颯爽と登場となります。
ND内さん、応募して頂き、ありがとうございます…!
まさか、いきなり爆発してくる奴がいるとは思わなかったな。
「しかし、お前も変わったやつだな!こんだけ爆発を食らって怒らないのは無理があるんじゃないか?」
『キレたところで解決にならないからな』
第一ばくだんいわは爆発してなんぼだし、メガンテを避け切れなかった俺達にも非があるからな。
怒れないんだよな…。
「そうか!器がでかいやつだな!よし、次はどこを爆破させに行こうかー!」
『んー…なら魔王軍の中枢で大爆発を起こせばいいんじゃないか?あそこならめちゃくちゃ目立つだろうし』
適当ではない。魔王軍の存在があるなら、人間社会的に打撃を受けてほしいのは紛れもなく魔王側の方だ。
アルシュラの言葉の通りなら、この地域に存在している魔王はハーゴンだろう。
ハーゴンの率いる魔王軍は結構厄介だ。アトラスやベリアル、バズズがいる。
その中で大爆発を起こしてくれれば大ダメージは免れないだろう。
「魔王軍か!爆発という芸術を理解しない低能共に見せびらかすのも悪くないな。よし、中枢へ行くぞ」
そう言ってオカは魔王軍を探しにゴロゴロと転がっていく。
「あ、待ってよ~!」
ホイミスライムは俺達に一礼をした後、オカを追いかけて走っていった。
「嵐のような
「あんな奴もモンスターとして転生してるんだなぁ…世の中何があるのかわからないぜ…」
『…行くぞ。道中でレベリングしながら次の狩場を探す』
こっそりオカ達に幸運を祈りながら、次の狩場を目指して、歩を進めるのであった。
***
それから数日して、俺達の平均レベルが15を超してきた頃合に、一つの村を見つける。
山奥にある村だ。規模はそこまで大きくはない。ぱっと見住んでいる人数は30人弱あたりだろうか…?
しかし、村の中が随分と騒がしい。
よく見てみると無数のがいこつの軍団がいた。
『いるのは…がいこつ、しりょうのきし、かげのきし、しにがみの4種類がいこつ連合軍か…』
「すごいな…高ランクモンスターまで村を襲うのに参加してるのか」
「襲ってるには襲ってるが、何か一人だけサボってる奴いねぇか?」
あ、ほんとだ。がいこつだが、村人をこっそり逃がしてるな。
『あ、ソウゴ!』
ソウゴは村人を逃がしているがいこつの元に行き、話しかける。
「おう、そこのがいこつさん。お仕事サボって何をしてるんだ?」
「うわっ!ニンゲン…じゃないな。お前、いや…お前たちがアルシュラを倒した
「おいおい、いったい何を言い出し―――」
『バカ!構えろ、速攻で囲まれたぞ!』
気が付けば俺達はそのがいこつ軍団に囲まれていたのだった。