現役女子高生、ダンジョンマスターを謳歌してます   作:竹槍至上主義者

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...定期考査、マジで嫌い。ということで竹槍至上主義者です。元から私はシリアスなのが大好きだったんですが、先々月から放送開始したアニメがドストライクすぎてそれに影響されて割とシリアス表現が入ってくるかもしれません(元々入れる予定だった模様)

あとOP聞いたときは歌詞の意味が分かりすぎて泣いた。


7:塗りつぶされた桜(1)

話塩塩(話をしよう)。あれは今から数時間前の事だったが...私は永麗菜になんか色々あってぐっちゃぐちゃにされた...

 

「にしても、あのグロ光景を見ても私の御友人♥を続けるとは...もしかして肝が大分座ってらっしゃる?」

 

正直言ってこのまま私の家に泊めておくこともできるけどそれじゃ永麗菜の親御さんに迷惑かけちゃうし、かといって廃文明ダンジョン(マザーベース)に連れて行くわけにもいかないから、多分それが最適解だよね。

 

「そうだ、永麗菜。ちょっとスマホ貸してくれない?」

 

「え、うん。いいけど...」

 

いくら思考力が低下していると言っても、私も機械の端くれ。昨日私の音声が永麗菜のスマホに録音されているのは知っている。ということで消していきまーす。

 

「桜花?どしたのー?」

 

「...削除完了。残念だったね永麗菜。私はそこまで甘くない」

 

「何を言って...まさか!?」

 

「録音は消した。私の勝ちだよ」

 

これにて私の貞操は守られた。奴隷にはならないよ。それに、昨日永麗菜が言ってたのは多分一時の気の迷いというか若気の至りとか多分そういう奴だろうと思うし、うん。

 

「...そっか」

 

「ああいや、別に永麗菜が嫌いなんじゃないよ!?多分、永麗菜が私の事好きって言ったのはただ怖かったから感情が爆発しただけで───ん?」

 

「あっはははっはは!わっかりやす!」

 

「騙したなこんにゃろー!」

 

嵌められた。かんっぜんに嵌められた。

 

「今度家に来たとき覚えてろよ。大量の油物が君を待っている!」

 

胃袋を掴みにではなく胃袋をもたれさせに行ってやる。それはそうとして、今は...9時だね。

 

「てか、学校ってどうなるんだろうね」

 

「学校ね。学校...あ、これ見て。『暴徒化したハンターの襲撃により、横浜ハンター養成高等学校の校舎は現在使用不能となっていますので、来学期まで分校にて教鞭を取ることになります。また、今回の一件によりショックやトラウマを抱えた生徒もいると思われますので一週間ほど休校と致します、どうかご理解ください。』だって。正直言って一週間じゃ立ち直れないと思うけどね」

 

先生基準で考えないでほしい。こちとらまだ17歳やぞ。30年も生きてるオッサンオバサンとは違うんよ。

 

「東ハンに次ぐ関東のハンター養成校だし仕方ないんじゃない?」

 

一理ある。最近はダンジョンも今まで以上に大量に発見されてるから、その分間引くために絶対数が必要だもんね。しゃーないか。

 

「それじゃあ永麗菜君。話を逸らすのもここら辺にして、家...帰ろっか」

 

「え~やだやだやだ!だって帰ってもやることないもん!」

 

「やだじゃない!永麗菜にはなくても、私にはあるの!ほら、帰りなさい!親御さんも心配してるよ!」

 

はーい...と、言って渋々ドアを開けながら帰っていく永麗菜。

 

「いいの!?本当に私帰っちゃうよ!?」

 

「はよ帰れぇ!」

 

まったくこれだから永麗菜は...さて、そろそろ私も行動するか。

 

「宇宙...行くか!」

 

私が宇宙に行こうとしている理由───それは人工衛星の建造である。その名もSSS。Super、Satellite、System。因みに攻撃衛星や宇宙港としての運用もできるようにする予定である。バレたら絶対に面倒なことになるのでスペースデブリに偽装予定、でも入港時を見られることもあるかもしれないので衛星に見つからない絶妙な場所に設置しようと思う。

 

「...どうやって宇宙に上がろう」

 

正直言って、イクサバでも宇宙に上がるのは無理だ。推力も耐熱性もどっちも足りない。解決策...ロケットみたいに高圧ガスの噴射はダメ、ENの噴射もダメ、残りの浮遊する方法は...ホバーか半重力か。

 

「ホバーは高度が低すぎるからナシとして...やっぱり半重力かな」

 

でも私は半重力に関する技術は持ち合わせていない。スキル...だと力が弱すぎる。

 

「やっぱり外部から入手するしかないか」

 

技術がないなら奪えばいいじゃない。でも盗むあてが...あった!

 

「M1ダンジョン...」

 

Mechanicalー1、通称M1ダンジョン。基本的に浮遊タイプの機械モンスターが出現するダンジョン。つまりここのモンスターをボコった後に解析ツールを使えば半重力の技術が入手できる。

 

「そうと決まればしゅっぱ...あ、身分証」

 

そうだ。私死んだことになってるからこの身分証失効してるわ。

 

「入口までワープした後に速攻でダンジョンに入ればいっか」

 

秘匿性確保のためなら光学迷彩が一番いいんだろうけど、そんな技術はないから強行突破一択だ。

 

「イクサバを装着して...ワープ」

 

 

「...」

 

到着。あーんど、ブースター点火ぁ!

 

『~~~!!!』

 

驚かれてる。...ENの消費量を増やせば増やすほど遠くにも行けるけどその分ワープしている時間が長くなる...し、ワープ先と自分の周りには黒色の霧が発生する。つまりワープする前から人の目に触れているわけで。尚且つそこから黒色の機械が飛び出てくるとなるとそりゃ驚きもされるだろう。

 

(注目されるよねぇ...まぁすぐ入ればいいけど)

 

ゲートの上を飛び抜け、そのままダンジョンの中へ。職員の人たちが必死に止めようとしてるけど、無理だろうね。最高速度を計測してみたら2500m/hぐらい出た。普通にアメリカの主力戦闘機たちと張り合えるレベルの速度は出せるからね、この強化外骨格。

 

「さて、無事に入れた訳だけど...」

 

生半可なやつの半重力じゃ多分宇宙には上がれない。多分基準を満たしているのは...50階層のキュクロプスぐらいからだろうね。

 

「いっそ超電磁砲でマスドライバーの真似事した方が良かったのでは?」

 

絶対そっちの方が良かった気がする。今になって気が付いたわ。

 

「まぁ、今更なんだって話だよね」

 

ここまで来ちゃったし、もう技術だけ搔っ攫って速攻で帰っちゃおう。後々エリシオンとか朧月の等身大サイズも建造したいし。

 

「...強行突破と行きますか!」

 

折りたたんでいたENウイングを展開して宙に浮かび、腰から抜刀する。ENキャノンもすべて展開して、準備は万端。

 

「作戦名は☆MINAGOROSHI☆!いざ出陣!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────────────△───────────────

 

「01000 001 0100、01000 001 0100 10 00 1011 1000...!」

 

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ふっ、知ってるか?この作品、元々VRが舞台のSSだったんだぜ?
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