TAXI Archive   作:ヴァルキューレ警察マルセイユ分校

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ん、オリジナル要素控えめと言ったメインストーリー編なのにオリジナル展開を禁断の2度打ちする、その上めちゃくちゃ説明パートと変なパートとドンパチパートとで盛り込んだ結果1万文字オーバーしちゃった…例に漏れず地の文少なめ…と言いたい所だけど今回少なめどころか消滅してるので地雷になりそうな人は対ショック体勢になりながら進むべき。


NEW・ヴァルキューレブレイカー

-ワイルドハント自治区外-

 

 

「はー楽しかった!今日はありがとうね!エビオ先輩!それと!ゲームの感想!教えてね!」

 

「ありがとうございます、エビオ先輩」

 

「ありがとう…ございます、エビオさん…」

 

「ん、芸術はよく分からなかったけど楽しかった」

 

「何、感謝ならダニエル君の方にしてくれ、私は上に話を通したに過ぎないからね…」

 

「それでもエビオ先輩が居なかったらまずワイルドハントに入る事も無かったよ!」

 

「そうかい…なら賛辞はありがたく受けておくとするよ」

 

「よっしゲーム開発部~先車戻ってろ、それとシロコ、ほれっ」シュッ

 

「ん」ガシッ

 

「車のキーだ、先エンジン付けといてくれ」「わかった、みんな、行こう」

 

「わかったよシロコ!それじゃダニエル!先行ってるね!」

 

「今日は疲れたね、お姉ちゃん」

 

「…今日だけで1週間分は動いたかも…」

 

ダッダッダ…

 

 

 

 

「今日はほんとありがとうございますね、エビオさん」

 

「なに、朝も言ったが気にしないでくれて構わないよ、私は話を通しただけに過ぎないからね」

 

「それでも入れたのはエビオさんのお陰ですからね、また頼るかもしれないですけどそん時はよろしくお願いしますね!」

 

「あぁ、任せてくれたまえよよ」

 

「そうだ、ダニエル君、君に1つ聞きたかったんだが…」「何です?エビオさん」

 

「君の目にはここ(ワイルドハント)はどう写ったかな?」

 

「ここですか?まぁ、良いところなんじゃ無いですか?」

 

「そうか…君はそう思うか…」

 

「ありゃ…何か不味い事でも言っちゃいました?」

 

「いや、こちらの話さ、気にしないでくれたまえよ」

 

「それなら良いんですけど…」

 

「引き止めて悪かったねダニエル君、今後とも、運転の方よろしく頼むよダニエル君」

 

「えぇ!お金さえ払ってくれれば何時でもかっ飛ばして行きますよ!」

 

「そうかい、それなら今後とも利用させて貰うとするよ」

 

「えぇ!今後ともよろしくおねが「ダニエルー!まだ話してる~?」…呼ばれてるんで失礼しますね!」

 

「あぁ、また頼むよ」

 

 

 

「行った…か」

 

「今日だけで拘束者10名、内半数は増え続ける禁止物品に対するデモと抗議か…」

 

「我々秩序を守る為に働いてるのであって弾圧をする為に存在しているのでは無いのだかな…」

 

「いっその事、全て壊して新しく再生させるのは有りか…?

 

「…………いけないな、こう言う考えは…」

 

「また、評議会へ掛け合って見るかね」

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

-車内-

 

ガチャ「悪い悪い!話し込んでて遅くなっちまった!」

 

「遅いよ~ダニエル~!早くしないとアニメが始まっちゃうよ!!」

 

「お姉ちゃん…そんなこと言っててシナリオの方は大丈夫…?」

 

「うぐぅ!!だ、大丈夫だよミドリ~!明日から挽回すれば良いから」

 

「お姉ちゃんがそう言ってやってた記憶が無いんだけど…」

 

「ロッカーが…恋しい…」

 

「ん、ダニエル、このまま戻るの?」

 

「んいや?戻らないが?」

 

「「え?」」「え……!?」

 

「悪いが延長戦だ、今日は楽しい楽しい夜勤だぜゲーム開発部」

 

「え!!聞いてないんだけど!?」

 

「そりゃ言ってないからな」「な、何で話さなかったですか…?」

 

「サプライズだぜ、旅の醍醐味だろ?」「えぇ…」

 

「んじゃシートベルトは締めてな!こっからは労働基準法違反だぜ!」ガコン!

 

ブオオオオオオォン!!!

 

「せめてゆっくり運転してぇぇぇ!!?」

 

「えへへ…激流に身を任せて楽になるね……」バタッ

 

「ユズちゃん!?」

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

-マルセイユ自治区-

 

 

キキーッ!!

 

 

「はい到着25分17秒!」

 

 

「「……………」」「………はっ、もう着いた…?」「ん、着いたよ、ユズ」

 

「シロコ、袋の処理は?」「大丈夫そう、もう吐いてないよ、結構素質が有るかも」「い、要らないよそんな素質…!」「うぷ…三半規管が消し飛んだかと思った……」

 

「ん、しかも2人とも復活が早い、これなら直ぐにドライブにも連れていきそう皆はどう?」

 

「「絶対に嫌!(え、遠慮しておきます……)」」

 

「えへへ…しばらくタクシーは見たくないかな…

 

「ん、これは嫌われたね、ダニエル」

 

「よよよ、俺ぁ悲しいよシロコ…」「大丈夫?おしゃぶり(手榴弾の安全ピン)使う?」「うぉ…凄い誘惑、俺赤ちゃんにされちゃうのかな」「ん、私に任せるべき、完璧な赤ちゃんに仕上げる」

 

「おーダニエル!予定時刻より早かっt……うわ…何やってんだお前ら…

 

「ん、ダニエルが赤ちゃんになりたそうだから赤ちゃんにしようとしてた所、エミリもなる?赤ちゃん

 

誰がなるか!!と言うかダニエルは何やってんだ!?」

 

「あー悪い悪い、悪ノリに悪ノリが重なってな!HAHAHA!」

 

「はぁ…それで、後ろに乗ってるのがダニエルが言ってた連れか?」

 

「おう、先生からの依頼で世話してんだ」

 

「先生が?」

 

「あっ!あの時の警察の人じゃん!モモイだよ!」「あ、あの時振りですねエミリさん、ミドリの方です」

 

「あぁ!あの時の廃墟捜査の時の2人か!*1あの時は助かった!それと君は…」「は、花岡ユズです…」

 

「ユズちゃんか、私は松本エミリだ、よろしく頼む」

 

「よ、よろしくお願いします…」

 

「着いて早速で悪いがだが着いて来てもらうぞ?局長がどっかから買ってきた古代武術の本片手にトレーニングして待ってるからな」

 

「へいへい、あ、シロコ達は食堂の方で飯食ってて良いぞ?」

 

「分かった、食堂の場所って分かる?」「1階の総合案内左入った所」「ん…わかった」

 

「んじゃ行ってくるわ」

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

-ヴァルキューレ警察マルセイユ分校内-

 

「ほほーう!掛け声を上げながらやると効果的なのか!しかも具体例まであるじゃないか!早速やってみようじゃないか!」

 

「アイy「局長!」ええいノックしないかノックを!」

 

「局長、ダニエルを連れてきました!」

 

「おぉ来てくれたか、早かったじゃないか!」

 

「あん時振りですね局長さん、んで…わざわざエミリを通して俺を呼んだ理由ってのは?」

 

「実は厄介なのが自治区に来てな!ダニエルの力が必要になった」

 

「俺の力が?あ、もしかして車関係だったりする?」

 

「そんな所だ!あぁ、少し待て、今全員呼び出す」カチッ

 

『緊急集合!!これを聞いてる奴は全員局長室まで集まれぇ!!』

 

「これでいいだろう!」

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

「よし!全員集まったな!これより緊急会議を開始する!」

 

「ん、これ私たちも聞いて良い奴?」

 

「「|ダニエル、何か警察の人担がれて来たけどこれ何!?《ダニエルさん、あれよあれよとここに来ちゃったんですけど部外者が聞いてて良いんですか?》」」

 

「ま、良いんじゃないか?」

 

「「良いの!?(良いんですか!?)」」

 

「な、何で私たちまで…」

 

「では早速本題に入る!アラン!プロジェクターを起動しろ!」

 

「はい局長!ええと…あれをこーしてこれをこーしてよしっ!」ポチッ

 

『結婚したのか?俺以外の男と…』

 

『結婚して1年…大好きだった先生と再会してしまったあなた…』

 

 

「アラン!何だこれは!!」

 

「局長!無料版限定の広告です!しかも飛ばせない奴!!」

 

「む、そうか、なら仕方ない」

 

「大人しく終わるまで待ちましょう」

 

『お前と結婚するの…俺だと思ってた…』

 

テレレレレレ↑↑↑↑

 

『今夜は、返したくない』

 

『先生との禁断の恋ゲーム、今夜先生と眠りたい、こんやで検索……』

 

『報酬を獲得!』

 

「局長!広告終わりました!」

 

「ようやく終わったか!全く!雰囲気が台無しじゃないか!アラン!後で有料版を買っておけ!」「はい局長!」

 

「なぁ、あの広告のモデルってもしかして…」

 

「ん、多分先生だね…口調以外はすっごくそっくり」

 

「やっぱそうだよな…許可とか取ってんのかなあれ…」

 

「ん、あんな口調にならないと思う」

 

「だよなぁ」

 

「うぉっほん!!それじゃあ仕切り直して行くぞ!アラン!」

 

「はい局長!」ポチッ

 

「先日!我がマルセイユ第3銀行が襲撃を受けた!」

 

「これが監視カメラの映像だ!アラン!」

 

「はい局長!」ポチッ

 

『ブオオオオオオオオン!!』

 

『ク(自主規制)ッ!あいつ対爆防弾仕様だ!』

 

『対車両スパイク効果無し!検問突破される!』

 

『ドコオオオオオオン!!』

 

『くっそ逃げんな犯罪者!待て!待ちやがれぇぇぇぇ!』

 

『早すぎる!対戦車ライフルで狙撃できねぇ!』

 

 

 

「これが現場近くで稼働していた監視カメラの映像だ!」

 

「それで今回の犯人だが…アラン!もう1つの映像を!」

 

「はい局長!」

 

『ズガガガガガッ!』

 

『動くんじゃねぇ!アタシらは覆面水着強盗団だ!動いたらファウスト様の死の眼がてめぇらを貫くぜ!』

 

「ぶっ!?」「?どしたシロコ、すげぇ顔だけど」「な、何でもないダニエル」

 

『オーホホホ!動かないで下さいまし!動いたらアナタ方の命の保証は出来ませんので!』

 

『そうにごわす、分かったらとっとと金出すがよろし』

 

『ふふ…両目が疼くね…これ以上君達が動いたらうっかり目からビームが出ちゃいそうだよ…』

 

『ファックス様!こいつらの有り金全部毟り終わりました!』

 

『よくやったよ、クリスチンナ君…それと私の名前はファウストだファックスじゃない…次間違えたら私のの死の眼が火を吹くぞ?』

 

『分かりましたフォックス様!』

 

『狐でも無いんだが?もしかして喧嘩売ってる?打っちゃうよ?デスアイ使っちゃうよ?』

 

『オホホホ…てめぇらコントしに来た訳じゃねぇですわよぶっ飛ばしやがりまして?

 

『『す、すんません…』』

 

『オホホホ!よろしい!そ・れ・と・』

 

『覗き見は余りよろしく無くてよ?オホホホ!』

 

『バン!バン!バン!』プツン

 

「以上がカメラからの映像だ…」

 

「後は先程の映像の通りだ…以上の映像から先の犯行はブラックマーケットの闇銀行を襲ったとされる覆面水着強盗団と同一人物と推測される!更に!」

 

「ヴァルキューレ本校からの情報共有によると奴ら中小規模の自治区でも複数犯行してるとの情報が入った!」

 

 

「以上の事から我々は1つ罠を張ることにした、アラン!」

 

「はい局長!」ポチッ

 

「これは第5銀行に仕込んだ罠だ、他の銀行より露骨に警備の数を減らして意図的に誘い込ませる、更に第5銀行と協力して発信機を幾つか仕込ませて貰った!」

 

「こいつを使って奴らをとっ捕まえる!…と言いたい所だが生憎我々にこのモンスターカーを捕まえられる車両を用意出来なかった…そこで専門家の出番だ!ダニエル!」

 

「なーるほど、それで俺の出番って訳ね?でも良いのかい?俺はただのタクシードライバーだぜ?近づけても防弾仕様の車相手じゃどうしようも無いぜ?ぶつけて転倒でもさせろってか?」

 

「なーに心配するな!ダニエルは貼り付ければ後はもう1人の専門家が何とかする!」

 

「もう1人の専門家だぁ?」

 

「あぁ!豊洲

 

「へいへ~い!やーっと俺ちゃんの出番って訳ね!流石にひよっこの訓練付き合いばっかで飽き飽きしてた所だぜ」

 

「紹介する!専門家の豊洲ユウスケだ!」

 

「よろよろ~」

 

「「おい(ちょっとまって)」」「「あぁ!?」」

 

「おーあん時振り~じゃ~ん!元気してた?」

 

「元気してたじゃねぇよ!おめぇ恩赦だか何だかしてたとはいえゴリッゴリの指名手配犯じゃねぇか!?何でここにいんだ!?*2

 

「ん、何で貴女がここに居るのかは知らないけどあの時の御礼してなかったからちょうど良い、みんなの分まできっちりお返しさせて貰う」コキッ…

 

「ちょっ待て待て!確かにありゃ俺ちゃん悪いと思ってるけどシロコちゃんとは寿司食った仲だろ!?」

 

「あの時は焼肉食べ放題で浮かれてたから気にして無かっただけ、それとあの後きっちりみんなに寿司食べた事がバレてみんなから白い目で見られたからその八つ当たりもさせるべき」コキコキッ…

 

「八つ当たりかよ!?」

 

「まぁ待て!こいつがもし何かする様なら…」ポチッ

 

バチバチバッチィ!!

 

「ギャース!?」

 

「首輪に仕込んだ100V電流発生器使うから安心しろ!」

 

「ちょ…い、いきなりそれやるのは勘弁してくれぇ…痺れる…」ポスポス…

 

「ん…それなら良いや」

 

「てかそもそも何でアンタがここに居るんだ?あの後俺ら別れたよな?」

 

「いや何、あの後自首してな?」「自首だぁ?」

 

「あぁそうだよ、やっぱり俺ちゃんとしても都合よく恩赦で許される何て俺ちゃんの為に捕まってくれたやつに顔向けできねぇからよど…だからケジメは付けなくちゃと思ってジべちゃん所に自首しに行ったのよ!」

 

「そしたらこれよ?てっきり俺ちゃんはゆっくり反省出来る矯正局送りだと思ってたのによ~今じゃジべちゃんの従順なペットだぜぇ、わおーん…」

 

「まぁそういう事だダニエル」「なーるほどねぇ…」

 

「おっと、話が逸れたな!という事で!ダニエル!今回の作戦はダニエル!ユウスケ!2人が鍵になる!」

 

「作戦の概要はこうだ!我々が第5銀行以外を厳重に警備してると見せかけて奴らを第三銀行へ誘い込みそのまま盗ませる!」

 

「その後奴らがマヌケにも盗んだ金に仕込んだ金から居場所を割り出し場所の特定!」

 

「その後ダニエルが覆面水着強盗団の車両に取り付きユウスケを放出!」

 

「後は順当に車両をぶっ飛ばして詰みだ!」

 

「以上で概要説明を終了する!それとダニエル、報酬の件だが…」

 

待ってました!んで、幾ら程になるんです局長さん?」

「うむ、今回連続銀行強盗事件で本校の方も被害が無視できない範疇になってきたらしくてな…本来なら50万だった所を急遽510万まで釣り上げられた!」

 

「へぇ…?」「そしてダニエルにはその510万全額報酬として支払おう!」

 

「マジで!?」

 

「「「510万円!?」」」「ん、ダニエル、今回の依頼本気で行こう」

 

「ちょ、局長!!良いんですか!?今期は弩級戦車の導入とかガンシップの購入費用とかで予算カツカツ何ですよ!?」

 

「なーに安心しろアラン!今回の賞金は本校の方が全額負担してくれるそうだ!HAHAHA!」「なーんだ!それなら安心ですね!」

 

「そういう事だダニエル!頼まれてくれるか?」

 

「当然!何なら靴まで舐めちゃいますよ!」✨

 

「それは要らん!」

 

「ではこれより作戦を開始する!作戦名は……」プルルルル!!

 

「局長!電話です!」「ええい今日はタイミングが悪いな!」

 

カチャン「はいこちらジべール!」

 

『ジベール局長!やられました!奴ら銀行輸送車に強襲をかけてきやがった!』

 

「何ぃ!?」

 

 

『どっかから輸送ルートが漏れたか知らないが第一銀行の金が丸ごと持ってかれた!このままじゃマルセイユ自治区の財政は消し飛ばされます!!』

 

「わかった…直ぐに向かう…」ガチャン!

 

「………」「きょ、局長?」

 

「スゥゥゥ…」

 

「全員出動!!!!!!」

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

-タクシー内-

 

 

ブオオオオオオオオン!!

 

 

 

「エミリ!場所わかるか!」

 

「今マルセイユ交通警備課に連絡して監視カメラの映像を頂いてる最中だ!ただ時差が大きい!情報の鮮度は落ちるぞ!」

 

 

「それでも良い!510万円にあっさり逃げ切られるよりかマシだ!」

 

「あぁそうかい!」

 

「「ねぇこれ私たちも乗る必要あった(これ私達乗る必要有りました)!?」」

 

「………」チーン 「ん、みんな慣れてきたね」

 

「おぉこりゃすげぇなぁ!ジェットコースターとかよりも刺激的だぜぇ!俺ちゃん久々に命の危険を感じてるぜ!切実に助けて欲しいぜ!今!直ぐに!」

 

「ん、私は510万円がネギしょって歩いて来たからワクワクが止まらない」フンスフンス!

 

「そりゃいいこって!ひー!?」

 

「ダニエル!映像取れた!最後に写ったのはマルセイユ東の37のD区画だ!」

 

「37D区画ぅ!?逆方向かよ!!」ガコン!

 

キィィィィィイッ!!

 

ぎゃああああ!!さっきより運転荒くなってるー!?

 

「や、やっと慣れたと思ったのにまだ上があるの…!!」

 

「俺ちゃんぶるって来ちゃった!今からでも安全運転にしない!?」

 

「無理!」「ですよねぇぇぇぇ!!!」

 

「ダニエル!また映像来た!今度はマルセイユ東15C地区!」

 

「15Cだぁ!?奴ら相当早いマシン使ってやがんな!!」

 

「あぁ!悪いがうちからの支援には期待しない方が良い!」

 

 

「せめて時間稼ぎはするって言って欲しかったけどな!!」

 

━━━━━━━━━━━━━━

 

-???-

 

 

「フォー!!金金金!」

 

「覆面水着強盗団万歳にごわす」

 

「覆面水着強盗団万歳っすね!ファースト様!」

 

「オーホホホ!これでディスコも行き放題ですわ!踊りまくりでしてよ!」

 

「はぁ…君の口調ならディスコじゃなくて紅茶の方が良いんじゃないかい?」

 

「オホホホ!あんなカス見てぇな飲みもん誰が飲むかよでしてよ!」

 

「エアプお嬢様口調ここに極まれしだね…」

 

「ムキー!そっちこそエアプファウストでは無くて!?」

 

「何を言う、私のファウスト像は言伝に伝わったファウスト像を完璧に模倣してる筈だが?君のその変な口調よりかはマシだと思うが?」

 

「オホホホ!どうやらミンチにされてぇようですわね…

 

「おい!暴力は反則だろう!?」

 

「ふふふそのファウスト面引っぺがしてやりますわ!」

 

「……無駄口はおしまいだよ、どうやらお客さんが来たらしい」

 

「…マジですの?」

 

「あーっ!後ろのエラい早いタクシー!」

 

「マジでごわす、なんでごわすかあのタクシー」

 

「ちっ!このままヅラがらせてはくれない訳ね!今までの奴より歯応えあるじゃないの!」

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

-マルセイユ自治区-

 

ブオオオオオオオオン!!!

 

 

「ダニエル!見つけた!あいつだ!」

 

「ビンゴか!シロコ!後ろのスペースにある箱開けろ!」

 

「ん、わかった」

 

ガチャ…

 

「何これ…」

「サンキュシロコ!狙撃銃の使い方は分かるか!?」

 

「ん、銃なら多分大丈夫…な筈」

 

「よしじゃ任せた!」

 

「おいダニエル何だこのバカでかい銃!?」

 

「この前の寿司帰りに白石から貰った最強狙撃銃作成計画の試作品だ!何でも野生のガンスミスと意気投合して出来た物らしい!折りたたみ式で全長3メートル!戦車についてる主砲サイズの弾ぶっぱなせるんだとよ!」

 

「戦車の主砲を撃てるだぁ!?」

 

「シロコ!今から窓を開ける!窓開けたら直ぐに展開してあの車のタイヤをぶち抜け!」「ん」  

 

「後シロコ!弾がデカすぎて1発しか撃てん!外すなよ!」ポチッ

 

「ん!任せて」フンスフンス

 

 

「ひぃー!?早く終わらせて帰ろうぜ!」

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

「不味いね…あのタクシー引き剥がせない、このままじゃ追いつかれる」

 

「な、何ですのあのタクシー!?」

 

「噂には聞いてたけど本当に居るとはね…デビルタクシー」

 

「白い悪魔ぁ?何ですのそれ」

 

「ゲヘナでちょっと前に流行った都市伝説だよ、何でも白いタクシーに追われたが最後必ず捕まるって噂さ」

 

「それがアレだとでも?」

 

「そういう事だね、どうやら覆面水着強盗団の名前で調子に乗りすぎた私達を捕まえに来たようだよ」

 

「ふん!そんなもの迷信にしてやりますわ!窓を開けなさい!わたくしのセバスチャンで廃車にしてやりましてよ!」

 

「おぉ、そりゃあ良いね!銀行強盗ついでデビルハンターと洒落こもうか、これで私達覆面水着強盗団の名声に泊が着くね」

 

「流石です!ファイアー様!」

 

「うん、クリスチンナ君、いい加減覚えよ?ね?ファウスト様だからね?」

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

ズガン!ズガン!ズガン!

 

「ちっ!!」ガコン!

 

キイイイイイイッ!

 

「ん、ダニエル、狙いが定まらない…」

 

「すまんシロコ!あの野郎がスラグ弾なんて洒落たもん撃ってるせいでまともにケツに固定出来ん!」

 

「ん、わかったけどそろそろケリつけないとみんなが危ないかも」

 

「うぅ…目が回る…世界が反転する…!」

 

「シ、シロコ先輩…限界かも…」「………」

 

「す、すまんダニエル…私もそろそろキツイかもしれん!」

 

「おいおいゲロ部屋は勘弁してくれよ…!」

 

「てことは俺ちゃんの出番かなダニちゃん!」

 

「行けるのか!?」「まっかせときぃ!スラグ弾位ならこいつで!」

 

マグロ!

 

「充分!」

 

READY!!GO!!

 

「くぅぅぅ!久々の変身は身体に効くねぇ!」

 

「ん、ユウスケは早く動くべき」

 

「おっけぇシロコちゃん!んじゃ俺ちゃん久々の出番いくよーん!」

 

 

【ピンポーン!マグロシールド!!】

 

「と言っても今回は盾役だけどねぇ!」

 

 

ズガン!ズガン!ズガン!

 

キン!キン!キン!

 

 

「悪いけどこっから先は弾のご入店はお断りってね!シロコちゃん!今のうちに!」

 

「シロコ!行ったれオラァ!」

 

「ん、外さない!!」

 

 

ズドォォン!!

 

 

ドカアアアアン!!!

 

 

「肩が外れるかと思った……ん!?」

 

キイイイイイッ!!

 

「ちぃっ!!やっぱり反動デカすぎた!!悪いが思っきしスピンするぞ!!」

 

「ん、袋の用意は出来てる!」

 

「そら良かった!!」

 

キイイイイイッ!!

 

「「うわあああ!?すごい目が回る~!?(あはは…お星様だぁ~…)」」

 

「ごめんなさい…お姉ちゃん…「ん」お(自主規制)!!!!!」

 

「ミドリ、今回は私も一緒だよ…「ん」お(自主規制)!!!!!」

 

「うぷっ…うぅ…!」ゴクン

 

「おっエミリ、立て直したか!」

 

「警察として…はぁ…はぁ…毎回吐く訳にはいかないからな…!」

 

「ん、こういうときは楽になった方が後々尾を引かない、早い所楽になるべき」ドンドンドン!

 

「ちょ、シロコさんやめ「ん!」ドゴォ!

 

「お(自主規制)!!!!!!」

 

「おー、一瞬で大漁だなこりゃ」「今回のスピンはさすがに私もちょっとやばかった、次からはやめといた方が良い」

 

「シロコでも不味い奴かよ…こりゃ車上じゃ使えねぇな…」

 

「ダニエルちゃん!とっとと犯人シバいてジベールちゃんに引き渡そうぜぇ~?」

 

「ん、ユウスケに同上、とっとと捕まえよう、それにあの覆面水着強盗団には言いたい事が有る」

 

「賛成~んじゃとっとと捕まえるか~ほれ行くぞシロコ、ユウスケ」

 

「ん!」「はいよ~」

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

ドゴオッ!!

 

「チックショー!まんまとやられましたわね!」

 

「派手にやられたね…まさか戦車砲クラスの弾を打ち出して来るなんて」

 

「横転した衝撃で節々が痛むにごわす、ついでに覆面も破けたにごわす」

 

「ホンッッットやってくれましたわねぇ…この車5億円もしたと言うのに…」

 

「はぁ…カイザーローンに借金してまで買った奴だけどまた一からやり直しだね」

 

「まぁ何とかなるっすよファンタ様!」

 

「悪いけどアンタらはここで終わりだよ」

 

「な、何奴ですの!!」

 

「俺?俺ちゃん板前ライダーマグロ…とでも名乗ろうかな?」

 

「よっ!俺はダニエルだ!こっちはシロコ」

 

「私の出番は取らないで…私は砂狼シロコ…またの名を…」キュッキュッ

 

覆面水着団の砂狼シロコ、パチモンを〆に来た、覚悟するべき

 

「ん?覆面水着団……おいもしかしてシロコ」

 

「ん、ダニエルには言ってなかったね、ブラックマーケットの闇銀行を襲撃したのは私たちアビドス、でもあれはカイザーにとって不利な証拠を掴むために必要な事だった、後悔はしてない」

 

「……なぁユウスケ、身内に近いような奴が実は強盗だった時どうする?」

 

「さぁ?ただ俺ちゃんから言える事は同情するぜって言葉位だねぇ…」

 

「そうかよ……」

 

「ふ、ふふふふ…」

 

「ありゃ、何かツボったりしたか?」

 

オーホホホ!!!本物の覆面水着団?板前ライダー?上等ですわ!まとめてかかってらっしゃい!全員暴力で分からせて差し上げてよ!」

 

「はぁ…君1人でやらせる訳にはいかないよ、折角ここまで来たんだ、私もファウストを貫いて散るよ」

 

「流石っす!フォクシーチューン様!オイラも最後までお供するッスよ!」

 

「やっぱ君わざと間違えてるよね?」「はいっ!面白かったので!」

 

「…最後の最後にぶちまけてくれたね!!デスアイでまず君の目を貫いて上げようか!?」

 

「ケンカよくないにごわす、やるなら目の前の奴らをシバいてからにごわす」

 

「まぁそういう事さ、確かダニエルだっけ?私からの返答はこれだよ」

 

「みんな行くよ!覆面水着強盗団最後の晴れ舞台だ!」

 

「ん!かかってくるべき、本物の戦い方を教えてあげる!」

 

「はぁ…そっちがその気ならこっちだってやってやらぁ!覚悟しやがれこの野郎!」

 

 

「ん~いい度胸じゃん、俺ちゃん驚いたよ!じゃその御礼は」

 

【ピンポーン!トロマグナム!!】

 

「これで応えちゃおっかな!」

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

-車内-

 

「……はっ、運転は…良かった…終わってる…」

 

「「うぅ…」」「うぇぇ…」

 

「大丈夫…?ミドリ、モモイ…それとエミリさん…」

 

「もう私お嫁に行けない身体にされちゃった…」

 

「お姉ちゃん……1回戻した位なら大丈夫だよ

 

「ミドリ!?」

 

「お口直しのミントガム、食べるか…?」ポイッ

 

ガシッ「良いの!?ありがとー!」

 

ガシッ 「ありがとうございます…エミリさん」

 

「お、全員起きたか?」

 

「ダニエル!覆面水着強盗団は?」

 

「全員ぶっ飛ばした、今は縛り上げてシロコが銀行強盗口座をやってる所」

 

「そうか、それは良かった…ん?銀行強盗口座?

 

「おう、随分熱心に受けてやがるぜアイツら、余程感銘を受けたんだろうな」

 

「その話を聞いて私はどういう顔をすれば良いか分からなくなったよ…!!」

 

「ま、笑えば良いんじゃない?」

 

「笑えるかぁ!?」

 

「よーっすダニちゃん、ジべちゃん、そろそろ着くってさ、現金510万円引っさげで来てるよ」

 

「お、マジで?」

 

「マジマジ、さっき電話したから確かよ確か」

 

「そりゃあ良かった!んじゃ報酬山分けすっか!」

 

「お?良いの?」「ん、お楽しみの時間だね」フンスフンス

 

「報酬…」「ヤマワケ…?」「え…それってもしかして…私達も?」

 

「わざわざ俺が貴重な開発時間を割いてここに来た理由の1つだぜ、ゲーム開発に金は付き物だろ?」

 

「え!?良いの!?」「でも良いんですか?私達、はっきり言って足手まといだった気がするんですけど…」

 

「何、ゲーム開発への投資みたいなもんだぜミドの字」

 

「そんじゃ1人辺り何円にするかだが…」

 

「悪いダニエル、私は遠慮しておく」

 

「んあ?何言ってんだエミリ!おめぇの協力が無かったら捕まえれなかったのに除け者にする訳にゃ行かねぇだろ!」

 

「いやシンプルに公務員だから下手に金貰ってるのがバレたら首が飛ぶ

 

「あー………そう言えばそうだったか、んじゃ5人!」

 

「あーん!しれっと俺ちゃんも省かれてる!」

 

「おめぇは散々ぶんどってきた側だから良いだろ…」

 

「うーん反論できない!」

 

「ん、私はきっちり貰う、というより渡すべき」

 

「ま、今回はシロコのおかげでとっ捕まった事だし別に良いけど…」

 

「ま、お金もらったらとっととミレニアムに帰るぞ~」

 

「うん!ダニエル!……振り返ってみると楽しかったって気持ちと同時にもう二度とあんな目には会いたくないって気持ちでいっぱいだったね!お金は凄く嬉しいけど!」

「私もワイルドハントに居た時は結構楽しめたけどタクシーはしばらく良いかな…私もお金は嬉しいけど」

 

「えへへ…車乗ってる時の事は殆ど覚えてないけど楽しかったです…」

 

「んじゃ!期待してるぜ、ゲーム開発部!」

 

「まっかせてよ!ここまでお盆建てされたらやるしかないでしょ!」

 

「お姉ちゃん…お盆建てじゃなくてお膳立てだよ…お盆を建ててどうするの…」

 

「あっ……」

 

「締まらないね…お姉ちゃん…」

 

「モモイらしいと言えばらしいね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

-1週間後-

 

 

『ふふふ…お久しぶりです、ダニエル』

 

「突然パッキングされたかと思ったらヒマリかよ、どしたん?」

 

『いえ、風の噂であなたがゲーム開発部へ入れ込んでるという噂を聞きましたので…』

 

「ま、今は先生代行みたいな物だからこれ位は入れ込むじゃろ」

 

『そうですか、それ以外の理由も有りそう…ですが、私から言及するのは無粋ですね』

 

『それよりも早く本題に移りましょうか、この天才病弱スーパーハイパーパーフェクトジーニアス美少女ハッカーの時間は青いバラのように美しく、儚く、貴重なのですから……』

 

「相変わらずヒマリは変わらないねぇ……んで本題は?」

 

『何、今のあなたにとって耳より情報を1つ伝えておこうかと』

 

 

『G.Bible…最高のゲームを作るレシピ本の情報です♪』

*1
番外編 TAXi kivotosu2 参照、犯罪者検挙の為に突入する先生チームのストーカーをしてた、ちなみにユズには話してない

*2
番外編 TAXikivotosu2参照 ミレニアムの大展示会にて展示品を強奪したり荒らし回ったりバケモンになったり兎に角迷惑かけまくった




ヴァルキューレ警察マルセイユ分校

ちょくちょく出てくるオリジナル学校、ガンシップ等を導入する予算は残しており明らかにヴァルキューレ警察本校よりも財政状況が良い。

独立愚連隊 ゲーム開発部

今回全員ほぼ車に振り回されてた、耐性が若干ついたので次回以降はマシになる。

し、しばらくタクシーの姿は見たくない…

砂狼シロコ

ミレニアム編なのにアビドス編より目立ってる気がする狼、思わぬ臨時収入が入ってきてホクホク。

ん、これだけあれば借金返済に使った後でも色々買えそう。

豊洲ユウスケ

番外編の敵、ケジメの為に自首したら何故か首輪をつけられ今日に至る、何だかんだヴァルキューレ生活を楽しんでる節が有る。

大型狙撃銃 ライトニングサンダー

頭の良い馬鹿共が作った馬鹿の馬鹿狙撃銃、Bluetooth機能や自爆機能、Word、Excel機能等の多機能を全てオミットして威力のみに特化させた狂気の大型狙撃銃、ゲヘナの主力戦車が使用してる主砲をそのまま発射出来るように設計されている、戦車砲の反動がモロ腕に来るので当然の如く並のキヴォトス人では1発撃っただけで肩が脱臼する代物、当然先生のような一般人が使ったら最後反動で腕がバイバイする大変危険が危ない狙撃銃。
白石ウタハと野生の馬鹿ガンスミスの手で作られた悪ノリの極地を言ったかのような試作品だが制作コスト馬鹿!弾薬コスト馬鹿!威力馬鹿!携帯性馬鹿のクワトロ馬鹿で賞を獲得し無事頓挫。

ふふふ…やはり、浪漫というのは大口径に有りだね、いつかは100口径クラスの携帯火器も作ってみたいものだよ…



ん、次からようやくミレニアム編の本筋に戻ってG.Bible探しが始まる予定。
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