さて、採掘道具を買い直したが、街をぶらついててくれと言われてしまった。
まぁ、あそこはソウゴ達の仕事場だ。邪魔になってしまうだろう。
『なら、丁度1日経ったし、進化を狙うのもいいか…』
再度進化先を確認するため、ステータスボードを開く。
進化と条件
終焉の機械軍団長:Sキラーマシンのレベルが120以上
サージタウス:Sキラーマシンのレベルが100以上
ゴールドマジンガ:Sキラーマシンのレベルが50以上
ファイナルウェポン:Sキラーマシンのレベルが99以上
Sキラーマシンライト:Sキラーマシンのレベルが10以上
キラーホイール:Sキラーマシンのレベルが20以上で、鉱石や岩を採掘及び掘削を10回以上行う New!
スチームキラーマシン:Sキラーマシンのレベルが50以上で、人々に役立てる New!
あ、進化先が増えてる。
これは迷うな…。
サージタウスにもなれるが…気になるのは終焉シリーズの方だ。
軍団長…さぞ強いんだろうなぁ……。
『だが俺のレベルは90台…終焉、サージ、ファイナルウェポンは無理だな』
仲間がいないからレベリングはやや時間がかかるし、ぶらつくにも何か面白いイベントが無ければつまらないな…。
そう考えている時。突然の殺気を捉える。
『む?』
突然風を切り、矢が俺に当たった。
だが守備力が高すぎたのか、矢が弾かれる。
「弾かれた!?」
『誰だお前は?』
矢を放った犯人の方に振り向き、問いかける。
しかし、その犯人の服装で思い出した。
ソウゴと初めて出会い、雪山へやって来た騎士のような集団。
イレギュラーハンターズ…俺を捕らえに来たか。
『改めて…初めましてだな。イレギュラーハンターズ。西の国からご苦労なものだ』
「ああ…アンタを探して捕らえりゃあ……株が上がるからな!」
弓矢をしまい込み、剣をを取り出す。
最新鋭なだけに剣は…はがねのつるぎじゃなくてバスタードソードか。鎧はプラチナメイルと、なかなかいい装備を持ってやがる。
ああいう装備はドラクエのナンバリング作品のストーリー進み具合なら…中盤の激つよ装備だ。
『流石、俺を捕らえに来ただけはあるな。お前一人か?』
「そんなわけがないだろう?」
そう言ったとたんに、いつの間にか囲まれていた。
気配に気づかない…ステルス、またはしのびあし系の特技を使われた可能性が高い。
『盗賊系が覚える特技持ちは聞いてないな』
「これで袋のネズミだ!かかれ!!!」
一斉に俺に襲い掛かる。
咄嗟に武器を取り出して戦闘態勢に入るが、相手が槍に持ち替え、しっぷうづきを放ち、ダメージを与えてくる。
『しっぷうづきか…面白い技を使ってくるな』
ギガクロスブレイクを放ち、一旦周囲を一掃する。
しかし、倒しても別の建物の陰からイレギュラーハンターズの増援が現れる。
『しつこいな…だが、よくできたシナリオだ』
ここまで相手にしているが、敵が思った以上に弱い。
そしてここは街中だ。ここで暴れ回れ続ければ、イレギュラーハンターズが暴れているモンスターを倒しに来た正義の集団として周囲にみられる…被害を顧みない嫌がらせに近い作戦か…要するに俺をここで無理やりにでも戦闘させ、この国に居れなくするつもりだろう。
『ならば一度、街の外に逃げるだけだ!』
俺はルーラを唱え、街を脱出する。
場所は…街から東にある密林地帯。そう、ジャックと戦った場所だ。
あそこなら邪魔が入らない。そこで追ってきた奴らを全滅させれば、証拠は残らないのだからな。
今更になってあいつらの襲撃…更なる敵は、忘れた頃にやってくるのだ