先生は塞翁が馬という言葉を知っているかな?   作:ミサキル

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初投稿です!!!!至らぬ点しかない人間ではありますがよろしくお願いいたします!!
こちらはある掲示板に書いたSSの話となっておりますので続きが気になった方は↓からどうぞ!!
https://bbs.animanch.com/board/4654279/


始まりと終わり
ある日突然の話


 

「先生は塞翁が馬という言葉を知っているかな?」

「その言葉は中国発祥でね、簡単に言うと人生不幸か幸か未来のことは予測できないというものさ」

「なんでこんな状況でこれを喋ったのかって?簡単な話さ予測できないものが予測できた私にとってこの言葉は意味の成さないものだった、だけど今は分かる明日が幸か不幸かなんて当たり前な程に分からないものだったはずをやっと知れて私は嬉しいんだよ」

 

 

目が覚める。

時刻はまだ午前5時だった。

なんだか妙にむず痒くて2度目の睡眠にはなれなかった。

……これも仕事のし過ぎによる弊害なんだろうか、素直に睡眠ができない気がする。

とりあえず朝ごはんの用意をして、親しんだ珈琲を飲むことにした。

 

時計は以前変わらぬまま5時を指していた。

 

着替えも終わり時計の針を見ながらそろそろシャーレにでも行こうかなと思い家へ出た。

朝にしては雲が深く、嫌な程に暗かったことがこれから起こるものをを暗示してるようで背中に悪寒が走った。

 

"雨が降るかも…"

 

呑気なことを考えながら。

天気も揺れるなか、とりあえず残った仕事をやらなくては…なんて思い仕事を進めてた時

ガチャと響くような音がした。

振り返ると、今日の当番であるセイアが居た。

 

「やぁ先生、久しぶり…とは言わないよなにせ」

「あの先生なんだからね」

 

嫌味ったらしく言う彼女に、何かしたのだろうかと考える。

が、どうやら自分の頭はそこまで知能を持ってないようだった、素直に聞くのがここはいいと判断してなるべく緩く聞いた。

 

"せ、セイア…確かに最近は会ってなかったけど私なにかした?"

 

緩くなどないめっちゃビビってる。

 

「私は別になにか思ってないよ、ただなにか先生の方が思ってるなら…それは私に謝罪をするべきものなじゃないのかな?」

 

凄く怒ってる!!そんなに!?思わずビクビクしてしまいそうな衝動を抑えて、必死に考える。

知らないうちにプリンでも食べた?セイアのシマエナガってなんでそんなにセイアに懐いてるのって聞いたのが不味かった?それともそれとも。

出てくる問題提起、それを解消するための行動を素晴らしい程に即座に脳は出した。

 

"セイアーーー!!色々ごめんなさいーーー!!"

 

大人の謝罪である……我ながらどうかと少し思ってしまうが、これが大人の覚悟だと思えばなんとでもない!

それに対してセイアは少し考えるように頭をひねりながら解に答える。

 

「……すまない、私は大人げなかった。そこまでされてしまうとミカやナギサに顔向けできない、だから頭を上げてくれないか?先生」

 

なんとかセーーフ!心の中でガッツポーズをしながら顔を上げてセイアをみる。

少し困ったような、笑っているよな不思議な顔をしていた。

いやこれ困った顔だな。

 

"ありがとう、セイア!"

 

可愛いので、なでなでした。

 

「む…仕方ない人だなあ……君は」

 

可愛かった。

 

 

「さて先生」

 

ご満悦なセイアを見ながら移動する時間は正午の12時。

朝の曇りなど知らないようにミンミンと叫ぶ蝉の鳴き声とウザったらしい程に明るい太陽が見えていた。

 

"あ、暑い…"

 

それを知らずか知ってかわんぱくフォックスのセイアは一瞥するも私に構わず喋る。

 

「今日行く学校の話は聞いてるね?そう、少しばかり暴れん坊な子達の制圧が今回の目標だ」

「しかしこの場合は少し怪しい…私たちの出動が必要だとは思えないことであると同時に場所が…いやあの学校は」

 

セイアが喋ってることを知っているはずなのに脳はそれに応えようとはしない。

暑さのせいだと、全て夏の仕業にして移動する。

そんなことを考えてたもう着いてた。

廃墟のような…ガランとしていて人が居るかすら怪しい場所だった。

 

「まぁ色々なことを言ったがその場所に乗り込まなくては真相も何もかも煙の中だ、なら進むしかないだろう?」

 

少し躊躇った私の背中を押すようにセイアが語りかけてくる。

 

"ああ…そうだね"

 

そんな彼女に応えるように足を進めた時。

ぐにゃりと何が歪んだ。

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