「しかし、どうしようかな…日に日に魔王軍の力が強くなってる気がするんだけど、このダンジョン、結構拠点として気に入ってたんだけど」
『…お前の拠点だったのか?それは悪いことをしたな』
「いやいや。あくまでレベリングの為だけに来ただけで、害を下しに来た訳じゃないんでしょ?咎めないよ」
俺達は今後、魔王軍の対策として会議としてオレガノを交えて相談していた。
確かにジュンコの言う通り、勇者を待つ暇などないだろう。こうやって被害が広がっている。
それならいっそ、俺達のようなモンスターたちで倒せば、勝手に誰かが倒したと勘違いされて勝手に復興だの平和になっていくだろう。
だが、そうさせるには圧倒的に人員と強さが圧倒的に足りない。
仮にオレガノを仲間にしても足りないな。
「……オレガノさん。貴女はこれからどうするんだ?」
ジュンコがオレガノの今後を訪ねる。
「そうだね…ここも駄目になってきたし。行く当てもない。……迷惑じゃないなら、アタシもついて行っていいかい?」
「まさか!迷惑じゃねぇよ!むしろ大歓迎だぜ!ツルギも構わねぇよな?」
『……そうだな。人手は多い方がいい』
その時、ステータスボードが出てきて文字が表示される。
〈オレガノが仲間になりました!ステータスを確認してください〉
種族名:アルラウネ ネーム:オレガノ
ランク:C
系統:自然 レベル:30
所持スキル
・デビルスマイル
・おじゃま虫
・耐性ガード+
・かしこさアップ3
特性
・くじけぬ心
・毒ブレイク大
・2~3回行動
・れんぞく×2
能力値
HP:250 MP:130
攻撃力:180 守備力:200
素早さ:100 賢さ:280
おお、結構強い!くじけぬ心は即死を1度防ぐ特性で、おじゃま虫とデビルスマイルはデバフをばら撒く特技を覚える。
そして毒ブレイク大の為、毒系の特技が相手に効きやすくなる。
これは強い。そして進化先は?
進化先と条件
ローズダンス:アルラウネのレベルが20以上
ローズバトラー:アルラウネのレベルが30以上
エビルプラント:アルラウネのレベルが60以上
あまりシビアではないな。このダンジョンにはぐれメタルがいるなら、ローズバトラーに進化させてすぐ強くなるだろう。
『よし……まずはオレガノを進化させてつつ、ダンジョン内にいる魔王軍を追い出すのが第一歩だ』
「オレは賛成」
「私も賛成だ」
「いいのかい?アタシの拠点を取り戻す作戦っぽいけど」
『どのみち、邪魔者は倒さないといけない。それが今になっただけだ』
オレガノはローズバトラーに進化するつもりらしいので、俺達は進化が終わるまで、その場をうろつくことにした。
*
一方、ダンジョンの最深部。
何体かの魔物がツルギ達の存在に気づいていた。
「いいか。ここにアルシュラとがいこつ軍団を壊滅させた
「……仰せのままに」
1体はプリーストナイトで、指示をしているモンスターはアークデーモンという悪魔系モンスターだった。
「大事な姫を返して欲しいなら死力を尽くすのだな」