鳥取・出雲殺人ルート   作:新庄雄太郎

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そして、2人は出雲へ向かった。


第3章 再会

「ほう、男と一緒か。」

 

と、高杉は言う。

 

「はい、彼女たちはその男について聞いてみたんですが、心当たりはないと言っていました。」

 

「そうか、鳥取砂丘で死体で発見されたのは彼女に間違いないのか。」

 

「ええ、間違いありません。」

 

「それで、死因の方はわかったのか。」

 

「ええ、どうやら溺死のようです。」

 

「そうか、やはり誰かに殺害した可能性が高いな。」

 

と、高杉は言った。

 

「ええ。」

 

「班長、その男が犯人じゃないでしょうか?。」

 

「梶山も、そう思うのか。」

 

「ええ。」

 

「その男についてなんですが、5月の連休で京都へ行った時にその男と会っていたそうです。」

 

と、松本は言った。

 

「ほう、その男が京都で。」

 

「ええ。」

 

「彼は京都から東京へ行っていたことは確かです。」

 

「ほう、そうか。」

 

三朝温泉

 

「ああ、この男なら彼女と一緒でしたよ。」

 

「えっ、本当ですか?。」

 

「はい、昨日チェックアウトされています。」

 

「あのー、どんな人だったか覚えていませんでしたか?。」

 

「ええ、確か30代から50代ぐらいの男性だったわ。」

 

と、宿の女将は言った。

 

そして、暫くして南と高山と岩泉は鳥取から戻ってきた。

 

「何、30代から50代ぐらいの男と一緒だった。」

 

「ええ、三朝温泉の女将が言っていました。」

 

と、岩泉は言う。

 

「この男が犯人かな?。」

 

「いや、うかつに結論を出すのはよくない。」

 

「えっ。」

 

「今の段階では、証拠がないから逮捕することは出来ない。」

 

と、高杉は高山と岩泉に言った。

 

「そうか。」

 

「それは、仕方がないな。」

 

一方、歩夢と侑とシオンは三朝温泉で1泊した次の日に出雲へ向かった。

 

「えっ、あなたは京都から来たの。」

 

「ああ、昨日は鳥取へ行っていたからね。」

 

「鳥取ですか。」

 

「ええ。」

 

そう言って、2人は鳥取駅に来ていた。

 

鳥取駅

 

「シオン君。」

 

「何、歩夢ちゃん。」

 

「鳥取から出雲へはどうやって行けばいいの?。」

 

「そうだな。」

 

「特急に乗って行けばいいんじゃないのかな?。」

 

「ああ、もうすぐ来るよ。」

 

と、シオンは歩夢に言った。

 

9時35分、歩夢たちは快速「とっとりライナー」に乗って出雲へ向かった。

 

「まさか、鳥取へ行く途中で人気小説家に会うとはね。」

 

「私、サインもらってきたよ。」

 

「本当。」

 

11時13分、米子に到着してそこから11時18分発の特急「スーパーやくも5号」に乗り換えて出雲へ向かった。

 

「あっ、あれがスーパーやくもね。」

 

「出雲行か、これに乗ればいいのね。」

 

「うん。」

 

そして、歩夢とシオン達は11時18分発の特急「スーパーやくも5号」に乗り込んだ。

 

ファーン!

 

特急「スーパーやくも5号」は米子を発車して、出雲に到着するのは12時10分である。

 

出雲市駅

 

12時10分、特急「スーパーやくも5号」は定刻通りに出雲市に到着した。




犯人は誰なのか?

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