バトルスピリッツ ソードブレイヴ   作:異次元

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すみません。コロナに感染して余計に遅れました。とりあえず、最新話、どうぞ……。


宿命の対決 黒天狐ネガ・ナインテイル!

ターン5 ヤイバside

 

[Reserve]0個

[Hand]4枚

[Field]ダーク・カリブーLv.1(1)BP3000。闇皇ナインテイル・ダークLv.3(4)BP10000。

 

「アタックステップ。闇皇ナインテイル・ダーク!」

 

ヤイバの声に黒い線の模様の白い巨大な狐はツルギ陣営に襲い掛かる

 

現実世界

 

「白夜王のキースピリット、なんと禍々しい……」

 

メガーラ二世は闇皇ナインテイル・ダークをそう評価する。

 

エクストリームゾーン

 

「レベル3のバトル時効果発揮。コスト6以下のスピリットを手札に戻す!貴様だ!ブロンズ・ヴルム!」

 

ナインテイル・ダークの効果により、ブロンズ・ヴルムは手札に戻される。

 

「ライフで受ける!」

 

ツルギはライフで受けることを選択する。ナインテイル・ダークはツルギのライフ1つから作られたバリアを背中の二つの銃で斬り上げる。

 

ツルギ

[Life]5→4

[Reserve]5→6

 

「ふん、ターンエンド」

 

ヤイバは宣言する。

 

現実世界

 

ソラ達の飛行艇はグレナダの乗る飛行艇を追跡していた。一方、グレナダの乗る飛行艇にはスティンガーが運転しており、スティンガーが後ろからの反応に気づく。

 

「上空から3000メートル、飛行艇補足。高度を維持したまま接近中」

 

スティンガーがアマレロに報告する。

 

「警告を。これ以上の接近は攻撃対象とみなすとね」

 

アマレロは冷静に指示する。それにより、グレナダの乗る飛行艇は飛行艇にある銃器をソラ達の乗る飛行艇に向ける。

 

「こっち狙ってきた!」

 

ロンは不安になる。

 

「どうするの?」

 

キザクラはソラに聞く。

 

「全速降下あるのみ!」

 

ソラは迷うことなく決める。

 

「了解!」

 

ロンは飛行艇を降下させる。

 

「飛行艇、警告を無視して急降下!本船に向かってきます!」

 

「攻撃を許可」

 

アマレロはスティンガーの報告を聞いて、攻撃の指示を出そうとする。すると、

 

「なりません」

 

ガルドスが通信越しに止める。

 

「何故、止めるの?王太后様が乗っておられるのよ」

 

アマレロは問う。ガルドスは答える。

 

「だからこそです。相手は真上。攻撃しては本船に激突の可能性があります。皇太后様に万が一の事あらば、いかに闇のソードアイズのアマレロさまと言えども……」

 

「代わりはまた生まれる、と言いたいのね」

 

ガルドスの理由にアマレロは答える。ガルドスは納得してもらえたと思い、通信を切る。

 

「本船上空、急速接近中の未確認飛行物体を確認!」

 

「飛行艇ではないの?」

 

スティンガーの報告にアマレロは疑問に思う。

 

グレナダの乗る飛行艇の上には、二人のスティンガーが見張りをしており、その上を疾風丸の背に乗るハガクレと、ボードに乗るスオウの姿があった。

 

「行くでござる! ニニン!」

 

ハガクレは手裏剣を二つ、見張りのスティンガー2体に目掛けて投げつける。しかし、投げた手裏剣は見張りの土台に当たって上に跳ね返る。

 

「ヤベッ! 外した!!」

 

ハガクレは思わず顔を青ざめる。しかし、上に弾かれた手裏剣は運良くスティンガーの頭上に落下し、スティンガーの頭に刺さり、見張りのスティンガー2体は機能を停止して倒れる。

 

「すごい!すごいね!」

 

「ま、まあな、スゴイでござろう……!」

 

スオウは褒め、ハガクレは得意げになるが、外した際に上に弾かれたことで運良くスティンガーの頭に刺さっただけの偶然である。

 

「アンカー射出!」

 

「ほい来た!」

 

ソラの指示でロンはアンカーを射出する。射出されたアンカーは先ほど見張りのスティンガーがいた土台に刺さる。

 

「オッケーでござる!」

 

アンカーが刺さったのをスオウと共に確認したハガクレはソラに合図を送る。しかし

 

「上部監視塔、応答ありません。機動信号が停止しています」

 

「敵は大胆不敵にも本船への侵入を謀っていると推察します」

 

スティンガーの報告にガルドスが通信越しに推測する。

 

「応戦用意!王太后様の安全を最優先に配置に付け!」

 

それを聞いたアマレロは迎撃の指示を出す。

 

 

 

 

ターン6 ツルギside

 

[Reserve]1個→7個

[Hand]4枚→5枚

[Field]ライト・ブレイドラLv.1(1)BP1000

 

「メインステップ!ブロンズ・ヴルム、もう一度来てくれ!」

 

赤のシンボルが砕け、ブロンズ・ヴルムが再登場する。

 

「いくぞ、ジャスティス!マジック、フレイムフィールドを使うぜ!」

 

ツルギは対ヤイバ用のマジック、『フレイムフィールド』を使用する。すると、エクストリームゾーンの周りが炎に囲まれる。

 

「互いのスピリット全ては、効果により疲労しない!」

 

ナインテイル・ダークの連鎖による疲労を封じるためのマジックを使うツルギだが、ヤイバは動じない。

 

「フィールドから手札やデッキに戻らなくなる!ターンエンド!」

 

ツルギは宣言する。

 

現実世界・王太后の飛行艇

 

ハガクレとスオウは飛行艇に侵入すると、エレベーターで下に降りる。ソラ達の飛行艇ではアンカーを辿って、ソラ達や弾とまゐが侵入しようとしていた。

 

「お〜ドッキドキ〜」

 

キザクラは言い、

 

「怖いのか?」

 

とソラが聞く。

 

「その逆!」

 

とキザクラは返す。

 

「一歩間違えれば一貫の終わりね……」

 

「久しぶりだな、この感覚は……」

 

弾は違う意味でこの状況を楽しんでるが、まゐは冷や汗を流す。そうしてる間にキザクラは飛び降りる

 

「じゃ、おっ先ー!ヤミーッ!」

 

とキザクラは所持していた杖を引っ掛けにして、アンカーを伝って侵入を試みる。ソラ、弾、まゐはそれぞれスパナを手に

 

「いざ!」

 

「ああ!」

 

「ええ!」

 

とスパナを引っ掛けにしてキザクラと同じようにアンカーを伝って侵入を試みる。しかし、王太后の飛行艇からスティンガーが複数現れ、侵入を阻止しようとする。

 

「でぅ! やっ! わわっ!」

 

キザクラは捕まらないように避けるが何時までもは持たない。そこへソラが追いついて飛び上がり、ボードに乗るスティンガーに飛び膝蹴りをかまして、スティンガーを落とす。

 

「でええええええええええい!」

 

「うわあああ!?」

 

スティンガーは地面に落下する。ソラはアンカーを片手で掴むが、その隙をついて、スティンガーがソラを捕らえようとする。すると、あとからきたまゐが勢いを付けてソラを捕らえようとしたスティンガーにソラの時と同様に飛び上がり、スティンガーを蹴り倒して叩き落とす。

 

「はああああ!」

 

「うわあああ!?」

 

まゐはスティンガーを蹴り落とし、スティンガーの乗っていたボードを奪う。さらに後ろから来ていた弾も、一体のボードに乗るスティンガーを見て飛び降り、スティンガーを殴り倒し、空中に落としてボードを奪う。

 

「ふっ!はあっ!」

 

「どわあああ!?」

 

弾とまゐはスティンガーのボードを奪うと、操縦して弾はソラを、まゐはキザクラを回収する。

 

「やったね!」

 

「フッ」

 

まゐの肩を掴むキザクラが弾の肩を掴むソラにブイピースを示し、ソラも笑顔で応じる。弾とまゐも笑顔で応じるが2人アイコンタクトで飛行艇に向かう。一方、王太后の飛行艇では、ハガクレとスオウの乗るエレベーターにスティンガー2体が待ち構えていた。やがてエレベーターは待ち伏せしている階に着き、ドアが開かれるが、エレベーター内には誰もいないので、スティンガーは戸惑う。スティンガー2体はエレベーターに入り、探しながら、アマレロに報告する。

 

「アマレロ様、侵入者はエレベーター内部には見当たりません」

 

「探して。必ず船内にいるはずよ」

 

アマレロは指示する。

 

「畏まりました」

 

スティンガーは応じる。実はハガクレとスオウは天井に隠れていたのだ。但し、スオウはボードを使って天井ギリギリにいるので楽だが、ハガクレは天井に張り付いており、いつ落ちてもおかしくない状態だった。そして、

 

「おわったった!」

 

ハガクレは体力の限界で落ちる。しかし、落ちた所は偶然にもスティンガー1体の頭上だった。それを見たスオウももう1体のスティンガーを踏みつけるように着地する。

 

「よし、行くぞ!」

 

ハガクレは2体のスティンガーが機能停止したのを確認し、スオウと共に合流地点へ向かう。

 

 

 

 

ターン7 ヤイバside

 

[Reserve]0個→5個

[Hand]4枚→5枚

[Field]ダーク・カリブーLv.1(1)BP3000。闇皇ナインテイル・ダークLv.3(4)BP10000。

 

「メインステップ!王の印、瞳に身体に刻み込め!闇の白きソードブレイヴ!白夜の宝剣ミッドナイト・サン召喚!」

 

ヤイバの声と共に1本の剣が冷気と共にフィールドに突き立てられる。

 

「白夜の宝剣ミッドナイト・サンを闇皇ナインテイル・ダークにブレイヴ!」

 

闇皇ナインテイル・ダークは真空波をミッドナイト・サンの氷に目掛けて放つ。この衝撃でミッドナイト・サンは上空へ飛ぶが、ナインテイル・ダークはミッドナイト・サンの持ち手を咥えることで手にし、一回転して着地し、雄叫びをあげる。

 

「ソードブレイヴより1コア移動して、ダーク・カリブーをレベル2に」

 

ダーク・カリブーはパワーアップする。

 

「来い!ナインテイル!」

 

ツルギは身構える。しかし、

 

「ターンエンド」

 

ヤイバは宣言する。ヤイバの行動にツルギは困惑するが、ヤイバはツルギに問う。

 

「弟よ、この闘いは何のためだ?」

 

「何で今そんなことを聞くんだ?」

 

ツルギは聞き返す。

 

「余は悪か?」

 

とヤイバは更に問う。

 

「みんなお前がやっていることをよく思っていない!みんなが嫌がることやって何が王様だよ!」

 

ツルギは反発する。

 

「今一度、問う。余は悪か?」

 

ヤイバは尚も問いかける。

 

現実世界・王太后の飛行艇

 

弾、まゐ、ソラ、キザクラの4人は侵入に成功し、ハガクレとスオウと合流するために向かっていた。すると、行く先にハガクレとスオウが現れたため、合流した。

 

「おお、2人とも無事だったか!」

 

ソラは2人の無事に安堵する。

 

「お主たちも!」

 

ハガクレも喜ぶ。

 

「スオウ、大丈夫?」

 

とまゐは聞く。

 

「みんな……すごい」

 

スオウはそう発言する。

 

「人のことなのに、どうして?ソードアイズ同士だから?弾さんとまゐさんもソードアイズじゃないのにどうして?」

 

スオウは5人に聞く。

 

「仲間と会社のためだもん」

 

「私はカマータの街が穏やかであるように」

 

「拙者はソードブレイヴ見つけなくちゃでござる。夢を叶えるでござるよ!」

 

「俺達は危険な所に行くお前達を放っておけない。ただそれだけだ」

 

「あたしもよ。この世界で出来た友人を救うためなら何だってする。弾と一緒なら、どんな敵だって負けないんだから!」

 

キザクラ、ソラ、ハガクレ、弾、まゐの順にスオウの質問に答える。

 

「みんながみんなの想いを大事にしたいけど、これを邪魔する奴がいる。それがヤイバ。だから戦うだけ!」

 

キザクラは続けて答える。

 

「スオウは何故でござる?」

 

ハガクレはスオウに聞く。

 

「僕は何だかそうしなきゃいけない気がして……」

 

スオウが答えたその直後、足音が聞こえ、6人がその方向に向くと、

 

「はあーい、お初」

 

鞭を持った女性がスティンガー2体を率いて現れた。

 

「闇のソードアイズ!」

 

ソラは警戒し、弾とまゐは戦闘態勢に入る

 

「闇の黄なるソードアイズ、アマレロ・ベルジェ」

 

「へぇー。黄色なんだ」

 

キザクラは言う。

 

「王太后グレナダ様はどこにいる?」

 

弾はみんなを守るように前に出て、アマレロに問う。

 

「教えると思って?謎の力の持ち主さん?」

 

アマレロは弾にそう答えると、鞭を振るう。

 

「うわっ!!」

 

アマレロの鞭による一撃に全員咄嗟に躱す。

 

「もうすぐ始まるの!」

 

アマレロは鞭をキザクラの杖に目掛けて振るう。その鞭はキザクラの杖に絡みつき、キザクラは杖を奪われる。アマレロはキザクラの杖を奪いながら

 

「闇が光を包む時代がね!」

 

ハガクレはアマレロに手裏剣を投げつける。しかし、アマレロは余裕で躱し、鞭で手裏剣を払う。弾いた手裏剣はスオウに向かう。

 

「スオウ、危ない!」

 

まゐはスオウを抱いて後ろへ跳ぶ。そのおかげでスオウに当たらずに済んだ。今度はソラがアマレロに立ち向かい、アマレロに拳や蹴りを振るうがアマレロは躱しながら、キザクラの杖による殴打を行い、ソラを苦戦させる。

 

「くっ強い!」

 

ソラはそう漏らす。すると、

 

「俺が相手だ!」

 

弾が突進し、アマレロに飛びかかる。弾はアマレロに殴りかかるが、アマレロは余裕で躱すと、弾に鞭を振るう。

 

「ふっ」

 

弾が不敵な笑みを浮かべると、左腕を鞭に巻き付かせる。まさかの行動にアマレロは困惑するが、弾は右手で鞭を掴み、アマレロを自分に引き寄せる。

 

「くっ!」

 

アマレロは弾によって態勢を崩してしまう。弾は至近距離になると突然しゃがみ込む。弾の行動に困惑するアマレロは気付いていなかった。先ほど弾の頭があった場所にまゐの足技による回し蹴りが迫っていたことに。

 

「はあっ!!」

 

「がっ!?」

 

まゐの回し蹴りはアマレロの首に当たり、あまりの衝撃にアマレロは転倒する。その弾みで鞭とキザクラの杖を手放し、弾はキザクラの杖を素早く回収してキザクラに渡す。

 

「もう取られるなよ」

 

弾はキザクラに言う。

 

「うん!ありがとう弾さん!まゐ様!」

 

キザクラは2人にお礼を言う。

 

「まゐ殿、強いでござる!」

 

ハガクレは言う。

 

「弾のおかげで勝てたような物よ。あいつかなりのやり手だったから」

 

とまゐは謙遜する。アマレロは起き上がり、鞭を手にして振るおうとするがそこに

 

「おやめなさい!」

 

と声が響く。アマレロが振り向くと、現れたのは王太后グレナダだった。

 

「王太后様」

 

アマレロと2体のスティンガーは頭を下げる。

 

「光のソードアイズに赤と紫の謎の力を持つ者達ですね?」

 

グレナダは6人に問う。

 

「王太后グレナダ様、このような無礼をどうぞお許し下さい。私たちは貴女をツルギのもとへお連れしたいのです」

 

ソラは言う。

 

「貴女はヤイバに操られているのでは、とも言われています。昔のあなたなら、国民の気持ちを無視して、スティンガー部隊で不安にさせるはず、ありませんよね?」

 

キザクラはグレナダに問う。

 

「私が操られているなどと、誰がそのような世迷言を」

 

グレナダの言葉に6人は戸惑う。

 

「ヤイバの意志は私の意志。私は何者にも操られてはいません」

 

スオウは自分の命である水晶からの答えを見て、自分の体に水晶を戻して言った。

 

「この人の言う通りだよ」

 

「分かるのか?」

 

ハガクレの質問にスオウは頷く。

 

「この人はどんな術にもかかっていない」

 

「骨人形の力故でござるな」

 

ハガクレは納得する。

 

「どうして……。メガーラ王は今の貴女とかつての貴女はまるで違うと」

 

ソラはグレナダに問う。

 

「かつての私も今の私もどちらもグレナダ。国が変われば、私も変わります」

 

グレナダはそう発言する。

 

「ツルギは貴女にとても会いたがっています。あなたはツルギに会いたいですか?」

 

スオウはグレナダに問う。

 

「ヤイバを否定するツルギは敵です。会う必要はありません」

 

グレナダの言葉に

 

「敵とまで言うか!」

 

「それでもお母さんなんですか!?」

 

「貴女はツルギへの愛を忘れたのですか!?」

 

ソラ、キザクラ、まゐは憤る。グレナダは何も言わずにその場を去る。アマレロは2体のスティンガーと共に立ちはだかる。

 

「お前達の負けよ」

 

 

 

 

ターン8 ツルギside

 

[Reserve]0個→5個

[Hand]3枚→4枚

[Field]ライト・ブレイドラLv.1(1)BP1000。ブロンズ・ヴルムLv.1(1)BP3000。フレイムフィールド。

 

「メインステップ!闇を照らせ光の翼!輝龍シャイニング・ドラゴン召喚!」

 

カードから炎が宿ると、その炎は天に昇る。そして炎の渦が作られ、その中心から一体の赤いドラゴンが舞い降りてきた。

 

「そして、召喚時効果発揮!光の赤きソードブレイヴ、輝きの聖剣シャイニング・ソードをノーコスト召喚!」

 

これにより黒雲から光り輝く剣が降ってきて地面に刺さる。

 

「輝きの聖剣シャイニング・ソードの召喚時効果!発揮!3チャージ完了!行っけー!シャイニング・ソード!」

 

シャイニング・ソードは火球を生成すると、火炎放射を放つ。その火炎放射はダーク・カリブーを焼き滅ぼした。

 

「よしっ!破壊したスピリット1体につき、1枚ドロー!」

 

ツルギは1枚取って手札に加える。

 

「さらに輝きの聖剣シャイニング・ソードを輝龍シャイニング・ドラゴンにブレイヴ!」

 

シャイニング・ドラゴンはシャイニング・ソードを手にすると、シャイニング・ソードを両手で持ち、ヤイバに剣を向けるように構える。

 

「ライト・ブレイドラ、力を借りるぞ。全てのコアを外してソードブレイヴスピリットに移し、2コア追加してレベル3にアップ!」

 

「アタックステップ! ソードブレイヴスピリット、行くべし!」

 

ツルギの反撃が始まり、シャイニング・ドラゴンはヤイバ陣営に向かう。

 

「阻め!ソードブレイヴスピリット!」

 

ヤイバの指示でナインテイル・ダークはミッドナイト・サンを構えて迎え撃つ。

 

「フレイムフィールドで効果は発揮させない!」

 

ナインテイル・ダークが効果を発揮しようとするが、フレイムフィールドが妨害する。

 

「これでもうナインテイル・ダークは怖くないぜ!」

 

シャイニング・ドラゴンとナインテイル・ダークがゼロ距離になった瞬間、ナインテイル・ダークはミッドナイト・サンを斬り上げるが、シャイニング・ドラゴンは上空へ躱し、シャイニング・ドラゴンはシャイニング・ソードを投げつける。ナインテイル・ダークは後ろへ跳んで躱し、飛び上がってシャイニング・ドラゴンに斬りかかるが、シャイニング・ドラゴンは躱すと、ナインテイル・ダークを掴んで振り回して地面に投げつける。ナインテイル・ダークは地面に叩きつけられ、ナインテイル・ダークは態勢を立て直そうとしたところをシャイニング・ドラゴンは地面に刺さったシャイニング・ソードを手にナインテイル・ダークを斬り上げ、ナインテイル・ダークは爆散する。ミッドナイト・サンは地面に刺さる。

 

「やったー! ヤイバのキースピリットを破壊した!ブリンガー、見てるか?」

 

「見ている。だが気を抜くな。お前のターンはまだ終わっていない」

 

ツルギは頷くが

 

「キースピリットの破壊ごときで、何を喜んでいる?それで一国の平和をかけた勝負をしていると言えるのか?」

 

ヤイバはツルギに問う。

 

「お前は世界を見ていない!」

 

その言葉にツルギは

 

「世界を見る?」

 

と聞き返す。とその時、

 

「お前を漆黒よりもなお昏い、甘美なる闇に包んでやろう!レベル3で来たれ! 黒天狐ネガ・ナインテイル!!」

 

黒い雷とともに九つの氷塊が現れ、中心にさらに巨大な氷塊が現れ、その巨大な氷塊が砕けて、黒い体に紫の筋の巨大な狐が現れた。ヤイバの新たなキースピリット、黒天狐ネガ・ナインテイルだ。このスピリットは相手によってコスト6以上の自分のスピリットが破壊された時、ノーコストで召喚できる。コスト6のナインテイル・ダークの破壊により、ノーコストで召喚出来たのだ。ネガ・ナインテイルは雄叫びをあげる。

 

「ターンエンド……」

 

ツルギは宣言する。

 

「ツルギ、呑まれるな。この局面を凌いでこそ経験が試される」

 

「ああ、わかってるさ!」

 

ブリンガーのアドバイスにツルギは答える。

 

 

 

 

ターン9 ヤイバside

 

[Reserve]2個→7個

[Hand]3 枚→4枚

[Field]黒天狐ネガ・ナインテイルLv.3(4)BP12000。白夜の宝剣ミッドナイト・サンLv.1(1)BP5000

 

「ブレイヴせよ! 白夜の宝剣ミッドナイト・サン、黒天狐ネガ・ナインテイル!」

 

ネガ・ナインテイルはミッドナイト・サンをナインテイル・ダークの時と同様に持ち手を口に咥える。

 

「ターンエンド」

 

ヤイバは宣言する。

 

「動かないのか!?」

 

ツルギは驚くがヤイバ

 

「未熟」

 

と返す。ツルギは

 

「だからどうした! 俺は発展途上だ!俺はお前に勝つために何度もバトルしてきた!それだけじゃない。色んな人達に会って、色んな街を見てきた。スティンガーをばらまく前に、みんなの声を聞いてみろよ!」

 

ツルギは叫ぶ。しかし、ヤイバは

 

「民が、余を悪と呼ぶなら、余は悪だ」

 

ヤイバの発言にツルギは驚く。

 

「余は裁きの神剣を手に入れ、世界を支配する。今民は苦しいかもしれぬが、耐えることは未来の安寧に繋がる」

 

ヤイバの言葉にツルギは

 

「その苦しさはいつ終わる?苦しいときには未来なんて見えないぞ!」

 

と反発する。ヤイバは

 

「では問おう。自分が勝った後の世界をお前は見据えてバトルしているのか?」

 

ツルギは戸惑うが、ヤイバは問い詰める。

 

「お前は第二王子だ!王家の者ならば、王家の視点で物を見よ!」

 

ヤイバは言うが、ツルギは

 

「みんなに嫌な思いをさせて何が王様だ!そんな王様ならいらないよ!」

 

と反発する。

 

「ほう、いらぬか?」

 

と問う。ツルギは

 

「俺はちゃんとみんなの言葉を聞く。アトランティア第二皇子の名前は、今日限り捨てる」

 

と言い、バトルに戻る。ヤイバは

 

「甘いな」

 

と言う。

 

現実世界・王太后の飛行艇

 

アマレロは6人に鞭を振るい、6人は間一髪で躱す。しかし、王太后の奪還に失敗したため、不利な状況だ。

 

「ここは退くでござる!」

 

ハガクレは不利だと断じ、煙玉を投げつける。煙玉はアマレロの足元に当たり、煙幕が発生し、6人はその隙に脱出する。脱出の際にはハガクレは指笛で疾風丸を呼び、

 

「ソラ、乗れ!」

 

とソラに呼びかけ、ハガクレとソラは疾風丸に乗る。キザクラはスオウのボードに相乗りし、弾とまゐは弾のスティンガーから奪ったボードに相乗りしてソラの飛行艇に向かう。しかし、スティンガーの手勢が立ちはだかり、

 

「ここまでよ、光のソードアイズに謎の力の持ち主さん達」

 

 

 

 

ターン10 ツルギside

 

[Reserve]0個→4個

[Hand]3枚→4枚

[Field]ブロンズ・ヴルムLv.1(1)BP3000。輝龍シャイニング・ドラゴンLv.3(4)BP11000+輝きの聖剣シャイニング・ソードLv.1BP5000。フレイムフィールド。

 

「メインステップは何もしない。続いてアタックステップ!ソードブレイヴスピリットで攻撃だ!」

 

シャイニング・ドラゴンは再び飛翔する。

 

「阻め、闇のソードブレイヴスピリット」

 

ネガ・ナインテイルは妨害に出る。ネガ・ナインテイルは右前脚に装備されている銃器をシャイニング・ドラゴンに放つ。シャイニング・ドラゴンは躱す。

 

「フレイムフィールドの効果は続いてる。手札には戻らないぜ!」

 

シャイニング・ドラゴンとネガ・ナインテイルが剣戟を繰り広げる。

 

「BPは闇のソードブレイヴスピリットのほうが上だ」

 

ブリンガーは懸念する。

 

シャイニング・ドラゴンはネガ・ナインテイルにシャイニング・ソードを弾かれる。そこへ

 

「フラッシュタイミング!マジック!フレイムフィールドを使うぜ!」

 

シャイニング・ドラゴンとシャイニング・ソードのパワーアップで合計19000となる。シャイニング・ドラゴンはシャイニング・ソードを尻尾で掴んで立て直し、ネガ・ナインテイルに飛びかかる。しかし、

 

「フラッシュタイミング。マジック、リゲインを投入!」

 

ネガ・ナインテイルとミッドナイト・サンのパワーアップで合計20000となる。

 

「白のマジック!?しまった!」

 

ツルギは慌てたが、もう遅い。シャイニング・ドラゴンで尻尾のシャイニング・ソードを振り下ろすが、ネガ・ナインテイルは躱す。ネガ・ナインテイルは右前脚の銃器からビームを放つがシャイニング・ドラゴンは躱す。シャイニング・ドラゴンは尻尾のシャイニング・ソードを振るうが、ネガ・ナインテイルは態勢を低くして躱し、シャイニング・ドラゴンに一閃し、シャイニング・ドラゴンは爆散、シャイニング・ソードは地面に刺さる。

 

「シャイニング・ドラゴン……」

 

ツルギは呆然となる。

 

「先を見ぬお前には、余は倒せん」

 

ヤイバは言い切った。

 

「ターンエンド」

 

「それでいい。今、アタックをかけたら、次のターンブロッカーが不在だ」

 

 

 

 

ターン11 ヤイバside

 

[Reserve]7個→8個

[Hand]4枚→5枚

[Field]黒天狐ネガ・ナインテイルLv.3(4)BP12000+白夜の宝剣ミッドナイト・サンLv.1BP5000。

 

「メインステップ。ダーク・ウラノスをレベル2で召喚」

 

8つの脚を持つ黒い馬が現れる。

 

「アタックステップ。闇のソードブレイヴスピリット、行け。連鎖せよ!」

 

ネガ・ナインテイルはミッドナイト・サンと共に突撃する。

 

「黄色のシンボルを条件として、お前のスピリットからブロックされない」

 

これにより、ネガ・ナインテイルとミッドナイト・サンの攻撃をブロックするのは不可能となった。

 

「ブロックされないだって!?」

 

ツルギは動揺する。

 

「さらにフラッシュタイミング!マジック、ドリームホライゾンを投入!」

 

「またマジック!?」

 

これにより、手札に戻されるがフレイムフィールドにより無効化される。しかし、

 

「ダーク・ウラノスの緑のスピリットとして扱うことにより連鎖発揮。闇のソードブレイヴスピリットは回復する」

 

ダーク・ウラノスの効果でネガ・ナインテイルは回復する。

 

「ライフで受ける」

 

ネガ・ナインテイルはツルギのバリアをビームとミッドナイト・サンの一閃でダメージを与える。

 

ツルギ

[Life]4→2

[Reserve]0→2

 

「弟よ、おまえの言葉は軽すぎる!闇のソードブレイヴスピリットは回復し、再アタックをかけるお前は残り2つのライフを失い敗北する」

 

「メガーラ王、信じてくれたのに!」

 

ツルギは悔やむ。

 

「斬れ! ソードブレイヴスピリット!」

 

ネガ・ナインテイルは武装による総攻撃を叩き込み、ミッドナイト・サンで一閃してツルギを吹き飛ばす。

 

「うわあああ!!」

 

ツルギは強制的に現実世界に戻された。

 

「余は勝者! ヤイバなり!」

 

ヤイバの声にネガ・ナインテイルはミッドナイト・サンを咥えたまま、勝利の雄叫びをあげた。

 

現実世界

 

「結果に従ってもらおう」

 

ヤイバは言う。メガーラ二世は

 

「メガラニオンは結果に従い、アトランティアの申し出を受諾いたします」

 

と受け入れる。

 

「メガーラ王、俺」

 

ツルギは申し訳なさそうな顔をする。

 

「メガラニオンは我が国の安全保障の元に置かれる」

 

とヤイバは言う。

 

「陛下、光のソードアイズは…」

 

アマレロはヤイバに聞くが

 

「光のソードアイズはメガラニオンを永久追放とします」

 

とグレナダが言う。

 

「母さん!」

 

とツルギは驚く。

 

「グレナダ様、それは…」

 

とメガーラ王も難色を示すが

 

「そなたの国のためです」

 

と反論を許さない。がここで

 

「お待ちを、母上」

 

ヤイバが止める。グレナダとアマレロもヤイバの行動に疑問に思う。

 

「陛下、何を」

 

とアマレロは聞く。ヤイバは

 

「追放ではなく、互いに攻撃しないというのはどうだ。」

 

と提案する。

 

「何だって!?」

 

ツルギは驚く。 

 

「光のソードアイズはメガラニオンに入っても良い。無論、スティンガー部隊は貴様らを捕らえないということだ」

 

ヤイバは言う。

 

「当然、余とバトルで勝つ必要があるがな」

 

とヤイバは付ける。無論ツルギはリベンジしようとするが、

 

「但し、戦うのは余とそこの謎の赤の力を持つものだ」

 

ヤイバの視線の先は馬神弾だった。弾は

 

「あの白夜王とバトルか。面白い」

 

と不敵な笑みを浮かべる。アマレロはグレナダを見る。グレナダは

 

「いいでしょう、勝ちなさい。ヤイバ」

 

と言った。

 

これより、弾とヤイバの戦いが始まろうとしていた。




ツルギ「始まった弾とヤイバの戦い。両者とも互角で一歩も譲らない。勝つのはどっちだ!

次回『ブレイヴ使い対白夜王 太陽神龍と金牛龍神!』

バトスピは今、神話になる」
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