異能バトルはラブコメ展開のために   作:天ヶ崎 紅

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生存報告!

三形はまだ生きてます


あとこの回から他作品のネタがかなり出ます!?




『平和的』と書いて‘ドキドキ!?デート作戦開始!’と読む

 

 某所 遊園地

 

 

 今一見平穏なこの場所で壮大な交渉作戦が行われてようとしていた

 

 

 

 「あーあーマイクテスマイクテスーテステスバカテスー聞こえる~?」

 

 

 「おう 聞こえるぜ」

 

 

 「それはけっこう...にしてもお前案外普通の格好で来たな 俺としてはいつものお前で来たほうが好ましいとは思うがな」

 

 

 「そ...そうだな...」

 

 

 「なんだお前 まるで俺を幽霊みたいな目でみて」

 

 

 「いや...ふん仮にお前が幽霊でも我が臆すると思っているのか...」

 

 

 

 いつものひょうひょうとした態度で今回の作戦の最終準備にかかる三形教

 

 

 いつもの中二病で返事をするが内心正直今ここに自分たちがいることは奇跡的なのではないかと安藤寿来は思っていた

 

 

 実はこの男三形教はめちゃ強の部長やなんでもありの小学生やらにボコボコにされてこんな元気に立っているとは考えづらい状況のはずだった

 

 

 話は数日前にさかのぼる....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 「それではこれより三形教の事情聴取を始めようと思います」

 

 

 

 

 テーブルを挟んで片側に集中して座る女子四人に対し真ん中に座る安藤そしてもう片側には悠々とした態度でラノベを読む三形教がいる

 

 

 「ん? でなんだっけ あー説明かー よしじゃあこれから小学生どころか猿でもわかるように今回の説明をするぜ! 安藤は暇なら俺のバッグのなかにあるラノベ...といっても一作品しかないけど読んでてくれ」

 

 ボソッ「下手にしゃべるとピーされるからな」

 

 

 「お...おう」

 

 

 「遺言はそれだけ...?ならとっとと始めなさいよ」

 

 

 今の文芸部の状況は異様だ

 

 

 突如襲来した生徒会長工藤美鈴に異能を奪われそれでもなお意味不明な口車で彼女を追い払った俺

 

 

 そしてなぜだかそんな彼女とデートするようになってしまった安藤 (原因は俺)

 

 

 さらに先程から何故か怒りを隠しきれず三形に殺意を向ける女子四人 神崎からはなぜだか遺言とかいう物騒な言葉が出てくる始末 あたかも某論破ゲームのステージみたいだ (原因は1、2割安藤であと全部俺 三形じゃなく見形変えたら全部俺)

 

 

 

 

 

 「じゃあ早速目的から話すか 今回は用は交渉のための手段として考えたことなんだ お前らが疑ういつもの悪ふざけは全くもってない」

 

 

 「交渉?...そもそも工藤さんはその交渉が可能な相手なのですか?」

 

 

 「あいつはけっこうなビビりらしくてな 知を発動してあいつ見たら足とか肩とか少しだけどガクガクだったぜ」

 

 

 「女子のビビっているとこを悠々と語るなんて...」

 

 

 「みかた さいてー」 

 

 

 まぁさすがにそれは俺が悪いか 

 

 

 「あいにく俺はフェミニストの素質はこれっぽっちもないようだな」

 

 

 「はい!」

 

 

 「鳩子さん」

 

 

 「だったらなんで今すぐここでやんなかったの? わざわざじゅーくんをあんなところまでいかせて?」

 

 

 

 今度は櫛川がくいいるように三形に問い詰める

 

 

 「それは信頼を育むため...今から仲間にだきこもうとするんだ そんなのがたった一時間じゃ無理だろ」

 

 

 「...じゃあなんでじゅーくんなの...」

 

 

 なんか櫛川が本格的にヤバい

 

 

 ここは完璧に論破しないとな...

 

 

 

 「なるほど、用は人選の理由か それはだな...まずお前ら四人 シンプルな理由として今のお前らじゃ信頼を得るのは難しい もっている武器が半端無さすぎる まず奴は作戦の前にたぶんこういうはずだ‘お前の異能を見せろ’とな あいつはビビりだからまずはまともに取り合わなくなるんじゃないか?

 

 

 一応俺が言う理由としては筋が通っていたので特に激昂する奴は居なかったが

 

 

 「ならなんで安藤に任せるのよ! よりによって中二の安藤に!」

 

 

 「そうです! あなたが言い出したことなんですからあなたがやったらどうですか!」

 

 

 「ふっ...それはお前らが一番わかっていることなんじゃないか?」

 

 

 「...どういうことですか...」

 

 

 「この作戦は言ってしまえば男と女が一緒に出かける...ようはデートだ」

 

 

 ブワッ

 

 

 部室の空気がかつてない程に悪くなる ここでミスれば一発アウトだろう

 

 

 「アンタ...もしかしなくてもそれをやるとこうなるってわかってるでしょ」

 

 

 「だからこそだ...お前らが今回の標的(ターゲット)としてちょっと中二な奴と人の嫌がることをただ私利私欲のためにする奴 お前らはどっちを選ぶ!」パリン!!

 

 

 

 「...安藤」

 

 「じゅーくん」

 

 「安藤君」

 

 「アンドー」

 

 

 「細かい名前は出してねーよ」

 

 

 

 こうして三形はこの裁判を制するのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 で...なぜ彼がボコボコにされた訳は...

 

 

 文芸部室前 廊下

 

 

 「つまり俺は工藤さんと話して仲良くなって敵じゃないってことをわからせればいいんだな」

 

 

 「まぁ 特に平凡に言えばそんな感じか? まぁとは言っても...」

 

 

 三形の表情がつまらなそうな顔から悪いにやけ面に変わる 彼自身は知っているかはわからないが彼を知っているものならその表情はお馴染みの死亡フラグと言っても過言ではない

 

 

 

 「とは言ってもこの際それ以上でも...たらしこむなり口説かせるなりはたまた私たち付き合ういや!結婚する事になりました~なんてことになっても...」

 

 

 

 プワッ

 

 

 

 「ッッ!! Gaaaaaaaa!?」

 

 

 突如黄色いホールが現れた瞬間後ろからの腕に思いっきり引っ張られて行く

 

 

 三形も遅れて抵抗するが後の祭

 

 

 なす統べなく引きずられていった....

 

 

 安藤はホールが消える少し前こんな声を聞いた

 

 

 「三形...アンタの命が助かる確率は...」

 

 「0%です」 

 

 

 「安藤ッッ!! 今は逃げろッッ!! 作戦はメールでッッ!!」バン

 

 とこのようにいつものパターンで地獄に堕ちたはずだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「よし安藤 目的を確認するが...」

 

 

 「我が任務は強欲(グレイトフル・ラバー)の心を手にすること...」

 

 

 「分かりやすく言うとデートしてデレさせることですね~」

 

 

 「ちょっ...三形」

 

 

 「言い方としては間違いないだろ 事実俺とお前はデート中はイヤホンマイクから連絡できるようしてあるし相手の異能は盗んだとはいえ我ながらけっこう使えるしこれであの四人(AST)がいたら完璧かな...さてもうそろそろ来るだろうから俺は隠れてるよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「安藤寿来!」

 

 

 「あっ...工藤さんこんにちは」

 

 

 「...さして目立ったところはないな...」

 

 

 工藤は安藤を注意深く観察する 安藤はいたって普通の服装だ 当然目立つところはない

 

 

 「あの~ 工藤さん?」

 

 

 「ふん! 私は騙されんぞ まずはお前の異能を見せてみろッッ!!」

 

 

 「...そういうことか...なら...我こそは混沌の...」

 

 『そういうの余計な誤解とかアトラクションとかで時間惜しいからやめてくれ』

 

 『すまん』

 

 

 ポッ

 

 

 

 安藤の手のひらに灯る黒い炎をまじまじと工藤は警戒しながら見る

 

 

 「禍々しい炎だなやはり奪っておくべきか...」

 

 

 そういうと工藤は木のぼうで安藤の黒焔をまるで某アンドロイドロリが排泄物をつつくようにふれるが

 

 

 「...安藤寿来 貴様は私を舐めているのか?」

 

 

 グッ「ぐわっ!」

 

 

 なんの手応えもない異能に不信を抱き工藤は奪って自分で確かめることにしたが誰が使おうがその効果はかわらず結局は黒焔は思いの外早く帰って来ることになった

 

 

 「ふっ 三形とやらは愚かだな...これならいつ寝首をかかれても対したことは無さそうだ ほらとっとと行くぞ」

 

 

 

 「待ってくださいよ工藤さーん!」

 

 

 ・・・・

 

 

 

 

 

  生徒会室に存在する

 

  謎の異能者 工藤美鈴

 

  なぜ文芸部に襲撃したかは

 

  今だ不明である

 

  その異能 強欲(グレイトフル・ラバー) (安藤命名)により

 

  前回の襲撃により

 

  俺 三形教の異能を奪う

 

  手段

 

  異能で戦って屈服させる

 

  ただし異能を使えば奪われ

 

  達成は困難

 

   武力(物理)で屈服

 

  ただ遺恨を残す手段はあとあと面倒

 

  なので我々は第三の手段をとることにした

 

  それは...

 

 

 

  デートしてオトす

 

 

 

 

 「さぁ 始めてやる 俺の平和的(ラブコメ的)手段をッッ!! そしてこの世界の戦争(デート)をッッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  オマケ

 

 

 

 三形はなぜ生き残れたか...

 

 

 

 「ぐわっ!」

 

 

 「やぁーっぱりろくなこと考えてなかったようね...」

 

 

 神崎に喉元を締め上げられ拘束される そんな俺の声は苦し紛れのものだった

 

 

 「ぐっ...なぜわかった...」

 

 

 「アンタばかぁ? 廊下前でそんな話をしてバレないと思ったの...あとしいて言えば...安藤に読ませていたラノベね...」

 

 

 「ふっ...やはり知ってたか...?」

 

 

 「たったまたまよッッ!! た・ま・た・まッッ!!」

 

 

 「ふーんようは知ってることにはかわりないだろ...やっぱりおもろいよな...ヒロインもまぁかわいいし...特に士織ちゃんが...」

 

 

 「ゲッ...三形アンタ...」

 

 

 「なんだその目は...かわいいだろう士織ちゃん」

 

 

 「とにかくそのちゃん付けやめなさい!!さもないと...」

 

 

 「あれ深夜のテンションなら俺何回かイケるな...」

 

 

 「ッッ!! いい加減に...「フッ!」

 

 

 神崎が下ネタで拘束が緩む 俺はその隙をついて窓から飛び降りパルクールをきめ無事脱出に成功した

 

 

 「あっ! くっ このッッ!!」

 

 

 「あの灯代さん 一体どうしたんですか?」

 

 

 「彩弓さん....三形...もしかしてそっちの気があるかも知れませんよ...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こうして神崎先生のラノベ講座によりその時から三形には新たな二つ名が誕生した

 





というわけで戦争(デート)の始まりだぜ!

一応三形はホモじゃないよ

デアラ見てない人!士織ちゃんは普通にかわいいと思うから
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