TAXI Archive 作:ヴァルキューレ警察マルセイユ分校
吾輩はタクシードライバーである、今は先生代行何て荷が重い役職についてる。
こいつぁちと…いや結構前か!俺がキヴォトス中を車でブンブンかっ飛ばしてた時の事何だがそん時たまたま氷海っつうクソ寒い所までタクシーで爆走してたのよ!いやーあん時は寒かったよね!文明の光が通らない場所、うめぇ空気、そして星空!ありゃあミレニアムだかの都市部じゃあ見れねぇ正に絶景だったぜ!後、もう1つあったか、これも俺が氷海いた時何だがいざタクシーで元の場所戻る時出てきやがったのよ…あの如何にも機械蛇野郎と同類っぽそうなバケモンによ…ありゃやばかったな!蛇野郎と違って早いわクソ寒いわ氷海揺らして津波を起こしてくるわで…そん時は何とか命からがら逃げ切ったけどあん時は流石に肝が冷えたぜ……でもかっこよかったな、アイツ…
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-ゲーム開発部部室-
「えっと…わたしは才羽モモイ!よろしく!シロコ先輩!」
「才羽ミドリです、よろしくお願いします、シロコ先輩」
「は、花岡ユズです…よ、よろしくお願いします!」
「ん、モモイにミドリ、ユズだね、よろしく、ゲームのデバック…?だっけ、それは任せて欲しい」フンス
「うん!よろしく!」
「んじゃ全員そのままの姿勢で良いから話に耳傾けな~」
「わかった!」「分かりました」「う、うん…」「ん」
「先ずいい知らせだ、廃部撤回の条件が明確になった」
「ホント!?」「1ヶ月後のミレニアムプライスで受賞だ」「ミレニアムプライスでの受賞!?」「そ、そんな…ミレニアムプライスと言ったらミレニアム最上級の品評会…」「そこにたった1ヶ月で作ったゲームで受賞まで持っていく…?」
「……分からなかったけどそんなに大変な事なの?」「おうシロコ、今からアビドスの借金全額合法的な方法で返済しろって
「無理だね…」「だろ?」
「まぁそう言う訳で普通にやってたら1ヶ月程度の時間でミレニアムプライスでの受賞は不可能に近い、普通にやったらの話だが」
「普通にやったら…?ダニエル、何する気?まさか審査員を脅して…」「んな事やるかよ!?普通にヒマリの奴にバレて終わりが関の山だし!不正で受賞した事がバレたら速攻廃部でシャーレのブランドにも傷がつくわ!?」「じゃあどうする気?」
「テイルズサガクロニクルの不名誉たる知名度を使う」
「「知名度を?」」「使う…?」
「テイルズサガクロニクルの続編…テイルズサガクロニクル2をミレニアムプライス迄に完成させて受賞を狙う」
「テイルズサガクロニクル2を…」「一ヶ月で完成させて受賞…」
「こいつはだいぶ厳しい道のりだろう、だが新規タイトルよりかは1部流用が効く分可能性が有る」
「何よりリベンジマッチにゃ丁度いい!負けイベントからの修行パート、王道っぽく聞こえるだろ?」
「おぉ!確かに字面だけ見たら凄く王道っぽい!!」
「だろ?」
「ただ、今のお前らゲーム開発部の経験値じゃあまた同じ轍を踏む事になるかもしんねぇ、だからモモの字、ミドの字、花岡」
「ネタ収集旅行に出るぞ」
「「ネタ収集?」」「旅行……!?」
「旅行?それって私も行くの?」
「当然シロコも同行だ、3日で使えそうなネタとジャンル、漁りに行くぞ」
「て事で明日から旅行開始だ、今日は解散!俺は明日の旅行先に連絡を取ってくる!」
「え、ちょ…」「因みに旅費は俺のポケットマネーから出す!だからある程度は安心していいぞ」
「おぉ!ダニエル太っ腹!」「良いんですかダニエルさん?3日とは言え5人分ともなれば結構な額になりますよね?」
「おう!後でシャーレの経費に忍び込ませて請求するからな!」
「「えぇ……」」「えっと…これわたしも行く感じ…だよね……」「ん、ダニエル、また寿司食べても良い?」
「あー悪いが寿司は遠慮してくれシロコ、この間それが原因で先生が連邦生徒会の人に叱られてる所目撃したからあんま高い飯食うと飛び火でバレる」「ん、残念…」
「んじゃ俺は行くけどシロコはここに残ってて良いぞ、それと帰りの方もポケットマネーで部屋借りてきた、鍵と住所は教えるから寝泊まりはそこで頼む」
「ん、ありがとうダニエル」
「んじゃな~」
「い、行っちゃったね…」「それよりも旅行だよ旅行!」
「そ、そんな……せめて人が少ない場所でありますように…!!」
「ん、残ってて良いって言われたけど何やれば良い?」
「あ、シロコ先輩……取り敢えずゲームしましょう!ゲーム!」
「そうだねミドリ!先ずはゲームで親睦を深めよう!最初の出会いイベントだよ!」「ん、ゲームはした事が無いから楽しみ」
「「え!!した事無いんですか!?」」
「うん、アビドスの借金返済であまりゲームとか買うお金が無かったから…」
「学校の借金…大変ですね…シロコ先輩の方も」
「ん、でも最近暴利が無くなって毎月700万の利子を返済する必要が無くなったから返済の目処がたってきた」
「「「700万の利子!?」」」
「え!?シロコ先輩の学校って幾ら位借金があるんですか!?」
「えっと……確か今は9億円だったと思う」
「「「9億円!?」」」
「うん、これを返さないとアビドスは廃校になるから頑張って返してる」
「ミドリ……今日は夜更かしだよ!」
「うん!シロコ先輩、今日は沢山ゲームやって辛い気持ちは一旦忘れましょう、お姉ちゃん!」
「まっかせて!レトロゲームから最新ゲームまで持ってくる!」
「私はアーケード用のコントローラー持ってくるね…」
「ん…ありがとう」
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-翌日 放課後-
「そ、そんなー!?」
「ん、モモイはもっと精進するべき」
「じゅ、10割コンボ何てありえなぃぃぃ………」
「格ゲー?だっけ…結構楽しいね、これならアビドスのみんなとも楽しく出来そう」
「お、お姉ちゃんがいとも簡単にハメられるなんて」
「凄い…始めたてで難易度の高いペロロでの永久対策貫通ハメ技コンボを完走するなんて……」
「ん、これもユズがペロロの十割コンボのお手本を見せてくれたお陰」
「ぐぬぬ…このままじゃゲーム開発部としての威厳が…も、もう1回勝負だよ!シロコ先輩!」
「ん、何度でも返り討ちにする」
「よーしお前ら、席付け席」
「はっ!!いつの間に!?」「あ、もうそんな時間何だ」
「結構早かったね……」「ん、勝負はお預けだね、私の勝ち逃げ」
「ぐぬぬ…次こそは負けないよー!!」「ん、私も負けない」
「んじゃ早速旅行場所の説明だが……の前にシロコ」
「何?」「どうよここは」「ん、結構快適だった、これなら住み込みでも住めそう」「そうかい…てか昨日ちゃんと行ったか?住所の所」
「あ……」「おい待てそのあは何だシロコ、もしかしておめぇ…」「ごめんダニエル…ゲームに夢中ですっかり忘れてた」
「おいコラ!!忘れんなよ!?」「ゲームする前に気付けば良かった、反省してる」
「反省してるっておめぇなぁ…………はぁ…場所はワイルドハント芸術学院だ」
「芸術学院?」「ワイルドハントハント…??」「…どこかで聞いた事があるような…」「ん、楽しみ」
「ま行けばわかる、着いてきな、今日はタクシーで行くぞ」
「おー!」「楽しみだね、お姉ちゃん」「お、おー…」
「ちょっとまって、モモイ達を乗せた事は…?」「無いぞ」
「………モモイ、ミドリ、ユズ」「「「?」」」
「慣れれば楽しいから頑張って」
「え?」
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「うわああああ!?」
「どーよ!!これなら電車で何回も乗り換えなくたってワイルドハントまで30分もあれば行けちまうぜ!」
「良いから前!!前見て!?」
「ん…タイヤ変えた?」「おー!良くわかったなシロコ、ちっとタイヤがすり減ってたから変えたんだ!シロコも分かるようになってきたか!」「ん、一緒に乗ってきた賜物」✌
「ダニエル!!シロコ先輩と喋ってるのは良いけど前車!!車居るって!?」
「ギャー!ぶつかるぶつかるぶつかるぶつかる!?」
「お、お姉ちゃん…うるさくしないで…今戻さないように踏ん張ってる所だから……!」
「ん、袋要る?」「ま、まだ大丈夫です…うぷっ…!」「あ…死兆星が見える」「ユズちゃん…!?」
「なーに速度を飛ばせばゲーも引っ込む!タイヤもようやく温まって来たところだ !酔いもぶっ飛ぶぜ!」
「まだ速度出すの!?」
「サ、サラマンダーよりずっと早い………」ドサッ
「ユズちゃん!?っうぷ!?」「ん、耐えきれなかったみたい、懐かしい、私も最初はこんな感じでよく気絶してた……」「シ、シロコ先輩はなんでそんな平気そうなんですか…!」
「慣れたからかな…慣れれば楽しいよ…?」
「シロコ先輩!慣れる前に走馬灯見る方が先になりそうなんだけど!?」
「ん、ダニエルは事故らないから安心していいよ?」
「そう!それは安心だね!私は今ミレニアムへ別れの言葉の1つは残しておけば良かったって猛烈に後悔してるよ!!」
「ん、別れの言葉じゃ無くてお土産話の方が良いと思う」
「げぇっ!!マジかよ!?」
「うひゃあ!?」「ふぎゃん!?」「っ!」
「かーっついてねぇ!電気工事で通行止めかよ!?」
「ダニエル、どうする?看板に迂回路は書かれてるけど」
うーん…確かに迂回路が有るけどここの看板の迂回路だと随分迂回させられるな……待てよ…?ここならあそこからかっ飛べば行けるか………?助走距離は充分有るし……
「うーん……よしっ!いっちょやるか!」
「ちょっ、ダニエルどこ行く気!?」
「悪いが今から飛ぶから全員何かに捕まってな!」ウィーン
「飛ぶぅ!?Fly High!?」
「久しぶりだね、飛ぶのは」
「え…シロコ先輩…じょ、冗談ですよね…?」「ん、冗談とかじゃなくてこういう時は本当に飛ぶよ、何かに捕まってるべき」「そ、そんな…!?」
「ダニエル…?何か前道が繋がって無いように見えるんだけど…!?」
「ちょっ!!このままじゃ崖道にドボンだよ!?」
「よっしゃあ!かっ飛べ!」
「うわあああ!?もう駄目だああああ!?」
「と、飛んでる…?」
「ごめんみんな…もう駄目……かも…」「ん!」ガサッ!
「いよっし着陸完了!」
「うぷっ!?お(自主規制)!!!!」「ミドリ!?」
「ん、こういう時は全部出してやった方が寧ろ安全」バンバンバン
「(自主規制)!!!」「うわーん!!もうタクシーはこりごりだー!!!」
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-ワイルドハント芸術学院周辺-
「はい到着!29分35秒!」ピッ
「「「…………」」」「ん、みんなダウンしてる」
「あちゃー…流石に飛ばしすぎたか…」「流石に反省した方が良いよ…?」
「悪い悪いシロコ!ハンドル握るとつい…な!」
「…会った時から変わらないね、ダニエルは」
「ま、人間そんなもんだろ、おーい起きろ~着いたぞー」ガサゴソガサ
「う、うーゆ…」「う…うぅ…殺人タクシーに殺される…!」
「……………」
「駄目だこりゃ、完全に伸びてるな」「どうするダニエル?」
「ま、待ってりゃそのうち起きるだろ」「それもそうだね」
「やぁダニエル、息災かい?」
「おっ、
「そうか、それは良かったよ、大事な運転手に体を壊されては困るからね」
「ははは!平和さんも今回の話、受けてくれてありがとうございます!お客さんに頼むのは余りしないんですけど如何せん場所が場所何で…」
「なに、気にしないでくれて構わないさ、それとそちらの方に居るのがゲーム開発部かい?」
「あぁ~こっちはゲーム開発部じゃなくてうちで呼んだ助っ人みたいなもんです、シロコ、自己紹介」
「ん、私は砂狼シロコ」
「平和エビオだ、よろしく頼むよ」
「よろしく、それと…」「ん、なんだい?」
「仮面、普段は付けてないんだね」
「ブッ!?」
「……さて、なんの事やら」
「ん、確かに声は違うけど見た目を誤魔化し切れてない、それじゃあ私の目はごまかせない」
「……参ったな、完全に降参だよ……バレると後が怖いんだ、余りばらさないでくれると助かるんだが…」
「ん、安心して、別にこれをネタに脅したりはしない、したらホシノ先輩から怒られそうだし」
「そうか、それは助かる」
「シロコおめーいつからの知り合いだよ…」
「ん、この前の大展示会の時*1助けて貰った」
「あーあん時か…」「ん、一瞬だったけど助かった、あの時はありがとう」
「あぁ、こちらこそ感謝するよ、私が駆けつける迄民間人の救助をしてくれて……少し話を逸らしすぎてしまったな…ゲーム開発部のワイルドハント内見学という事で話を受けていたが……肝心のゲーム開発部の子達は何処だい?」「あー今車内でダウンしてる、かっ飛ばし過ぎた」
「うーん…」「うぅ…頭が痛い…喉が変……」「お、終わった……?」
「あ起きた」
「あれ?タクシー止まってるじゃん」「と言うことは…」
「着いた…!!」
「「やったー!生きてる!!」」「うぅ…ホラーゲームよりもずっと怖かった……」
「起きたてですまないが君たちがゲーム開発部の子達かな?」
「ん…そうだけど…」「……誰ですか?」「………あ、もしかして偉い人なんじゃ…」
「おっと、私としたことが自己紹介を忘れていたね」
「私はワイルドハント芸術学院3年 寮監隊副長を務めている平和エビオ、専攻は剣学だ」
「改めて…ワイルドハント芸術学院へようこそゲーム開発部の皆様、ここでの体験が、君たちの作る芸術への一助になってくれる事を私個人として切に願っているよ」
「どうしようお姉ちゃん、思ったより偉い人だよ…?」
「大丈夫ミドリ!今から巻き返せば缶巻だけで許して貰える筈だよ!」
「それはもう手遅れじゃないかな…?」
「あー…私に対しては無礼講、砕けて接して貰って構わないよ、君たちもそちらの方がやり易いだろう?」
「ホント?じゃあよろしくお願いします!エビオ先輩!」
「ちょっとお姉ちゃん!!流石に砕けすぎじゃない?」「ミドリ!こう言う時は守ったら負け!攻めていくよ!」「えぇー…?」
「えっと…よろしくお願いします、エビオさん…」
「あぁ、こちらこそよろしく頼むよ、早速案内を始めようか、着いてきてくれ」
「「「はい((!!))(……)」」」
ダニエル
最近ハンドル握って無かったからウッキウキでかっ飛ばした。
ゲーム開発部一同
全員タクシーに三半規管をボッコボコにされた、生き残った事をガチ喜びするレベルでは怖かった、なんちゅう体験させてくれたんや…この体験に比べたらジェットコースターはカスや…
砂狼シロコ
ん、ゲーム楽しい。
銀行強盗する上で必要なスキルを遺憾無くゲームにおいて発揮してる、直感とお手本で10割コンボを実戦レベルにまで昇華、モモイで10割バスケをかました。
平和エビオ
存在しない記憶(オリジナル生徒)
秩序側の偉い奴、偉い奴にしては目立つしフットワークが軽すぎるが変装してるから良いよね!