推しのロリに転生したロリコンが拾ったアサシンがロリコンになった話 作:闇夜のロリ
やべー奴に絡まれてます。どうもリュミエラちゃんです。
「い、いやー…大丈夫かなぁ…アタシちゃんと帰れるし…」
「ダメだリュミエラ…ここにはそこに転がっている気持ち悪い奴みたいに恐ろしい大人がいるんだ…だから、ね?♡」
いや、今その恐ろしい人の1人じゃね?レイラさん。
前回の流れをサクッと説明すると…
キモオジにレイラさんが絡まれてる → リュミエラちゃんが助ける! → レイラさんがやべー奴になる。
以上!!!
と、とりあえず離れよう。『クラファン2nd』の主要キャラだからさっきのおじさんみたいにケガさせるわけにはいかないし…こうなったら…ここスラムだし多少はいいよね…?
「ふんっ!」と言って背中から羽を生やし、魔族であることを証明する…!これなら!
「ざぁんねん☆おねーさん、アタシは魔ぞk――」
「かわいい…ッ!!!」
「えっ」
さらにグイッと引き寄せられ、ハァハァする息がかかる…ちょっ…やーめーろ!!HA☆NA☆SE!!
「ひゃう!?」
そのままつぅっと流れるように羽を撫でられる。うげ…ぞわぞわする…。
「ちょ…!だから!アタシは魔族だって言って…!」
「はぁ…♡リュミエラが飛んでいるところを見てたからわかってる。問題ない…それにしても、つるつるすべすべして…すっっっっっごく…♡興奮する…♡」
「ヒィッ!?」
みみみ見られてた!?その上でこんなに接してくるの!?魔族は悪魔要素があるから嫌われてるって設定は!?ねぇ!教えはどうなってんだ!教えは!!
そんなことをしていると、周りで陰から見ていたスラムのほかの住人がヒソヒソと「おい…魔族だ」「何でこんなとこに」「魔族なんて汚らわしい」「追い出そうぜ」などと聞こえる。よかった教えは生きてる。○ボンの賜物だね。
少なくとも歓迎はされてないみたいだし、早々に立ち去りたいんだけど…さっさと放してくれないかな…
「一人で帰れるから…!放してよ!」
「だぁめ…♡そうだ、私の隠れ家に来るか…?」
「だぁー!そーゆーのは受け付けてないの!放してくれないとこの大鎌で斬るよ!!」
「…ッ!?」
右手の大鎌を振りかざすとレイラさんがビクッとする。ふぅ、さすがに刃物による脅し効いたか…
「私に傷を…?自分の所有物の証を付けたいのか…?…いいぞ♡」
「あ、ダメだこの人」
やべーよこの人…ロリに傷つけられて喜ぶなんて………いや、アリだな?むしろリュミエラちゃんに切り刻んでもらえるなんていいんじゃないのか?
じゃなくて…あーもう!ちょっと痛いかもだけど我慢してよね!!
羽をバサッと広げて無理やり飛んでやる!!!
「…な、なにを?」
「決まってんじゃ~ん☆おねーさんを無理やり引きh―」
「無理やりっ!?その…ここではちょっと…せめて初めてはベッドの上で…♡」
「うん、お話聞いてね?…引き剥がしてサヨナラってするの!!!」
「なっ!?」
次の瞬間、脚の力だけで思いっきり跳躍してから羽を広げてやる。急に宙に浮いて力が抜けたのか、掴んでいた手の力が抜けて解放される。
落ちて怪我されると困るので、草木の上に落としてやって…と、はぁいこれで自由ー!
「じゃあね!おねーさん!」
「ま、待って…!!」
しょうがないからもうこのまま飛んでいくしかないね…スラム街だけじゃなく街の方にもこの姿がバレちゃって来れなくなるけど仕方ない。
クッ…!先にカジノの景品交換でバニー服を手に入れておけばよかった…!リュミエラちゃんに着せたかったのに…!!
と、いう感じで飛んだらなんとすぐに警鐘が鳴らされる。
はっや!?うわ、弓矢とか魔法とか撃ってきてる!さすが街を取り仕切るヴァジェスタ一家だね…驚異の排除の速度はピカイチだよ…!速度を上げて逃げてやる…!!
◆◆◆
「…そんな…」
リュミエラに低木の上に振り落とされた私は茫然としながらも地上に降りた…しかし、どうすれば…私はあの子が…!
そう思っていた時、頭の上を小石が飛んでいく。見ればスラムのほかの連中が石などを持って私を睨みつけていた。
「…どういうつもり?」
「どうもこうもあるか…!お前…魔族を引き寄せたな…!?」
…あぁ、なるほど。魔族が悪魔の血を引く汚れた存在だという伝承を強く傾倒している人たちか…ん?…私が、あの子を…リュミエラを引き寄せた…?それって…!
「………フ、クフ…」
「な、なんだ?泣いてるのか?」
「泣いたってお前の罪は―」
「ウフフフフフフフフフッ!!最ッッッ高ッ♡!!!」
「「「え」」」
その場にいたほかの住民たちが固まる。だって…最高じゃない…!
「ハァ…♡そう、そう…!リュミエラリュミエラリュミエラ…!あぁ…!私の全て…!私が引き寄せた運命の…♡」
「ひえっ…どういうことだ…?」
「わ、わからん…」
「気でも狂ったんじゃないか…?」
「いや、私は正常だ…むしろ君たちがおかしい…!あのリュミエラを見て何も思わなかったのか?あの肌のきめ細やかかつ美しい白さ、金色でいい香りの長い髪、唇はキュッと引き締まって淡いピンク、目は全てを見通してそうな淡い黄緑で、未発達ながらも少し主張のある胸、ドレスで隠れていたがあの下には素晴らしい世界が…!そして何よりも…!私なんかを助けてくれた……!!!あの声、あの表情、あの身体、あの心…!あぁ、あぁ、あぁ!!!リュミエラァ……君のぜぇんぶが…………欲しい…♡」
「ひ、ひぃぃぃ…」
「に、にげろ…!あいつ本当に狂ってる!」
「魔族に脳を改造されたんだ!皆逃げろ!!俺たちもやられるぞ!!」
気づけばスラムの連中は散り散りに逃げていた…ふぅ、リュミエラの良さを理解できない愚か者どもめ…。さて、私はどうするかだが…
「…今更私をこんなにしておいて…ひどいじゃないかリュミエラ……ん?待てよ?もしかしてスラムの連中がいて恥ずかしくて逃げただけなんじゃないか?………ふふふ♡かわいい…!」
そうか、そうだ、そうに違いない…!じゃあ行かなきゃな♡…うん、かすかにリュミエラの香りがする♡こっちだな♡待っていろリュミエラ…すぐに、すぐに追いついてみせるぞ…!!その後は二人で…♡
そして私は考えるよりも速く、スラムを走り抜けた。
愛しのリュミエラに会いに行くために…!
フ、ウフフフフフフフフフ…アハハハハハハハハハハハハハハァ!!!!
◆◆◆
「う゛っ゛…!?なんかめっちゃ寒気した…」
なんとか『クレイストン』からの矢や魔法の対空砲火を潜り抜けてベルナデット城近くの岩山の5合目付近の大きな岩の上に辿り着く…うっわ、鳥肌立ってる…寒いからかな…?
「はー…結局なぁんにも分からず…ではないか…スラムにレイラさんがいたってことはアサシン組織にまだ入っていない。つまり16歳以下ってことだよね…」
重ねて言うと12歳以上であることは私のロリコンセンサー、通称【LOLICORN】が「Notロリ」、と判断しているので12~16歳ということまでしか絞れない。クソッ…!11歳以下なら何か月かまでも分かるのに…!
「…なんか肉体的ってよりも精神的に疲れた…帰ったらリュミエラちゃんボイスで自給自足ASMRしよ…」
とりあえずリュミエラちゃんを自己目的で楽しむけども、ここが『クラファン2nd』である以上これから起こることは原作開始時点からなら予測できる。問題があるとすれば…原作が開始された場合、原作同様の『リュミエラ・ベルナデット』として生きるのかという事。
「………」
岩の上に座りながら考える。リュミエラちゃんのラストシーンは切なすぎた。救いのワンシーンくらいはあってよかったんじゃないだろうか…?
そもそもラスボスに焚きつけられてたけど結末を知っている私はそれに応じなければいいのでは???
えーとたしかラスボスってこんな感じで勧誘&焚きつけしてくるんだよね
◆◆◆
『貴様の一族が死んだのは人間のせいだ。見ただろう?人間は愚かにも魔族を恐れておきながら武器とし!道具としか見ない!』
『貴様の親類がどうなったかを教えてやろう……これは何か?だと?よく見ろ…その剣の柄の部分だ。装飾として綺麗な【宝玉】が嵌め込まれているが…見覚えは無いか?そう…!貴様の父の目を結晶化させたものだ…!!それを人間は聖なる剣として祭っているのだ…!』
『こちらは貴様の叔父と叔母だ…うむ?魔導書のどこに使われているのか?だと?今見えているではないか…あぁ、染められていて分からないか。この魔導書の表紙全てが叔父と叔母の皮で作られているのだよ…!』
『そして貴様の母…うん?「母が亡くなった時に自ら火葬したからそんなものはないはずだ」…?ふむ。貴様の母は貴様を心配させまいと言わなかったのだな。貴様の元に何とか逃げ延びたその時にはあばら骨や一部の臓器が抜き取られた後だったのだろうよ…そうしてそれを素材に作られたのがこの錫杖だ』
『さて、吐いているところ悪いが…これはまだほんの一部分にすぎない。君の親族以外にも多くの魔族が素材にされ…そんな恐ろしい人間たちを君はどう思う?君たちは何もしていない!むしろ君の父は人間と和平を結ぼうとしていた!だが…!人間たちは裏切ったのだ!』
『私たちと共に来い…!愚かな人間を滅ぼし、魔族と…そして悪魔の時代を創ろうではないか…!』
◆◆◆
いや、200年前の人間クソァ!!!
これ、ラスボスにはラスボスの思惑があるんだけどリュミエラちゃんの勧誘の時に一切嘘を言ってないんだよね。ま、本当の計画については言ってなかったけどね。悪い大人やでぇ…
剣や魔導書、錫杖なんかは人間の城とかに保管してるのを強奪してきてるモノホンだし、「それをどうするかは貴様に委ねる。埋葬してやるならそれでよし」って渡してくるんだよね…で、これ一見するとラスボスめっちゃ良い奴やんってなるんだけど…
魔族を素材にするのを提案して発明したの、このラスボス(人間)さんなんだよね。
…胸糞ァ!全ては私の計画通りですって奴だよ!!ホーンマクソですわ…なんでラスボス(人間)が200年も生きてるかは…まぁ、いずれお話しするよ…大体お察しなんだけどさ…
………これさ、今からじゃ間に合わない部分もあるかもだけどさ…なんとかリュミエラちゃん幸せルートとか…できないかな?確かにメスガキだし、性格悪いし…でも色んな事件が無ければそうならなかったわけでして…
「………大丈夫。きっと、あなたを幸せにしてみせるね。ロリコンは欲望に忠実だけどロリが幸せなら嬉しいんだから!」
さぁて!!じゃあ当面のやることは原作開始に備えて色々と作戦を―――
「見つけたァッ♡」
「え?」
風を切る音と共に後ろから溜息と嬌声交じりの声が聞こえる…!ま、まさか…
「リュミエラ、待たせてすまない…さぁ、おいで…♡」
あやっべ、この人の存在忘れてた。
てかこの短時間でここに!?岩山ってフィールド上では入れないはず…いやまぁあれはゲームだけどさ!?え、えぇー…バケモンじゃん…
「お、おねーさん」
「レイラだ」
「おn」
「レイラ」
「………。レイラさんはなんでここに?」
「決まってるじゃないか…リュミエラを愛するためだよ」
オッフ、だめだぁ…もう手遅れな奴だぁ…もしかして助けちゃったのまずかったかなぁ…
「どうやって…ここに?」
「?簡単さ、リュミエラの匂いをたどってきたんだ…いい香りだったよ♡」
………。よし逃げよう!あーばよぉ!とっつぁーん!!
羽をバッサァ――ガシッ…ん?「ガシッ」?
「どこへ行くんだ?ここには私たち以外はいないから遠慮することはないんだぞ♡」
「ふおぉ!?」
やべぇ!がっちりホールドされた!?多少距離離れてたよね!?一瞬で詰めるとかヤバすぎでしょ!!てか撫でるな!!変なとこ触るな!!
「あぁぁぁぁ…♡柔らかい…!しゅき…♡」
「はぁぁぁ!?放…放せってぇの…!力つっよ!!??」
何なのこの人ォ!くっそ…!こうなったら…!その好意を利用する…ッ!!
「えーい!」
「?」
履いていた靴の片方をポーンっと飛ばしてやると、岩山の斜面をころころと転がっていく。おっしゃ!あとは…!
「う、うぇーん…アタシの大事なお靴がぁ…」
「そ、そうなのか、それはいけないな…よし、分かった。私が取ってこよう!!」
岩に私を座らせて転がっていった靴をレイラさんは追いかけて行った…!へん!やーいやーい!騙されてやーんの☆キャハッ!
…とはいえロリの靴を殉職させてしまった…クソッ…まだ嗅いでなかったのに!!
だが無駄死にではないさ…ありがとう…靴。君のことは忘れないよ…
さて、感傷に浸るのも良くないね!靴はもう片方あるから嗅げるし、舐めれるし。何よりあの変態が戻ってくる前に城へ逃げなきゃ!
バイバーイ!レイラさん!原作が開始されたらまた会おうねー!
はー…帰ったらとりあえず寝よ…疲れた…
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その後ベルナデット城にて
「ここがリュミエラのお部屋…!リュミエラの匂いがすりゅうっ………んっ♡すぅーーーーーーーーーっ………お゛ッ゛♡♡♡!!!」
…はい。自宅特定されました。正直変態をナメてたよ。負けでいいです。
あと、拾ってきたその靴、べっちゃべちゃですやん。え?嗅いでから舐めた?キッショ…(ブーメラン)
人物紹介
リュミエラ・ベルナデット(現在):
オラッ!これが今までお前がロリにやってきたこと(2倍増し)だ!反省しろ!!
レイラ(現在):
リュミエラしゅきしゅき大しゅきド変態ロリコンお姉さん。超微量な香りだけでリュミエラを探知、追跡できるようになったぞ!人間辞めてんなコイツ