なんか見覚えがありすぎる町に転生したンゴ   作:塩水最高珍味

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小学生→中学生→高校生という流れです。


小学校編
小学校入学から一週間が経過したら、そこから勝負が始まっている。


悟雷「…………………」

 

今の時間は休み時間。廊下を歩き、校庭へと向かう。目的はただ一つ。本日は校長が一時的にいない。しばらくの間この学校からいないのだ。なぜかは知らんが好都合なのだ。そして、校長室の窓が開いているのは確認済み。そこから校長室へと侵入して、あの森に行く為だ。本来なら必要はないが、あの森に行ったら大切な記憶から消えていく。あの森に入ったら呪いにかかる。だからメモを取らなければいけない。非常に面倒だ。

 

悟雷「…………周りに誰もいないな…?」

 

これがバレたら非常に厄介な事になる。もし誰かにバレたら先生に言われるだろう。それで親にも連絡が行き、説教確定だろう。それならまだいいんだが、校長室のセキュリティが上がったら侵入が出来ない。それが一番困るのだ。説教ぐらいは適当にごめんなさいって言っとけば許されるだろうから問題はない。セキュリティが上がったら侵入しずらくなる。わざわざ校長室のマスターキーを探すのは面倒極まりない。だから見つからないように立ち回らなければいけない。罪悪感がないのかって?ある訳ないな。これは未来のためだ。目的のためならなんだってしてやるさ。

 

悟雷「………よいしょっと……侵入成功だ……さっさとメモを取って撤退しなければ……」

 

窓から校長室へと侵入する。棚を漁り、ファイルを引っ張り出す。そして、そのファイルを開いた。前世で習得した特技がこんな形で役に立つなんて、思わなかったな。なんて考えていたが、何かが頭の中で引っ掛かった。何かが間違っているような気がしてならない。そして、その間違いにすぐに気が付いた。そうだ、校長室ではなかった。図書室のはずだ。学校設立記念みたいな本にあるはずだ。校長室ではなかった。

 

悟雷「しまった…!記憶が間違っていた…ッ!まずいな……ファイルを戻して窓から出なければ…!」

 

途轍もないミスをしていた。リスクを冒したのに時間を無駄に取られただけだった。この時点で校長室の窓を全て割りたくなったがそんな事をしている暇はない。急いでファイルを棚に戻し、窓から出る。そして、何事もなかったかのように校庭に戻り、下駄箱へと一直線に向かう。ここで焦ってはいけない。焦って怪しまれる可能性がある。内心は大分取り乱したがすぐに落ち着かせた。

 

悟雷「まだ時間はあるのだろうか……」

 

キーンコーンカーンコーン

 

悟雷「………休み時間が終わってしまった。思ってたより時間が経過していたか……」

 

周囲を警戒して、いざ校長室に侵入しても無駄骨だった……正直、イラっとしている。だが、昼休みに図書室に突入しよう。

 

悟雷「………今日は給食食べたら学校終わりなのか?」

 

クラスメイトA「そうだよ?」

 

悟雷「そうか……教えてくれてありがとな」

 

クラスメイトA「うん!」

 

そう言ってあのクラスメイトはどっかに行った。今日は昼休みがない事が確定してしまった。なんてこった。ただ無駄骨を折らせられただけじゃあないか。不快感で頭が狂いそうだ。今ならコトリの頭を嗅げるかもしれない。絶対しないけどな。もししたら俺は恥かしさで親に俺を殺してくれと言うかもしれない。

 

悟雷「今日は厄日だな……」

 

まぁいいだろう。この寛容な心で許してやる訳ねぇだろふざけるんじゃあない!無駄骨を折った挙句、なんとかカバーを出来ると思ったらそのカバーすら出来ないと来た!ふざけるんじゃあないぞ!

 

悟雷「…………はぁ……思考停止して時間が過ぎるのを待つんだ……」

 

悟雷は考える事を放棄し、時間が過ぎるのを待った……そして、考える事が開始した瞬間……

 

コトリ「えへへ~……」

 

なぜか俺はコトリを抱き寄せていた。いや、なんで?思考停止していた時に何があった?俺全く記憶ないんですけど?マージで記憶ないよ?どうやって家に帰ったかも分からんぞ?どうやって俺は家まで帰った?そしてなぜコトリを抱き寄せている?頭の中での整理が全く追い付かない。思考停止する前も頭の匂いを嗅ぐかもしれないとは言ったがまさか抱き寄せてるとは思わなんだ。マジでこうなったのが分からない。未来の俺、またこうならないようにしてくれ。頼む(迫真)

 

悟雷「ふぅ……離してくれないか?」

 

コトリ「やだ!」

 

悟雷「oh……これは困ったな……どうしても駄目か?」

 

コトリ「うん!」

 

悟雷「元気だな……俺トイレ行きたいからさ、離してくれないか?頼むよ」

 

コトリ「むぅ……分かった……」

 

そう言って渋々離してくれた。もちろんトイレに行きたいってのは嘘だが、トイレに一応行っておこう。コトリが付いてくるかもしれないからな。

 

悟雷「急げ急げ~」

 

あ~どうしようかな~……はよユズ生まれてくれんかな……ユズ生まれたらそっちを溺愛してくれるだろうし……はぁ~……どうしようかな……ストレスで胃痛&腹痛のコンボが来そうで怖え……あ゛ぁ゛~……もしかしてコトリからの好感度が高い……?しまったなぁ~……俺が仮にくたばっても悲しまないぐらいの好感度を維持しようと思ってたというのに……あ゛ぁ゛~!コトリってダウナー系の頼れるお姉さんがコンセプトじゃあないのか!?どこがダウナー系の頼れるお姉さんなんだ!




なんか2000文字いけました。
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