頭目から連絡用の本を貰った。しかしどうやって連絡がくるんだろうか?謎だ、謎すぎる。本当にだ。そうやって取って置いたホテルにて思考にふけっていると、突然、連絡が入ったように思い本の一ページ目を開くと、
「これはテストだ。今後の連絡はこの本もしくは対面にて行う。連絡が来たとわかるのは連絡が入ったと思ったときだ。では今回の要件を記す。俺たちが会った公園にて集合だ。持ち物はそうだな、今回もって来た荷物すべてだ。」
そう記されていた、その文章を見て行動に移す。荷物をまとめ、スーツケースへとつめる。タクシーで公園まで送って貰い、初めて基地へと向かった時と同じ車で基地へと向かう、そしてついた。
車から降りながら喋り始める
「おまえがunknownに入ってからの初仕事だな。」
「そうですね、というか連絡方法もっとどうにかならなかったんですか?」
「機械系統だと機密性が低い、それゆえに魔術しか選択肢がなかったんだ、」
基地の扉を開く、そうすると学者が出迎える。
「頭目来てくれたか」
「勿論だとも、それでだが詳細を話してくれないか?」
頭目が当然かの如く声をだす、んん?「詳細を話してくれないか?」……頭目も知らないのかよ!?
「えっ!ちょっとまってくださいよ、頭目も知らなかったんですか!?」
学者もまた呆れを声にしてだす
「頭目、さすがにそういう連絡はしといたほうが良い」
「ああ、わかった。今度から気をつけよう」
学者がため息をだし、話し始める
「はあ……まあいい。今回の仕事は簡単にいえば、教会内部の探索だ。その前にだ。聞いてるとは思うが探偵、今回は頭目と一緒ではないからな。僕もさすがに認めよう君の実力は確かだ。故にね。じゃあ話して行こうと思う。」
「わかりました。そして頭目、次からはちゃんと伝えてくださいね」
「ああ、すまない」
「探偵許してやってくれ、昔からの悪い癖なんだ。いつも言ってるんだがな」
「では話すぞ。まずはどこを探索するかだ。茨城県鹿島市にあるiic教会の教会だ。なぜそこかは君達が持って帰ってくれた暗号を解いたらでた、場所についてもっと詳しく言おう。本当のところはiic教会の図書館の最深部だ。図書館はどのiic教会の教会からいけるのだが、それで入れる者はiic教会の職員のみだ。だが鹿嶋市の教会ならば図書館に誰でも入れる。故に鹿嶋市の教会だ。そこに黙示録の魔術的運用という書類がある。それを取ってこい、後その教会に潜入している刑事というやつがいる。ソイツと待ち合わせてからやってもらう。協力して遂行しろ。わかったな?」
「つまりは書類取ってこいと」
「そうだ。」
「武器はあるか?」
「ええ、頭目にもらった銃と弾丸が」
「問題はなさそうだな、では幸運を祈る。頭目よ連れてってやれ」
「わかった、だが俺の方の仕事は?」
「……本にいれておこう」
「じゃあ、行くか探偵」
頭目が話しかけてくる。初仕事、それは喜びで終わるのか悲しみで終わるのかは何も知らないのではわからないだろう。ただ一つ言えるとすれば、大一番だということだ。ここで成功させる。そう意気込み刑事との待ち合わせ場所に向かう。
刑事との待ち合わせ場所は都内からは遠く少し時間がかかった。時刻は昼ごろだろうか、窓からは日が登りこちらを見下している。太陽は初めてここに来て見たが綺麗だと思った。というか、今はどうでもいい。とりあえず仕事だ。初仕事だ。待ち合わせ場所は古めのホテルの一室。今はその部屋の前の廊下に立っている。
「頭目、送ってもらってありがとうございます」
「いや、いいってことだ、……頑張れよ」
「はい」
頭目の背中を見送る。少し時間が経ち、鍵穴に鍵を入れ開けてからドアを開けて中に入る。
中はホテルというよりアパートやマンションの一室であり畳がしいてあり、生活感がある。真ん中にはちゃぶ台があり其処にはスーツ姿の40代の男性が座っていた。
「君が探偵かな?」
「はい、あなたが刑事ですか?」
「その通り。とりあえず座ってくれ、立ったままでは落ち着いて話を出来ないからね」
「わかりました。」
向かい合わせに座る
「まずは宜しくお願いするよ。」
「よろしくお願いいたします」
「任務は確か、iic教会の書類をとってくるだったかな」
「はい、そうですね」
「じゃあ、まずは下見に行こうか。ここに教員証がある、持っておいてくれ。じゃあ行こうか」
偽名などから構成される教員証とやらを渡される。教員、おそらくiic教会の職員のことだろう。
あ、荷物どうしよう
「荷物はどこに置けば?」
「そこにおいといてくれ」
ホテルを出て、車でiic教会の教会へと向かう。