紅茶が入ったティーカップを持ち、一口飲んでテーブルの上に置く。
なんてことのないただの動作だが、普段とは違い心がポカポカとあたたまる。
ただ紅茶を飲んだだけなのになぜここまで普段と違うのか。その理由をアキラはすでに知っていた。
「うん、おいしい」
隣から聞こえてきた声。その声を聞くだけでも同じくらい心があたたかくなる。
そう、理由は単純明快だ。
『先生がいるから』
この事実だけでアキラの心はあたたかく満たされていく。
けれど、ほんの少し体を傾けるだけで触れ合う二人の小さな隙間。この少しの隙間がもどかしい。
このままこの隙間を埋めようとしてもきっと先生は困ったように笑って水に流すだろう。そしてこの隙間を先生から埋めてくれることはないと確信を持って言える。
なぜなら先生は『先生』だから。そしてアキラはそんな先生のことが、そんな先生だから……。
だから、この隙間を埋めるためには、先生との関係をこの先へと進めるためには……。
「……先生」
「ん? どうしたのアキラ?」
「これから私がすることについて、先に謝ります。すみません」
「……え、急にどうしッ――!?」
口づけをする。
アキラは舌を伸ばし、先生の唇の隙間に入り込む。
けれど、先生は歯をしっかりと噛みしめていたためそこから先には伸ばすことができなかった。
一度離れ、息を吸ってからもう一度口づけをする。歯は固く閉ざされているが、そんなことはお構いなしに舌を動かす。
歯と唇の間を味わうように舐めまわし、息を、唾液を無理やりにでも先生へと流し込む。
また離れ、もう一度口づけをする。
また同じように離れ、口づけをする。
同じように、何度も、何度も、何度でも。
ついに先生の気も緩み固く閉ざされていた歯がゆるみ、隙間ができる。その隙をつき、強引に舌をねじり込む。
先生はしまったというかのように喉を震わせた。
一度侵入してしまえばまるで我が物顔のように口腔を舌で蹂躙する。歯の裏を、歯肉を、舌下面を、口蓋をありとあらゆる口腔を味わい尽くす。
それに抵抗しようと先生は舌を使い押し返そうとするがお互いの唾液で滑りあい、逆にいやらしく舌と舌で遊び合い、求め合うかのような音を出す。
さすがに息が続かなくなり、唇をはなし息を整える。
「……アキラ、どうして、こんな……」
弱弱しく先生がつぶやく。頬を赤く染めながら浅く吐息を漏らし続ける先生を見てアキラは背筋にゾクゾクと何かが走るかのような感覚をおぼえた。
「すみません。ですがどうしても我慢ができなかったのです。私は先生の生徒ではなく、アナタの特別な人になりたいのです」
「だからって、こんな……」
「こうでもしないとアナタは私の気持ちを受け止めようとしないでしょう」
その言葉に先生は口ごもる。きっと先生もわかっているのだろう。
「ですからアナタが逃げられないように強引な手段をえらばせていただきました」
アキラは自身の両手を先生の両頬に添える。
「まってくれ、アキラ。私は……」
「先生。私はアナタのことを――」
そのまま顔を近づけて――――
アラームの音が響き渡り、アキラは目を覚ます。
上半身を起こしあたりを見回す。ここが自分の寝室であること理解し、さっきまでのが夢であったことを知る。
そのまま体を後ろに倒し、布団を頭を隠すようにかぶる。
一呼吸置いた後……。
「アアアアァァァァァァァァァァァッッッ!!!!!!!!!!」
寝室に絶叫が響き渡る。
「なんてッ! 私はなんて夢をォッ!!!」
じたばたと暴れているのか布団があっちへこっちへと動き回る。声にならない声を上げ、布団をいじめ倒していた。
しばらくして疲れたのか、それとも気持ちの整理がついたのか寝室には静寂が残った。
ひょっこりと布団から出てきた顔は、その赤い瞳に負けないぐらい真っ赤に染まっていた。
今日のブルアカライブ楽しみですね。
皆さんはどんな新イベントが発表されると思いますか?
私はですね、ゲヘナのクリスマスイベントだと予想します。
それも万魔殿のです。
だって考えてみてください。
クリスマスといえば何が思い浮かぶかって考えたらクリスマスプレゼントでしょ。
そしてクリスマスプレゼントといえばいい子でしょ。
いい子といったらイブキでしょ!!
これはもう万魔殿がサンタを信じているイブキのためにクリスマスプレゼントを渡すため奔走するイベントになること間違いなし!
イブキ(いい子)とかイロハ(サンタ)とかサツキ(サンタ)とかチアキ(サンタ)とかマコト(トナカイ)とかそんな別衣装生徒が実装されるの見たくありませんか?
見たいでしょ!
私も見たい!
だからお願いしますヨ―スター様!
クリスマス万魔殿イベントをどうか実装してください!
なんでもしますから!