デート・ア・ライブ IFの精霊達   作:七蜘蛛

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宝生マーゴとして転生した転生者のお話です。


『識別名:ライアー』宝生マーゴ(魔法少女ノ魔女裁判)

 

地図に記載されていないとある孤島

 

「う〜ん...は!」

 

孤島の建造物の1つのある一室にてアキによって救出された精霊:シスターこと「本条二亜」は目を覚ます。

 

二亜「ここは...。」

 

「あら?目が覚めたかしら♡」

 

二亜「...!」

 

背後から声が聞こえ二亜はそちらを向く、そこには紫の着物の様な服装をした少女「宝生マーゴ」が頬に手を添えて立っていた。

 

二亜「君は?」

 

マーゴ「私は宝生マーゴ。貴女と同じ精霊の1人よ♡私の友達が貴女のカウンセリングやメンタルケアをしてたのだけれど、貴女が寝ちゃったみたいだからここで寝かせてたの。」

 

二亜「へ〜。」

 

『精神面の方は問題ない様でござるな!』

 

二亜「...?」

 

二亜は突然聞こえた声に戸惑う。

 

マーゴ「「この子」の事も紹介しなきゃいけないわね。」

 

マーゴは左の袖を捲るとそこには青い紋章が描かれており、それが光るとそこから青い機械が飛び出し変形していき、コウモリの様な機械の腕となる。

 

二亜「...何これ?」

 

『お初にお目に掛かる!拙者の名は「カゲマル」!数あるメカウデの中、忍の術に長けたメカウデでござる!』

 

二亜「へぇ、機械の腕で忍者なんだ〜!」

 

二亜は初めて見る光景に目を輝かせる。

 

マーゴ「因みにこの子の本当の名前は「タケル」ちゃんよ♡」

 

カゲマル『マーゴ殿!?何故バラすのでござる!?というより何故知ってるのでござる!?』

 

マーゴ「「サイト」ちゃんから聞いたのよ♡」

 

カゲマル『サイト殿ォォォォォォォ!!?』

 

カゲマルは項垂れる。

 

二亜「にしてもホント不思議だよね〜。それが君の天使?」

 

マーゴ「いいえ?というより私が生成したんじゃないわ。」

 

二亜「え?」

 

マーゴ「この子は反転した(・・・・)アキちゃんから生成されたのよ。」

 

二亜「反転...!?反転って反転体って事!?」

 

マーゴ「えぇ。」

 

カゲマル『拙者はその時の事はよく覚えてはおらぬが...1つ分かるとすれば反転体となったアキ殿から生成された拙者はシャークル*1が付いていた様でござる。』

 

二亜「よく分からないけど兎に角君はそのアキちゃんって子から生まれた存在でいい訳?」

 

カゲマル『そうでござるな!拙者以外にもメカウデは多くいるでござる!』

 

マーゴ「私の能力はカゲマルちゃんと相性がいいし、何より私自身自衛手段が欲しかったからこの子と結合(デライズ)させて貰っているの♡」

 

二亜「いいなぁ〜。」

 

マーゴ「良かったら貴女も結合(デライズ)してみるかしら?」

 

二亜「え?いいの!」

 

マーゴ「貴女も戦闘力はない方だから自衛手段は持っていた方がいいわ、貴女を捕らえていたDEMが貴女を取り戻そうと必死になってるくらいだもの。」

 

二亜「...確かに。」

 

二亜はDEMの単語が出た時、僅かに肩を震わせる。

 

マーゴ「着いてらっしゃい。」

 

マーゴは二亜を連れて移動する。

 


 

マーゴ「ここよ。」

 

二亜「ここは...。」

 

マーゴが案内した部屋は部屋中に様々なキューブの物が置かれている部屋だった。

 

マーゴ「ここにあるキューブ全てがメカウデよ。」

 

二亜「!ここにある全部が!?」

 

軽く見ただけでも十数個はある。

 

マーゴ「えぇ。ただ、メカウデって1体だけでもそこそこ体力を使うから2体以上はやめた方がいいわ。」

 

二亜「う〜ん...。」

 

二亜は様々なキューブをまじまじと見る。

 

二亜「...でもこれどれがどんなのか分かんないや。」

 

マーゴ「まぁ、それもそうね。取り敢えず説明を『ピピピピピッ!』...あら?」

 

マーゴのスマホに着信音が鳴る。

 

マーゴ「ちょっと失礼するわ。『ピッ!』もしもし?あら、ナノカちゃん、何かあったかしら?...成程、「ディーヴァ」のコンサート予定地が分かったのね。分かってるわ、カゲマルちゃんを連れてそっちに向かうわ。」

 

そう言ってマーゴは電話を切る。

 

マーゴ「二亜ちゃんごめんなさいね、ちょっと急用が出来ちゃったわ。近くに説明書か何かがあると思うからそれを見て決めてちょうだい。」

 

二亜「分かったよ。」

 

マーゴは部屋を後にする。

 

二亜「...って説明書の場所聞いてなかった!...自力で探すかぁ...ん?」

 

すると二亜はふと、とあるキューブを見つめる。

 

二亜「...このキューブ、何か親近感を感じるなぁ...。」

 

そのキューブは水色の光を放っている。

 

二亜「!そうだ!囁告篇帙(ラジエル)!」

 

二亜は自分の天使である本を手元に呼び出す。

 

二亜「最初から囁告篇帙で調べればよかったじゃ〜ん。それじゃ早速...。」

 

二亜は囁告篇帙の力でそのキューブのメカウデの事を調べる。

 

二亜「...成程ね〜。」

 

二亜はそのメカウデの事を知ると謎の親近感に気付く。

 

二亜「確かにこれなら納得だよ。迷ってる部分があるけど大半の事はあたしと一緒だね。よし!」

 

二亜はそのキューブを手に取る。

 

二亜「じゃあ私のメカウデは君に決めた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フィスト」君!

 

そのキューブは淡い光を放つと浮かび出す。

 

*1
メカウデの自我を奪う為の拘束具みたいなの




AST報告書
⚪︎月×日
識別名:ライアー
危険度:B
〇〇市にて存在が確認された精霊。紫と黒の着物を纏った少女の姿をしている。〇〇市の裏路地や廃墟などに小さな店を開いており、そこで様々な詐欺や占いをし、損害額が数百万に及ぶ詐欺行為を繰り返している。現在は消失(ロスト)してから姿が発見されていない。破壊行為は見られないが、経済的危険因子の精霊。発見次第即座に排除を推奨。
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