あれから数分。ドラゴンブッシュを倒し切った俺達は、モンスターPTを安全な場所に連れていき治療する。
善戦を維持していたリザードマンは「リュウスケ」、ボロボロになっていたメタルスライムは「メタリス」、回復役なのだろうかMPが切れていたキメラは「ディコン」という。
3人とも
『ただ、3人でレベリングには限界があったと』
「ああ。情けねぇ話だよな」
『情けなくはない。俺もソウゴとジュンコでレベリングしながら魔王軍と対立してたからな』
そもそも俺達は魔王軍という枷を付けられる訳にはいかないからな。
だが、逆にこの3人を引き込めれば、魔王軍と戦えるようになるという事だ。
「なぁ、ツルギ。こいつらも連れて行ってもいいんじゃねぇか?」
『……理由は?』
「オレ達はわずかに人手が足りねぇ。そこでこの3人も取り入れて、魔王軍をぶっ倒す準備ができるという事だ」
俺の考えを見抜いていたか。
「い、良いのか!?」
『ふむ、わかった。ソウゴの案を受けよう』
その言葉にリュウスケ達も喜ぶ。俺とオレガノは育成系は得意だから3人増えたところで問題はない。
〈リュウスケとメタリス、ディコンが仲間になりました。ステータスを確認してください〉
種族名:リザードマン ネーム:リュウスケ
ランク:C
系統:ドラゴン レベル32
所持スキル
・びゃくやの剣技☆
・なまはげ☆
・攻撃力アップ2☆
・毒ガード☆
特性
・れんぞく×2
・1~2回行動
・デインブレイク
能力値
HP:230 MP:150
攻撃力:210 守備力:300
素早さ:187 賢さ:168
素早さと賢さが俺と同じく死んでるが、それ以外は高水準。
話によれば、最初の目標はグレイトドラゴンになる事らしい。修羅の道に歩んでるな?
いいだろう、仲間になったんだ。最終目標はドラクエⅩの「大地の竜バウギア」らしい。浪漫を求めてるのは良いことだ。
次はメタリス。
種族名:メタルスライム ネーム:メタリス
ランク:E
系統:スライム レベル:25
所持スキル
・スラフォース+☆
・電撃の極意☆
・耐性ガード+☆
特性
・メタルボディ
・電撃ブレイク大
・ロケットスタート
能力値
HP:32 MP:320
攻撃力:180 守備力:500
素早さ:400 賢さ:500
攻撃力以外、高水準なのは流石メタスラか。
はぐれメタルに進化させるんじゃなくて速攻でメタルキングに進化させれば相当強くなるんだろうな。
最後はディコンだ。
種族名:キメラ ネーム:ディコン
ランク:E
系統:自然 レベル:30
所持スキル
・異常回復☆
・かしこさアップ2☆
・全体回復☆
特性
・みかわしアップ大
・魔力暴走率アップ大
・ねむり攻撃
能力値
HP:200 MP:211
攻撃力:180 守備力:160
素早さ:210 賢さ:300
こいつはヒーラーだったのか。MPが無いと騒いでいたのは休憩を省いたのが原因か。
何がともあれ、レベリングをするためのアイテムがそろそろ欲しくなってきたな。
そう考えていると、ソウゴが宝箱を漁り、メダルのようなものを取り出す。
「なぁ、ツルギ。このメダルみたいなアイテムはなんだ?」
『! ……それは!』
俺はこのメダルを知っている。このアイテムは修練のメダリオン。
経験値アップ大の効果を持つ、DQM3のクリア語要素で得られるアクセサリーの一つだ。
「え、これさえあれば経験値が増えるのか!?」
『ああ。よく見つけたな』
俺はさっそくそのメダリオンを装備して、メタル狩りに入る。
ここから先の進化とレベリングの光景はダイジェストのようにお送りされることになったのだった。