TAXI Archive 作:ヴァルキューレ警察マルセイユ分校
ようやくメインストーリーに沿って話が進むから早めになりそう…と思ったけどまた更新落ちるかも…ごめん…
-ゲーム開発部部室-
「…………」
「お姉ちゃん…とうとう誘拐してきちゃったの?」
「待ってミドリ!?これには深い訳が…深い…訳……」
「どうしようミドリ…特に言い訳が思いつかない…!」
「お姉ちゃんそれ私に言うことじゃないでしょ?」
「うっ!?と、とにかく!これはチャンス何だよミドリ!記憶喪失に近いこの子を私達で洗の…ゲフンゲフン!刷り込m…ゲフンゲフン!教育してあげれば晴れてゲーム開発部の部員になってくれる事間違いなしだよ!」
「お姉ちゃん…そもそもミレニアムの生徒じゃないんでしょ…?」
「うっ!?そ、それは…そうだ!ヒマリ先輩!ヒマリ先輩なら何とかしてくれる筈!ちょっと行ってくるね!!」
「ちょっ、お姉ちゃん!?」
「行っちゃった…」
「ミドリ…私達はゲーム作りに専念しよう…」
「でもユズちゃ」「モモイならきっとどうにかしてくれる…筈…」
「ユズちゃん…分かった、今はお姉ちゃんを信じてゲーム開発を進めよう!」
「ん、私も居る、ゲームのデバッグは任せて…」フンス
「シロコ先輩はギブスが取れるまではゆっくりしてて下さいね?」
「シロコ先輩…ここは私達に任せてゆっくり休んで…」
「そう…」ションボリ…
「………データに無い物質を多数確認、これより採取します」パクッ
「ウワーッ!それはタッチペン!食べられないからペッてしてペッ!」
「質問、ペッ、とは何ですか?」モキュモキュ
「今食べてる外に出すこと!」
「本機は1つ学びを得ました、これより採取物を排出します」ぺっ!
「よ、良かったぁ…と、取り敢えず!私が食べて良いって言ったもの以外食べちゃ駄目だよ!!」
「質問、食べる、とは何ですか?」
「今みたいな事!!」
「了解、それでは言われた物以外の物質の採取を制限します」
(助けてお姉ちゃん…ダニエルさん…この子自由過ぎる…!)
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-超パーフェクト天才美少女ハッカーの根城-
ガチャ…
「よぉ、待たせたか?」「やぁヒマリ、急にすまないね」
「いえいえ、この儚くも美しい雪の華の様に華麗で美しい牡丹の様な出で立ちにして天才の名を欲しいままにする超天才病弱美少女たる私はそのような小さい事を気にしませんから」
「コホン…さてお二方…」
「ここの部屋は既に掌握済みです、ここに写った映像、音声は全てダミーに差し替え済みです、余り長時間やるとチーちゃんに叱られてしまうのですが…まぁ、それは一旦置いておきましょう、ですのでお二方は好きに話してて構いませんよ?」
「ヒュー!流石天才美少女ハッカー、機密保持はお手の物ってか?」
「相変わらずの徹底ぶりだね…」
「ふふふ… 」カチッ
「褒めても後光が輝くだけですよ…?」ピッカーン
「うぉおおお!?天才の光に目が焼かれるー!?」
「ほう、全身を輝かせる装置かい、君の車椅子も随分と多機能になって来たじゃないか」
「ふふふ、そう褒められるともっと輝いてしまいます…」ピッカーン!
「うぉおおお!ヒマリ様じゃ!ヒマリ様の後光じゃあ!」
「まるで本当の神様見たいにさまになってるじゃないか」
「ふふ…ふふふふふ!」カチッ
「失礼、少々おふざけが過ぎましたね」
「うわあ急に冷静になるな!?」
「天才の威光を見せ過ぎて話が脱線しましたねさて、ご要件はあの少女の事でしょうか?それとも別件で?」
「ありゃ、お見通しか」
「やはり、何か知っているんだね、ヒマリ」
「ふふふ…なにあれ知らん…怖…」
「「
「えぇ、私が知っていたのはあくまでG.Bibleの噂だけ、あの機械の様な少女は私にとっても完全に想定外です、いきなり後ろから鈍器で叩かれた様な寝耳に水ですよ」
「マジか、ヒマリん事だからてっきりそれも見越してG.Bibleの事を話したのかと思ったが」
「ふふふ…G.Bibleについては完全に私のお節介ですよ、頑張る後輩の姿を見て感化された、とでも言いましょうか」
「と言うことは私達は完全にやぶ蛇を踏んだ、という訳だね」
「えぇ、そう言う事です、全くダニエルは良く厄介事を持ってきますね!話を聞く私の身にもなって欲しいものです!」プンスカプンスカ
「わりぃわりぃ!んで、ヒマリ、結局の所ありゃ一体?」
「さて、私から言える事は要調査中としか…もしかしたらあの私とは真逆で下水道の様な濁った心を持つリオなら何か知ってるかもしれません…が、アレはいっつも1人で背負い込んで話そうとはしないですからね、全く、困ったものです…」
「そうかい、ただあの子は明らかに今のキヴォトスの技術力じゃ作れない様な超技術の塊だ、その用途が愛玩目的に作られた子ならその用途のまま使ってやれば問題は起きない…」
「だが、んな目的に使うならそもそもあんな所に半ば封印状態のように閉じ込めたり何かしねぇ…」
「そうですか…お二方はどうお考えで?」
「私は戦闘用のアンドロイド、それも指揮官や統率者の様な役割を持って生み出された上位存在と踏んでるよ、ご丁寧な事に普通のアンドロイドにはヘイローを感じ取れるからね」
「俺も戦闘用までは同意見、今は記憶喪失っぽいからわかんねぇがいざと言う時の決戦兵器として開発された奴じゃねぇかな?ありゃ」
「「
「あぁ、恐らくあのデカ蛇野郎と同じ大量破壊兵器の類いだ」
「デカ蛇野郎?何だいそれは?」
「あ、そういやあん時白石は呼んでなかったな」ポチポチポチ
「ほいこれ」「どれどれ…なっ!?これは!?」
「俺も驚いたぜぇ?まさかアビドスの砂漠にんなデカイ蛇が居るなんてな」
「ダニエル!どうして私を呼んでくれなかったんだ!!これ程興味がそそられる物をどうして!!」
「わりぃわりぃ、あん時は直ぐに協力してくれそうな奴が欲しかったからなぁ…白石はあの時期どこもかしこも犯罪者が出まくって依頼が飛びまくってた繁忙期だろ?下手に声掛けづらかったのよ!」
「くっ、身から出た錆という訳かい…」
「成程…ですがその仮に仮定が合ってるとしても解せませんね…それならば最初からあの大蛇と同じく大型化して、突っ込ませれば良い、質量というのは単純で原始的ながら最も強力な攻撃手段でも有ります、あれ程の技術力が有るなら何故その手段を放棄したのか…」
「んなもん簡単だろ、ちっちゃくすりゃあその分ヒットボックス…当たり判定も減るし人間の身体によせりゃ銃器とかの精密兵器の使用も可能、んで極めつけはガキの容姿だ、無知で無防備なガキの振りして敵の兵士かなんかに保護されて味方の拠点まで連れ帰られた暁にゃ…」
「敵の拠点の情報が全て筒抜けになる上、内部から密偵に謀略がやりたい放題という訳ですか」
「成程、確かに人型に寄せる理由としては理に叶ってるね、恐ろしくなるほどには…」
「ま、どれもこれも仮説に過ぎねぇ、俺は取り敢えず俺は先生に聞いてシャーレの所属に出来ないか聞いてみるぜ」
「シャーレにかい?」「おう、あの機械少女の経歴がどうであれ記憶喪失で何も分かんねぇ赤ちゃん何だ、今のうちシャーレで囲っちまって他からの干渉を防ぐ寸法よ、特にカイザーとかな」
「あぁ、あの企業なら間違いなくやるだろうね、記憶も無く後ろ盾も無い、それでいて超技術の塊…カイザーコーポレーションからしたらカモがネギをしょって歩いて来た様な物…もしカイザーコーポレーションの手に落ちたら場合少なくとも、間違いなく録な事にはならないね」
「そう言うこった、その点シャーレに所属させちまえば連邦生徒会っていう後ろ盾と先生が着いてくるからな、少なくともあの機械少女が悪い道に入る前にゃ死ぬ気で止めてくれるストッパーにもなるって寸法よ!」
「成程、それなら後ろ盾も確保出来てシャーレの先生という指導者兼ストッパーも用意出来る…考えたね、ダニエル 」
「だろ?」
「…でしたら、学籍も一緒に用意する必要が有りますね…」
「あぁ、編入手続きの方、頼むぜヒマリ」
「えぇ、お任せ下さい、まるで本物の様な学生証と学籍を用意しておきますよ」
「助かる」ピピピッ!
「電話…モモの字から?ちょっと出る」ピツ
『ダニエル!ヒマリ先輩知らない?ヴェリタスの部室に来たのは良いけど居ないって言われちゃって…』
「ん?ヒマリの奴なら…」
「ここに居ますよ、どうしましたか?モモイ」
『ほんと!ねぇヒマリ先輩!学生証と学籍が欲しいんだけど…』
「それはあの少女の…ですか?」
『うん!さっすがヒマリ先輩話がわかる~!』
「となるとあの子の名前が必要ですね…何か案が有りますか?」
『うん!
「天童…お前忍天堂から取ってきたな?」
『あっ、分かる?そうだよ!流石に同じ名前だと芸が無いから似てる漢字に入れ替えて忍の部分は消して見たんだけど…』
「モモの字…妙にしっくりだったぜ、流石シナリオライターだな!」
『ホント!?良かったー!ゲームじゃ良くやるけど現実だと初めて名付けの親になったから緊張してたんだぁ…』
「モモの字!取り敢えず後でモモトークで何て名前なのか送っといてくれ、後はこっちでどうにかする」
『ほんと!?ありがとうダニエル!じゃあ先部室に戻ってるね!じゃっ!』プツン
「て訳だヒマリ、それで良いか?」
「えぇ、後輩の為、ここは一肌脱がせて貰います♪」
「助かる、取り敢えず方針は様子見で行くか」
「あぁ、少なくとも今の彼女…アリスはまだ何も知らない無垢な少女だからね、私としてもどうなるか経過観察を見せてもらうよ」
「えぇ、私も新しい後輩であるアリスの為に見守って行く事にします」
「んじゃ今日はお開きだな、俺も今日はちと疲れた、どっか適当に昼寝でもしてるぜ」
「そうかい、今日はありがとうダニエル、まさかここまで知的好奇心が刺激される体験になるとは思わなかったよ」
「そりゃ良かった白石、ただ肝心のG.Bibleが結局入手できずに中断したからな、悪いが、また頼る事になるかもしんねぇ」
「あぁ、その時は任せてくれ、完璧な仕事をこなして見せるさ」
「助かるぜ白石、それと、ヒマリの方もいきなり呼んで悪かったな、この時期色々忙しいだろうにすまんかった」
「いえいえ、慈愛と友愛の心を持つ天才で美少女で病弱なハッカーである私の手は非常に忙しいですが、他ならぬ友人のお願いですからね、この程度の時間を開ける事ぐらい、造作も無いことです」
「そりゃあ助かる、今度飯奢るぜ、最近臨時収入が入ったんだ、食べ放題の店の1つ余裕で行けるぜ」
「ふふ…ではその時が来たらお願いしますよ?ダニエル」
「おう、任せとけ、んじゃ!また会おうぜ」
「あぁ、また会おう、ダニエル、ヒマリ」
「えぇ、また」
ガチャ
さて…行ったか…はぁ…しっかし最初は先生から頼まれたちょっとした代行依頼だったってのに気が付いたら面倒事が生えてくるなんてよぉ…あの機械少女…天童か…天堂の正体もそうだがあの工場に加えて何故か昔から動いてる巡回ロボット、それにあの機械音声…俺たちの個人情報を丸ごとお見通しだった訳だった…
「考えても知恵熱でぶっ倒れるだけか、あーヤダヤダ!俺ぁタダの人生2周目のタクシー運転手だってのにどうしてこうも厄介事がクビ出して来るかねぇ!!今日はもう寝る!ゲーム開発部にゃ悪いが今日は寝るもんね!ラーララ~ベッドが俺を待ってるぜ~♪」
「あ、そうだった、先生に連絡入れとかなきゃ…」
「ま、メールでいっか!補習授業の邪魔しちゃ悪いし!」ポチポチ
「送信終了っと、布団が俺を待ってるぜ~♪」
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-翌日-
ガチャ…
「よぉゲーム開発部、昨日はほっぽり出して悪かったな~機械少女の様子はどうだ~?」
「良く来たな戦士よ!貴殿の到着!心から待っていたぞ!」
「ワッツ?」
「どうですか?」「ん、良い感じに仕上がって来たね」
「パンパカパーン!アリスのコミュニケーションレベルが上がりました!これでまた!モモイ達と話せます!」
「その調子で行けばレベルカンストも近いね…あ、ダニエルおはよう、みんなは授業に行ってる、そして私の方はアビドスから送られてきたBDとレポートの消化したからアリスの面倒を見てる」✌
「いやキャラ変わりすぎだろ何があったシロコ?」
「ん、ゲームしてたらこうなった」「ゲームだぁ?」
「はい!アリスはゲームでレベリングしました!今のジョブは無職では無く勇者です!」
「これがゲーム脳って奴かぁ…」
「戦士よ!名前を教えて下さい!アリスの名前は天童アリスです!」
「よっし天童だな?俺はダニエル、よろしく頼むぜ天童」
「はい!よろしくお願いします!ダニエルよ!」
「早速ですが冒険を始めましょう!!」
「ん、後ろは任せて、バックアタックしてくる奴は銃で黙らせる」
「随分ノリノリだなシロコ…」「ん、これもデバッグの賜物」
「はぁ…アリス、その冒険俺も混ぜてくれ」
「パンパカパーン!ダニエルが仲間に加わりました!」
「ん、ダニエルも乗り気だね」
「そりゃ、こんな状態の天童をフリーにしてたらどうなるか分かったもんじゃないからな…」
「アリス知ってます!これはツンデレと言う奴ですね!!」
「誰がツンデレだ!?」
「ん、これじゃツンギレ系ヒロインだね、ダニエル」
「ガーッ!?調子狂う~!」
「では早速冒険に行きましょう!シロコ!ダニエル!ついてきて下さい!」
ガチャ…
「ん、冒険の始まりだね、アリス」
「はい!」「ちょ、お前ら鍵かけ忘れんなって……あぁもう!シロコ!鍵~!鍵よこせ~!」
シンプルな馬鹿と頭の良い馬鹿三人衆
アリスについての対策会議をしていた、取り敢えずよくわかんないから保留でヨシ!ついでにシャーレに所属させる為に色々偽造するけどヨシ!何を見てヨシって言ったんですか…?
天才病弱美少女ハッカーヒマリ
寝耳に水、てっきりG.Bibleを掘り当てたのかと思ったら別のもん掘り当ててきて横転。
何でものを拾ってきてくれてるんですがダニエル!?
マイスターウタハ
普段入れない廃墟へ合法的に入れる手段がやってきたので話に乗った、G.Bibleを掘り当てに来たつもりがとんでもない物を引き当てて興奮以上に困惑が勝っている。
まぁ、ここはゲーム開発部の事を尊重するがもし敵対するようならその時は…少し考えないと行けないね
ゲーム脳 アリス天童
1晩でクソゲーと神ゲーの過剰摂取を叩き込まれ脳破壊と脳回復を連続、ゲーム脳人格が生成された。
はい!アリスはジョブを変更しました!勇者です!
ダニエル
まさかの天童のキャラ変に困惑している、何の何の何!?