ダヨーンとシェーブックの友達DAKARA   作:Camille Hayami

39 / 44
銀の星の夢がたり

 

*銀の星々の夢がたり*

【第一話】ホワイトクリスマス

春分の三連休……お絵描きのお兄ちゃんのお誕生日を前にホワイトクリスマスの純白の大輪の薔薇の花が一輪、見事に咲いた。

春のお彼岸で、受胎告知の日に近い……カーチャンのお誕生日も近いねなんて、ゆうしゃとけんじゃは美ら花ハイビスカスブレンドティーにシナモン・キャンディスを一匙加えていただいて、ハイティーに備蓄のコモンズベリージャムにフランスパンと家庭菜園の金柑マーマレードをぬりぬりしながら、三連休の週末をゆったりと過ごしていた。

桜の花が咲く季節になり、スペインの村のフェザー・オブ・バード駅の方では先日から開花がはじまったらしい。

モンマルトル通りは来週かななんてカーチャンがお仕事の支度を済ませて、ゆうしゃとけんじゃにらんらんちを食べさせると、喫茶店エリアに預けてお仕事に出かけていった。

カーチャンは本当に働き者だとエーデルワイスの先生とカロル先生は言う。

明日はお絵描きのお兄ちゃんのお誕生日でサンタ・グラーフのお絵描き教室の日だ。

シーブックとカミーユとゆうしゃとけんじゃはサンタ・グラーフから絵を学んでいた。

日々の何気ない芸術のエッセンスをつめこんで。

ホワイトクリスマスが綺麗に咲いたね。

サンタ・グラーフとカミーユとシーブックが喫茶店エリアを訪れて、グリューワインティーにシナモン・キャンディスを一匙加えて温まる……。

穏やかな春の陽気に誘われて、でも木陰や屋内はちょっとひんやりとしていて、グリューワインティーがほんのりと体温を温めてくれた。

おゆうごはんのだいこんの煮物に家庭菜園の花山椒を添えて、焼き鳥と合わせるお茶は何が美味しいかな。

五人は喫茶店エリアでいくつかお茶を作り置きしておき、あら熱をとり、少し冷ましてから冷蔵庫で冷やしておくためにティーポットをいくつか用意して、お茶を淹れた。

ジャスミン茶に玉山烏龍茶に美ら花ハイビスカスブレンドティーにシナモン・キャンディスを一匙加えて淹れて、あら熱をとり、少し冷ましておく。

スペインの村のおひるねタイムの時間帯にそんな茶の儀式を楽しみ……ハイティーの準備をする。春のよそおいでお抹茶ショコラケーキとショコラクッキーをグリューワインティーにシナモン・キャンディスを一匙加えていただいて、ホワイトクリスマスのお花見を楽しむのだった。モンマルトル通りの煉瓦道にモーツァルトブルーローズマリーとホワイトクリスマスが華を添えた。

美しい春分の三連休に……。

***

*銀の星々の夢がたり*

【第二話】美ら花ハイビスカスブレンドティー

美ら花ハイビスカスブレンドティーにシナモン・キャンディスを一匙加えて、おゆうごはんのだいこんの煮物に家庭菜園の花山椒を添えて、焼き鳥と合わせる予定でいたゆうしゃとけんじゃとサンタ・グラーフとカミーユとシーブックはゆったりとしたハイティーを楽しむべく喫茶店エリアで午睡の時間帯を過ごしていた。

穏やかなそよ風が日向はほんのりと心地よい。

もうそんな季節なのだねとささやきあう。

季節はすっかり春めいて……モンマルトル通りの喫茶店の名残が残る教室で今日もエーデルワイスの先生とカロル先生はお勉強を子供たちに教えている。

モンマルトル通りはスペインの村の方にあり、ゆうしゃとけんじゃはおうちを挟んでシドニーの街とスペインの村とドッキングした建物に住んでいた。

何故ドッキングしているのかな……なんてお話をしているとエーデルワイスの先生が娘がねインターナショナルスクールに通学予定だったんだけど、おばあちゃんの病気が重くて先に社会に出ることにしたんですねぇと昔ばなしを聞かせてくれた。

インターナショナルスクールってのはバカロレアを取って海外留学するための学校だから、とてもお金がかかる。

エーデルワイスの先生の娘さんは学費を貯めながらお仕事をしていたけど、人生につきもののアクシデントってやつなんですね。

病気でぶっ倒れてしまい、おくすりを処方されたけど、そのおくすりを持って渡航できない類いの病気になってしまったそうだ。

なので空間をドッキングさせてしまおうとまるやまのおじいさんはエーデルワイスの先生のお父さんとそんな発明をしたそうだ。

今は不思議。ゆうしゃとけんじゃはお座敷部屋の座敷わらし的存在だが、その空間をフル活用しちゃっていた。

不思議なこともあるもんだねとゆうしゃとけんじゃとサンタ・グラーフとカミーユとシーブックは美ら花ハイビスカスブレンドティーにシナモン・キャンディスを一匙加えて、コモンズベリージャムに家庭菜園の金柑マーマレードをフランスパンにぬりぬりしながら、まったりと午睡のフィーカを楽しんでいた。

横浜のインターナショナルスクールに進学してバカロレアを取って海外留学する予定でいたんだけどね。病気になっておくすりを持って渡航できないってのは盲点だったねとエーデルワイスの先生は青空とお日さまが似合うような笑顔で爽やかにニカッと笑ってお茶を淹れるのだった。

***

*銀の星々の夢がたり*

【第三話】お彼岸のハイティーは童話みたいに

お抹茶ショコラケーキとショコラクッキーをグリューワインティーにシナモン・キャンディスを一匙加えていただいて、エーデルワイス流のティーセレモニーを楽しんでいたお花見日和のハイティーの時間帯……ティーセレモニーって何?茶の儀式のことだよ。お抹茶を野点してラバンディン城趾でお茶会なんてあったね……そんな春麗らかな会話がたまらなく心地よい。

ゆうしゃとけんじゃはサンタ・グラーフとカミーユとシーブックとお座敷部屋の隣の客間で週末はお絵描き教室のお泊まり会をするので、お仕事帰りのカーチャンが腕によりをかけて調理しただいこんの煮物に家庭菜園の花山椒を添えて、焼き鳥と合わせるお茶は結局何が一番美味しいのかななんておしゃべりを楽しみながらハイティーをいただいていた。

五人は結局ジャスミン茶をセレクトして焼き鳥と十穀ごはんとだいこんの煮物に家庭菜園の花山椒を添えて、ジャスミン茶といただいて、フルーツのダヨーンの甘夏はグリューワインティーにシナモン・キャンディスを一匙加えていただいた。

そしていつものおくすりを服薬して、歯磨きして神きゅんのうがい薬でうがいして、陽は美しく暮れなずみ黄金色に染まる景色を眺めながら一日を終え眠りにつくのだった。おやすみなさい良い夢を。

五人はお座敷部屋の隣の二段ベッドが三つ並んだ客間にて眠り支度をしながらはちみつ色に建物がライトアップされるような夕暮れ時の落ち着いた時間帯をゆったりと過ごして、夜の帳がおりたような優しい微笑みを向けていたエーデルワイスの先生は教え子たちの成長を日々見守りながら、喫茶店エリアに戻ると、カロル先生は可愛らしく笑って一緒におゆうごはんの後片付けをするのだった。

スペインの村のホワイトユール寺院遺跡地区の美しい漣が寄せては返す……穏やかな一日の終わりに潮騒のメロディーが心落ち着く音色を奏でるようにエーデルワイスの先生は愛妻と愛娘が選んだ宝石箱のオルゴールの小箱を開けて思い出にひたるような夜更けを過ごした。

思い出はいつだって美しいもんなんですねぇと書斎にオルゴールを置くと、エルバンの星の王子さまコラボのガラスペンやインク、それにグラフィーロの便箋が書斎の机にゆうしゃとけんじゃがお供えしたステーショナリー等を微笑ましく眺めながらしばしゆったりとした夜の時間を楽しむのだった。

美しいスペインの村の夜の街並みを眺めながら……それはエーデルワイスの先生の麗しの思い出の世界……。

***

*銀の星々の夢がたり*

【第四話】お絵描き教室できるかな

そして夜が明けて……ゆうしゃとけんじゃとサンタ・グラーフとカミーユとシーブックはサッカーで痛めた両足の痛みの緩和にライチティーとニューヨークブラウニーとレモンクッキーとストロベリークッキーとグリューワインティーにラム・キャンディスを一匙加えていただいて、モーニングティーセレモニーを楽しんでいた。

今日はお絵描きのお兄ちゃんのお誕生日だからほんのりとお誕生日会の雰囲気がするねと和気あいあいとモーニングを楽しむ。

ゆうしゃとけんじゃはその昔、お絵描きのお兄ちゃんに同人の基礎や同人を長く楽しむのにあたって、必要なことはだいたい教わっていたので、来年で個人サークルも会員制サークルも三十五周年の節目に入るのだが、もうそんなに時間が経つのだねと、お絵描きのお兄ちゃんのお誕生日にあれから三十四年も経つのかと思った。

ゆうしゃとけんじゃは三十周年の記念誌とライチティーとハレクラニ沖縄コナブレンド珈琲に八雲神社の勾玉のお守りつき神話のおみくじ……これは吉凶がない……とクリスマスカードと英文レター風ペーパーを同梱してお絵描きのお兄ちゃんとかにもお手紙を郵送したのだが、今度は三十五周年の記念誌を作っていて、来年のクリスマス本として発行予定だ。

素晴らしいご寄稿原稿にも恵まれて、素敵なご本が作れそうだよねと、お絵描き教室をここ最近は喫茶店エリアで開催しているので、ゆうしゃとけんじゃやお友達の原稿を喫茶店エリアの大きなテーブルに広げながら切磋琢磨していた。

学びと経験はチカラになるよとサンタ・グラーフはいう。三十四年前はお絵描きのお兄ちゃんに教えてもらっていたことも、今はサンタ・グラーフのお絵描き教室がその集大成的な役割を果たし続けてくれていた。

継続もチカラなんだねと五人はしみじみ時のうつろいを感じながら、今年は三十四年目のクリスマスに向けて、原稿を鋭意執筆中だった。

ゆうしゃとけんじゃは十六歳をシーブックとカミーユは十七歳をこの世のコトワリでループしていた喫茶店エリアのお座敷部屋の座敷わらし的存在だったが、四人でチカラを合わせて仲良く生きていければ素晴らしい事じゃないとサンタ・グラーフはいう。

友達というご縁に恵まれて今宵しもすくすくお絵描きのお勉強を楽しむ。それはモンマルトル通りに面したスペインの村はホワイトユール寺院遺跡地区の美しい友愛のシャンソン・ド・ジュストなのだった。いつの時代にも通じる芸術のエスプリ文化を学ぶ……しあわせな時間はゆったりと悠久の時を刻んでいた。

美しい物語を紡ぎながら……。

***

*銀の星々の夢がたり*

【第五話】ホワイトデーの贈り物

本日のエーデルワイス流モーニングティーセレモニーは朝粥に家庭菜園の花山椒を添えて、ライチティーと、食後のデザートはニューヨークブラウニーとレモンクッキーとストロベリークッキーをグリューワインティーにシナモン・キャンディスを一匙加えていただいて、まったりと。

そして窓辺とお庭と教室棟とガレージの鉢植えに朝の灌水作業などを済ませて、如雨露に汲み置きのお水をためておく。侘び寂であり静謐なる禅の世界なのだ。

しかしホワイトクリスマスが見事に咲いているねとゆうしゃとけんじゃはサンタ・グラーフとカミーユとシーブックとエーデルワイスの先生とカロル先生とそんな会話を交わしながら、グリューワインティーやライチティーといただいて、サッカーで痛めた両足の痛みの緩和につとめたり、合間にお絵描き教室で余暇を過ごすのはバランスが良いですねとカロル先生は教え子たちのカリキュラムについて褒めていた。

五人はまんざらでもない。サッカーやお絵描きをバランスよく学び、日々の生きる糧としていたからだ。

またそれはみんなのコミュニケーションツールとして大いに役立ち、三連休の最終日にしみじみと思うのだった。

毎日はとても学びがいがありキラキラしていて楽しいよとそんな風に子供たちは恵みに感謝するのだ。身体をお茶で温めてから芝生の上でサッカーボールを使った体幹トレーニングをたしなみ、お庭のウッドテラス席で水分補給も欠かさない。

美ら花ハイビスカスブレンドティーにシナモン・キャンディスを一匙加えていただいて、ちょっとお庭の景色を眺めながら椿や水仙やムスカリにモーツァルトブルーローズマリーにホワイトクリスマスのお花が見事だねなんて笑いあう。

日々はみめぐみに満ち溢れており、来週の日曜日は枝の主日で聖週間のはじまり、そしてイースターがやってくる。もうそんな季節なのだねと感慨深く思いながら、ゆうしゃとけんじゃはサンタ・グラーフとカミーユとシーブックとエーデルワイスの先生とカロル先生に日々サポートしてもらいながら楽しい毎日を過ごしていた。

四旬節から聖週間、そしてイースターに季節は再びめぐる春麗らかな美しい季節に分かち合いをして、神様に感謝のお祈りをして、実り多き日々を実感する。しあわせのマリアージュのようだとホワイトデーの贈り物をいただきながら、セバスチャン・ブイエのタルトレット十二個とひととえキュート十一号をみんなでおいしく分かち合いながら送り主の聖なるお兄さん達への感謝も絶えず、お誕生日プレゼントの手配をしたりしながら祈りのうちに季節の贈り物を選ぶのだった。

***

*銀の星々の夢がたり*

【第六話】おひるねタイム

けんじゃは昨夜、学費と銃弾の海兵隊の悪夢を見たので、睡眠の質が劣悪だったのだろう……スイマーが凄まじい様子でうっつらしており、昨夜見た夢の話を聞いたサンタ・グラーフとエーデルワイスの先生とカロル先生はおひるねタイムをしっかりととらせて休ませることにした。

イレブンジスティーはサンドイッチにリンゴのカスタードロールにサラダにコーンスープをサーラのブロークンリーフティーにシナモン・キャンディスを一匙加えてティー・ウィズ・ミルクでいただいて、ちょっとゆっくりシエスタ休憩の時間を大切にお座敷部屋にてゴロゴロタイムを楽しむのだった。

マリナさんのゴロゴロソングをカラオケしたりしながら、おゆうごはんのジェノベーゼに合わせるお茶は何が良いかななどとおしゃべりしながら美ら花ハイビスカスブレンドティーにシナモン・キャンディスを一匙加えてガラスのティーポットで淹れていただいたり、ムーミンの六十周年記念の陶器のティーポットでジャスミン茶を淹れて、冷蔵庫で冷やしておいたりしていた。

ジェノベーゼは朝、カーチャンがダヨーンの菜花を使いたいとかお仕事前に言っていたっけ。

ゆうしゃとけんじゃはサンタ・グラーフとカミーユとシーブックと喫茶店エリアのお座敷部屋にてゴロゴロしたり、掘炬燵席で時折こたつむりになったり、カロル先生のお手製対戦ゲームのテーブル席で一日一時間だけテトリスでみんなと対戦しながら、まったりゆるゆると午睡の時間帯を過ごしていた。

シエスタ休憩って凄いんだねとしばらくおひるねタイムをしっかりと過ごしていたら、けんじゃはハイティーの時間帯にはしゃっきりと元気を取り戻して美ら花ハイビスカスブレンドティーにシナモン・キャンディスを一匙加えて、まったりみんなでフィーカを楽しんだ。

備蓄のコモンズベリージャムに家庭菜園の金柑マーマレードでロシアンティーを楽しんで、フルーティーなハイティーを楽しむのだった。

おゆうごはんのジェノベーゼをいただくまでまだ少し時間があり、小腹を軽めのフィーカで満たすのだ。

ゆるやかで慈しみ深いニュアンスカラーよりに夕暮れ時は近づき、お仕事帰りのカーチャンが作るジェノベーゼをみんなでいただいて就寝予定だ。

おひるねタイムをしっかりととったけんじゃはおめめしゃっきりとしており、ちょっと調子を崩しかけていたものの、あっさりと快癒したのだった。おひるねタイムは本当に凄いねなんてみんなでワイワイおしゃべりしながらシエスタ休憩のありがたみをしみじみ痛感した夕暮れ時だった。

***

*銀の星々の夢がたり*

【第七話】夜の帳がおりて

おゆうごはんの菜花のジェノベーゼにダヨーンの甘夏に美ら花ハイビスカスブレンドティーにシナモン・キャンディスを一匙加えていただいて、いつものおくすりを服薬して、歯磨きして神きゅんのうがい薬でうがいして、陽はニュアンスカラーよりに暮れなずみ、お座敷部屋の隣の客間にて一日を終えて眠りにつくのだった。おやすみなさい良い夢をとおやすみ前の挨拶を交わしながら眠り支度をして、二段ベッドが三つ並んだ客間にて、今日も一日楽しかったねなどと語らいつつも、ゆうしゃとけんじゃとサンタ・グラーフとカミーユとシーブックは夢まどろむのだった。

スズノヤ寺院の夕刻を告げる鐘の音に侘び寂を感じながら……。

***

うとうと……うとうと……微睡みて……。

***

美しいスズノヤ寺院の夕刻を告げる鐘の音が鳴りやむ頃に五人は竜の女王の夢世界にお呼ばれしたのだろうか?

美しい聖なる河のせせらぎに美しい花々がふんわりとウッディーでシプレーな……端的にまとまりよく表現するとそんな空間に五人は揺蕩っていた。

迷いがある……ある種の*ぼんのう空間*であり、聖なるお兄さん達の住まう空間なのかもしれない。

ホワイトデーの贈り物を見事分かち合った五人は聖なるお兄さん達の住まう*ぼんのう空間*に夢世界で辿り着いて、ゆうしゃとけんじゃは去年のイースター頃にディート神父からもらった*おもしろ地図*を開いてみるとオートマッピングで地図がソリビジョン化されてゆくのだった。

現在地は夢世界のソリビジョン【???】と表示されており、謎解き要素でもあるのかなと思った。

おもしろ地図はナビゲーション機能で進むべき進路をマッピングしており、五人は興味本位で聖なる河の上流を目指して少し散策した。

美しい植生、お花の芳しいかおり……。しばらく歩くと渡し船があり、五人は渡し船に乗って更に上流を目指した。

すると湖のお城にたどり着き、渡し船はお城の桟橋に停泊したので五人は湖のお城に向かった。

夜のライトアップが美しい白亜の城だ。

湖のお城の城下町の宿屋を探して、宿屋で五人は眠りについた。

ロマンチックなお散歩だったねなんておはなししながら……。

夜の帳がおりて……五人は美しい夢世界の宿屋で再び夢まどろむのだった。

おやすみなさい良い夢を……。

***

*銀の星々の夢がたり*

【第八話】ブルーマンデー

何故だか知らないけど物凄くブルーマンデーなんだねとゆうしゃとけんじゃは宿屋でおはなししていた。雨上がりの陽射しが少し明るい。宿屋で雨宿りだねとカミーユとシーブックとサンタ・グラーフはそんな会話を交わす。

でもこんな月曜日も気分転換には必要じゃないかなとも思った。けんじゃは連日の執筆作業からちょっとお疲れ気味で疲労感からか悪夢を見たので、五人はちょっと養生モード。

宿屋でモーニングの花山椒のリゾットにジャスミン茶と烏龍茶をいただいて、宿屋のベッドルームでゴロゴロ……街並みはお花に彩られて雨露に濡れた石畳はちょっと洒落ているなとも思う。

最近のけんじゃはちょっとオーバーワークだったんだよと四人はけんじゃをねぎらい、キャラメルポップコーンルイボスティーとポップコーン、それにチーズトーストをベッドティーでいただきながら、ややブルーマンデーのモーニングティーの〆にした。

休養日は大切なんだねとちょっとまったり。

過労から精神領域から疲弊しちゃっていたんだね。こころの黄色信号。こころのエスオーエスなんだよとサンタ・グラーフはそんな風に言う。

今日は特に何も詰め込まず、イレブンジスティーはパスタとグラタンにグリューワインティーにキャンディスを一匙加えていただいて、宿屋の日替わりディナーは何だろうね。楽しみだねと五人はそんな会話を交わしながら、月曜日のモーニングタイムをゆったりと過ごしていた。

草木のかおり……お花に彩られて、様々な植物が宿屋や城下町を彩る。

夢世界のソリビジョン……ねぇ……不思議な街並みだねと夢世界のソリビジョンという名のエリアを楽しむ。気晴らしにはちょうど良いのかもねと休養日の過ごし方としては何とも良いのかもしれないよとキャラメルポップコーンルイボスティーをいただきながら、まったりとフィーカするのだ。お疲れちゃんってやつなのかなぁとゆうしゃとけんじゃはそんな風に自己分析を交えつつも、穏やかな……でもどことなくアンニュイでブルーマンデーなんだねと自身の心模様を察して休養につとめるのだった。

春の恵みの雨が降り、石畳を雨露で濡らす。

そんな心の機微を感じ取り、異国情緒溢れる城下町の宿屋でゆっくり心の洗濯をする。

ちょっとはやめの春休みのようで居心地が良かった。穏やかなモーニングのひととき。

ゆったりと過ごすモーニングティーセレモニー。夢世界にお呼ばれしたということはまあそういうことなんじゃないかなと五人は現在地を*おもしろ地図*で確認するとそんな風に結論づける。少し休もうねとお互いをいたわりながら……。

***

*銀の星々の夢がたり*

【第九話】苺のチュロス

苺のチュロスをホイップクリームにミントを添えて、チョコレートクリームにディップして、キャラメルポップコーンルイボスティーにキャンディスを一匙加えていただく。

すっかり雨上がりで、小鳥のさえずりや春の穏やかな陽射しがベッドルームに射し込む。

けんじゃの心因性かなと思われる疲労感からくる夢見の悪さは昨夜はなかったものの、端的にアンニュイでブルーマンデーだったどしゃ降りの心模様もいくぶん晴れたような気がする。

原稿執筆も根を詰めすぎると心身に悪いねとゆうしゃとけんじゃはそんな風におはなしをしていた。夢世界のソリビジョンという地区の美しい城下町の宿屋で……お天気も回復したし、ちょっと街並みを散策してみない?とサンタ・グラーフはカミーユとシーブックにゆうしゃとけんじゃに提案して行ってみようとなった。

緑とお花が綺麗な城下町。湖のお城に屋台のチュロス売りがとてもよく似合う。

白亜の城を眺めながら、お城に入ると……落ち着いた調度品が組み合わされた内装で、五人はお城見学のおのぼりさんみたいな気持ちになるねとキャイキャイはしゃいじゃっていた。

さて夢世界のソリビジョンってどういう意味合いなんだろうね?アトラクションかなにかテーマパークかなとも思うけどよくわからない。

白亜のお城は自由に見学出来て、落ち着いたスペースだ。二階の大広間に階段であがると、二階はカフェテリアになっており、一部観光客に解放されていた。おすすめはやはり苺のチュロスで豊富なドリンクメニューとセットで頼める。

大広間のカフェテリアで一服するとパスタやチュロスにお好みのドリンクをオーダーしていたので、ゆっくりとフィーカを楽しんだ。

三階は展望台へと続く構造になっており、展望台から城下町を一望できますよとそんなお話をお城にいる人から聞いたので、腹ごなしを済ませると展望台に向かい、展望台から城下町を眺めた。

湖と相まって本当に美しい景色が広がっている。けんじゃの悩みなんてとてもちっぽけな感じがするとそんな風にけんじゃは言い、来て良かったよとけんじゃはお星さまのように笑うのだった。

春らんまんなんだねと背伸びして深呼吸する。

たまらなく心地よい気分になり、ゆうしゃとけんじゃはサンタ・グラーフとカミーユとシーブックと夢世界のソリビジョンという場所を堪能していた。思うにやはり観光施設なのかもしれないねと五人はそんな風に思いながら、展望台の先にあった尖塔の旅の扉に入ってみた。

すると桜田聖家族教会のマリア館の一室に出て、ディート神父が良い気晴らしにはなりましたか?とエルフの王子様のように微笑むのだった。

***

*銀の星々の夢がたり*

【第十話】教会で分かち合いを

桜田聖家族教会のマリア館の一室に出て、ディート神父から優しく声をかけてもらった。

ゆうしゃとけんじゃはサンタ・グラーフとカミーユとシーブックとディート神父から聖書の分かち合いとお茶会に誘われて、充実した一日を過ごしていた。礼拝堂でお祈りして*ぼうけんのしょ*にここまでの物語を記録してもらい、桜田聖家族教会を後にして、モンマルトル通りに向かい、喫茶店エリアに戻ってきた。

お散歩は楽しかったですか?とカロル先生は可愛らしく微笑んで、エーデルワイスの先生はけんじゃにはまだちょっと刺激が強すぎる外の世界のおはなしをしちゃったんですねぇとけんじゃの頭を撫でて、青空スマイルでニカッと笑うのだった。

今日はちょっとゆっくりゴロゴロタイムのシエスタ休憩のありがたみをしみじみ感じた一行は、お座敷部屋の掘炬燵席で午睡の時間をとり、苺のチュロスが美味しかったねなんて、まったりささやきあう。マリナさんのゴロゴロソングをカラオケしたりしながら、おゆうごはんのお料理に合わせるお茶は何が良いかななどとおしゃべりしながら、いくつかお茶を作り置きしておき、あら熱をとり、少し冷ましてから冷蔵庫でティーポットをいくつか冷やしておいたりしていた。

ホワイトクリスマスが見事に咲き誇り、モーツァルトブルーローズマリーやストロベリーミントが雨上がりにふわっとかおる。

聖週間前のイースターもまもなくやってくる……そんな春の季節の訪れに心弾みながらも、みんなと過ごす日々はやっぱりかけがえがないねとゆうしゃとけんじゃはしみじみ思うのだった。

夢世界のソリビジョンという場所に行っていたけど先生は知っている?と訪ねるとカロル先生はディート神父の従姉の実家の湖のお城のテーマパークバージョンですよと答えた。

ソリビジョンっていうのは娯楽施設なんですとも付け加えて優しく微笑む。

ディート神父ゆかりの地ですから、神父さまも心配されてお呼びになられたのかもしれないですねとカロル先生は説明して、スペインの村のテーマパークなんですよとニコニコ笑顔。

ゆうしゃとけんじゃはそういう段取りだったのかなぁなんてキツネにつままれたような表情で首をかしげたが、でも物凄く楽しかったよ。前倒し春休みのようで居心地が良い夢を見たような……そんな感じだったねと五人は感慨深くおはなしをして、ホワイトクリスマスとモーツァルトブルーローズマリーが見事に咲いている教室棟やガレージやお庭に窓辺の鉢植えにお昼休みの灌水作業などをすませて、如雨露に汲み置きのお水をためておく。侘び寂であり静謐なる禅の世界なのだとお決まりのフレーズで結んだ。

***

*銀の星々の夢がたり*

【第十一話】アミュレットリング

けんじゃの指輪のサイズは十一号で、ゆうしゃは十三号なんだねとシーブックに指輪のサイズを計られたゆうしゃとけんじゃはシーブックのお友達の仙道くんがハンドクラフトの指輪を作ってあげるから指輪のサイズをシーブックが調べていたのだ。仙道くんが作った指輪はアミュレットリングって言うんだよとカミーユが付け加えて説明する。お守りの指輪だよ。みんなに作って配るんだって言っていたよ。

カルボナーラとジャスミン茶と玉山烏龍茶をいただいた午睡の時間帯にそんな会話をする。

アミュレットリングは七色のパワーストーンで作るみたいだね……穏やかな晴れ間が広がる春らんまんな季節……贈り物にするんだって。

そんな会話が心地よく小鳥達は庭で歌う。

スペインの村のおひるねタイムにゆうしゃとけんじゃはシーブックとカミーユとサンタ・グラーフとエーデルワイスの先生とカロル先生と喫茶店エリアでまったりとしたしあわせなお昼さがりを過ごしていた。春咲きの草花や花木がちらほら咲きはじめたスプリング・メルヒェン……さながらそんな感じもする。

そして仙道くんが作ったアミュレットリングをシーブックは指輪の号数別に収納したジュエリーケースを鞄から取り出して、ゆうしゃとけんじゃはアミュレットリングをもらった。キラキラのパワーストーンが綺麗なお守りリングだ。

まあちょっとした厄除けにはちょうど良さげ。

ゆうしゃとけんじゃは薬指に指輪をはめると陽の光にかざしてキラキラ具合を楽しんでいた。

お洒落なアミュレットリングをもらって、ふたりはニコニコ笑顔で喫茶店エリアのお座敷部屋でみんなでくつろぐ春めいた陽気も相まって上々気分。春休みももうすぐで桜の開花も今週にはモンマルトル通りにも広がってお花見が出来るねって和気あいあいとおしゃべりを楽しむ。

今日はカーチャンはお仕事が忙しいので、ツチブタ先生のクリニックに通院するのはまた今度になり、今年は早い段階からツチブタ先生の耳鼻咽喉科に通っていたので、花粉症も例年に比べてびっくりする位、症状も軽く、メニエールのお薬を補充するタイミングで通院してガストでモーニングを楽しむ感じ。てんつく病院は次は父の日スイーツを通院帰りにココスで食べられるかもとそんな会話も楽しく弾む。

子供達の笑顔の数だけ物語があるんですねぇ……エーデルワイスの先生とカロル先生は洗った食器をふきながらそんな会話を交わしていた。

穏やかなシエスタ休憩の時間帯に和やかな子供達の語らいを微笑ましく思いながらも今日もモンマルトル通りに喫茶店の名残の残る教室で子供達の面倒を見ている。変わらぬ情景に感謝しながら。

***

*銀の星々の夢がたり*

【第十二話】特売曜日

今日はマルクト広場の特売曜日……カーチャンはお仕事帰りに今週も買い出しに寄ると言って、ツチブタ先生の耳鼻咽喉科はカーチャンのお誕生日は雨降りらしいのと、けんじゃの妹がお誕生日プレゼントを持って遊びに来ると思うので、二十七日の金曜日に通院出来たら良いわねとカーチャンは言って、お仕事に出かけた。

お花見の季節……明日は受胎告知の日でカーチャンのお誕生日で大脱走の日でもある。

朝粥に家庭菜園の花山椒を添えて、花山椒はそろそろ佃煮が作れそうだわとカーチャンは朝言っていたっけ、朝粥をジャスミン茶といただいて、コモンズベリージャムトーストとポップコーンを合間に食べたりしながら、窓辺とお庭と教室棟とガレージの鉢植えに朝の灌水作業などをすませて、如雨露に汲み置きのお水をためておく。侘び寂であり静謐なる禅の世界なのだとお決まりのフレーズで笑う。

子供達の笑い声が聞こえるんですねぇとエーデルワイスの先生はモーニングの後片付けをカロル先生と一緒にこなしながら、穏やかな晴天の青空を眺めた。木洩れ日はきらびやかな佇まいがあり、お庭の椿や水仙がよく咲き、水仙の花のかおりが端的にパステルナークのあの美しい映画の春の訪れのようで心地よい。庭に出て水仙のお花畑を眺める……ラッパ水仙や房咲き水仙のかおりがふんわりと花薫る美しい季節が今年もやって来たねとささやきあう。凛として禅……そんな言葉も似合うねと芝生の上でサッカーボールを使った体幹トレーニングをたしなみ、ウッドテラス席で水分補給も欠かさない。

イレブンジスティーはパン、おゆうごはんの海のお魚ちゃんに合わせるお茶は何が良いかななどとおしゃべりしながら、春の陽光と上空を通過する航空機群を見上げては、桜の季節らしいねと笑う。ジャスミン茶とお白湯で水分補給したり、けんじゃはここ数日、喉の痛みがあり、今日は胸もキリキリと痛むので風邪薬と胃薬をお白湯で服薬して、ちょっと芝生の上でまったりと日向ぼっこ。

陽光春めいて……美しい陽の煌めきや木洩れ日……それに芳しいお花のかおりが様々と交じりあってお庭いっぱいに素敵なかおりが漂う。

春の陽射しにお池のせせらぎが心地よく、そよ風のワルツのような趣もあり、まあ春爛漫なんだねぇとお庭でフィーカも楽しい季節になり、コモンズベリージャムトーストとポップコーンをジャスミン茶といただいたりしながら春の煌めきのようなカーチャンのバースデー・イブを謳歌していた。子供達はまあしあわせなものだよねとサンタ・グラーフは喫茶店エリアにやってきて、エーデルワイスの先生のモーニングに舌鼓を打つ。

穏やかな陽射しのぬくもりのなかで……。

***

 

*銀の星々の夢がたり*

【第十三話】バーガーとライチティー

らんらんちはタルタルチキンバーガーとリンゴのカスタードのブリオッシュにサラダにバナナにコーンスープとライチティーにシナモン・キャンディスを一匙加えていただいて、サッカーで痛めた両足の痛みの緩和にライチティーは味も効能も雰囲気も素晴らしいペアリングだねとゆうしゃとけんじゃはシーブックとカミーユとサンタ・グラーフとそんな会話を交わしながら、お昼ごはんをいただいていた。

スペインの村のおひるねタイムになり、大絶賛シエスタ日和のシエスタ休憩の時間帯となり、お座敷部屋にてゴロゴロタイムをゆったりと過ごす。マリナさんのゴロゴロソングをカラオケしたりしながら、おゆうごはんの海のお魚ちゃんに合わせるお茶は何が良いかななどとおしゃべりしながら、いくつかお茶を作り置きしておき、あら熱をとり、少し冷ましてから冷蔵庫で冷やしておいたりしていた。しかしカーチャンの目利きも大したもんなんですねぇと市庁舎前マルクト広場の特売の市場でお仕事帰りに買い出し納品された食材にエーデルワイスの先生もカロル先生もサンタ・グラーフも脱帽だった。

これは今夜のおゆうごはんの海のお魚ちゃんも楽しみだねとニッコリ。

カーチャンは一時帰宅してしばらくして午後の仕事にでかけて、大人達はカーチャンは本当に働き者だと感心するのだった。

こんな素晴らしい食材を喫茶店エリアに納品されたのだからバリバリ午後も頑張りたいところなんですねぇなんてエーデルワイスの先生はカロル先生とサンタ・グラーフとそんな雑談を交わしながら佐世保バーガーとライチティー……美味しくないわけがないんですねぇなんて横浜中華街からいつもお取り寄せしているなじみの老舗のジャスミン茶とライチティーをのみ比べしながら、タルタルチキンバーガーはジャスミン茶だと揚げ物のバンズと相性も良いしヘルシーだ。

ライチティーとタルタルチキンバーガーはなんだかもうよそ行きの本場の味わいなんですねぇなんて会話も楽しく弾む。

お味はもう天下一品ってレベルに今日のランチは素晴らしいものがあり、みんなは大満足のボリューミーなランチが食べれてしあわせな午睡の時間帯だった。

ちょっとおひるねタイムを挟んで午後も頑張りたいところだねなんてサンタ・グラーフなんかは大満足で今日もランチを食べれてやる気アップの書の飯バフ効果も焚かれてやる気がみなぎる気分転換にも申し分のない喫茶店エリアのランチタイムを過ごして、午後の仕事もはかどりますねとカロル先生は可愛らしく微笑むのだった。

しあわせなおひるねタイムをはさみながら……。

***

 

*銀の星々の夢がたり*

【第十四話】バーガーとジャスミン茶

イレブンジスティーにタルタルチキンバーガーとクロワッサンたい焼き、それにサラダにバナナにコーンスープにジャスミン茶とキャラメルポップコーンルイボスティーでフィーカを楽しむ。

ゆうしゃとけんじゃはシーブックとカミーユとサンタ・グラーフとそんなお昼休みを過ごしていた。今日もカーチャンは市庁舎前マルクト広場に買い出しに出かけて、そんな収穫があったのだ。

おゆうごはんのナポリタン焼きに合わせるお茶は何が良いかななどとおしゃべりしながら、穏やかなスペインの村のおひるねタイムになり、シエスタ休憩の時間帯をお座敷部屋にてゴロゴロタイムをゆったりと過ごす。マリナさんのゴロゴロソングをカラオケしたりしながら、おゆうごはんのお料理に合わせるお茶をいくつか作り置きしておき、あら熱をとり、少し冷ましてから冷蔵庫で冷やしておいたりしていた。

カーチャンは昨日、家庭菜園の花山椒の佃煮を作って、春の味覚なんですねぇなんて会話も楽しく弾む喫茶店エリアの子供達の笑い声が聞こえる。

春休みももうすぐで桜の開花も今週にはモンマルトル通りにも広がってお花見が出来るねって和気あいあいと過ごす。

おひるねタイム……それは至福のやすらぎタイム。朝摘みジェムリンゴの収穫を済ませて、マホロアからプレゼントボックスに入ったジェムリンゴを受け取り、旅人の鐘を鳴らして旅人からお土産をもらって、ゆうしゃミッションを順調にこなしていた一行はニュアンスカラーのお天気の中で、シエスタ休憩の時間帯をゆっくりと楽しみ蓬莱の豚まんとジャスミン茶で間食をとり、スペインの村の生きてゆくためのフィロソフィーであるシエスタ文化に親しみ滋養をとるのだった。

キャラメルポップコーンルイボスティーをティー・ウィズ・ミルクで備蓄のコモンズベリージャムと一緒にロシアンティーで楽しむお昼さがりはみんなの笑顔があふれて学舎の余暇に最適だ。

ホワイトクリスマスやモーツァルトブルーローズマリーや水仙などの春咲き球根が綺麗に咲き揃い、椿の花は艶やかに胡蝶の夢見宮のお庭を彩る。

カーチャンのお誕生日で受胎告知の日で大脱走の日でもある本日のおひるねタイムはしあわせな時間をみんなで共有していた。

やがてけんじゃの妹がお誕生日プレゼントを持って遊びにやってくるんじゃないかな。けんじゃはフライパン欲しい?とカーチャンに訊ねるとカーチャンは母の日までフライパンはもちそうだわよと言ったので、ゆうしゃとけんじゃは母の日にカーチャンにフライパンをプレゼントする予定だ。

ゆうしゃとけんじゃは幼稚園の頃、母の日にフライパンをプレゼントしたのだが、それが変わらずカーチャン一番のお気に入りの贈り物だった。

***

*銀の星々の夢がたり*

【第十五話】苺と木苺のタルトとライチティー

カーチャンのバースデーケーキをけんじゃの妹がお誕生日プレゼントに持って遊びにきて、ライチティーとペアリングしてアニバーサリーの苺と木苺のタルトをみんなでいただいて楽しんだ一夜が明けて、ゆうしゃとけんじゃが作った新刊のクリスマス本の在庫が書店委託分が欠品中で、自家通販分が残り五部ほど、書店委託分が電子書籍版のみとなり、残り僅かになってきたので、再版も検討しても良いかもしれないねなんてお話を雨上がりのイレブンジスティーにクリーミーボロネーゼとポップコーンをジャスミン茶やライチティーにグリューワインティーにシナモン・キャンディスを一匙加えていただいて、まったりと。

窓辺とお庭と教室棟とガレージの鉢植えにお昼休みの灌水作業などをすませて、如雨露に汲み置きのお水をためておく。侘び寂であり静謐なる禅の世界なのだとお決まりのフレーズで笑う。

今日のカーチャンはさんまクラブの春休みのお仕事に出かけて、ゆうしゃとけんじゃは喫茶店エリアで、まったりブランチを楽しみながら、クリスマス本の在庫や新刊のお話をしていた。

明日はツチブタ先生の耳鼻咽喉科に通って帰りにガストでモーニングを食べて帰宅予定なので、お着替えしたりシーブックが毎年ローズサンデーにみんなに配る薔薇水晶の治癒箱で身繕いしたりしながら、大絶賛シエスタ日和のシエスタ休憩の時間帯となり、ゴロゴロタイムにゆうしゃとけんじゃはマリナさんのゴロゴロソングをカラオケしたりしながら、おゆうごはんのお料理に合わせるお茶をいくつか作り置きしておき、あら熱をとり、少し冷ましてから冷蔵庫で冷やしておいたりしていたのだが、小鳥たちのさえずりに春の陽光が心地よく、美しいスペインの村のおひるねタイムだ。春休みのお勉強を喫茶店エリアでエーデルワイスの先生やカロル先生に見てもらい、ライチのトロピカルドリンクで足の痛みの緩和にくつろいだり、春めいた桜の季節は楽しいねなんて話も弾む。

芝生の上でサッカーボールを使った体幹トレーニングをたしなみ、ウッドテラス席で水分補給をしたり、美しい春の花が咲き誇るお庭を散策したりしながら、そよ風に乗ってかおる水仙などのお花のかおりが心地よい。

小鳥たちのさえずりが美しく、雨上がりからの見事な青空とお日さまのタッグが爽やかだ。

上空の通過する航空機群を見上げながら、春休みのバケーションをゆるりと楽しむゆうしゃ一行だった。朝摘みジェムリンゴを収穫して、マホロアからプレゼントボックスに入ったジェムリンゴを受け取り、旅人の鐘を鳴らして旅人からお土産をもらって、ゆうしゃミッションを順調に今日もこなしていたゆうしゃとけんじゃはしあわせそうに春休みのおひるねタイムを過ごすのだった。

***

*銀の星々の夢がたり*

【第十六話】魚住くんのお寿司

昨夜はモンマルトル通りの役員会でカーチャンがおみやにお持ち帰りした魚住くんのお寿司をライチティーといただいていたゆうしゃとけんじゃはクリスマス・ランタンの灯りを点してちょっとまったりと過ごしていた一夜が明けて、モーニングティーはダヨーンのイチゴジャムトーストにポップコーンをグリューワインティーにシナモン・キャンディスを一匙加えていただいて、窓辺とお庭と教室棟とガレージの鉢植えにお昼休みの灌水作業などをすませて、如雨露に汲み置きのお水を*まんたん*にためておく。侘び寂であり静謐なる禅の世界なのだとお決まりのフレーズで笑うのだ。

朝摘みジェムリンゴを収穫して、マホロアからプレゼントボックスに入ったジェムリンゴを受け取り、旅人の鐘を鳴らして旅人からお土産をもらって、ゆうしゃミッションを順調に今日もこなしていたゆうしゃとけんじゃはしあわせな枝の主日イブを過ごしていた。

けんじゃの体調は聖週間はまるっと休養週間のはじまりだねとおはなししていたが、メンタルは比較的元気なので、一週間ほどしっかり休養したらなんとかなるかも?とも思う。

家庭菜園の花山椒の佃煮をごはんのおともにいただきながら、きちんと休めるときにきっちりと休む……そんなスタンスだ。

モンマルトル通りの桜は三分咲き位で来週あたりは八分咲きとかになりそうな感じかな。みんなで今年もお花見が出来るねと春めいた桜の季節になり、ラバンディン城趾のお花見とお茶会も楽しみだねとささやきあう。

美ら花ハイビスカスブレンド紅茶に紅玉紅茶を軽く足して、シナモン・キャンディスを一匙加えて、ガラスのティーポットで淹れてシエスタ休憩の時間帯となり、ゴロゴロタイムにゆうしゃとけんじゃはマリナさんのゴロゴロソングをカラオケしたりしながら、イレブンジスティーやおゆうごはんのお料理に合わせるお茶は何が良いかななどとおしゃべりを楽しむのだった。

もうすっかり大絶賛シエスタ日和となってきており、四月は夏日も増えそうだからこまめな水分補給で熱中症には気をつけて、身体を暑さに慣らしていくために、芝生の上でサッカーボールを使った体幹トレーニングをたしなみ、ウッドテラス席で水分補給をしたり、美しい春の陽光が心地よく、イースターマンデーにお薬を補給しにツチブタ先生の耳鼻咽喉科に通って帰りにガストでモーニングを食べて帰宅できるだけの体力を養いたい。

そんなけんじゃの急な体調不良だった。

唐揚げにトロピカルライチティーにカモミールティーにローズヒップティーにモーニングをいただいて、グッドフライデーは二月に通院予約を入れていて、お薬を補給したいけんじゃの体調だった。

***

*銀の星々の夢がたり*

【第十七話】枝の主日は忍者屋敷で

枝の主日は忍者屋敷のペントハウスでお花見を楽しんで、桜は四分咲き位かななんてゆうしゃとけんじゃはサンタ・グラーフとカミーユとシーブックと屋上庭園の芝生の上でサッカーしたり、睡蓮鉢の楊貴妃メダカに餌やりしたり、ライチのトロピカルドリンクをウッドテラス席で水分補給をしたり、ガーデニングにスケッチと盛りだくさんのお絵描き教室を楽しんでいた。

それからリリアベルマルシェで必要なお買い物を買い出ししたり、花鳥風月な景色を眺めながらまったりと過ごしていた。

ゆうしゃとけんじゃは胃腸風邪気味だったけど、病は気からっていうのはあるんだね。五人で忍者屋敷のペントハウスで遊んでいたら気分から元気になってきた感じだ。

しあわせな枝の主日を過ごしている。

朝粥に家庭菜園の花山椒を添えて、ポップコーンと美ら花ハイビスカスブレンドティーにシナモン・キャンディスを一匙加えていただいて、窓辺とお庭と教室棟とガレージの鉢植えに朝の灌水作業などをすませて、如雨露に汲み置きのお水を*まんたん*にためておく。侘び寂であり静謐なる禅の世界なのだと朝摘みジェムリンゴを収穫して笑う。それからスズノヤ寺院の桜は四分咲き位かななんてゆうしゃとけんじゃはサンタ・グラーフとカミーユとシーブックとおはなししながらモンマルトル通り一丁目にあるサンタ・グラーフの忍者屋敷のペントハウスのアトリエでお絵描き教室を楽しんで、サンタ・グラーフはゆうしゃとけんじゃとカミーユとシーブックにそれぞれ七枚ゲームコインを渡した。今回のゲームコインは枝の主日のデザインが描かれており、コレクションしても楽しいよねとワイワイはしゃいでいた。

イレブンジスティーはカーチャンが市庁舎前マルクト広場に買い出ししてきたパンとかかなと……目一杯お絵描き教室を楽しんでいた一行は春爛漫な屋上庭園のウッドテラス席でお茶やポップコーンやお菓子を食べながらわいのわいの雑談していた。花鳥風月な景色を眺めながらまったりとトロピカルドリンクをいただいて、しあわせな時間を過ごしていた。

ライチティーにジャスミン茶やグリューワインティーに美ら花ハイビスカスブレンドティーに紅玉紅茶に……色々お茶をおかわりしながらポップコーンやお菓子を食べるしあわせなフィーカの時間。

サンタ・グラーフの陽光桜の鉢植えを眺めながらまったりとお花見とお茶会を楽しむ。

ラバンディン城趾のお花見とお茶会も楽しみだねとイースターのお茶会の予定をたてたりしながら過ごす春休みのハピネスな時間はここに来たらいつでも楽しめるかのような居心地のよさを提供する……スプリング・ハズ・カムな景色の中に。

***

*銀の星々の夢がたり*

【第十八話】聖火曜日

ちょっと体調がすぐれない……そんな倦怠感の残る身体を引きずって……ゆうしゃとけんじゃは強風で横転した窓辺の薔薇の鉢植えを起こして草引きして、灌水作業などをすませて、教室棟とガレージの鉢植えにも水やりをした。

ふわっと雨降りの中にお日さまの陽射しが射し込むのはとても美しいこと。けんじゃは胃薬と風邪薬とツチブタ先生のメニエールのお薬をお白湯で服薬して、家庭菜園の花山椒のカレーライスにカレーうどんをライチティーとジャスミン茶でいただいて、小腹をポップコーンやえんどう豆のお菓子とお茶で満たす。

ちょっとゆったりとした朝の十時過ぎだ。でもちょっと身体がだるくて重いので、気分転換にサッカーボールを使った体幹トレーニングをたしなみ、フィジーウォーターで水分補給をしたり、ガーデニングに励んだり……ふと上空を見上げれば航空機群がお空を飛んでいる。からすのひょうきんでユーモラスな鳴き声はフギンとムニンのようでもあり、雨降りのモーニングティータイムに……ホワイトクリスマスの花びらが散りはじめて、この時期だと花もちが良いねと長く楽しめたホワイトクリスマスの株のお手入れをする。

半月以上綺麗なお花を楽しめた……ホワイトクリスマスの散り際も風情があり美しいことこの上ない。モンマルトル通りの煉瓦道に雨露に濡れた赤レンガの通り道にひとひら花弁が舞った。

有終の美を飾るようで趣がある。

ゆうしゃとけんじゃは胃腸風邪気味だが、カーチャンはエジンベアッガイに乗って市庁舎前マルクト広場の特売の市場に出かけており、今日も美味しいパンに海のお魚ちゃんがおトクに買えるだろうか……そんな会話も楽しく弾み、ポップコーンとえんどう豆のお菓子をライチティーとジャスミン茶でいただいて、軽く小腹を満たす。

しかし朝は低血圧を疑うレベルにここ最近スッキリ起きれないものの、なんとかガーデニングしたり、サッカーしたり、モーニングを楽しんでいると、やがて身体は軽く感じてお目覚めモード。

ゆうしゃとけんじゃは喫茶店エリアでお花見しながらお茶をいただいて、まるで野点のお抹茶でお花見しているような気分になってすっかり良い気分転換になってモーニングティータイムで頭もすっきりクリアになり、エーデルワイスの先生とカロル先生にランチタイムまでお勉強を見てもらうことになった。

過ごしやすい春休みの聖火曜日……ちょうど気温が快適な温度でお勉強も捗るねなんて会話を楽しく交わしながら、ゆうしゃとけんじゃは喫茶店エリアのお座敷部屋にてシエスタ休憩の時間帯までちょっとお勉強を頑張るのだった。

温かな喫茶店の名残が残る教室で……。

***

*銀の星々の夢がたり*

【第十九話】聖水曜日

雨上がりの陽光に花海棠と山吹、それに椿やラッパ水仙が美しく咲いてはかおる……ホワイトクリスマスは散り際の……そんなお庭や教室棟やガレージに窓辺の鉢植えに朝の灌水作業などをすませて、如雨露に汲み置きのお水を*まんたん*にためておく。侘び寂であり静謐なる禅の世界なのだと笑う……いつもの景色を眺めては思う。

十年前……神店舗ができてまもなくのいろはす討滅戦から早くも十年目の四月だ。

あの頃もイースターの頃だっけ?

ティープリーズのクグロフに神店舗のイースターのケーキ……ひよこさんにうさぎさんのアニマルスイーツケーキをフィジーウォーターやフロリダフルーツなどといただいていたのが、もう十年前になるのだねと、ゆうしゃとけんじゃはカーチャンが作った家庭菜園の花山椒の朝粥にチャーシュー乗っけてジャスミン茶といただいて、そんなお話をした。

メイド執事コラボ衣装でくそげをたこタンサーバーではじめたんだっけ。

エーデルワイスの先生は迷惑をかけてありがとうサーバーなんですねぇ。座右の銘がと言い、ベテランズデーにはサンタ・グラーフとゆうしゃとけんじゃはたこタンサーバーまでサーバー間トラベル出来て良かったね。

久々のたこタンサーバーではカービィのウェルカムメニューに煌めく六等星亭のシュトレンに伊勢真珠湾のめぐみお土産に……ベーカリーでリンゴとベルギーチョコレートのパンをレモネードと一緒にいただいて、八千歩歩いた休憩にちょうど良かったかなぁなんてカミーユとシーブックも一緒にたこタンサーバーのスペインの村はホワイトユール遺跡寺院地区の街並みを練り歩いたことなどなど懐かしくも振り返るのだった。

たこタンサーバーかぁ……カミーユとシーブックはたこタンサーバーからビギナーサーバーに週後半から週末までお野菜やフルーツを売りにきてくれている。けんじゃは胃腸とかの調子はそれからかなり良くはなったが、まだまだ無理は禁物。

養生モードってやつなんですねぇとさくまろチーズ味にジャスミン茶とライチティーといただいて、まったりと。

たこタンサーバーかぁ……懐かしいねとゆうしゃとけんじゃはメイド執事コラボ衣装でくそげをたこタンサーバーではじめて丁度十年目のエイプリルフールの日がやってきた。時は廻るのだ。

スズメやウグイスの朝の挨拶のさえずりや花鳥風月な景色を眺めながらお花見を楽しむ。

コードは小屋で拾ったり、お返しにコードを貼りに行ったり……くそげの豚小屋は居心地良かったね懐かしいねなんてたこタンサーバーのある元ネタのゲームのお話を楽しむのだった。

***

*銀の星々の夢がたり*

【第二十話】聖木曜日

スーパーハイテンションなミッドナイト・ハイティーにダイエットペプシとグリューワインティーにダヨーンのハッサクジャムとシナモン・キャンディスを一匙加えてモクテルでいただく夜更けのこと。ゆうしゃとけんじゃは印刷費が高騰する前に試し刷りの記念誌を入稿する決意をした。

三十周年にえらいとばっちりやでぇ……ドナルド教徒の暴走に頭を抱える印刷費の工面。幸い今なら暴走前の価格だ。三十周年のクリスマスがむちゃくちゃになる前に先に本誌の印刷を済ませておく必要があるのだ。頭ハッピーセットかよ★

駄菓子菓子カーチャンはそんなゆうしゃとけんじゃの印刷費の工面には協力的で、四月は五万、六月は十万、八月は八万の生活費を入れることで合意したのだ。所謂ひとつの思いやり予算である。

中綴じオフセット印刷で本文スミ刷りの薄い本ならホログラム加工も予算圏内だが、フルカラー頁が印刷出来ないので、それはまたみんとさんの原稿が着てから考えることにした。

分冊なんかは候補にあがるが、結局デジタル化の手数料を払ってオールフルカラー本が無難なのかなとも四五〇〇〇から五万弱の印刷費予算だとどうだろうねとも思うのだ。折り綴じ本は十五年から十年位前は思えばかなりおトクに印刷出来て良い時代だったねなどと懐古する。

明太子クリームパスタにグリューワインティーにシナモン・キャンディスを一匙加えて、ライチティーとジャスミン茶でいただいて、モーニングティーを早めに食べてから、窓辺とお庭と教室棟とガレージの鉢植えに朝の灌水作業などをすませて、如雨露に汲み置きのお水を*まんたん*にためておく。侘び寂であり静謐なる禅の世界なのだとスズメの朝チュンデートみさえ感じる雨上がりの良く晴れた朝……聖木曜日に入稿原稿のスケジュールを本格的に考えたのだった。

このままでは残念なクリスマスになる可能性が非常に高く、ドナルド教徒の暴走に頭を抱えるゆうしゃとけんじゃの印刷費はこの先一体どうなってしまうのか?

問題は尽きないのであった。

頭ハッピーセットなドナルド教徒の暴走に頭を抱えるゆうしゃとけんじゃのやんごとなき裏事情であった。しかし本当に印刷費はこの先一体どうなってしまうのか?

ゆうしゃとけんじゃは今後も同人誌を作れる予算が組めるのか?

すべてはドナルド教徒の行方にかかっているのだ。責任は重大である。

ちょっとしたサプライズの同人誌が今後は気軽に作れなくなるかもしれないからだ。

クリスマスのハッピーセットはどうなっちゃうんだろう。それは非常に悩ましい聖夜物語だった。

*** 

*銀の星々の夢がたり*

【第二十一話】聖金曜日

聖金曜日にスズノヤ寺院の桜が満開になり、ゆうしゃとけんじゃはサンタ・グラーフとカミーユとシーブックとお花見を楽しんでいた。

油淋鶏サンドにポテサラたまごコッペパンに生コルネパンにリアルゴールドにライチティーとグリューワインティーにそれぞれラム・キャンディスを一匙加えてイレブンジスティーセレモニーのようでもあり、晴れやかなお花見気分にさせてくれる。コモンズベリージャムとバゲットでロシアンティー風に楽しんだりしながら、穏やかな午睡の時間帯を過ごす。

サンタ・グラーフの忍者屋敷のペントハウスの屋上庭園や窓辺にお庭と教室棟とガレージの鉢植えにお昼休みの灌水作業などをすませて、如雨露に汲み置きのお水を*まんたん*にためておく。侘び寂であり静謐なる禅の世界なのだとホワイトクリスマスの花がらをカットして堆肥にするごみ箱に入れる。楊貴妃メダカに餌やりしたり、芝生の上でサッカーしたり、春爛漫なお花見日和。

カーチャンは珍しく咳き込んでおり、イースターのラバンディン城趾のお茶会は行けるかな?

でも日曜日のお天気は雨降りもあるみたいだね。週末のお城公園のおまつりやお茶会……ゆうしゃとけんじゃはラバンディン駅前クリニックにいつものおくすりを補給しにリリアベル薬局に寄り、帰り道にスズノヤ寺院の満開の桜は花まつりまでもつかなぁとキラキラした笑顔で見つめていた。

同じモンマルトル通りに面したサンタ・グラーフの忍者屋敷のペントハウスで遊んでシエスタ休憩の時間帯をハンモックで揺られながらアトリエで過ごしている。

ライチティーにラム・キャンディスを一匙加えて飲茶して、シエスタ休憩の時間帯も楽しいひとときだ。おゆうごはんの海老チリオムライスに合わせるお茶は何が良いかななんて会話を弾ませながら長閑なスペインの村のおひるねタイムだった。春休みのグッド・フライデー……子供達の笑顔の数だけ物語があるのだねと思う。

昨日は四月の満月でお城公園のライトアップされた夜桜は見事なものだったよとささやきあう。

明日はどうぶつの森のコラボがジュドー君が店員をしている精霊が住まう店舗で第二弾が何かあったような……ああ、そうそうふくびきねと相槌をうち、シーブックがクーリッシュとかアイスクリームを二個買うとエコバッグも貰えたりするらしいよ、いつからだったかなと笑った。

イースターの前のしあわせでゆるやかで穏やかな時間がゆったりとした花金のお昼下がりに良く似合う。夢のようだねと笑う。

そしてジェムリンゴの収穫をして、マホロアからジェムリンゴを受け取り旅人の鐘を鳴らした。

***

*銀の星々の夢がたり*

【第二十二話】聖土曜日

グッド・フライデーにカーチャンが十年ぶりに風邪をひいて、聖土曜日はラバンディン循環器・呼吸器内科に通院することになり、サンタ・グラーフとカミーユとシーブックとゆうしゃとけんじゃはお座敷部屋の隣の客間にてしばらく寝起きを共にすることになった。

けんじゃはおくすりを補給して五千ゴールドの封筒から支払い所持金は残り四〇六〇ゴールドで、クリスマス本の支払いの一七六〇ゴールドをとりあえず封筒に入れて分けておき、残りの繰り越しが二三〇〇ゴールドで、ベテランズデーのカービィコラボの時みたいに買い出ししてカーチャンの負担を軽くしようねなんておはなしをしていた。

あのカーチャンが風邪をひいてダウンしたとの事で五人は喫茶店エリアのお座敷部屋の客間にてしばらく様子見をすることになり、カーチャンは安静めに過ごすことになった。

どうぶつの森コラボとかで今は散財している場合ではなかったのだ。二三〇〇ゴールドと七八〇お散歩ポイントの三千ゴールド程でしばらくやりくりしなくてはならないのだ。

これもまたゆうしゃミッションなんですねぇとエーデルワイスの先生は言い、しばらく喫茶店エリアにカーチャンによる買い出しの食材は納品されないので、カロル先生は備蓄糧食もありますし、しばらくは何とかなると思いますよと可愛く笑う。五人はゆうしゃミッションをこなしながらあと二週間、五人立ちのお稽古をすることになった。

二週間後ゴールド銀行で十五万ゴールド位出金してゆうしゃとけんじゃは十万ゴールド、カーチャンに生活費五万ゴールドを家に入れて、十万ゴールドのうち四五〇〇〇から五万弱の印刷費で入稿予定ではあったが、ちょっとカーチャンの体調の様子を見た方が良いかなと思い、横濱の通帳か何かの口座に貯金して、どのみち銀行振込で印刷費を入金するので、四五〇〇〇から五万ゴールドを貯金しておいた方が良いねとお話していた。

もうたまりませんえんと最近頻繁に言っていたら千円程度はちょくちょく貯まるようになり、茶魔語ハンパないねとゆうしゃとけんじゃは十万ゴールドの貯蓄をしたのだった。

六月はカーチャンに生活費十万ゴールドを渡す予定でいたが、ちょっと入稿は様子見してきっちり台割編集しようと考えることにした。

今後二週間から三週間位カーチャンの体調の様子を見てやりくりして、大丈夫そうになったら入稿かなとサンタ・グラーフのお絵描き教室がしばらくお座敷部屋の隣の客間にて続くのだった。

ゆうしゃとけんじゃは暮れに二人立ちのお稽古をしていたが、今春はサンタ・グラーフとカミーユとシーブックも加わって五人立ちのお稽古をすることになった。日々進化である。

***

*銀の星々の夢がたり*

【第二十三話】ラバンディン城趾でお茶会を

そしてイースターになり、ラバンディン城趾でお茶会が開催される日曜日になった。

満開の桜に野点のお抹茶にお茶菓子でお花見。

今年の聖週間からイースターにかけてカーチャンが十年ぶりに風邪をひいたので、ディート神父が夢世界のソリビジョンでマリア館の一室から旅の扉でイベント会場まで転送してくれる段取りになり、教室棟と隣り合わせの居住区奥の旅の扉がイベント会場への最寄りエントランスで、こちらはファーザークリスマス学園とラバンディン城趾への直通ルートだという。カーチャンの体調を考えながら適宜調整しようとなり、居住区奥の旅の扉はファーザークリスマス学園のけんじゃのお部屋へと繋がっているので、カーチャンが疲れたら寝室で休めるこちらの方が良いかなとなり、旅の扉から学園のけんじゃのお部屋に出てみた。

窓辺には桜の鉢植えが置かれており、桜並木も窓からの景色に繋がっており、これはこれで見事だ。カーチャンは疲れたらけんじゃのお部屋の寝室で休むわとなり満足げだった。

イースターに久しぶりのファーザークリスマス学園に来れたので、ゆうしゃとけんじゃとサンタ・グラーフとカミーユとシーブックはカーチャンとけんじゃのお部屋でまったりとお抹茶とお茶菓子をいただきながら、お花見を楽しんだ。

ファーザークリスマス学園からラバンディン城趾へのアクセスは旅の扉とのことで、パティオガーデンの北側の美術室へと繋がる三階エレベーターと階段の手前のお部屋にラバンディン城趾へ繋がる旅の扉を*おもしろ地図*でみつけた。

桜田聖家族教会のマリア館の一室からもアクセス可能らしいけど、カーチャンが風邪をひいていたのでこちらのルートからラバンディン城趾へ出ると、一面の満開の桜が美しくおまつり屋台が色々出ていて国文学者の記念館でお茶会をしているので、そちらにも寄ってみた。

侘び寂であり静謐なる禅の世界なのだと……まさにそんな感じの満開の桜を眺めながら、野点のお抹茶にお茶菓子をいただきながら、お花見を楽しんだ。お茶会の掛け持ちだ。

*おもしろ地図*を再度開くとオートマッピングされてラバンディン城趾とかに続く地図が完成したのだった。

風流なものねぇとカーチャンも満足して、風邪をひいてはいたが、楽しめるお城公園のお茶会を掛け持ちできて良かったと五人は思った。

豪華絢爛な満開の桜は桜雨に時折しっとりと濡れて、雅やかな和の饗宴だった。

今日はイースター……美しい満開の桜は桜並木へと繋がっており、城下町を一望できた。

おまつり屋台でお食事もできて大満足なおまつりの日にいつもの田楽茶屋で一休みするのだった。

***

*銀の星々の夢がたり*

【第二十四話】アドベントカレンダー

アドベントカレンダー風にそしてイースターマンデーとなり、けんじゃは本来ツチブタ先生の耳鼻咽喉科に通院して、帰りにガストでモーニングを食べて帰宅予定だったが、カーチャンが風邪をひいていたのでまた今度にしようとなり、でもまあ素敵なイースターマンデーを過ごしていた。

満開の桜は花まつりまでもつかなぁ?とスズノヤ寺院の満開の桜を眺めながら、サンタ・グラーフとカミーユとシーブックとゆうしゃとけんじゃはお花見して、モンマルトル通り一丁目の忍者屋敷のペントハウスのアトリエでゆっくりお絵描き教室を楽しんでいた。

台割編集の構成をあれこれ煮詰めながら新刊の入稿準備をちまちまと進めた。

気分転換に屋上庭園の楊貴妃メダカに餌やりしたり、芝生の上でサッカーボールを使った体幹トレーニングをたしなんだり、ガーデニングしたりして、ウッドテラス席でライチのトロピカルドリンクをいただいたり、帰りにサンタ・グラーフからゆうしゃとけんじゃとカミーユとシーブックはゲームコインをそれぞれ七枚もらい、今回はイースターのデザインが描かれており、コレクションしても楽しいよねと喫茶店エリアに戻って、カロル先生お手製の対戦ゲームのテーブル席でテトリスを一日一時間まで遊んだ。

エーデルワイスの先生とカロル先生はライチのトロピカルドリンクをそれぞれテーブル席に配膳してあげると三十周年のクリスマスや三十五周年のクリスマス本のおはなしをした。

クリスマス本の記念誌の執筆具合はいかがなものかなぁと思ったゆうしゃとけんじゃは、まあナフサ不足で印刷費が高騰するのはわかりきっていたので、今年の夏コミや冬コミの印刷費を工面するのは大変なのではと思っていた。

案の定、印刷会社が既にパニック状態なので、早めに入稿しておくのが、まあ無難な線だ。

ただカーチャンが風邪をひいてダウンしているから、ちょっと様子見した方が無難でもあり、非常に悩ましい聖夜物語だった。

内科なのか耳鼻咽喉科なのか……まだそのあたりも判然としない。

ナフサといい原油といい、印刷費が高騰するのはわかりきっていたので、なるべくなら極力早めに本誌の入稿を済ませておきたい所だけど、ぶっちゃけどうするべきなのかはカーチャンの体調次第でちょっと様子見しないといけないので、とりあえず四五〇〇〇から五万弱の印刷費の貯金を近々銀行口座を決めて入金しておきたいところだねと、ゆうしゃとけんじゃは印刷費の工面に困惑しながらもクリスマスの記念誌の入稿準備をしていた。そんなイースターマンデーで、クリスマスの聖夜物語を各々紡ぐのだった。紡ぎ歌みたいに。

***

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。