……先生…………」
「と、とりあえず!セミナーに!!」
そうして、ユウカに手を引っ張られ、セミナーへと向かった……
セミナー
セミナーの部屋に入り、びしょ濡れのコートを脱ぎソファーに座る
頭にポフッっと何かがかけられる
ユウカが、タオルを俺の頭にかけて拭いている
「先生、大丈夫ですか?」
「……」
答える気にもなれない、今はもう何もしたくない
「先生、何かあったのですか、先生があんな顔をする事は……」
「……先生、教えてください…………」
「……」
俺は………今回の事を話した
「……そんな」
「リオ会長が……アリスちゃんを………」
「……あの時、引き金を引けていれば」
レクイエムを取り出し、見つめながら言う
「いや……引かなくて良かった……」
「……違う……俺は……」
「何も違わない……リオの言っている事は正しいんだ……」
「なのに……俺は……」
「……もう、何が正しいのか分からない………」
「なぁ、ステラ……教えてくれ……俺はどうすれば……」
「先生……」
自分に自問自答をするが、それが余計に自分を苦しめてしまう……
俺には何が正しくて、何が間違っているのか分からない
「……ッ」
顔を上げると、そこにはステラがいた
またいつもの幻覚か……と思っていたが、ステラは怒っている顔をしている
『諦めるの?』
「……」
『ムッ……』
ステラはムスッとして、こちらに詰め寄ってきた
『あなたはどうしたいの?』
「……それは」
『アリスちゃんを助けたいの?助けたくないの?』
「リオの言っている事は正しいし……根拠もある……だが……」
「本当ににそれでいいのか……」
「分からないんだ、何が正しくて、何が間違っているのか!」
『……それは関係ないよ』
「はっ?」
『あなたは『先生』なんでしょ?』
『先生なら生徒を助ける、当たり前の事でしょ?』
確かにそれはそうだ……ダが……
「俺は先生でありながら、生徒を殺そうとしたんだ、そんな人に生徒を助ける事なんて……!」
『無い……なんて言わないで、言ったら怒るからね』
「……ッ」
ステラは……俺の目の前まで来て、俺の顔を覗くように屈む
『……ねぇ、もう一度聞くね』
『あなたは……どうしたいの?』
『あなたの本音を聴かせて……』
……俺は……俺は……
「俺は……アリスを助けたい、いや助けなければならない……」
「ホシノの時と同じように、生きてて良かったって思わせたい」
俺の本音を聞くと、ステラは笑みを浮かべ……
『うん……それが聴けて良かった』
『でも、助けるのはアリスちゃんだけじゃないよ』
「リオも……」
『うん……あの子、色々抱えているの』
『あの子が押し潰される前に、助けてあげてね』
「あぁ、必ず2人を助ける」
『……ありがとう』
瞬きをすると、ステラの姿は消えていた……
幻覚ではあったが、これで決心できた
「……先生、もしかしてステラさんの幻覚が………」
「あぁ……でもお陰で決心できた……」
「……俺は、アリスとリオを助ける」
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「このおバカさんが!!」
アリスと関わってきたみんなが集まりどうするか議論しているが、空気が葬式である
先程目が覚め、みんなと合流したモモイはそれを見かね、皆に喝を入れた
「正直、アリスが「魔王」だろうがなんだろうが、そんな事どうでもいいの!私はアリスとこのままお別れなんて嫌だよ!」
「だから私はアリスを連れ戻したい!連れ戻しに行くよ!みんな、そうじゃないの!?」
「そうですよね、このままお別れは嫌です」
「う、うん、私ももっとアリスちゃんと遊びたい」
「……でも、先生は………」
ミドリがそういった時だった
「みんな」
「先生!!」
「それに、ユウカ!ノア先輩!!」
「……みんな」
「アリスとリオを助けに行くぞ」
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「それで、作戦はあるの?」
「もちろんです、まず、C&Cが陽動として地上からエリドゥに突入します、その後、モモイちゃん率いる後発隊が、無人輸送列車を通じてエリドゥに侵入」
「防衛網を突破してタワーにたどり着いた後、アリスちゃんを救出して離脱。これが、作戦の全体の流れです。」
ノアからの情報を補足するようにホログラムが表示される
それは、エリドゥの全体図だった
要塞都市の名に恥じない大規模な街
今からそこを、ここに居るメンバーで攻め落とす必要がある
「このエリドゥですが、地上は大量の自律兵器、AMASによって守られています、スペックから推測して、モモイちゃん達の力量なら強行突破可能です」
「……先生は、どうするんだ」
「俺は、ホワイト・グリントでエリドゥ内の防衛兵器を破壊する、ネクストは防衛に向いてないが、強襲なら得意分野だ」
「まぁただ、あのリオの事だ、ネクスト対策はしてくるのだろな……」
エリドゥのマップには大量の対空砲やミサイル発射装置などが移されている
「C&Cがエリドゥ内で暴れて注意を引いてくれれば、エリドゥ内に入りやすくなる……」
「あとは力量でどうにかするか……」
「まぁ、とりあえずこの作戦でアリスを助けに行くよ!!」
こうして、アリス……リオの救出作成が決行されることになる
ステラさん……あんた本当に聖人だよ……
ステラがいなければリンクス先生色々ヤバい事になってたのでは?
さぁ次回はアリス……リオの救出作戦です
リンクス先生の大切な人『ステラ・エリン』をどのような登場させるか
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幻覚や幻聴として登場
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転生して『生徒』として先生と行動
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転生して『人間』として先生と行動