白兎がカビゴンになるのは間違っているだろうか   作:桃です

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ベルの【ステイタス】に関しての訂正が一つ。

最初のステイタスにて幸運のアビリティがなかったんですが、カビゴンのスキルを得るなどを主しているベルが幸運のアビリティを持っていないのはおかしいと今更思いまして後付けで誠に申し訳ありませんが付けさせてください。

本当に申し訳ありません。


器の昇華

ゴライアス討伐後はリヴェリアさんの判断で地上に帰還することになった。

 

アイズは膨れていたけど、僕としてはありがたかった。

 

初めての階層主との戦いで思ったより疲れを抱えていたみたいだからだ。

 

ちなみに今回稼いだ金額は2050万ヴァリス、ほとんどがゴライアスの魔石が占めている。

 

怪物素材(ドロップアイテム)であるゴライアスの歯牙は【ヘファイストス・ファミリア】の方に売ることにした。

 

そうして、山分けにして今日の所は解散となった。

 

「ただいま帰りました」

 

「おかえりなさい、ベル・クラネル。帰って来て早々に悪いんだけどあれ何とかして頂戴」

 

そう言って指さすヘファイストス様から辿っていくと、そこには抜け殻のようになった神様がいた。

 

「あぁ、今朝の事まだ引きずってたんですね」

 

「えぇ、今だって貴方に捨てられるって繰り返し言ってるのよ」

 

僕が言ったこととはいえやり過ぎたかな、でも主神の都合でせっかくのつながりを消すなんてもったいなさ過ぎるしなぁ…。

 

「神様、ただいま帰りました」

 

「ベル君…お帰り」

 

僕が声をかけると、神様は憔悴していた。

 

「僕は神様を嫌ってそう言っているんじゃないんです。ただ、僕の成長の幅を阻害するのをやめてほしいから言っているんです」

 

「じゃあ、邪魔をしなかったらいなくならない?」

 

「はい、いなくなりませんよ。僕はずっと神様の眷族です」

 

「ベルく~~~~~~~~~ん!!」

 

僕の言葉を聞いて神様は抱き着いてくるのだった。

 

その様子を見ていたヘファイストス様は何故か頭を抱えていた。

 

そうして、神様をなだめた後僕は久しぶりに【ステイタス】の更新を願い出た。

 

「いやぁ、【ステイタス】の更新って何時以来だろうねベル君」

 

「一週間前ですよ、神様」

 

「そうだったね…って、器の昇華(ランクアップ)可能になってる~~~~~~っ⁉」

 

「あぁ、今日階層主のゴライアスっていうモンスターを一人で倒したんです」

 

器の昇華(ランクアップ)の要因となった出来事を伝えると神様は納得をしてくれる。

 

「なるほど、それで器の昇華(ランクアップ)が出来るようになったんだね。あと、発展アビリティが“狩人”だよ。」

 

「はい、じゃあ狩人でお願いします」

 

「任せたまえ!!」

 

ベル・クラネル

 

Lv.2→3

 

力SSS5556(固定)

 

耐久SSS5556(固定)

 

器用SSS5556(固定)

 

敏捷SSS5556(固定)

 

魔力SSS5556(固定)

 

大喰EX 耐異常EX 拳打EX 破砕EX 魔導EX 精癒EX 魔防EX 幸運EX 狩人I

 

巨漢超重獣(カビゴン)

種族値(第一世代)

種族値(第二世代以降)

最高能力値(Lv.50→Lv.100)

最低能力値(Lv.50→Lv.100)

・習性

習得全技(全世代)

・特性

・夢特性

全力技(Z技)

極限巨体化(ダイマックス)

極限巨大化(キョダイマックス)

結晶纏い(テラスタル)

 

「よし、これでいいよベル君」

 

「ありがとうございます神様」

 

こうして、僕はLv.3となった。

 

 

 

私は本拠(ホーム)に戻ってくると、今日見たことをロキ達と共有することにした。

 

しかし、ロキは早々に構い倒そうとして絡みに行ったがアイズにそっけなくされてやけ酒して爆睡していたが。

 

「それでアイズが懐いているその冒険者は何者なんだい?」

 

「名前はベル・クラネル、所属は【ヘスティア・ファミリア】の白髪赤眼の少年だ」

 

「少年? ロキからはオッタル並みの身長の男と聞いておったが?」

 

最初の質問をしてきたのは【ロキ・ファミリア】団長の第一級冒険者(Lv.6)で二つ名は【勇者(ブレイバー)】フィン・ディムナ。

 

私の言葉に反応したのが【ロキ・ファミリア】最古参幹部の第一級冒険者(Lv.6)で二つ名は【重傑(エルガルム)】ガレス・ランドロック。

 

「あぁ、見た目はそうだが彼と話した際に年齢を聞いたら七歳と答えられた。しかも、嘘を言っているそぶりはなかった」

 

「七歳でLv.2か…、アイズの様子はどうだい?」

 

「それがベル・クラネルの年齢を聞いてからは強くなることに一層力を入っているように見える。だが、ベル・クラネルとの相性が余程良いのか彼の言う事はよく聞いているし連携も取れている」

 

「う~ん、それは心配だな」

 

「そうか、儂にはいい傾向だと思うがのう」

 

「私もあの子が強くなること以外に目を向けてくれるのは嬉しいがな。他派閥の人間とだけ仲良くなっていくのは良くないとは思う」

 

「たしかにのう、ならばどうする?」

 

「少しアイズには悪いが、しばらくの間はウチの団員との連携の鍛錬も兼ねた小遠征に参加してもらう」

 

「それしかないか…」

 

「あの子も周りに合わせることを学ばせねばならんからのう」

 

こうして、【ロキ・ファミリア】三首領の話し合いは終わりを迎えた。

 

 

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