痛いのがイ○ので○○○に極振りしたいと思います。 作:仏のマスター
ある〜日 森の中〜 くましゃんと〜
覗き魔を葬った後、森の出口に向かいながら今後の予定を考えていると…………
ガサガサ
「――!? 誰か居るの!?」
「グオッ」
「クマーン、また出たぁ!!」
「グロッ、グルルルル」
「えっ? 俺睨まれてる?」
「グォ、グオォォォォン!」
何言ってるのかは分からないが、向こうはやる気満々でシャドー繰り返してるんですが何なの??
『コノ熊野郎ハ「また、会ったな……次は、俺様が勝つ!」ト御主人ニ挑戦状ヲタタキツケテイル様デスヨ?』
「うわぁ!? びっくりしたなぁ!」
またまた急に頭だけをひょっこりと出したアイ♡メンがそんな風に熊語? を略してくれる。
「まっ……まさかお前、あの時の……!?」
「フッ、グマグゴォ『フッ、思イ出シタ様ダナ』」
「そっか……あん時はホントに死ぬかと思ったんだ……だがしかし! 今や貴様など恐るるに足らずだ! あっ、アイ♡メン通訳ありがと☆」
「グ〜ガッホ、グォングマグゥオォォン!『ア〜ハッハ、ソレハ俺ニ勝ッテカラ言イナ!』」
正直なところ、こいつの倍以上のサイズの毒竜を倒したのでなんだかこのクマーンがかわいく見えてきた俺なのである。
「グルァァァァグフッ! 【※※※※※】!『一撃デ終ワラセテヤルゼ! 【怒りの一撃】!』」 バチーン!
クマーンの必殺の一撃が俺を吹き飛ばす……事はなく俺はその場に立ち尽くしている。
「グマッ!?『ナンダト!?』」
「【怒りの一撃】? 本気でやってんの? 全く効いてねーよ?」
……嘘である。ヤセ我慢である。しかし実際のところ大したダメージを受けたわけではない。【痛み耐性】レベル4様々である。
「俺が本当の必殺の一撃ってもんを教えてやる……【リベンジブラスト】!」 バチーン!
決まった……そう思ったのだがクマーンはその場から吹き飛ぶ事もなく、さっきの俺同様立ち尽くしている。
「グマッ……グルルゴアッ『ヌルいな……そんな攻撃では俺は倒されんぞ』」
「えっ……なんで?」
お恥ずかしながら……この時の俺はまだちゃんと【リベンジブラスト】の使いどころを理解してなかったのだった。これなら普通に短剣で攻撃していた方がダメージを与えていた事だろう。これまで良い感じで強力な一撃を放っていただけに勘違いしていたのもあるのかもしれない……いや、言い訳はこの辺にして先に進もう。
それからお互いに殴っては耐えられ、殴られては耐えの展開が暫く続いて……
「グッ……グロォ〜『そろそろ足にきてんじゃねーのか?』」
「……何言ってんの? 子鹿のように足ぷるぷるさせてるのはそっちじゃん?」
『…………(イツマデ続ケルノ、コノ二人? フワワ〜zzZZ)』
お互いヤケになっていた様に思う。けどHPというものがある限りいつか終わりはやってくる…………
「グッ……グロログマー」
「さぁ、こいよ! 俺はまだまだヤレるぜ!」
「グママ……グゴォグルォ〜」
「あん? 何言ってんのか分かんなくなっちまったよ『zzZZ〜♪』」
「グマ、ググロルォ」
「分かんねーけど、コイやぁー!!」
「……グマッ」