あれから数時間、順調にメタル狩りが進み、それなりにレベルが上がり、休憩としてダンジョンの1階層まで戻っていた。
『よし、ここまでだ』
「随分と狩り倒したな。お互いのステータスが気になるぜ」
「進化までのレベルに達しているといいが…」
よし!ステータスオープンだ!
種族名:デュランダル ネーム:ツルギ
ランク:A
系統:物質 レベル45
所持スキル
・カオス☆
・耐性ガードSP☆
・かしこさアップ4☆
特性
・2回行動
・超会心発生率アップ
・メタルハンター(自動引継ぎ)
・マホトラ攻撃
・光のコツ
・自然キラー
能力値
HP:430 MP:250
攻撃力:392 守備力:450
素早さ:320 賢さ:500
うおおっ!?めちゃくちゃ上がってる!道理で取り巻きを倒す際にとんでもない火力が出てるというという事か!
っていうか「終焉の機械兵」への進化条件満たしてるじゃねぇか!
次はソウゴだ。
種族名:スライムジェネラル ネーム:ソウゴ
ランク:B
系統:スライム レベル49
所持スキル
・ジェネラル☆
・けんごうSP☆
・耐性ガードSP☆
特性
・1~2回行動
・とうそうほんのう
・会心完全ガード
・れんぞく×2
・みかわし無効
能力値
HP:480 MP:230
攻撃力:400 守備力:450
素早さ:300 賢さ:214
攻撃力が400超えだと!?かなり脳筋の性能に変わったなぁ…。
ゴッドライダーになったらどれほどのバケモンと化するんだろうか。
種族名:キラーアーマー ネーム:ジュンコ
ランク:C
系統:ゾンビ レベル:50
所持スキル
・おじゃま虫☆
・邪悪☆
・かしこさアップ4☆
特性
・いきなりバイキルト
・眠りブレイク大
・パラメータブレイク
・超会心率アップ
能力値
HP:350 MP:400
攻撃力:380 守備力:500
素早さ:250 賢さ:450
うわ…レベル50でとんだ化け物性能を持ってるな。
おじゃま虫のスキルがカンストするとデバフが効き辛くなるから、普通にこいつは厄介。
味方であることが救いだな…。
ソウゴもジュンコも進化条件を満たしているから、大きな戦力として期待してもいいかもな。
『二人とも進化条件は満たしているようだな…どんなヤバい性能になっているか楽しみだ』
「ああ。これで邪魔さえ入ってこなければな」
「そうだな。1階層とはいえ、魔物がまだまだいる」
それもそうだな。早く安全な場所を探して……。
『む!入り口近くでとても強い魔素だと?』
突然俺の内部にあるレーダーが魔素の反応と危険のアラートを鳴らしている。
何が入ってきたんだ?しかも俺達に近づいてきてるだと?
「敵が来たのか?」
「しかも、強い魔素だと?」
俺は咄嗟に反応があった方を向く。
そこには赤いドレスを着た金髪の女性型人形のモンスターの姿があった。
『メイデンドール?』
「あら?ワタクシの種族を知ってるのね?話の分かる機械ですわね!」
喋った?こいつも「
「ワタクシは貴方たちと違ってハーゴン様から魔力を貰わなければ喋れなかったモンスターでしてよ?失礼…ワタクシは邪神官ハーゴン様の配下の一人、メイデンドールの「アルシュラ」と申しますわ!」
ネームドモンスター!?となるとこいつ相当強いぞ!
危険度が高いことに武器を構える。
「あらあら?そこまで警戒しなくてもいいんじゃなくて?ワタクシは貴方たちをスカウトしに来ましたわ」
『ほう?どこの馬の骨とも分からない相手をスカウトしに来るとは、リサーチ不足なんじゃないか?』
「確かにな。オレ達は今は修行中なんだが?」
「しかも、随分と偉そうに接しているが、失礼じゃないのか?」
アルシュラは「ぐちぐち五月蠅いわね」と機嫌が悪そうに話を続ける。
どうやらこの東の国にはハーゴン率いる魔王軍がおり、人間の勢力に攻撃する準備をしているらしい。
それで戦力補強のために俺たちのような高いランクを持つモンスターを配下に加えるという考えを出したという。
ん?待てよ、ハーゴン!?ドラクエⅡの魔王クラスのモンスターじゃねぇか!
魔物が跋扈してる世界だから魔王ぐらいはいると考えていたが、正真正銘の魔王じゃん!
『それで、俺達を配下にするためにわざわざこのダンジョンにやってきたという事か』
「そう!さぁ、答えをよこしなさい!残されてるのは、配下に付くか、それを否定し、ワタクシたちに八つ裂きにされるの二つに一つですわ!」
……確かに魔王軍に所属すれば邪魔になる人類は抹殺できるし、神様をぶん殴りに行けるだろう。
だが、願いの叶え方を間違えれば、待っているのは破滅だけだ。
それにソウゴ達もアルシュラに対し、敵意をむき出しにしている。どうやら意思は同じようだな。
『なら選択肢を一つ増やそう。クソくらえだ!』
その言葉にアルシュラは得不気味な笑みを浮かべたと同時に怒りの声が上がった。
「あはははははっ!ならば…今ここでお死になさい!」