七神リン代行の事件簿   作:GPBCDEEE

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【注意】
・深夜テンションで書いた小説なので日本語が所々おかしいです。許して…


Archive 1 『深夜深淵駅サドウ』

⬛︎月⬛︎日⬛︎曜日(不知火カヤが矯正局に送られてから5日後)

 

???「──ん。」

 

???「───ちゃん。」

 

リン「ん〜...」

 

???「─リンちゃん!!」

 

リン「はっ!?せ、先生!?すみません...少し寝てました。」

 

先生「リン、今深夜2時だよ?もしかして最近毎日夜遅くまで働いてる?」

 

リン「はい...カヤの件もあったので...先生はなぜこちらまで?」

 

先生「やっと教材BDの作成が終わったから届けにきただけだよ。本当は明日届けようと思ってたんだけど、まだ電気ついてたから誰かいるかなって。」

 

リン「そうですか...お疲れ様です。というか先生も全然寝てないですよね?クマがひどいですよ。」

 

先生「あはは...それじゃ、私はシャーレに帰るね。お疲れ様リンちゃん。」

 

リン「はい、お疲れ様です。...って誰がリンちゃんですかっ!?」

 

先生も帰りましたし、私も帰りましょう。残った仕事は家でやれば間に合うはずです。ってあと30分後には終電ですね。急ぎましょう。

 

D.U. サドウ駅

 

リン(おかしいですね...とっくに終電が来ているはずですが...。)

 

そう考えていると、少し離れた場所から話し声が複数人の聞こえてきた。

 

リン(この声は...生徒?)

 

???「ねぇ誰かいるよ。」

 

???「本当?アヤシイ人じゃないよね...。」

 

???「ていうかあの人どっかで見たことあるような...。」

 

???「とっ、とりあえず私が声かけてくるわ!」

 

???「おぉ〜頑張れ〜。」

 

???「ち、小さいからってナメないでよね!そのぐらい楽勝なんだから!」

 

???「しっ!ヨシミ声大きい!」

 

ヨシミ「あっ。」

 

リン「そこにいるのは誰ですか?」

 

???「バレた!ってこの人どこかで...。」

 

???「あ〜思い出したぁ〜。この人連邦生徒会の行政官だ。」

 

リン「はい、私は七神リン。連邦生徒会所属の行政官です。その制服...トリニティの生徒ですか?」

 

アイリ「はい、私は栗村アイリです。」

 

ナツ「柚鳥ナツ。よろしく〜。」

 

ヨシミ「伊原木ヨシミよ!」

 

カズサ「杏山カズサです。」

 

リン「はい、よろしくお願いします。ところで貴女達も終電に?」

 

アイリ・ナツ・ヨシミ・カズサ「えっ!?」

 

ヨシミ「もう終電なの!?」

 

カズサ「ってことは私達5時間もここにいるってこと!?」

 

リン「そんな長い時間ここに!?徒歩で帰った方が早いのでは?」

 

アイリ「その...徒歩で帰ろうと出口に行ったんですけど、出口がどこにもなくて!!」

 

リン「出口がない!?」

 

ナツ「何故だかわからないけどスマホもつかないし、いやぁ〜困ったぁ〜。」

 

リン「そんな...。朝まで待つしかないのでしょうか...。」

 

ナツ「自販機とかもあるし、そうしようかねぇ〜。」

 

と、話をしていると

 

レイサ「自警団のスーパースター!!宇沢レイサ!!ここに見参!!!杏山カズサぁ!!助けに来ましたよっ!!!」

 

カズサ「宇沢っ!?」

 

レイサ「はいっ!!宇沢レイサ!!登場ですっ!!!」

 

アイリ「レイサちゃん!よかったやっと助けが...!!」

 

ヨシミ「さぁ!案内しないさい!早く帰るわよ!」

 

リン「待ってください。」

 

カズサ「え?リンさんどうしたの?」

 

ナツ「早く帰ろうよ〜。」

 

ヨシミ「そうよ!置いてくわよ!?」

 

リン「おかしいと思いませんか?...カズサさん?ここに閉じ込められてから誰かスマホを起動できた人はいますか?」

 

カズサ「はい...。だよね?」

 

アイリさん、ナツさん、ヨシミさんもうなずく。

 

リン「つまり誰もレイサさんを呼んでいないということです。それに出口もないらしいですよ?ですよねアイリさん?」

 

アイリ「はい!私、よくここの駅を利用してるので出口の場所は全部把握してるんですけど、どの出口に行っても、本来ならあるはずの出口がなくて...。」

 

リン「出口がないということは、入れない。つまりレイサさんがここに偶然来たということもありえない。...宇沢レイサさん、貴女は誰ですか?」

 

レイサ?「ククク...バレタノナラシカタナイ...。」

 

カズサ「宇沢?」

 

次の瞬間、宇沢レイサさんのような何かは禍々しい化け物のような姿になっていた。

 

ヨシミ「キャアアアア!!化け物ー!!!?」

 

リン「走ってッ!!!」

 

 

あれから数分、私達はあの化け物に追いかけ回されていた。

 

ヨシミ「はぁっはぁっ!あいついつまで追いかけてくるのよぉっ!?」

 

ナツ「ヨシミっ!喋ってないで走って!!」

 

リン「アイリさん!どこか隠れられそうな場所はないですか!?」

 

アイリ「えーと...あっ!少し走ったところにある本屋さん!あそこ結構構造が複雑で広いので隠れられるかもしれません!」

 

リン「アイリさん!案内お願いします!」

 

アイリ「はいっ!」

 

カズサ「ナツっ!?大丈夫っ!?」

 

ナツ「はぁっはぁっ...げほっげほ...ごめん...ずっと走ってるからそろそろキツいかも...。」

 

リン「私が背負いましょうかっ?」

 

ナツ「そうする...かんしゃあ〜...。」

 

D.U. サドウ駅 マルカ書店 スタッフルーム

 

ナツ「ふぅ〜ここならしばらく安全そう...。」

 

リン「アイリさんとナツさんとヨシミさんはここで待機していてください。私とカズサさんで少し外の様子を見てきます。」

 

ヨシミ「わかったわ。」

 

アイリ「カズサちゃん、気をつけてね!リンさんも!」

 

カズサ「大丈夫だって。」

 

マルカ書店内

 

カズサ「異常なし。リンさん、そっちは?」

 

リン「大丈夫です。うまく撒けましたね。...カズサさん。」

 

カズサ「ん?どーしたんですか?」

 

リン「カズサさん、もしかしてこういう状況に慣れてたりします?」

 

カズサ「そうですか?」

 

リン「えぇ、周囲への気配りや隠れ方などが他のみなさんとは少し違って得意に見えたので。もしかして正義実現委員会所属だったりします?」

 

カズサ「いやいや〜冗談やめてくださいよ〜。私やアイリ達は放課後スイーツ部。争い事とは一切関係ありません!」

 

リン「そうですか...ん?」

 

私に電流走る。カズサさんの顔...一年くらい前にネットニュースか何かで見たことがあるような...

 

『恐怖の怪猫』『自由自在の襲撃』『泣く子も黙る』『恐怖のスケバン』『キャスパリーグ』

 

リン「カズサさん貴女もしかして...『キャスパリーグ』ですか?」

 

カズサ「しーっ!!それ黒歴史だから言わないでください。」

 

リン「認めはするんですか...。」

 

カズサ「...まぁスイーツ部のみんなに知れ渡ってますし、別に...あ!でも他の人には絶対に言わないでください!」

 

リン「わ、わかりました...。」

 

カズサ「さ、大体見たんじゃない?」

 

リン「そうですね。では戻りましょうか。」

 

ヨシミ「キャアアアアア!!」

 

カズサ・リン「ッ!?」

 

リン「行きましょう!」

 

カズサ「はいっ!」

 

スタッフルーム

 

急いでスタッフルームに戻ると、先程私達を襲った化け物と同じ外見の生物が5体、ヨシミさん達を取り囲んでいた。

 

リン「みなさんっ!」

 

化け物「クイコロス...!!クイコロス...!!」

 

アイリ「ひぃっ!」

 

(銃声)

 

カズサ「くっ!全然効いてない...!!」

 

ナツ「あっ、そうだぁ〜アイリ!チョコミントアイス投げて!」

 

アイリ「えっ?え〜いっ!」

 

(化け物達のうめき声)

 

化け物「ハミガキコ...ガルァァァァ!!!」

 

リン「逃げますよ!!!」

 

カズサ「みんな大丈夫だった!?」

 

ヨシミ「大丈夫なわけないでしょっ!」

 

 

D.U.サドウ駅 構内

 

ヨシミ「ねぇっ!なんか数増えてない!?」

 

リン「見た感じ10体くらいに増えてますね...!」

 

カズサ「こいつら全然減らないどころか増えてるしっ!最悪!!」

 

あの化け物に銃は効かない...また隠れるしかないのでしょうか...いやずっと隠れるのはさすがにまずいですね。早く脱出方法を考えないと...

 

リン「カズサさ...あれっ?」

 

気がつくと私以外のみなさん、カズサさん、ヨシミさん、アイリさん、ナツさんがいなくなっていた。

 

化け物「ヴガァァァ!!!」

 

リン「が゙ぁ゙ぁ゙っ゙!゙?゙」

 

リン(まずい...頭を殴ら...れた...意識が......)

 

私は絶望に駆られながら意識を手放した。

 

 

D.U.サドウ駅

 

カズサ「えっ?」

 

ナツ「化け物...いなくなったね...。」

 

アイリ「ねぇ!リンさんは!?」

 

ヨシミ「どこにもいない!?」

 

アイリ「って!?みんな!あれ!」

 

ナツ「おお〜出口だぁ〜!!」

 

ヨシミ「とりあえず外に出るわよ!」

 

アイリ「でもリンさんが!」

 

カズサ「アイリ、心苦しいけど、まずは私達の安全が最優先。...」

 

モモトーク

 

カズサ『先生、起きてる?』

 

先生『カズサ!?今夜中の4時だよ!?早く寝なさい。』

 

カズサ『いろいろあって...今から放課後スイーツ部のみんなとシャーレに向かうから、事情はシャーレで話すね!』

 

カズサ「さっ!行くよ!」

 

ほどなくしてシャーレに着いた私達は先生に全てを話した。おかしな駅に迷い込んだこと、その駅で化け物と遭遇したこと、そして、偶然居合わせた連邦生徒会の七神リンさんがまだ見つかっていないということを...

 

シャーレ 執務室

 

先生「アロナッ!プラナッ!リンの現在地を捜索して!!」

 

アロナ「はっはい!頑張りますよプラナちゃん!」

 

プラナ「はい。頑張りましょうアロナ先輩。」

 

カズサ「先生、ごめんなさい...私が...うぅっ...ぐすっ...。」

 

先生「カズサのせいじゃないよ。君達だけでも無事で本当によかった。安心して。リンは絶対私が見つけ出す。あっ!それと君達今日はもう遅いし、シャーレに泊まっていく?」

 

カズサ「いいの?」

 

先生「君達が嫌じゃなければ。」

 

ヨシミ「またあの化け物に遭遇したくないし...泊まってくわ。」

 

ナツ「じゃ、私も〜。」

 

アイリ「私も!」

 

先生「じゃあ寝室に案内するね。たぶん4人分のベッドはあるから安心して。」

 

カズサ・ナツ・アイリ・ヨシミ「は〜い!」

 

先生(リン...無事でいてくれよ...。)

 

 

???

 

リン「んぅ...ここは...?」

 

目が覚めると私は古い廃墟で寝ていた。誰かがここまで運んでくれたのでしょうか?まさかあの化け物が?嫌な妄想をしそうになった瞬間、奥から声が聞こえてきた。

 

???「ククク...」

 

刹那、私は腰にある銃を取り出して声のする方向へと向けた。

 

???「おっと...落ち着いてください。アヤシイ者ではありません。」

 

そう言って現れたのは真っ黒の顔にヒビのような白く光る目と口、高級そうなスーツを着た不気味な男だった。

 

リン「誰ですか...?」

 

黒服「私は黒服。“ゲマトリア”に所属する探究者です。」

 

リン「ゲマ...トリア...?...そうだ!あの化け物達は!?ここはどこですか!?」

 

黒服「まぁまぁ落ち着いてください。順を追って説明しましょう。まず貴方が化け物と呼んでいた存在の名前は“ヒュプノス”。自らの意思で異空間を作り上げることができる生物です。元々は我々ゲマトリアが創り出したのですが、研究中に逃げ出してしまいました。恐らくその後D.U.サドウ駅に異空間を作って自分達の縄張りにしたのでしょう。」

 

リン「そうですか...で、ここはどこなんですか?」

 

黒服「ここはキヴォトスの辺境にある廃墟です。今は私の個人的な研究施設となっていますが。あっ、現在午前11時ですので、早く帰った方がよろしいかと...。」

 

リン「じゅっ11時っ!?終わった...今日は先生との打ち合わせで遅れたらマズイんですよ...。」

 

黒服「ククク...。」

 

リン「なっ何がおかしいんですか!?」

 

黒服「可哀想なリン主席行政官のために私の開発したテレポート技術で貴女をシャーレまで送ってあげましょう。」

 

リン「本当ですか?」

 

黒服「はい本当です。ですが代価として貴女の血液をいただけませんか?」

 

リン「はぁ?血液?」

 

人の血液がほしいなんて...やはり変質者ですね。こんな人信用できません。

 

リン「じゃあ一人で帰ります。さようなら 」

 

黒服「おやおやいいのですか?ここはキヴォトスの辺境。今の貴女ならシャーレに向かう途中で餓死してしまいますよ?」

 

リン「くっ...し、仕方ないですね...。」

 

黒服「ククク...感謝しますよ。」

 

 

シャーレ 一階 エンジェル24前

 

黒服に少量の血液を採取させ、私は彼のテレポート技術でシャーレの一階にテレポートした。今日はまだ何も食べてませんし、エンジェル24で何か購入しましょうか...。

 

ソラ「いらっしゃいませー!」

 

期間限定の惣菜パンと缶コーヒー、これにしましょう。パンとコーヒーを購入し、エンジェル24を後にした私はシャーレの執務室に向かうのだった。

 

シャーレ 執務室

 

リン「先生!遅れてしまってすいません!!」

 

先生「リンっ!?よかった!!!!」

 

私の存在に気づいた瞬間、先生はいきなり抱きついてきた。

 

リン「先生っ!?いきなり何するんですか!!セクハラですよ!!」

 

先生「大体7時間前かな...カズサ達がいきなりシャーレに来て、リンが行方不明だって言うから本当に驚いてさ...リンが無事でよかった...!」

 

リン「カズサさん達も無事だったんですか!よかった...!!」

 

先生「あ、そうそうリン、トリニティのティーパーティとシスターフッドから急遽トリニティに来て欲しいってさ。」

 

リン「わかりました。」

 

モモトーク

リン『アユム、いますか?』

 

アユム『リン先輩!?どこに行ってたんですか!?みんな心配してますよ!?』

 

リン『すみません。事情は後日説明させてください。とりあえず車の手配をお願いします。場所はシャーレ前で。』

 

アユム『わっ、わかりました〜!』

 

 

トリニティ総合学園

 

トリニティの門の前ではティーパーティのナギサさん、セイアさん、ミカさん、そして放課後スイーツ部のみなさんが待っていた。

 

ナギサ「リン主席行政官、いやリンさん。この度は我が校の生徒を助けたくださり、ありがとうございます。」

 

リン「いえいえ、私の方こそいろいろと助けられましたよ。」

 

ヨシミ「助けてくれたお礼として...リンさん!私達とスイーツ食べに行くわよ!」

 

リン「えぇっ?」

 

セイア「いいんじゃないかリン主席行政官。たまにはこういうのもありだと思うよ。」

 

ナツ「さぁリンさん、今日は共にスイーツのロマンについて語ろう。」

 

ミカ「いいなぁ〜!私も行きたかった〜!」

 

トリニティ自治区 スイーツショップ

 

店員「いらっしゃいませ〜!5名様ですね。」

 

ヨシミ「さぁ!どんどん注文しなさい!」

 

リン「いや...私金欠なんですけど...。」

 

カズサ「そんなこと言わずに〜!」

 

アイリ「私達が奢りますから!!」

 

ナツ「たまには言葉に甘えるのも大切だと思うよ。」

 

リン「そうですか...では──」

 

放課後スイーツ部のみなさんとスイーツを食べました。たまにはこういうのも悪くないのかもしれませんね。




放課後スイーツ部のみなさんと食べたスイーツ、どれもとてもおいしかったです。でもさすがにミントアイス大盛りは…誰か来たようなので、私はこれで。
by 七神リン連邦生徒会長代行
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