TAXI Archive 作:ヴァルキューレ警察マルセイユ分校
「(高次元過ぎる芸術論)!」
「(高次元過ぎる芸術論)!!」
「(加熱してきた芸術論)!!!」
「(温まってきた芸術論)!!!!」
「(チクチク言葉)!!!!!」
「(凄いチクチク言葉)!!!!!!」
「「上等だてめぇこの野郎ぶっ(自主規制)してやる!!」」
「ふはははは!!いけ!我が最強の彫刻!ブルーアイズ!アルティメットペロロワイバーン!!奴の彫刻を圧倒しろ!!」
「やるな貝羽!だがそんなことじゃ、私の心は折れないぜ!見せてやる!これが私の勝利へのラスト彫り込みだ!俺は3体の岩石を生贄に捧げ!降臨せよ!スカイペロロドラゴン!!」
「馬鹿な!?俺の彫刻を超えると言うのか!?」
「行け!スカイペロロドラグーン!超電熱破!ペロロフォース!」
「馬鹿な!?この俺の彫刻技術が負けたというのか!?ぐわあああああああ!?」
「おい、デュエルしろよ」
「1年生の分際でこの私とデュエルだと?彫刻刀も録に持ってない癖に、笑わせんなよ?」
「彫刻刀は拾った、私が勝てば、今日の食堂での食事は全て奢ってもらう」
「随分と自信満々じゃねぇか、良いだろう、その話乗った!」
「「彫刻デュエル!アクセラレーション!」」
「筆はワイルドハントで産まれました、我が学校がオリジンです、しばしトリニティに遅れを取りましたが、今や巻き返しの時です」
「どんな筆がお好きで?」「太い筆が好きだ」「太い筆がお好き?、結構、ではますます気に入りますよ、いい触感でしょう、ゆとりの持てる描き心地だ、素材が違いますよ!」
「だが1番気に入ってるのは…」「何です?」「値段だ」
「あぁまって!勝手に持ち出しちゃ駄目ですよ!まって!!止まれ!!!グワーッ!?」
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「何なんだこれは…一体何がどうなってるんだ…!?」
「見てるだけで頭の処理が重くなる……!」
「私実は芸術学院って言う位だからもっと威厳有って静かなんだろうなぁと思ってたんだ………いやめちゃくちゃうるさ!?」
「彼女達1人1人自我が強くてね、普段からこうなんだ」
「普段から!?」
「あぁ、何時も暴れて問題起こしてその度に規則を更新するんだが毎回裏道密輸脱法で別の問題が生まれるんだ………」
「……何か芸術学院って名前で聞こえちゃ行けない事が聞こえたんだけど…密輸…?脱法…?」
「……もしかして、入る時凄い検査が厳しかったのって…」
「あぁ、そうだともユズ君、毎回禁止指定されてくる物を手を変え品を変え禁止物を持ち込んで来るから仕方なくあそこまで厳しくなってるのだ……」
「えぇ……」
ピピピピッ「おっとすまない、電話に出させてもらうよ、もしもし?」
「あぁ、あぁ……何…?ピザにパイナップルを入れるか入れないかで乱闘になってるだと?それに禁止リスト緩和抗議者による暴動も起きたと………?はぁ……………分かった、暴動騒ぎの方は私が直接出向いて鎮圧する、君達は乱闘騒ぎの鎮圧に向かってくれ、通信は以上」ピッ
「……すまないが対応しなくてはならない事案が発生した、上には話は付けてあるから立ち入り禁止区域以外なら好きなようにしてくれて構わない」
「ではまた、15時には正門前で会おう」ダッ
「………どうする?案内人が消えたけど」
「取り敢えず色々回ってみようよ!下手なネタ探しも数打ちゃ引っかかるだよ!」
「お姉ちゃんがそう言うなら私も着いてくよ」
「モモイがそう言うなら…私も一緒に行く…」
「ん、決まりだね」
「おう、んじゃ適当に回るか」
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-1時間後-
「うおおおお!ネタの宝石箱だあああ!」
「あはは…」「お姉ちゃん……」
「ここの展示品全部売ったら幾らになるんだろう…アビドスの借金位なら返済出来るかな…」
「シロコ、流石に学区外で問題起こすなよ?小鳥遊の奴に何言われるか分かったもんじゃねぇから」
「ん、分かってるよ、気になっただけ…そう、気になっただけ…」
「はぁ…んでモモの字、何か収穫は合ったか?」
「うん!何にも分からなかったってだよ!!」
「つまりよく分からなかったと」
「うぐっ…ミ、ミドリとユズはどうだった!?」
「うーん…絵が綺麗な事しか…」
「えっと…綺麗だったね…」
「ん、金になりそうな絵だったね」
「うーんゲーム開発部らしい」
さて…絵画を見て回るのも良いけどそろそろ別の場所に向かうか…
「にゅふふ…お困りですか?」
「ん?あんたは……」
とんがり帽子、魔女っぽい服、胡散臭い口調……うーん怪しい。
見なかった事にするか!
「……おーしじゃ別の場所行くぞ~」
「……そうですねダニエルさん、行こうお姉ちゃん、ユズちゃん」
「にゅふふ……無視は酷くないですか?」
「って言ってるけどダニエル、どうする?」
「シロコ!あれは見ちゃ行けない人です!ほらとっとと行くザマスよ!」
「ん、分かった」
「ま、まって下さい!!ちょっと位は話を聞いて貰っても良いじゃないですかぁ!」
「……はぁ、どうするモモの字…」
「うーん……取り敢えず聞いてみようよ!RPGの基本は話す事だよ!」
「お姉ちゃんがそう言うなら私は良いですけど…」「私も…」
「だそうだ、良かったな」
「ほっ……自己紹介が遅れましたね!私はオカルト研究会会長の
「ん、エリだね、よろしく」
「よろしく!エリ!」「よろしくお願いします、エリ」
「よろしくお願いします……」
「よろしく頼むぜ白尾、んでこれから何する気何だ?魔女っ子らしく水晶占いでもやる気か?」
「にゅふふふ…良くぞ聞いてくれました!貴女達はこれからどうすれば良いのか分からない様子!ですので!水晶占いでは無くこのタロットカードで貴女達の未来を占って見せましょう!」
「タロットカード…あ、タロット占いって奴か!」
「タロット占い…聞いた事なら有ります」「でも実物を見るのは初めてかも」「楽しみだね……!」
「金運とか出るかな…」
「にゅふふ…気になっているようですし早速占って行きましょう!」
バサァッ!
「おぉ、本格的」
「紅き星に宿りし
「さぁ!集いし願いを守る聖なる守護霊達よ!今こそ全てを包み込む天地鳴動の力で今こそ彼女らに愛と勇気の祝福を現出させよ!」
スパアンッ!
「見えました!これが貴女の…貴女達の
シャキーン!!
「にゅふふ!さてさて気になる結果は…」
『塔の正位置』
「…………おーっと」
「おぉ、こりゃ塔か」
「おぉ!何か壮大そう!」「塔……塔…?」「何か…凄そうな気がする…!」
「……にゅ、にゅふふふふ…」
「ん、エリ、顔色悪いけど大丈夫?」
「にゅふふ……ま、まさか…よりにもよってこのカード正位置で出てくるとは……」
「え、何その反応!何か怖くなって来たんだけど!?」
「ちょっと、脅かさないでよお姉ちゃん!」
「何か寒気が……」
「魔女っ子…いや白尾…そのタロットカードの意味はなんだ…?」
「……本来であれば正位置のカードと言うのは吉兆、いい意味として扱われている事が多いんです、ただこのカードにおける正位置は少し訳が変わってきましてぇ…」
「おい白尾、その反応、もしかして…」
「塔の正位置の指し示す意味は吉兆から反転した凶兆… 破壊、破滅、崩壊、災害、悲劇、悲惨、惨事、惨劇、凄惨…他にも挙げればキリが無いですが聞きますか…? 」
「いや!もう聞きたくない!お腹1杯!!」
「そ、そんな……!」「…………」「ユズ、立ったまま気絶しちゃったみたい」
「魔女っ子……お前さんとびっきりやばいの占いやがったな?」
「………私はこれから課題があるので失礼します!!!」
「あっ!おい!……足はええなあいつ…」
「うわあああ!!もう終わりだぁぁぁ!!!ゲーム開発部はこのまま廃部になっちゃうんだぁぁぁ!!!!」
「まさかこんな不吉な結果が出るなんて……」「………はっ!」
「ユズ、大丈夫?」「い、今何か有りましたか……?」「ダニエル、ユズさっきの出来事がショック過ぎて記憶が飛んじゃたみたい 」
「……魔女っ子の奴とんでもない爆弾投下してきやがったな……ゲーム開発部!一旦気分転換に別の場所行くぞ!シロコ!輸送!」
「ん、任せて」ギュッ
「「うひゃあ!?」」
「ほーれ花岡、気分転換に飯食いに行くぞ~」
「え、あ、はい…」
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-またまた1時間後-
「光の勇者モモイ!完・全・復・活!!!」
「粗方調子が戻ったか」
「うん!ご飯も食べて完全復活だよ!」
「……の割に結構引きずって無かった?お姉ちゃん…」
「うぐっ!?それはそれ!これはこれだよ!」
「とにかく、今んとこ収穫は飯だけか」
「はい、まさかここまで美味しい何て思わなかったですけど…」
「うん!これならゲームのネタに出来そう!実際にご飯としてゲームに出しても良いかも!」
「モモイ……ご飯にリソースを割いて他が疎かになるかもしれないからそれは辞めておこう…?」
「そうだよお姉ちゃん、食事がメインのゲームなら良いけど私達が作るのはRPGでしょ?一ヶ月で作るには容量も時間も私だけじゃ足りないよ……」
「うぐっ!結構いいアイデアだと思ったんだけどなぁ…」
「ん、人の金で食べるご飯は美味しいね」
「こら!シロ坊!そんな子に育てた覚えは有りませんよ!そんな事言うなら次から自腹で食べて貰いますからね!!」
「ごめん、出来心で言ってみた、後悔はして無i「なぁシロ坊、俺これまで幾ら奢ったと思う?」けど反省は凄くしてる、ごめんなさい…」
「よーし謝れてとっても偉い!俺ぁシロコの成長が嬉しいよ」
「ん、それなら成長祝いにご飯を奢るべき」
「いや、そこは遠慮しろよ…」「それなら自転車のスポークでも良いよ?丁度ガタが来て困ってたし…」「そう言うことじゃねぇ!」
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-更に1時間後-
「さてと…流れ流されここまで来た訳だが…」
「いやー!何処だろね?ここ」「ダニエルさん、ここが何処か分かりますか?」
「んー……何処だろなここ?」「え、もしかして…知らずにここまで来たんですか…?」「ミドの字、旅の醍醐味は行き当たりばったりな事を楽しむ事に有るんだぜ?」
「ダニエルさん…?」
「ただまぁ…せめて地図位は貰っておけば良かったと後悔してるがな…」「ダニエルさん…」
「ダニエル、立て看板を見つけた、何処かわかるかも」
「お、でかしたシロコ!どれどれ………演劇研究会?」
「演劇…ミュージカルとかだっけ?」
「うん、確かそうだった筈だよお姉ちゃん」
「演劇…シナリオの種が見つかる…かも…!」
「取り敢えず入って見ようぜ」
「失礼しま~「おぉミヨ君!今日は早かったじゃないか!」うるさ!?」
「おや?ミヨ君じゃないね?誰だい?君達」
「悪いね…俺達ぁそのミヨって奴じゃなくてよそ者だ、ゲーム作りのネタ探しに校内を探してたらたまたま行き着いてな、勝手に入って悪かったな」
「あぁ…つまり君達は旅人と言う訳だね……」ガサッ
「それならば旅人の為に先に僕の自己紹介をしようじゃないか!!」
「僕は舞台の頂点へ立つために日々努力する覇道への挑戦者にして演劇の神の寵愛を受けし希代の挑戦者!!」
「その名は
「「「「……………」」」」
「凄い派手だったダニエル、そんなにポカンとしてどうしたの?」
「どうだい?この渾身の自己紹介は、結構自信が合ったんだが」
「随分個性的な奴が出てきたな…?」コショコショ
「うん、ゲーム序盤に仲間になるムードメーカーって感じ!」コショコショ
「随分濃い人が来たね、お姉ちゃん」コショコショ
「うぅ……」ポシュン「ユズ!?」
「取り敢えず自己紹介しておく、ダニエルだ、よろしく頼む」
「私は才羽モモイ!ゲーム開発部のシナリオ担当だよ!」
「才羽ミドリです、ゲーム開発部のグラフィックデザイン担当です、お姉ちゃん共々よろしくお願いします」
「は、花岡ユズです…!ゲーム開発部の部長です…よろしく…!」
「ん、私はアビドス高校学校2年の砂狼シロコ、よろしく、リュウコ」
「あぁ、よろしく頼むよ!」
「所で…今私達はゲームのネタを探しているんだけど何かアイデアとか無い?」
「ゲーム開発かい?うーん…ゲームに関しては完全に僕の専門外だが…わざわざここへ来てくれたんだ、君達のアイデアになるような劇の1つでも披露しようじゃないか!」
「ん、ありがとうリョウコ」
「おっと、その感謝の言葉はこの後の演劇の為に取っておいてくれたまえよ!!」
「では早速劇を始めようか!」パチン!
「ん…?ん!?」
「何だぁこりゃ!!地面から椅子が生えてきやがった!?」
「「うわっ!?」」「な、何…!?」
「おっと!驚かせてすまないね!この仕組みら部屋限定の魔法みたいな物さ!随分とお金がかかる!ね!」
「それでは待たせるのも悪いし早速始めようか!今日皆さんにお聞きして頂く物語はそうだな…」パラパラパラ…
「これで行こう!ミラとジョヴォヴィッチ!この物語は自我を持ってしまったゾンビであるジョヴォヴィッチとゾンビウイルスへと適合してしまい人でもゾンビでも無くなってしまった少女ミラとの恋を描くポストアポカリプス恋愛物語さ!!さぁ旅人達よ!僕渾身の自信作をじっくり味わって行くといい!」
「??????」「何の何の何?」「お姉ちゃん…何か嫌な予感がして来た…」「奇遇だねミドリ…わたしも…」「えっと…楽しみ…!」
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-1時間後-
「オヌシがジョヴォヴィッチか?」
「何と言う事だ!愛の告白をしたミラとジョヴォヴィッチの前にネオゲヘナかが生み出した最強の忍者!ゾンビスレイヤーが現れた!彼は殺す相手には先に挨拶をする!百鬼夜行の古事記にも書かれている礼儀作法だ!だがそれは1種の処刑宣告でもあるのだ!コワイ!」
「そんな…何でゾンビスレイヤーがここに!?ジョ、ジョヴォヴィッチは悪いゾンビ何かじゃない!!」
「ゾンビ…殺すべし、慈悲は無い…」
「イインダ…ミラ…キミに出会エテ俺は幸運だった…」
「ジョヴォヴィッチ!ねぇ行かないでよジョヴォヴィッチ!私を1人にしないで!」
「ドーモ…ゾンビスレイヤー=サン…ジョヴォヴィッチデス…」
「ドーモ・ジョヴォヴィッチ=サン、ゾンビスレイヤーです…イヤーッ!」
「イヤーッ!」
「ジョヴォヴィッチ!!」
「ステゴロ=ジツとカラテ=ジツはお互い一歩の譲らない凄いぶつかりあいだ!生半可な者が割り込んだら一瞬でネギトロ状態にされるだろう!2人の技量はジッサイスゴイ!」
「ゾンビスレイヤーの注意ハオレガ…引きツケル…ダカラハヤクニげ…ロ」
「イヤーッ!」
「グワーッ!」
「オー!何たるウカツ!ジョヴォヴィッチが話している隙にゾンビスレイヤーの冷酷無比なカラテがジョヴォヴィッチを襲う!その鋭い一撃は正確に急所を穿っている!!スゴイ!」
「ジョヴォヴィッチ!?」
「ミラ…ミラと添い遂ゲル…ンダ…ココで死ヌ訳ニハ…イカない!」
「その時!不思議な事が起こった!ジョヴォヴィッチの中に有るゾンビウイルスが愛と生存本能によって活き活きと変異し始めた!」
「ウグ…ウガアアアアア!!!!!」
「イヤーッ!」
「グワーッ!」
「イヤーッ!」
「グワーッ!」
「だがゾンビスレイヤー!まるで動じずカラテを浴びせ続ける!その姿はまるで一昔前のサツジン=ピエロの様なアトモスフィアでジッサイスゴイコワイ!」
「イヤーッ!」
「アバーッ!」
「ここでゾンビスレイヤーのツキテ=ジツが炸裂!アワレジョヴォヴィッチ=サンの内蔵はツキジめいたネギトロ状態だ!ショッギョムッジョ!奇跡は起きずここでジョヴォヴィッチの身体に致命傷をおってしまう!」
「ガハッ…ア、アイエェ…」
「ジョヴォヴィッチ=サン、ハイクを読め、カイシャクしてやる」
「ミ、ミラだゲは…見逃シてくれ…!!」
「そうか……オヌシのハイク、しかと聞き届けた…イヤーッ!」
「サヨナラ!?」カチッ
ドカーン!!!!
「アワレ!ジョヴォヴィッチ=サンはしめやかに爆発四散!」
「ジョヴォヴィッチ!!ジョヴォヴィッチ…!ジョヴォヴィッチィ……」
「ショッギョムッジョ!ミラ=サンとジョヴォヴィッチ=サンの恋愛物語はここで終わってしまった!!」
「何で…何で!何で何で何で何でっ!!ジョヴォヴィッチは死な無くちゃ行けなかったの!?」
「それはジョヴォヴィッチ=サンがゾンビだからだ…ゾンビ死すべし、慈悲は無い…」
「絶対…絶対に…!私は貴方を許さない!貴方も同じ目に合わせてやる!」
「ミラ=サン、ジョヴォヴィッチ=サンのハイク通り殺しはしないでやる…」
「サヨナラ!」ポチ
ボフン!
「逃げるなぁ!逃げるな!逃げるなぁ…!!」
「私は…私は…!私はぁ!!」ポチ
ドンガラガッシャーン!
「何も…出来なかった…!ただ怯えて…すくんで…見てる事しか出来なかった…!もっと私に力が…力が有ればぁ!」
「ゾンビスレイヤー…貴方は絶対私の手で殺す…!!」
「こうして、1人の少女と不思議なゾンビとの間に有った淡い初恋は終わりを告げ、復讐への旅立ちへとその物語を変えて行くのだった…」
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「どうだい?これが僕の自信作!ミラとジョヴォヴィッチさ!」
「「「「「…………????」」」」」
「おや?感動しすぎて言葉を失ってしまったかい?それは大変だ!直ぐにハンカチを用意しなくちゃね!」
「なぁ…劇道さん俺から1つ質問良いか…?」
「なんだい?」
「あのラスト敵は何?」「何って、ニンジャだが?」
「NINJA!?伏線は?匂わせは?」
「忍者がそんな情報を漏らす様な事するわけ無いだろう?」
「だとしたら何で忍者を入れた!!途中まで結構良い感じだったのに!!」
「物語に急展開と悲愛は付き物だからさ!恋愛物語なら尚更さ!」
「だからって唐突ニンジャを出すのは意味が分かんねぇよ!!実写版ドラ〇エじゃねぇんだぞおめぇ!?」
「む、ドラ〇エというのはよく分からないがそうか…そう言う意見もあるのか…そうだ!みんなはどうだった?僕の演劇、楽しんでくれたかな?」
「途中まで結構感情移入してたのにニンジャで台無しだよ!!」
「私的にはミラのゾンビと人間との間の存在になってしまったが為に迫害され居場所が無くなって行った時の場面は思わず顔を覆いたくなるくらい凄惨な描写になってたから良かったかな…でもニンジャは良くないと思いますリョウコさん」
「ニンジャが出てきた所のアクションは結構凄かった……けど恋愛物語でやる事じゃないと思う…」
「ん、ホシノ先輩に罰ゲームとして見せられた実写版デビルペロロマンよりかは面白かった」
「グワーッ!?」
ドンガラガッシャーン!
「おいアンタ大丈夫か!?」
「あ、テイルズサガクロニクルの評判を見た時のユズみたいな事になってる」
「お姉ちゃん、ユズちゃんのトラウマをぶり返すのは…「あ…あぁぁぁ…!!」ユズちゃん!」
「面白い位吹っ飛んでたね、ダニエル」
「んな事言ってる場合かよ!おい、大丈夫か?」
「あぁ…何とか生きてるよ…やっぱり酷評と言うのは堪えるものだねぇ…」
「あー…劇道、あのシナリオはともかく演技は最高だったぜ?真に迫る演技で」
「うん!リョウコの演技は凄かったよ!私達のゲームで声優をして貰いたい位には!」
「今回は私もお姉ちゃんと同意見、これだけ演技の幅が広ければチョイ役でも主役でも困らないよ、下手にボイス入れると容量が凄いことになるから要所要所になりそうだけど……」
「シリアスとゾンビアポカリプス内での日常を事秒単位で演じ分けてたシーンは凄いと思った…その分忍者は本当に余計だったけど…」
「それは本当かい!?良かった!僕としては君達に不快感だけ残しただけで何のインスピレーションも与えられず終わるのは悲しいからね、安心したよ!」
「ねぇリョウコ!」「ん?どうしたんだいモモイ君?」
「私達のゲーム開発に協力してくれない?」
「ゲーム開発かい…?」「うん!リョウコの演技が有ればここぞって場面で一気に引き込めるからね!」
「お姉ちゃん…有りだね、それは」
「うん…ゲームの山場に仕込めれば結構没入感を増やせるかも…」
「むむむ…僕の演技がゲーム開発にか…良いじゃないか!!僕の名声を演劇を知るもの以外へも広める無いチャンス!逃す訳には行かないね!」
「僕からの答えはYESさ!協力させて貰うよ!」
「本当!?」「あぁ!ただ
「うん!全然大丈夫だよ!!」
「そうかい、なら僕の合流を楽しみにしてるといい!」ピピピッ
「む、連絡か、『ごめんなさいリョウコさん、届ける場所を此処に変更しても良いですか?』……すまないね皆!どうやらお届け場所が変わってしまったみたいだから今日はここでお開きにさせて貰うよ!」
「それと!」シュッ!
バシッ!「っと!何だぁ?」「それは僕のモモトークのQRコードさ!君達が何処でゲーム開発するか、それで教えてくれたまえよ!」
「ではまた会おう!はーっはっはっは!」
ドドドドドドッ!
「行っちゃった…」「嵐のようだったね、お姉ちゃん…」
「けどゲーム開発に一歩前進、だね…!」
「……そういえば15時にはエビオ先輩と合流するけど時間って大丈夫?」
「時間?あー忘れてたな…さてさて今の時間は14時55分だねーっと……」
「「「「「…………」」」」」
「全員走れぇ!!!」
「ぎゃー!?完全に時間忘れてた~!?」
「お姉ちゃん!?待って~!!」
「カヒュ…お、置いて行かないでぇ…」
「シロコ!キャッチ!」「ん、分かった」ガシッ「ふぎゅ!?」
「ん、ユズ、これでみんなと一緒に行ける」
「シ、シロコ先輩…!お腹…苦しい…!!」
「良くやったシロコ!悪いが花岡は少し耐えててくれ!遅れたら何言われるか分かったもんじゃねぇからな!」
「そ、そんなぁ…!?」
━━━━━━━━━━━━━━━
-???-
「はーっはっはっ!僕参上!」
「ごめんなさいリョウコさん、勝手に変えちゃって… 」
「構わないとも!ミヨ君の小説にはそれが許される位の魅力が有るからね!」
「そうですか……今回は60ページ程度に収めた短編小説です、人間と異種族の恋愛に焦点を当てて書いてみました」
「よし!確かに受け取ったよミヨ君!それじゃあ早速報酬だが…外泊の時に買った百鬼夜行文字を使うタイプライターさ!」
「こ、これは!?タイプライター技術が百鬼夜行に渡来して間も無い黎明期に近い頃に作られたとされる初期型のタイプライター!!しかも貴重な初期版じゃないですか!?」
「はーっはっはっ!喜んでくれたようで何よりだよミヨ君!報酬はいつもの場所に置いてあるから早く向かうと良い!」
「分かりました…これ程貴重なタイプライター…わざわざありがとうございます!」
「ミヨ君の小説の第1読者になれるのなら安い物さ!じゃあ僕は小説を読むという仕事が出来たのでお暇させて貰う事にするよ!」
「はーっはっはっ!!」
「おっと!僕とした事がひとつ忘れていたよミヨ君!」
「はい…どうしましたか…?」
「ゲーム開発に興味は無いかい?」
「ゲーム開発…ですか…?」
シャーレ代行ダニエル率いるゲーム開発部
演劇ガチ勢が仲間に加わった!
流石芸術学園と言われるだけあってゲーム開発のネタが豊富でホクホク顔、ついでにスカウトに成功したので更にスーパーホクホク顔。
魔女っ子 白尾エリ
困っていそうな人の為に気合い入れて詠唱したタロット占いだったがとんでもない爆弾を引き当てた、その後余りの気まずさに退散した。
あの人達には悪い事をしちゃいましたね………
劇道リョウコ
存在しない記憶(ゴリゴリのオリジナル生徒)演劇ガチ勢で既にプロと遜色無い仕上がり、ただし脚本家としての能力はかなり終わっており王道に沿った物語かと思ったら突然ニンジャだっだりサムライだったり乱入させてくる、0.5テイルズサガクロニクル位突拍子も無いシナリオ作成能力。
はーっはっはっ!僕の演技はレボリューションさ!
ミヨ君
密輸のボス、タイプライター集めが趣味、最近何処からか趣味がバレたかは知らないがタイプライターに釣られて小説を劇道リョウコへと提供している。
うぅ…この仕事が終わったら今度こそ特殊交易部を解散します…!!