私戦闘シーン書くのヘッタクソすぎる。
あ、今回は常時三人称視点です。
――D.U.外郭地区
「な、なに、これ!?」
ユウカが驚きの声を上げる。
久侘歌達はリンの誘導のもとD.U.外郭地区へと到着した。
しかし、彼女たちを待っていたのは想像以上の歓迎だった。
「まさか、ここまでとは……」
「どうりで、連邦生徒会もまともに機能していないわけですね」
「これを進まないといけないのですか……」
[大丈夫ですよ、先生。先生の周りにいらっしゃる、立派で暇そうだった方々がなんとかしてくれるでしょう]
「なんで私たちが戦わなきゃいけないの!!」
[キヴォトスの正常化のためには、暇を持て余した皆さんの力が今、切実に必要ですので]
「それは聞いたけど……! 私これでも、うちの学校では生徒会に所属してて、それなりの扱いなんだけど! なんで私が……!」
[先生はキヴォトスの外からいらっしゃった方です。私たちと違って銃弾に当たるだけで命に関わります]
「ああもう、わかったわよ! 護衛しながら戦えばいいんでしょ!」
「……」*1
[では、お願いしますね]
そうして、リンとの通信は切れた。
「……そういうわけですから、先生、私たちが戦ってる間は、この安全な場所にいてくださいね」
「わ、わかりました!」
庭渡久侘歌という人妖は、基本的に他人のお願いを断ることができない。
だから、何かしないといけないとはわかっていながらも、頷くしかなかった。
「……では、行きます!」
そう言って、ユウカが先陣を切った。
ハスミとスズミがこれに続き、チナツは久侘歌の近くで支援の準備を始めた。
「誰か来た、構えろ!」
呼びかけに応じて、不良が続々と集まってきた。
「思ったよりもかなり多いですね……」
「弱音を吐いている暇はないわ、行くわよ!」
ユウカは不良たちに銃を向け、発砲しながら突撃する。
それを皮切りに、双方から銃声が鳴り響く。
「痛っ!! こいつら違法JHP弾を使ってるじゃない!?」
最前線で敵の注意を引き付けながら、ユウカが叫ぶ。
[ユウカさん、ホローポイント弾は別に違法指定されていません]
「うちの学校ではこれから違法になるの! 傷跡が残るでしょ!」
[ここは
「それは、そうだけど……」
「どちらにせよ、この状況ですから、本当に違法の装備を所有している可能性もあります。警戒していきましょう」
ハスミはそう言ってスコープを覗く。
「……」
しかし次の瞬間、彼女の表情が若干険しくなる。
スコープの先では、ユウカが戦っている。
そこを遠距離から支援、撃破する。
その基本方針は、普段の戦闘とあまり違いはない。
ない……はずなのだが。
「……」
仕方なく、彼女はユウカから少し離れた敵を撃った。
(何でしょう……嫌な予感がします)
久侘歌は薄々、その違和感を察知していた。
その正体が一体何なのかまではわからないが……
「もう、全然減らないわね!」
[9時から11時の方向、また増援が来そうです]
「……」
スズミは危機感を覚えながらも、黙々と閃光弾を投げ続ける。
そのお陰か、彼女が主に対応している方は敵が若干減っているようにも見えた。
(11時の方向からの増援……そっちの方向を減らしておいたほうがいいですね)
そう思い、スズミは11時の方向へと閃光弾を二、三発投げ込む。
しかし、
「うっ、耳が……」
「……っ」
(見づらい……)
確かに不良たちを気絶させることはできたが、同時に他の三人にも影響を与えてしまった。
特にユウカは間近だったために影響も大きく……
「今だっ!」
閃光弾の影響を受けなかった不良に、狙い撃ちされてしまう。
「痛っ!! 痛いってば!!」
ユウカは少し後退りする。
不良たちはなおもユウカを撃ち続けた。
[ユウカさん、気を付けてください!]
チナツがドローンを操作し、ユウカを上から支援しようとする。
それと同時に、
「……ここですね」
ハスミが照準を合わせ、ユウカの周りの敵を一掃しようとする。
二人のサポートのタイミングが、奇跡的に重なり、そして……
「うっ……もう、何なのよさっきから!?」
「っ……」
段々と、陣形が崩れていく。
(まずいですね……)
チナツは僅かに焦りを感じていた。
この戦闘に、いつものような安心感はない。
今から訪れるわけもない。
そのことが、余計に焦りを加速させていた。
(……この戦闘)
((((ものすごく、やりづらい……!))))
威勢よく突撃したまでは良かった。
ただ……彼女たちが思っていた以上に、統率に差がありすぎた。
「痛っ!」
「きゃっ!」
ユウカが蹴り飛ばされる。
その先にはスズミがいて、ぶつかってしまう。
「このままでは……」
しかし、中近距離で戦う戦力が崩れて、敵も接近してきている今、彼女たちだけでできることは少ない。
チナツの焦りが徐々に表面化してきた、その時だった。
「……! 先生?!」
彼女が、動いた。
「先生、危険でs」
「これを
「?!」
彼女は戦場に立ち、
そして、それを高らかに掲げ、叫んだ。
「庭渡」
直線にしか飛んでこないから全然避けられるし、
そもそも神だから死なないんですけどね……