進化せよ!ドラゴンクエストモンスターズE   作:ヒラーズ

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ジャックを倒せ!全力戦闘!

戦闘開始の合図とともにジャックのステータスが公開される。

 

族名:魔王オムド・レクス ネーム:ジャック

レベル☆(120)

HP:8000 MP:∞

 

げぇ!?かなり強化されてやがる!

MPが無尽蔵なうえにHPが8000。バトルロードビクトリーのダークドレアム並みで、ギガボディ持ちは厄介だぞ!?

 

『成程…恐ろしい進化だな……こんなドン引きは久しぶりな気がするぞ』

「ああ…凄腕の冒険者PTが全滅するわけだ」

 

両者とも気が抜けない耐久値…全員HP1000越えで合計4000以上ある。

尚且つ全体回復持ちだからリソースが尽きる前に速攻撃破が推奨されるだろうな。

 

「まずはボクから行きますね!」

 

最初に素早さが高いアオイが先制する。

 

「マホカンタがあるから呪文は役に立たない…!ならこれから始めよう!」

 

アオイは道具を取り出す。出したのは戦いのドラム。それを使い、味方全員にバイキルトの効果がかかった。

 

「そして…スラ・ストライク!!」

 

アオイが勢いよく飛び跳ね、落下しながらショルダータックルを仕掛けるように突進し、ジャックにぶつかる。

それと同時に会心の一撃の音が響いた。

 

「ぐおっ!?何だと…!?」

 

流石スライム族の必殺技だ。結構痛いらしいな?

 

『俺も続くぞ。暴走機関でテンションが上がっているからマホカンタは貫通する!ソウゴ!あの技の改良版をぶっつけ本番で行くぞ!』

「ジゴブレイクの上位互換だな?いいぜ!」

 

俺はジゴデインを詠唱し、地獄の雷を落とす。

ジャックが怯んだと同時にソウゴが高く飛び、ジゴデインの余波で来た電撃を二本の大剣に纏わせ、落下と同時にⅩを描くように斬り裂く。

 

「これが!」

『新しくできた連携技!』

『「ジゴクロスブレイク!!!」』

 

地獄の雷の二重斬撃がジャックに直撃し、特大ダメージを与える。

 

「ぬううぅぅぅん!強い!!」

 

ジャックは3m位ノックバックし、体勢を立て直す。

大分タフいな…。

 

「三人に続くぞ!」

「それじゃあ…猛毒の息」

 

猛毒のブレスがジャックを包み込み、状態異常を付与する。

 

「また毒か…!小賢しい!」

 

毒状態になったジャックはどくけしそうを使用し、毒を解除した時だった。

 

「隙ありだ!」

 

ジュンコが天空の剣を振りかざし、風を纏う。

 

「空裂斬!」

 

風と電撃が混じった二重属性の全体攻撃がジャックを斬り裂き、特大ダメージを与える。

 

「ぐわあああ!?図に乗るなぁ!!」

 

しかし、ジャックは反撃としててんぺんちいを放つ。巨大な隕石が俺達の頭上に降り、特大ダメージを受けた。

 

『相変わらずインフレがオーバーしてるな。その体技』

「回復させるぜ!ベホマズン!」

 

ソウゴが回復呪文を放ち、味方全員を全快にさせる。

やはりソウゴは勇者タイプだ。もし、スライム系じゃなくてもこのタイプを維持できるなら、こいつは俺無しでも強い。

 

『行くぞ!やることは変わらん!ギガクロスブレイク!』

「ボクも続きます!ギガクロスブレイク!」

 

俺のは暴走機関があるとはいえ、アオイもそれなりに高いダメージを叩き出してるな。

 

「猛毒の息~」

 

オレガノのブレスが再びジャックに襲い掛かり、毒状態にする。

ジャックは「うざったいな!この植物は!!」と怒鳴り散らしながら攻撃する。

しかし、流石守備力が1000以上なのか、あまりダメージを受けていない。

 

「痒いわね?さっきの隕石落としの方が痛かったわよ?」

 

そりゃあ、てんぺんちいの威力の最大値は700以上の800以下だ。普通に痛い。

これでテンションアップ系が加わると、普通に育てたノーマルボディのモンスターはワンパンで沈む。

 

「余所見をするな!」

 

ジュンコの通常攻撃がジャックに直撃し、会心の一撃の音が響く。

 

なんか随分と会心の一撃が発生するな…

 

「おのれ…おのれぇ!!!!」

 

ジャックはイオグランデを唱え、特大ダメージを与えてくる。

しかし、そうなる前に俺はあるアイテムを取り出した。

 

『そろそろ使わなきゃ損だからな…だいまどうのコインを使用だ』

 

味方全員にマジックバリアが発生し、飛んでくるイオグランデの威力を軽減する。

 

「助かったぜツルギ!」

「防御タイミングが上手い……!」

「これならまだ戦えそうです!」

「ありがたいわねぇ。流石ツルギちゃんよ~」

 

呪文が直撃したと同時に俺達は猛反撃に出る。

ただ、コストのある特技を使いすぎたため、全員に特技使うなの作戦にして突っ込む。

 

「オラァ!」

「続くぞ!」

「了解です!」

 

ソウゴとジュンコとアオイの連携攻撃がジャックのHPを確実に削っていく。

戦いのドラムの効果で全員の物理ダメージが二倍になってるからさぞ痛いだろう。

だが、流石HP8000越えの化け物か、残り僅かになってもまだ立ち上がる。

 

ジャックにとってこれ以上逃げることはできないのだろう。

ならばこの手で葬って輪廻に帰ってもらおう。

 

『最後に言い残すことは無いか?』

「最後だと…?いや、これは始まりだ!ここで倒れても!いつの日か復活を―――」

 

言い切る前に俺は二刀の大剣を一つに合わせ、ジャックを一刀両断した。

 

『二流悪党の捨て台詞を遺言に使うな。お前に次などないし、神様が復活をさせないだろ』

 

そう言って俺は身体に内蔵された大砲を出すように砲撃形態になり、両断されたジャックを塵にする。

 

「へぇ~!Sキラーマシンって大砲が内蔵されてるのかよ!」

「これで…終わったのか?」

『ああ、終わった。これで神様から受けるクエストは完了だ』

 

 

ジャックの消滅と共に、俺達に大量の経験値が入って来た。




そんなわけでジャックが御退場となりました。
ガチャガチャクツワムシさん、敵の応募ありがとうございました!
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