転生したらハロだった件   作:デンドロビューム

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またもや短め。
そしてまたもやタイトルが変。
今回は戦闘回です。



ゴングを鳴らせ 戦闘開始だ!

最初に襲い掛かってきたのは大柄で黒髪の男。

大槌を振り下ろしてこちらに襲い掛かるが、左のヒートホークを振り上げて逆に大槌を叩き割り、右手で肩に一撃入れてダウン。

 

次にかかってきたのは紫色の髪の女性。

小型のモーニングスター?を構えて駆けて来るが、射程外からの高速斧投擲で即座にダウン。

尚、投げた斧は当たった後にブーメランの様に戻ってきた。

 

三番手は青髪スタイリッシュイケメン。

スラスターを吹かせようと思うも嫌な予感を感じ断念。目を凝らすとそこには張り巡らされた罠、罠、罠。

それらに当たらないよう精密に、逃げられないよう高速に近づき、胸部の辺りに両手で十文字斬り。イケメンダウン。

 

残るは白髪の達人風の老人、若い話を聞かない赤髪、推定後方支援の桃色少女。

仲間のやられる様を見て冷静になっている事を願い、もう一度話しかける。

 

「そろそろこっちの話、聞いてくれないかな。」

「できない相談だな。これほどの力を見せつけられて、むしろ疑念が確信へ変わった。貴様らもあの仮面の魔人どもの味方であるとな。」

 

またもや説得失敗。

こうなったら実力行使一択であると考えると共に、危険信号を受け取った体が右へ傾く。

 

次の瞬間、いつの間に背後に移動していた老人が今までいた場所を切り裂いていた。

老人の方を向こうとするが、そこに姿は無い。

再び感じた危険信号に身を任せ後ろに歩を進めれば、先ほどまで居たの空間が横に裂かれる。

 

「ほう、一度ならず二度までも避けるとは。」

「勘だよ。そもそも僕の装甲は接近戦でそう易々破壊される程度の材質はしてない。」

 

実際、刀に当たってもザクの装甲なら細切れになることも貫かれることも無いであろう。刀だけなら。

問題はあの鍛え、磨き、高められた剣技だ。あれならザクの装甲の間を縫って中の(本体)に刃を突き付ける事も簡単だろう。

しかし当たらなければどうということはない。

 

「高速者」の攻撃予測を発動して老人に切りかかろうとした所で、今度は赤髪が攻撃を仕掛けてくる。

 

「ならばその体、熱で融かし切ってやろう!「鬼王の妖炎(オーがフレイム)」!!」

 

赤髪の攻撃の正体はどうやら熱攻撃だったらしい。しかし物造りに関わる僕にとって熱は友達だ。即座に「蓄熱者」で熱を回収する。

 

「残念だけど、僕を倒したければ物理攻撃でねじ伏せてくれ。できるのならの話だけれど。」

「あれだけの火力の炎を余すことなく吸い尽くし、その全てを自らの魔素として取り込み掌握している・・・?!」

「なんだと!?・・・化け物め・・・」

 

本当に失礼な赤髪だ。しかし桃色少女の解説で僕の力が分かった今ならこちらの話も聞いてくれるかもしれない。

 

そう思っていた時期が僕にもありました。

 

「若、儂が時間を稼いでいる間に姫を連れてお逃げください。」

「それはならん。その前に奴に一泡吹かせてからでも遅くはないだろう?」

「承知致しました。」

 

どうやら老人と赤髪は更なる闘志を燃やし始めてしまったようだ。二人とも()る気満々だ。

こちらも決着をつけるべく「高速者」で高速化し「魔力生成」で出力を上乗せした所で、今まで後ろの方でじっとしていた少女が赤髪の前に立ちはだかった。

 

「お待ちください!この者たちは敵では無いかも知れません!!」

 

ヨシッ!遂に話を聞いてくれる流れになって来た!

 

「もし彼らが仮面の魔人共の仲間なら、これ程の力を持っていながら豚共をけしかけてくるのは余りにも不自然です!!」

 

名推理だ桃色少女。

 

イグザクトリー(その通りでございます)。ハッキリ言うけど僕らは強い、だからよく考えてくれ。僕らと話をするか、拒否するか。」

「よく考えてくれよ?俺もコイツも、一度ヤると決めたら必ずやるタイプだ。」

 

僕とリムルの説得(脅迫)により、多少強引にだが赤髪達の動きが止まった。

 

「よし。ようやく俺達の話を聞く気になったみたいだな。」

「・・・お前たちは、いったい何者だ?」

「俺はただのスライムのリムル。でこっちは・・・」

「僕はゴーレムリアクターのボルドだ。よろしく。」

 

しかし、どうにも赤髪達はこれを信じられない様なので、リムルは今までの人間体からスライムに戻った。

それに倣って僕もコックピットから這い出した。

 

「ちなみに、この仮面はある女性の形見だ。もっと近くで見てみるか?」

 

そう言ってリムルは仮面を赤髪に渡す。

しばらく赤髪と桃色少女は仮面を観察していたが、どうやら彼らの言う魔人の仮面とは装飾などに差異があったらしい。

こうして、鬼の一団との戦闘は終了し、話を聞くためにも彼らを村へと招待する運びとなった。




ステータス

ボルド・テンペスト(前橋 英作)
種族:人型炉心(ゴーレムリアクター)
搭乗機体:ザクⅡ S型
所持スキル
ユニークスキル「製作者」 ユニークスキル「蓄熱者」
効果:制作補助      効果:放熱変換
   スキル獲得補助      吸熱変換
   解析鑑定         魔素変換
                熱操作

ユニークスキル「高速者」 ユニークスキル「既知者」
効果:身体能力三倍化   効果:演算解析
   攻撃予測         魔力感知
   超速再生         告知

ユニークスキル「改造者」 ユニークスキル「潜行者」
効果:合成        効果:影潜行
   分解           影収納

固有スキル「魔力生成」
効果:魔素生成

アーツ:隠密

次回予告
  楽しい宴会
           名
不自然なオークの侵攻 前
           を
 ザ         付
 ク         け
 を         る
 塗装するんだよ!


次回 お前も仲間に入れてやるってんだよ!


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