ただし変身することはないかと。
「HA⭐︎NA⭐︎SE!俺は吸血鬼に会いたいわけじゃないんだ!助けてジョジョーっ!」
「うるさいわね」
グサッ
「痛いっ!急にナイフ刺すバカがどこにいるんだ!」
「バカとは失礼な」
引きずられながら、俺は紅魔館へ入れられる。
「あら、ご苦労様、咲夜」
「では私はこれで」
「ウゾダドンドコドーン!」
どうして……どうして……
_____
「改めまして、私はレミリア・スカーレット、高貴な吸血鬼よ」
小さい子がなんか言ってら。
「俺はレン。あんたのことは知ってる」
「そう。なら話が早いわね。私の僕になりなさい?」
「断る」
一言。たった一言で、幼い吸血鬼の口を噤ませることができた。
「じゃあ俺はこれで。『クロック__』」
「お待ちなさい」
止まる。
「ナスカ?*1」
「フランの遊び相手が欲しいのよ」
「ホーン。で?」
「だっ、だからぁ〜」
泣いちゃった。可愛い。
「お姉さま何してるの〜?」
「ん?」
「フラ〜ン!こいつが〜!」
指を指される。
「あー!お姉様をいじめるんだー!ひどーい!」
「いやあのなぁ、俺は__」
と言いかけたところで。
「レン!」
霊夢だ。霊夢が来た。
「チェッ、もう来たの」
「助かったぁ……」
「えー遊んでぇ〜」
いやまだ駄々こねてるんかい。
「……遊んでくれなきゃ、ヤだよ?」
「……え?」
_____
刹那、俺の背筋に悪寒が走る。
「アハハハハ!」
『VIOLENCE』
「っ!バカな……」
ドーパントになった、だと?んなアホな。そんなわけ__
ドーン!
横に飛んできたそれが、現実であることを実感させる。
「このっ……!」
「アハハハハっ♡」
強すぎる!いくら避けても飛んでくる!
「逃げ切れねぇ!」
どうにか走って避ける。
「キリがねぇ!スペルカード発動!」
手を伸ばす。
「乱弾『ルナティック・ドライブ』!」
「トリガー」マキシマムドライブ__もどきを放つ。
「アハハハハ!効かないよー!」
「フェッ!?」
これもダメ!?やっぱ揃わないとか。
「ならこれはどうだ!スペルカード発動!」
鏡を撒き散らす。少しずつかき集めていたものだ。
「鏡龍『ミラー・ドラゴニック』!」
すぐ近くの鏡に入る。そして鏡のあらゆる面から紅く燃える弾幕を放つ。
「ふっ!」
「はっ!」
「デリャ!」
「オラァ!」
「はあぁ!」
「ちょあー!」
さまざまな鏡から蹴っては別の鏡に入る。
「ちょ!?痛い!」
「はっ!」
最後に、弾幕と紅龍を纏って、別のスペルカードを発動する。
「スペルカード発動!月光『ダークネス・ヴァンパイア』!」
コウモリ型のエネルギーと紅い龍と赤と黒の弾幕を纏った踵落としをくらわせる!
「イヤアァァァァァァァァァァァァァァァッ!?」
_____
「よし、ノーコンテニューでクリア、だ」
「うぅ……」
「フランが負けた……?こんな得体も知らない奴に……?」
「俺は帰るぜ、Ciao〜♪」
そう言って、俺は踵を返す。鏡回収も忘れずに。
スペカ補足
・ルナティック・ドライブ
マキシマムドライブをスペカとして放ったもの。今の所は6種類である。なおそのうち3つはとある三人に渡す予定である。2人揃わないと上手く戦えない。
・鏡龍「ミラー・ドラゴニック」
龍騎の「ドラゴンライダーキック」をアレンジしたスペカ。鏡、もしくは鏡になるものを利用してミラーワールドからの奇襲を仕掛けて最終的にライダーキックを撃つ。
・月光「ダークネス・ヴァンパイア」
キバの「ダークネスムーンブレイク」を弾幕で強化したような攻撃。踵落としである。もう言うことはない。