なんか見覚えがありすぎる町に転生したンゴ   作:塩水最高珍味

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お久しぶりです。別シリーズの小説を投稿してました。


小学3年生となり、一つ思う事がある。

最近よく思う事がある。コトリの事なんだが……昔より泣く頻度が減ったんだ。よく俺が原因で泣かれたんだが、成長したのだろう。泣く頻度が10回中10回から10回中6回になった。これは成長したと言っても過言じゃあないだろう。それでも甘えん坊なのは変わってないが……時間と共に変わるだろう……あぁ、そういえば俺のパーカーがよくなくなるんだよなぁ……時間が経ったらなくなっていたパーカーは元の場所に戻ってるんだが……なんでなくなるんだろうなぁ?

 

悟雷「なんでだと思う戦友?」

 

宮坂「お前と戦友になった覚えはないが……まぁ、あれじゃあないか?お前の妹がなんかしてんじゃあないの?知らんけど」

 

悟雷「やっぱコトリかぁ……その『なんか』が分からないのが怖いんだよなぁ……」

 

宮坂「もしかして……いや、言うのはやめておくわ」

 

え、やめてくれよ最後まで言ってくれよ。

 

悟雷「オイオイオイオイオイオイオイオイ、なぜ言うのをやめたんだ理由によってはお前が泣いても殴らなきゃいけなくなるんだぞ」

 

宮坂「待て待て、言うからやめてくれ」

 

悟雷「じゃあさっさと言ってくれ」

 

宮坂「お前の妹がお前のパーカーの匂いを嗅いでるんじゃあないかという説」

 

悟雷「カヒュッ」

 

宮坂「あ~拒否反応が出たか……」

 

悟雷「拒否反応ではないんだけどさ……妹が俺の服の匂いを嗅ぐなんて想定出来るかよ鳥肌立ったわ」

 

拒否反応では決してない。拒否反応ではないんだが、流石に来る物があるというかなんというか……

 

宮坂「お前の妹ってもしかしてブラコンになりかけ?」

 

悟雷「……それはない……と思いたい」

 

ま、まぁ中学校に入学する頃にはユズの立派な過保護なお姉さんになると思うから……

 

宮坂「まぁ~ブラコンにはならないと思うが……頑張れよ。今度俺の家に来た時にはノンアルやるから……」

 

悟雷「あぁ……」

 

宮坂「お前はお前でシスコン気味だけどな」

 

なんだって?

 

悟雷「聞き捨てられないな。俺がシスコンだと?」

 

宮坂「気味だって言ってんだ。妹の事愛してんだろ?」

 

悟雷「そりゃそうだけども……あそこまでじゃあないだろ?」

 

宮坂「あぁ。まぁそうなんだが、あと40%ぐらい愛情が強かったらシスコンだったぞ」

 

悟雷「結構差あるんですがそれは……」

 

宮坂「つまりお前はまともという事だ」

 

悟雷「シスコンじゃあねぇのかよ……最初からそう言ってくれよ」

 

なんなんコイツ?でもコイツの行動原理はなんとなく分かる。なんとなくだ。コイツはなんとなくで色々やる。随分とコイツに苦汁を飲まされた物だ……

 

宮坂「ハハッ悪い悪い」

 

悟雷「テメェの顔面に拳を飛ばしてやってもいいんだぞ」

 

宮坂「すいませんでした」

 

悟雷「土下座までが速すぎる……俺でなきゃ見逃しちゃうね」

 

っと……話してたらもう休み時間が終わっちまった。ここは俺とコイツぐらいしか来ねぇ場所。まぁ焼却炉の前だ。ここにはあんま人が寄り付かねぇからこうやってコトリに見つからずゆっくりと話せる貴重な安全地帯だ。

 

宮坂「そろそろ教室戻ろうぜー」

 

悟雷「あぁ。よいしょっと……あ~体が重いぜ……俺も歳か?」

 

宮坂「同い年だろうが……」

 

前世含めたらオメェより全然年上だからな舐めんなよ?

 

悟雷「ふわぁ~……あ~ねみぃ。授業中寝ようかな……」

 

宮坂「次の授業体育だぞ?しかも跳び箱」

 

悟雷「うわ出た……俺跳び箱嫌いなんだよ……」

 

宮坂「助走なしで8段飛んでるのに???」

 

悟雷「あれはあれだよ、あれがこうでこれがこうなったから飛べたんだよ」

 

宮坂「どれだよ???」

 

悟雷「これだよ」

 

宮坂「どれだよ!?」

 

先生「静かにねー」

 

漫才を宮坂とやってたら先生に注意されちまった。注意受けたあとは机に突っ伏して寝る。先生は何度注意しても直らないから諦められたから寝ても問題なしッ!

 

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宮坂「お~い起きろ~」

 

悟雷「…………あぁ……ん……」

 

宮坂「あ~あそこにお前の妹がー」

 

悟雷「どこだッ!?」

 

宮坂「嘘に決まってんだろアホ」

 

起こし方他にもあっただろ……

 

悟雷「はぁ~……帰ろうぜ」

 

宮坂「うぃ~」

 

悟雷「さいなら~」

 

先生「さようなら~」

 

んあ?なんか嫌な気配がするぜ……こ、この気配はッ……!この体のそこから震えてくる気配はッ!コトリの気配だッ!うっあぁ……うっうぁぁぁぁぁぁうわぁぁぁぁぁ!!!

 

悟雷「ハァ……ハァ……!」

 

宮坂「あっやばい発作が起こり始めた」

 

悟雷「アイツ以上の覚悟をアイツ自身に見せつけるしかねえッ!」

 

宮坂「どっかのギャングの幹部かな???」

 

悟雷「走るぞッ!」

 

宮坂「いいぜェ!下駄箱まで競争な!」

 

廊下に飛び出し、一気に走る。走るしかねぇッ!

 

コトリ「待ってぇ~!」

 

悟雷&宮坂「「なッ何ィィィィィィィィィィィィイ!?」」

 

驚いた!結構な速度で走ってんのに平然と追い付いてやがるッ!?まッまさかッ!足が速くなったというのかァァァーーーッ!?

 

宮坂「ほら妹の成長を喜べよ成長してるんだぞ~!」

 

悟雷「喜びたいけど色々複雑だなァ~!!!」

 

コトリ「捕まえた!」

 

満面の笑みだなァ~君ィ!!!あと足速くなったんだな!良かったね!!!

 

悟雷「足速くなったんだねェ~。ヨシヨシ」

 

コトリ「えへへ~」

 

宮坂「……そういう所なんじゃあないの?」

 

悟雷「何が???」

 

宮坂「いや言っても分かんねぇだろうから言わん」

 

悟雷「この悟雷を舐めるんじゃあないぞッ!お~ヨシヨシ」

 

宮坂「対応が犬」

 

そんな事は…………そんな事はない……と思う。

 

悟雷「じゃあ帰ろうかね……」

 

宮坂「おう、帰ろうぜ」

 

コトリ「うん!」

 

もうすぐでこんな風に話せなくなるんだろうな……ちょっと寂しいような、なんとも言えない感情が俺の中に広がっていった。




いや~2000文字超えるのも苦ではなくなりつつあります。今回はコトリの出番が少なかったかなと思います。感想お待ちしております。
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