現役女子高生、ダンジョンマスターを謳歌してます   作:竹槍至上主義者

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4:鋼鉄ノ豹と黒鉄ノ城参戦

横浜第三ダンジョン、通称廃文明ダンジョン。一階層は田舎の様な見た目だが、階層を下がるごとにどんどん都市化が進んでいく。しかし、出てくる建造物や施設、道路などはすべて廃れており、まさに廃文明だ。

 

「でもここを復興出来たら絶対に有益になるんだよな...」

 

私がいる96階層は空港、港、陸軍基地、鉄道基地、物資集積場、原子力発電所、海上石油掘削機、石油化学コンビナート、工業地帯等がある。全部盛りなんだよね。

 

「でもその前にDPを安定して入手できるようにしないといけないからな。朧月...は感情があるっぽいしオンリーワンってことで量産してそれぞれに名称を付けよう」

 

でもドラゴンロードと遭遇すると一式徹甲誘導墳進弾使わないといけないからな...

コスト高いから使いたくないんだよね。

 

「陸上車両作ろっかな」

 

このダンジョンは道路で舗装されてるから装輪車両がいいかな。継戦能力を高めるために朧月達専用の母艦も用意しよう。

 

「ということで作成したのがこちら」

 

名称:八式機動戦闘車疾風(はやて)

全長:8.5m

全高:3m

全幅:3m

武装:120mm速射超電磁砲×1 一式徹甲誘導墳進弾車載型×6 

二式対空誘導墳進弾×6 

装備:四式複合電探 五式音響装置 六式光学カメラ 水流墳進機×2

 

これでいいかな~。じゃあクリエイトモンスターしていこう。

 

名前:疾風

主人:長月 桜花

種族:精神情報化生命体

ジョブ:無人機動戦闘車

レベル:1

HP:60000

MP:30000

筋力:7000

防御:9000

精神:4700

俊敏:9000

器用:5000

ステータスポイント:1000

装備:120mm速射超電磁砲×1 一式徹甲誘導墳進弾×6 二式対空誘導墳進弾×6

四式複合電探 五式音響装置 六式光学カメラ 水流墳進機×2

アクティブスキル:射撃≪特級≫ 炸裂魔法≪特級≫ 魔力障壁≪特級≫ 

土魔法≪特級≫ 雷魔法≪特級≫ 風魔法≪特級≫ 

パッシブスキル:雷無効 気密 軽量化≪特級≫ 硬質化≪特級≫

衝撃吸収≪特級≫

称号:無人機動戦闘車 異端の装輪 地ヲ駆ケル鋼鉄ノ豹 万能

 

やっちゃった。いつもの癖でエリートにしてしまった!だめだ、ちゃんと量産化できるような子を作らなければ...いや、数を増やせばどうにかなるのか。ならダイジョブそうだ。あ、でも魔石が足りないや。

 

「あなたが私の車長ですか?」

 

「っ!そうだ!スピーカー付けたから疾風は喋れるのか!」

 

「はい、私は話せますが...」

 

「おっ!やっぱり?じゃあこの子の言ってることとかわかる?」

 

「キュイキュイン?」

 

「はい。『わかる?』と言っています」

 

「やっぱりわかるんだ。じゃあまずは自己紹介からだね。私の名前は長月 桜花、16歳だよ。そしてこっちは試製小型無人ステルス偵察機の朧月、あなたの先輩だよ」

 

「私は八式無人機動戦闘車の疾風です。試製小型無人ステルス偵察機...長いですね」

 

「キュィィィン!」

 

「『私にもスピーカーを搭載するべきです!』と彼女は言っていますね」

 

そうか。二人とも精神情報化生命体だからスピーカー付ければ朧月も話せるんだ。

 

「ちょっと待ってね」

 

(カスタマイズ:朧月)

 

「これで喋れるはずだよ」

 

「んっ、んん...あー、あーあー。ご主人様ぁ!やっと喋れますよぉ!」

 

キュィィィンッ ドゴォッ

 

朧月が当たり前のごとくタックルをかましてきた。

 

「朧月、ちょっと痛い...」

 

「そうですよ。もう少し加減してあげたらどうですか?」

 

「あ、ごめん。ご主人様」

 

「いいよ、可愛いし」

 

なでなでなでなで

 

カワユス!喋れるようになるだけでここまで変わるのか。これはいいぞぉ!

 

「車長...?」

 

疾風がなんか拗ねてる?撫でてあげればいいのかな?

 

なでなでなでなで

 

「あ///、~~~......」

 

凄い気持ちよさそう。もしかして私って機械たらしなのかな...

 

「えっと...二人とも、もういい?」

 

「「ダメ(です)!」」

 

この後私は二人を撫でまくった。

 

 

***

 

 

「だからお二人にはペアで動いて戦ってもらいたいのですよ」

 

「なるほど、一式徹甲誘導墳進弾はどのくらいのDPかかりますか?」

 

「一発ちょうど1000DPかかるね」

 

「結構かかりますねぇ~」

 

「だから二人の廉価版を量産することでDPの入手効率を上げようという魂胆なのだよ」

 

でもDPに変換するには私が直接触れる必要がある。だから輸送用の子も作ろうとしている。

 

「でもDPに変換するには私が触れる必要があるから輸送用に新しい子を作るよ。この子は朧月達の母艦も兼ねてるから作り終わったら仲良くしてあげてね」

 

ということでモデリングタイム!

 

名称:エリシオン級無人戦略打撃決戦艦 一番艦エリシオン

全長:10m

全高:5m

全幅:5m

武装:12.7mm対空超電磁砲×10 70mm三連装超電磁砲×4 二式対空誘導墳進弾×10 一式徹甲誘導墳進弾艦載型×8

搭載機:二七式小型無人ステルス偵察機×30

 

そしてモンスター化。

 

名前:エリシオン

主人:長月 桜花

種族:精神情報化生命体

ジョブ:エリシオン級無人戦略打撃決戦艦

HP:90000

MP:50000

レベル:1

筋力:9000

防御:9000

精神:4700

俊敏:10000

器用:15000

ステータスポイント:1000

装備:12.7mm対空超電磁砲×10 70mm三連装超電磁砲×4 

一式徹甲誘導墳進弾艦載型×8 二式対空誘導墳進弾×10 四式複合電探 

五式音響装置 六式光学カメラ トラクタービーム×4 

アクティブスキル:重力魔法≪特級≫ 土魔法≪特級≫ 雷魔法≪特級≫

風魔法≪特級≫ 魔力障壁≪特級≫ 亜空間庫≪特級≫ 

パッシブスキル:雷無効 気密 軽量化≪特級≫ 硬質化≪特級≫

衝撃吸収≪特級≫

称号:エリシオン級戦略打撃決戦艦 異端の鯨 黒鉄ノ城 鋼鉄ノ鳥ノ母 万能

 

「私はエリシオン級無人航空母艦の一番艦《ネームシップ》のエリシオンだ。ここは、いったいどこだ?私はさっきまでロックエレメンタルドラゴンと戦っていたはずだが...?」

 

「気づいた?」

 

「あなたは私の艦長か?」

 

「ええ、この人があなたのリーダーです。申し遅れました、私は疾風です」

 

「私は朧月だよ!」

 

「私は長月 桜花だよ」

 

実に奇妙な光景だ。一人の少女と小型の無人機と機動戦闘車、そしてその機動戦闘車と同じぐらいの大きさの空を飛ぶ船が会話を繰り広げている。

 

かくかくじかじか...

 

「なるほど、つまり艦長は私たちが3人で組んでそこら辺にいるモンスターを狩ってきてほしいというわけだな?」

 

「うん、そうだよ。多分私の称号:戦乙女のおかげですぐに練度が上がると思うからどうにかなると思う」

 

「あ~!私が強くなったのもご主人様の称号のお陰だったのか!」

 

称号:戦乙女には自分の指定した存在の練度が上がりやすくなる効果があるのだ。

 

「貴方が望むことはわかった。だが、貴方は私に何をしてくれるのだ?」

 

あ、...なにをしたらいいんだろう。魔石あげればいいのかな?

 

「それはね、ご主人様が私たちの傍にいてくれることだよ!何かを成し遂げるたびに撫でてくれるんだよ!だよね?疾風ちゃん」

 

「ええ...まあ、そうですね。とても心地よくて、心からあったまる様な...って何言わせてるんですか!」

 

あのなでなでってそんなに気持ちよかったんだ?よし、ならエリシオンにもやってみよう。恐らくエリシオンの頭は艦橋だ。なのでそこを狙って撫でる!

 

なでなでなでなで

 

「なっ!急に、何...を......///」

 

タケミカヅチは、撫でてあげるとピンポイントだったのか最初は若干抵抗していたが後になると悶えるような声を出しながら撫でられ続けていた。

 

「どう!すごいでしょ!ご主人様のなでなで!さながら愛撫ってところだね!」

 

「うん、これは悪くない、かもしれないな...///」

 

...かわいい。やばい、かわいい!私のかわいいの基準がどんどん変わっていっている気がする。そのうちバルカン砲が笑ってるとか言い出すかもしれない。

 

「わかりましたか?これが働いたことに対する対価です」

 

撫でるで働いてプリーズは無理でしょ。やっぱり魔石とかをあげた方が...

 

「わかった...だが、見捨てないでくれよ?」

 

「え、あ、うん。もちろん」

 

いけた。いけてしまった。それでいいのか...

 

「じゃあほかの二七式も作るから載せてもらってもいい?」

 

「了解だ」

 

(加工)

 

そういえば私って複数の機体を操れるっぽいし、朧月もできるのかな...

 

「ねぇ、朧月。朧月って自分以外の機体も操縦できたりする?」

 

「はい!できますよ!私のキャパは1ペタバイトあります!」

 

1ペタバイト...1ペタバイト!?嘘でしょ!?そんなあるの!?じゃあ複数の機体を操ったりできるのかも。複数の思考よりも個の思考で動いた方が強いよね。ということでモンスター化はしない方針でいこう。

 

名称:量産型二七式小型無人ステルス偵察機 ×28機

全長:30cm

全高:7cm

全幅:23cm

武装:七式4cm超電磁砲×2 一式徹甲誘導墳進弾×4

装備:四式複合電探 五式音響装置 六式光学カメラ

 

「じゃあお願いね!」

 

私がお願いすると29機の二七式が飛び立ってエリシオンの格納庫に入っていく。

 

「どう?初めて艦載機を積んだ感想は?」

 

「不思議な感覚だ、だが悪くはない。ところで、今から狩りに出たとしていつ集合すればいいんだ?」

 

今は、何時だろう。...ちょうど12:00か。じゃあとりあえず15:00ぐらいでいいのかな。

 

「じゃあヒトゴーマルマルに陸軍基地集合で。がんばってね!」

 

『はい!』

 

そういえば夢中になってて気にならなかったけど今は何時なんだろ。まともに地上の情報知らないし私ってAIみたいな存在だからネットにアクセスできるのかな。

 

「なんか波とか線みたいなものを意識して...これかな?」

 

トゥイッターとかハンター協会の情報なら情報の収集ができるかな。

 

「っと?どれどれ?ん...トレンド1位、SFっ娘!?」

 

「2位は隠れたS級...もしかしてこの前私があの配信に映りこんだのが話題になってるとか...?」

 

「ハンター協会の方は...捜索中って書いてある。やだな。絶対に陰謀に巻き込まれそうだわ。極力情報は明かさないほうがいいな」

 

あの配信者...星月 おとめって子の配信を見てみよう。

 

・なあ、そこにある魔晶石っぽいの何だ?

・ん?本当だ。なんだこれ?

 

「え?あ、ほんとだ!ちょっと触ってみよー!」

 

画面に映っている青色のロングの髪と瞳を、そして青と黒が入った軍服の様な衣装を着た少女のアバターが見覚えがある魔晶石を触っている姿があった。

 

「綺麗だな、これ~。え?ちょっと待って!なにこれ!?」

 

その瞬間、カメラが真っ白になり、光がなくなると目の前にはドラゴンロードがこちらを見下ろしている。

 

『グオオオオオ!』

 

「っ!ど、ドラゴンロード!?なんでここに!?」

 

・まずい!転移魔晶石だ!

・もしかして96階層に転移する奴か!

・てかやばいよ!ドラゴンロードだよ!

・誰か助け呼んで!

 

どうやら運悪く転移した先にドラゴンロードがいたらしい。まあどうせ私が助けるので緊張感は全くないけど。

 

「誰か助けてください!誰か、誰かいませn『グオオオオオ!!』か!」

 

・すまん!A級だが間に合いそうにない!

・やばいよ!おとめちゃん逃げて!

・ああ、俺らがあの時魔晶石を触るのを止めてたら...

・↑そんなのどうでもいいからおとめちゃんを助ける方法を考えるんだよ!

 

「てりゃああああ!!!」

 

・!?

・助けが来た!助けが来たぞ!

・やった!ナイスだ知らん人!

・まだ気を抜くな!助かったわけじゃない!

 

「朧月!その人保護して後方で待機!」

 

「キュイ!」

 

・うおっ!なんだこいつ!

・戦闘機?

・朧月って名前なのか

・おとめちゃんを助けてくれぇ!

 

ドゴォッ

 

ギュゥンッ

 

『ゴォォォ!』

 

「まだ死なないのか!」

 

お、とどめ来るね。あの時の私はどんな姿なんだろう。

 

「斬!」

 

スパッ

 

「よし、近接戦の腕も訛ってなかったぽいな...それよりも声の主だ!だいじょお...ぶ?」

 

・すげぇ!ドラゴンロードを一人で倒したぞ!

・しかもきれいに頭を切り落としやがった!?

・何者だこの人!?

・しかもなんか装備がSFチックだぞ!

・そもそもドラゴンロード一人で倒せるのに何で今まで知られてなかったんだ!?

・この人S級レベルの強さじゃん!

 

あ~、これコメント欄にいる掲示板民とかトゥイッター民が拡散した感じかな?それで私が有名になったか...どうしよう。

 

ドゴーンッ

 

「っ!いや、今の音は疾風の砲撃音かな」

 

結構大きい。音のする方を見てみると...

 

「うお...凄い機動だなぁ...」

 

飛び回っている二七式偵察機が17機。さながらその機動はゴーストX9の様。飛び回って連携しながらドラゴンロードを翻弄し、その隙に疾風が120mm超電磁砲を撃っている。

 

「これはたくさん魔石が集まりそうだね」

 

これは私も負けていられない。

 

「私もやってやる!」

 

それから私はモンスターを狩りまくった。それはもうたくさん。時々別の方向からも轟音が聞こえてくる。

 

「もうヒトヨンヨンゴーか。じゃあ陸軍基地そろそろ行こっかな」

 

ゴオオオオッ

 

ブースターを吹かして陸軍基地に向かう。ここもなかなかの大きさだけど空港ほどじゃないね。

 

「おーい!来たぞー!」

 

「あ!こっちこっち!」

 

待っているとみんながやってきた。

 

「どうだった?」

 

「ああ、それだが...これぐらいだな」

 

ドサドサドサドサ

 

「...え?多くない?」

 

エリシオンが亜空間庫を開くとそこから大量の死体が出てきた。

 

「大変でしたよ。朧月が手当たり次第にモンスターに喧嘩を売っていくので処理が大変でした。」

 

「だってそっちの方が効率いいじゃん!ね?エリシオン」

 

「まぁ、迫りくるモンスターを艦砲で薙ぎ払うのは楽しかったが...ペースは考えてほしかったな」

 

楽しかったんだ。70mm超電磁砲連射するの。もしや大艦巨砲主義者...?

 

「車長の方はどうだったんですか?」

 

「ん~、私はこれぐらいかな」

 

ドサドサドサドサ

 

『え...』

 

「どう?頑張ったでしょ!」

 

そこにはエリシオンが出したモンスターの死体の3倍程の死体があった。

 

「か、艦長...?」

 

「車長、強すぎませんか?」

 

「ざ、ざっと見ても3倍の量の死体...」

 

 

この時、朧月達は思った。絶対に桜花は怒らせてはダメだと。

 

 

 

 

 

 

 

 

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