出雲大社を観光した、歩夢と侑とシオンは猪目洞窟へ向かった。
「出雲大社凄かったわね。」
「うん。」
「山陰の旅も、列車に限るわね。」
と、侑は言った。
「ええ。」
「じゃあ、猪目洞窟へ行ってみるか。」
「ええ。」
そう言って、歩夢と侑とシオンは猪目洞窟へ向かった。
出雲大社を見物した達仁と穂乃果とことりと花陽は猪目洞窟へ行ってみる事にした。
猪目洞窟
奥行50mの海食洞窟で、『出雲国風土記』に黄泉(よみ)の穴とあるのはこれのようです。入口付近を中心に厚さ8~9mの堆積層があり、層の中に縄文時代から古墳時代にかけての埋葬や生活を物語る各種の遺物が発見されました。人骨、土器、木製品のほか貝類、獣骨、魚骨、稲、木片などの自然遺物もあります。人骨は十数体分認められ、内の1体は弥生時代後期の土器を伴う仰臥屈葬(ぎょうがくっそう)の男性人骨で、右腕にゴホウラ製貝輪6個を着けていました。ほかに古墳時代のものと考えられる丸木舟で、直接遺該を覆う特殊な埋葬方法も認められ、この洞窟は海上生活者の墓と推定されました。国指定史跡です。
「ん、何かしら。」
「どうしたの、侑ちゃん。」
と、歩夢は言った。
「はっ。」
「ひっ、人が死んでるわ。」
そして、歩夢と侑は悲鳴を上げた。
キャーッ!
ことりと花陽が見たものは、それは何と女性の死体だった。
「はっ。」
そして、第2の殺人は出雲で起きた。
暫くして、島根県警のパトカーが到着した。
「亡くなったのは、東京在住の調査員有村 詩織さん23歳です。」
「ほう、それで死因は。」
「恐らく、絞殺と思われます。」
「なるほど。」
と、安来刑事は言った。
「やはり、鳥取で起きた事件と同一だな。」
「その可能性が高いな。」
「ええ。」
出雲で起きた殺人は、鉄道公安隊特捜班にも伝えられた。
「何、猪目洞窟で女性の絞殺死体!。」
「えっ。」
と、南と高山たちは驚いていた。
「おいっ、島根県警から捜査協力の要請だ。」
「わかりました、早速調査してみます。」
と、高山は言った。
「南と高山は有村の事務所へ向かってくれ。」
「はい。」
「桜井と岩泉は有村の足取りを追ってくれ。」
「わかりました。」
南と高山は有村の事務所へ向かった。
「ええ、私も事務所としてはどう対応していいか。」
「どこへ行くとか言っていませんでしたか。」
「さぁね、彼女は東京から新幹線に乗って山陰へ行くとか言っていました。」
「ほう、山陰でしたか。」
「はい。」
そして、南と高山は高杉に報告した。
「そうか、彼女は山陰へ行っていたのか。」
「何でも、出雲辺りへ行っていたそうです。」
「ほう、出雲か。」
暫くして、桜井と岩泉が戻ってきた。
「班長、どうやら彼女は出雲へ行ったようですね。」
「何、出雲だと。」
「ええ。」
「彼女は、東京駅から新幹線に乗って岡山へ向かい、そこから出雲へ向かったんでしょう。」
と、岩泉が言った。
早速、時刻表で調べてみると。
東海道・山陽新幹線「のぞみ5号」
東京発7時52分 乗車
岡山着11時08分 下車
特急「スーパーやくも9号」
岡山発11時18分 乗車
出雲市着14時05分 下車
「なるほど、東京からか山へは新幹線に乗り、岡山から「スーパーやくも」に乗って出雲へ向かったって事か。」
「ええ。」
そして、高山は高杉に言った。
「班長。」
「何だい、高山。」
「出雲へ行かせていただけないでしょうか?。」
「えっ。」
「この事件、やはり鳥取で起きた事件と関連しているかも。」
「ほう、なるほどね。」
鳥取と出雲で殺人が起きた。