転生したらハロだった件   作:デンドロビューム

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タイトルが無駄無駄でオラオラですね。
今回短めですがお許しください。
また、今回軽度のアンチヘイト要素、キレ症と化したボルドが含まれる可能性がございます。
それらを理解した上でお楽しみください。


怒の季節

「完成だ。」

 

コックピットから這い出て呟く。

 

作業時間は2時間ぐらいだが、体内の魔素を30%消費しているため少し疲労感を感じる。

さらに「潜行者」の製作時の消費魔素と合わせて60%消費している為、普段なら眠りはせずとも倒れているだろう。

しかし進化したおかげで「魔力生成」を手に入れた事により、残り40%だった体内の魔素は80%ほどまで回復している。

気持ちの切り替えの為に深呼吸をし、動作確認の為に再びコックピットに入る。

 

コックピット内は少し腕を振ったくらいでは当たらないくらいに広く、前と左右にモニターが配置してある。

配置されたシートに座り、左右に設置された穴に義足の様になった腕を挿入する。

 

「『ザクⅡ S型』起動。」

 

グポーン

 

早速操縦を始める。

グーパーしたり、足踏みしたり、走ってみたり、ヒートホークを振り回したり、洞窟の岩を砕いてみたり、スラスターで飛んでみたり。

結果、操縦への反応に少しラグが出ていることが分かった。大体0.2秒程だろうか。

原因として考えられるのは、脚が接続されていない事による同調率の低下だと思われる。

それから、「魔力生成」によって魔素のリソースが実質的に上乗せされた事により、スラスターの出力やマニピュレーターなどのパワーは上昇している様だった。

 

しっかりと動作が起こってることに安心しつつ、ふと嫌な予感を感じる。

 

(ボルド聞こえるか?今すぐこっちに来てくれ!)

(分かった、すぐ行くよ。)

 

どうやら緊急事態が起こったようだ。

スラスターを全力で吹かし、リムルの場所に飛ぶ。

 

リムルは意外と近くにいたらしく、10秒ほどで到着した。

 

「お待たせリムル。何があったの?」

「来たかボルド。なんか勘違いしたっぽい奴らに絡まれてるんだよ・・・」

 

前方を指さしてリムルがそう言うのでその方向を向けば、そこにいたのは元の世界で言う鬼っぽい奴らだった。

とりあえず平和的解決を目指して彼らに話しかけることにした。

 

「すいません皆さん、何か勘違いされているのではないでしょうか?僕らは断じてあなた達に危害を加えた事も、そのつもりもありません。一度話し合いを「黙れ、魔人の手先め」

 

?????

 

すかさずリムルがこちらに相手の返事の訳を答える。

 

「あいつら、俺をどっかの別の魔人と勘違いしてんだよ。だから話し合いにも応じようとしない。」

 

えぇぇ?

さすがに見境なさすぎでは?

確かに魔人なんてそんなにいっぱいいる様なものではないだろうが見間違えるか?

それに普通ここまで実力差のある相手に立ち向かおうとするか?

もう一回説得を試みる。

 

「あのーやっぱり勘違いでは?彼と僕はゴブリン村を発展させているだけで何も「誤魔化そうとした所で無駄だ。貴様らのような化け物がそう何人も見つかってたまるか。」

 

【説得】失敗

話を遮ってくるなよ。しかも化け物って・・・

 

「あのですね、何度も言いますがあなた達の件と僕たちは関係ありませ「見え透いた嘘を何度吐けば気が済む!」

 

話遮るなよ!

何度も何度も突っかかって、どれだけ僕に喋らせたくないんだよ!

話聞けよ!

 

「だから!僕たちはあなた達とは関係ないって「もう良い。同胞の無念、その億分の一でも貴様らの首で贖ってもらう!!」

 

イラッッ!!

 

「そうか! 君たちは頭が悪くて人の話が聞けないから闘うことでしか目的をを果たすことができないんだね!」

「なんだと貴様!!我らの同胞を愚弄するか!!

 

言わせておけばこっちを延々と犯人扱いしやがって。

その癖こっちの弁明も聞かない。

なんなんだお前らは!

何だか一層ムカついてきた!

なんでこんな話も聞けない奴らのおかげで僕やリムルが謂れのない罪を被らなきゃならないんだ?

 

「おいボルドお前何言ってんだよ!?」

「いいじゃんリムル。どう言ってもあいつらは襲ってきてたよ。」

「だとしてもキレすぎだろ!」

 

リムルが窘めようとしてくるが関係ない。

刃の潰れたヒートホークを両手に構える。

 

「大丈夫。ちょっと戦ってお互い冷静になるだけだから、リムルはそこで見ててよ。」

「分かった。だが殺すなよ!」

「分かったリムル。」

 

鬼の方に向き直り宣戦布告する。

 

「かかってこい。否が応でも僕らの話聞かせてやる。」




ステータス

ボルド・テンペスト(前橋 英作)
種族:人型炉心(ゴーレムリアクター)
搭乗機体:ザクⅡ S型
所持スキル
ユニークスキル「製作者」 ユニークスキル「蓄熱者」
効果:制作補助      効果:放熱変換
   スキル獲得補助      吸熱変換
   解析鑑定         魔素変換
                熱操作

ユニークスキル「高速者」 ユニークスキル「既知者」
効果:身体能力三倍化   効果:演算解析
   攻撃予測         魔力感知
   超速再生         告知

ユニークスキル「改造者」 ユニークスキル「潜行者」
効果:合成        効果:影潜行
   分解           影収納

固有スキル「魔力生成」
効果:魔素生成

アーツ:隠密

誤字報告、違和感の報告などよろしくお願いします。
また、作品の励みとなりますので感想もお願いします!

次回、ボルドの説得(物理)
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