偽りの贖罪者、野蛮な騎士に拾われた呪いの子   作:RichArrow

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fate時空にて猪と燕は強キャラ

幼少期はシリアス多めになってます。
◇哀しき過去…



3.精霊の騎士との出会い

<少年のお仕事>

 

 

「おらぁぁぁぁ!」

 

 

 静かな森の空気を裂くように、少年の怒声が響く。

 間を置かず、金属のぶつかる鋭い音が連続して森を揺らす。

 

 驚いた獣たちが、次々と物音のする方から逃げ出していった。

 

 戦闘音の中心には二つの存在――

 一方には、子どもなど丸呑みにできるほどの巨大な大蛇。

 もう一方には、十歳にして年齢以上の体格を持つも、まだあどけなさの残る少年。

 

 

 大蛇の尾がうねり、風を裂いて少年を薙ぐ。

 その一撃を紙一重でかわし、足場を滑らせながらも前へと詰め寄る。

 

 ガァン!

 

 大蛇の鱗に剣が弾かれ、火花が飛ぶ。

 

 その隙へと再度うねる尾が少年へとせまるが、剣を斜めに向けて直撃を逸らしながら飛ばされる。

 大蛇の体と少年の剣がぶつかる度に金属音が響いて大蛇の鱗がはがれ、剣が痛む。

 

 何度も繰り返された打ち合いで、蛇の体にはすでに傷が刻まれていた。

 ぶ厚い鱗の隙間から、滲んだ血が地面に垂れている。

 

 

「シャアァァァ!!」

 

「兄ちゃんたちなら一撃で切り落としてるんだよな……!

 なら俺は、死ぬまで斬り続けるだけだぁッ!!」

 

 

 大蛇は決して愚かではなかった。

 

 噛みついて猛毒を流し込めば、この小さな騎士モドキなどたやすく殺せる。

 だが、それには自らの急所――頭部を騎士モドキなぞにさらさねばならない。

 

 その危険を理解していたからこそ、尾と巨体による打撃に徹していた。

 

 

 まだ戦える。だが――面倒すぎる。

 このままでは、運が悪ければ敗れるかもしれない。

 

 プライドを捨て、大蛇は切り札を選ぶ。

 頭を高く上げて口を大きく開き、喉の奥に魔力を集める。毒と呪詛が濃厚に混ざり合う。

 

 直後――

 

 ブォォォォッ!!

 

 瘴気混じりの邪悪なブレスが吹き出された。

 

 風に乗った瘴毒が、木々の葉を黒く焼き、地面の虫が悶えて死ぬ。

 漁夫の利を狙っていた動物たちが、次々と苦しみの声をあげて倒れ込んだ。

 

 大蛇は勝利を確信した。あとは焼き焦げた肉を味わうだけ――のはずだった。

 

 

「効くかボケェ! とっとと死ねやぁ!」

 

 

 ブレスを吐くために開いた大蛇の口へ、少年が跳び込んで剣を突きたてる。

 そのまま喉奥を貫き、刃先は脳天へと突き抜けた。

 

 なぜ死んでいない? なぜ動ける? 大蛇には理解できなかった。

 

 せめて道連れにと、最後の力を込めて蛇眼にも魔力を宿す。

 しかし、目の前の少年の右目――同じく異形の光を宿したその瞳に睨み返され、そのあがきすら無駄となった。

 

 こうして、幾つもの村で家畜や人を喰らってきた大蛇だったが、

 まだ騎士ですらない少年の手によって討たれた。

 

 

………………………………

 

 

「だあぁぁぁぁ……つっかれた……。てめぇ、くっさい息しやがって……」

 

 

 少年は地面に腰を下ろすと、がっくりと肩を落とした。

 剣は刃こぼれだらけ、毛皮の防具も毒で溶けてボロボロ。

 なにより、全身のあちこちが黒ずんでいた。毒のせいか、呪いのせいか、もはやわからない。

 

 

「また剣ボロボロになったし……まあ、騎士崩れやサクソン戦士の遺品がまだあるか」

 

「な~にが、『シンでもいけるいける』だよ……猪よりマシだけどさ……」

 

 

 全身の痛みと疲労感。重たくまとわりつくような違和感。

 普通の人間なら、立つことすらできない状態だった。

 

 だが、少年は慣れていた。痛みにも、倦怠感にも、毒にも、呪いにも。

 

 成長して耐性が強まってもなお、彼が背負い、蝕み続ける呪いは異常な慣れを与えていた。

 やがて大蛇の毒と呪いも彼の血と肉に取り込まれ、馴染んでいく。

 

 

 この異常な体質の少年の名はシン、ただの騎士"見習い"の従騎士である。

 

 そんな彼が、騎士でもないのに大蛇討伐に駆り出される羽目になった理由――

 それは、いまのブリテンが抱える「ある事情」が関わっていた。

 

 

………………………………

 

 

 時を少し巻き戻し、騎士兄弟と少年が暮らす村にて。

 

 

「「「はああ!? 剣を抜いたヤツが次の王様ぁぁぁ!?」」」

 

「うるさいよ! ……まあ、驚く気持ちはわかるけどさ」

 

 

 村の一番大きな家から、3人の声が響き渡った。

 その中心で、母親は面倒くさそうにため息をつきながら説明を始める。

 

 

「今さらになって“ウーサー王の後継を決める”って話がブリテン中に広まってるのさ。しかも、それを言い出したのが宮廷魔術師だっていうんだから、どうにも嘘とも思えなくてね」

 

「いや……前に“後継者は決まってる”って話じゃなかったか?」

 

「アタシにだって、偉いヤツらが何を考えてるのかなんてわかりゃしないよ。

 とにかく、今じゃブリテン中の騎士がその“選定の剣”に挑みに行こうとしてる。もちろん、うちの領主のところの連中もね」

 

 

 楽しそうな話に三兄弟は身を乗り出す。

 

 

「じゃあ! 俺も行ってみていい!?」

 

「兄上であれば、どんな剣でも抜けるでしょう!」

 

「リン兄なら、ホントに抜けちゃいそうだよな……」

 

「このバカ息子どもが! ベイリンに王様なんて務まると思ってんのかい!!」

 

「「ない(ですね)」」

 

「ひっでぇ! もうちょい兄を信じてくれよ!」

 

(……ってか、母ちゃんも抜けそうって思ってるのか)

 

 

 この頃、ブリテンでは王の選定が始まろうとしていた。

 ウーサー王の死から約十年、ついに王の後継を決めようという話が動き出したのだ。

 

 特に、かつてウーサー王が治めていた城――のちのキャメロットでは、まるで祭りのような騒ぎとなっており、騎士だけでなく、商人、職人、土地を失った農民たちまでがその地へと集まり始めていた。

 

 誰もが、やっと平和な時代が来ると夢見て喜んでいた。

 だが、その熱狂により、別の問題が表面化してきていた。

 

 

「はぁ〜……騎士たちがあちこちから抜けたせいで、今ごろ賊どもが暴れ放題さ。獣害だってすぐには手が回らなくなってる」

 

「この辺の強い獣とはぐれサクソン共は、ほぼ全部皆殺しにしたけどな? 吊るしといたら、誰も寄ってこなくなったし」

 

「俺の修行の名目で、さんざん連れ回されたけどね……マジで何度か死にかけたし……」

 

「フフ、兄上も私も、シンならやればできると信じていましたから」

 

 

 各地の王や領主は対応に追われていたが、全ての問題に手が回るはずもなく――

 

 だが、ノーサンバランドだけは例外だった。

 少なくとも、その半分までは、兄弟たちによってすでに狩り尽くされていたのだ。

 

 そんな中、母は息子たちに社交界で受けた依頼を打ち明ける。

 

 

「アンタらには、王の選定じゃなくて、抜けた騎士たちの代わりをやってもらうよ。空いた穴は誰かが埋めなきゃいけないんだからね」

 

「「「ええ〜〜……」」」

 

「王や領主に仕えるだけが騎士じゃない。

 民を守るのも、騎士の大事な役目! ――しゃんとしな!」

 

「ま、すげぇ剣を抜くのもちょっとは興味あるけど……俺は王って柄じゃねぇよな」

 

「もちろん、代役とはいえ報酬は弾んでもらいますよね、母上」

 

「王とか関係なく、お祭り……行ってみたかったなぁ〜……」

 

 

 こうして兄弟たちは、ノーサンバランドのもう半分を守るために動き出した。

 

 馬を駆って各村を巡り、問題があれば即座に剣で片づける日々。

 とはいえ、見習いで、十歳のシンには限界がある。

 はぐれサクソン人や野生の猪のような強敵は相手にできず、彼には“ちょうどいい”依頼が割り振られていた。

 

 

………………………………

 

 

「……いやいやいや、今の大蛇、“ちょうどいい”相手じゃねーだろ!?

 あれホントに普通の騎士が簡単に倒してんの? ……見習い卒業、遠すぎないか……?」

 

 

 少年は、毒気の残る空気の中でぐったりと座り込みながら、数日前の出来事を思い返していた。

 

 本来なら、数人がかりの騎士で討伐すべき相手だ。

 けれどシンにとっての騎士の基準は、どこまでも高い。

 

 彼にとっての「騎士」とは、二人の兄――ベイリンとベイランなのだから。

 

 兄のように体を鍛え、速くて重い一撃を叩き込めるようになるべきか。

 それとも、自分に宿る異質な力を鍛え、隙を作る術を磨くべきか。

 

 少年は悩む。焦る。けれど、目指すものだけははっきりしている。

 ――兄たちのように、強くなりたい。多くを守れる騎士になりたい。

 

 

 少年はふと空気の変化に気づいた。

 

 獣じみた鼻をくすぐるのは、鉄の匂い。鎧の匂いだ。

 そして、それに混じる――どこか“懐かしさ”を感じさせる、生臭いえぐみ。

 優れた耳も反応する。草を踏み、鎧がこすれる音が、こちらへ近づいてくる。

 

 シンは即座に身を起こし、使い物にならなくなった毛皮を掴み、剣を構える。

 

 体力は回復した。装備はボロボロ。

 それでも、大蛇の毒と鱗を回収して、肉だけでも先に食べたかったな……と、そんなことを思いつつ、視線を前方に向け続ける。

 

 

「おーーい! 無事かーー! 手助けにきたぞーー!」 

 

 

 少年の聞き慣れぬ声が森に響いた。

 

 


 

 

<Side:エカル>

 

 

 精霊に拾われ、湖で育てられた私が外の世界へ旅立ってから、幾年かが過ぎた。

 旅にも慣れ、最近では新鮮さを感じることも少なくなってきていたが――

 

 

「んぅ? えふぁるふぉのもたへらへまふ(エカル殿も食べられます)?」

 

「……結構だ。食べながら話すのはやめたまえ」

 

「ふぁい」

 

 

 私の目の前には、初めて見る“存在”がいた。

 蛇の肉が焼けるのを待ちながら、その目玉を平然と齧る少年――

 

 なんだ……この……なんだ……?

 

 

 

 私は騎士として、己の力を磨き、ある目的を果たすために旅をしている。

 

 ウーサー王亡き混乱のブリテンでは、行く先々で問題が山積しており、それらを解決しながら村から村へと歩みを進めてきた。

 

 特定の王に仕えずとも、民を守る者として――

 たとえ“忠義の騎士”ではなくとも、“民に寄り添う騎士”でありたいと、そう努めてきた。

 

 そんな折、ようやく王の選定が始まった。

 剣を引き抜いた者が新たな王となるという。

 

 だが、私はその剣を抜く気はなかった。

 私には――王になる資格がない。

 

 だからこそ、これまで通り、騎士や狩人が減った村々を巡り、助けを求める声に応えていた。

 

 そして、ある村で耳にしたのが――

 「騎士見習いの少年が、毒蛇を狩りに森へ向かった」という話だった。

 

 

 そうした話は、これまでに何度も聞いてきた。

 命知らずの若者が無謀に挑み、そして死ぬ。何度も見てきた光景だ。

 

 ならば、自分のすべきことは一つ。

 私は馬を走らせ、森の入り口まで駆けつけ、そこからは徒歩で森へと分け入った。

 

 

 そして、私の目に映ったのは……

 

 並の騎士では倒しきれぬ、大蛇の屍。

 その傍らに立つ、剣を構えた少年の姿だった。

 

 目はまだ警戒の色を帯びていたが、確かに彼は立っていた。

 見事に大蛇を討ち取った者として――

 

 

 

「……シン少年。あらためて互いに名乗ろう」

 

「? いいぜ……じゃなくて、いいですよ」

 

「私の名はエカル。旅の騎士だ。

 特定の王には仕えていないが、騎士崩れの賊ではない。

 各地を巡り、民の助けとなることを旨としている」

 

「俺……じゃなくて、私はシン。

 少し離れた村で暮らしています。兄たちは騎士で、今はその弟として見習い中です。

 足りない騎士の代わりに、この大蛇を討ちに来ました」

 

 

 ……嘘ではなさそうだ。

 

 粗末な革鎧に、獣の毛皮。蛇のような右目は異質だが、顔立ちは悪くない。

 なにより、その立ち振る舞い――食事しながらも警戒を解かず、常に動けるよう構え続ける姿勢は、本物の騎士ようであった。

 

 騎士見習い、というのは事実なのだろう。

 

 しかし、そうは言っても、大蛇を一人でとは……。

 どこか釈然としないものを感じていた。

 

 とりあえずはシン少年に話を聞いてみるとしよう。

 

 

………………………………

 

 

 話を聞いて色々と分かった。

 

 少年は、騎士である兄たちの代わりとして大蛇の討伐に来たのだという。

 彼らは現在、はぐれピクト人や巨大な猪の対処にあたっているらしい。

 

 ……ピクト人も猪も、討伐隊を組むべき相手だ。

 二人で対処するなど正気の沙汰ではない。

 

 同じ様に見習い騎士が大蛇を単独で討伐するのもありえない。

 

 そう伝えた私に、少年はきょとんとした顔でこう言った。

 

「? 騎士ならできて当然では?

 んで見習いなら、狼や蛇、賊共に勝てなきゃダメですよね?」

 

 ……おかしいな?

 

 なにか重大な勘違いをしている気がするぞ、この少年。

 いくら少年に素質があるからって、どんな修行のさせ方しているのだ?

 

 

 話を聞いていくうちに、兄のこともわかってきた。

 どうやら少年の兄は旅の中で何度か耳にした騎士――"蛮人"、"野蛮なベイリン"の様だ。

 

 

「リン兄はベイリン・"ル・サヴァージュ"なんて称号ももらったんですよ!」

 

 

 ……うん、それはフランス語で「野蛮な」という意味だ。かっこいい称号じゃないんだぞ。結局は"野蛮なベイリン"のままだぞ。

 

 兄が"蛮人"呼ばれるのを嫌い、称号がカッコイイと思ってる少年に真実を伝えるべきか……。

 

 とはいえ、有益な情報もあった。

 各地の強き騎士と戦い、己を磨く。それも旅の目的の一つだ。

 是非ともベイリン殿とも手合わせ願いたいものだ。

 

 

 少年に兄たちとの拠点への案内を頼むと、彼は快く引き受けてくれた。

 その代わりにと、少年は私の剣について尋ねてくる。

 

 

「じゃあ代わりに、その……変な匂いのする剣のこと、教えてください。

 すっげぇ血と、なんか混じった匂いで蛇の肉が楽しめなくなるんで……」

 

 っ――!? この"魔剣"が事が分かるのか!?

 

「? ”魔剣”って言うんですか?」

 

 

 ……本当に理解していないのだろう。だが、感覚で察知している。

 やはり、只者ではないな、この少年。

 

 

「よし。君の話を聞いたのだ、今度は私の番だろう。……少し昔話をしよう」

 

 

 この魔剣――これは、私が背負う宿命であり、復讐の対象だ。

 いずれ封印するか、破壊するか。

 その術を探し求め、旅をしている。

 

 

 

 私の父は、かつてウーサー王に仕えた騎士団長の一人だった。

 個の武勇も、軍を指揮する才もあり、私は誇りに思っていた。

 

 だが、20年ほど前。

 私がまだ幼い頃、ブリテンに一人のサクソンの戦士長が現れた。

 

 その男は、恐るべき“魔剣”を携えていた。

 

 剣は斬りつけた相手の血をすすり、力として持ち主に還元する呪いを宿していた。

 敵も味方も問わずに切り伏せ、戦場を混沌に染めた。

 

 父はその戦士長と幾度も死闘を重ね、最後には討ち果たした。

 そして、二度とこの剣が敵の手に渡らぬようにと、自らの手で回収した――

 

 ……それが、不幸の始まりだった。

 

 

 戦士長との戦いの中、度重なる接触により、父は既に魔剣に魅入られてしまっていたのだ。

 その狂気は、彼の理性を徐々に蝕み、そして……

 

 城下の人々が戦勝に沸く中、父は「武勲の証を見せてほしい」と道行く民に乞われ、鞘から剣を抜いてしまった。

 

 

 次の瞬間には、12人の民、3人の従者、2人の騎士が切り伏せられていた。

 

 

 錯乱した父は家へと逃げ帰り、迎えた母の胸を――刃で貫いた。

 そして、怯える私に微笑みを向け……最後には、父自らの胸に剣を突き立てた。

 

 

 その後の記憶は曖昧だ。

 私は精霊に拾われ、湖で育てられた。

 

 しかし、どれだけ離れても……

 “魔剣”は、私のもとへと戻ってくる。

 

 精霊と父に封印されたはずの剣が、なぜか手元に現れ続けたのだ。

 おそらく、次なる担い手として私が選ばれたのだろう。

 

 故に私はこの魔剣を更に封じるか、壊さなければならない。

 

 この手で。騎士として。誇るべき父の子として。

 私の次の担い手が二度とあらわれぬように……。

 

 

 

「……少し、話しすぎたかもしれないな」

 

 暗い話をしてしまった。

 だが、話しながら気づいた。私は、誰かに聞いてほしかったのかもしれない。

 

 まだまだ……未熟だな。

 騎士としても、人としても。 

 

 

「他に、何か聞きたいことはないか?

 旅の話でもいい。珍しい魔物のことでも。……いたずら好きな雪の精の話など、どうだ?」

 

 

 少年の目が輝いた。その様子に、私は微かに笑みを浮かべた。

 

 

「ならば――愉快な妖精の話を語るとしようか……」

 

 


 

 

〇シン

 十歳になった。まだまだ弱い(円卓基準)。

 呪い耐性が成長して、身代わりする呪いの選択も出来る様になってきた。

 

〇エカル

 オリキャラ。ジェネリック・ランスロット。

 ニミュエでなく、ヴィヴィアンのお気に入り。精霊が好むイケメンな騎士。

 

〇魔剣

 ダインスレイフを原典とする呪いの剣。サクソン人から流れてきた。

 名を失い凋落してもなお、呪いは残っている。

 

〇本作での騎士の扱い

 本来なら王や領主に認められなければ騎士と名乗れないが、

 エカルは精霊が認めたので特別枠で名乗っている。

 ベイリン兄弟は一応、ノーサンバランドの領主に認められている。

 

〇この頃のアルトリア

 兄が忘れた武器を取りに行った。その先で選定の剣を引き抜く。

 その結末が悲劇だと分かっていても。

 

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