痛いのがイ○ので○○○に極振りしたいと思います。   作:仏のマスター

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 アイ♡メンちゃん……そしてクマーン…………


不毛なタタ……いや、やっぱり不毛な戦いで良いや

「えっ?」

 

 余りにも一瞬の事で対応できなかった……☆星が見えた気がした。

 俺の体は吹き飛び後ろの木に叩きつけられていた。

 

「……ゲホッ。まさかこんな隠し玉持ってたなんてね。けど耐えたぞコノヤロー!!」

「…………」

 

 正直なところ俺もギリギリのところまできていた。ヤラれてしまえば【黄泉帰り】で復活するとはいえ、何だかコイツには意地でも負けたくなかったのだ。

 

「何だ? もう話す気力もなくなったってか? なら終わらせてやるよ!」

 

 一歩一歩近づき、攻撃を放ったままの姿勢で固まっているクマーンにお返しをくれてやろうと腕を振り被り、攻撃したところで俺は気づいた。勢いをなくした俺の拳はそのままクマーンの体を当たらずにすり抜け、クマーンは光の粒子となって消えていった。

 

「…………?」

 

 何だろうこの感覚……そんな俺の気持ちとは裏腹に、目の前に討伐表示が現れ、レベルアップした事などの表示が流れる。

 

「ん? 何だ、このスキル?」

 

【魂撃】

 

 かつて森の覇者と言われた一匹の熊が編み出した究極の技。

 星を描く5点の高速同時攻撃の後に星の中心点へ魂の一撃を叩き込む。

 ダメージ2倍、50%即死効果(最後の一撃のみ)。

 

 自身のHPが1割以下の時限定で使用可能で、この技を使い相手を倒せればHPが1残った状態に、倒せなかったら自身のHPはゼロになる。

 

「これってアイツの最後の……」

『フワワァ〜アッ、終ワリマシタカ御主人……御主人?』

「…………(有り難く受け継いでやるぜ、お前の魂の技をよ)」

『??』

 

 

 

 

 その日はもう何かする気も起きず、宿に戻ったのだった。

 

 

 

 

「グッ……グロログマー」(コレが……俺の最後だ)

「さぁ、こいよ! 俺はまだまだヤレるぜ!」

 

「グママ……グゴォグルォ〜」(まさか……コレを出す事になろうとはな)

「あん? 何言ってんのか分かんなくなっちまったよ『zzZZ〜♪』」

 

「グマ、ググロルォ」(くらいな、コレが俺の全てだ)

「分かんねーけど、コイやぁー!!」

 

「……グマッ」(魂撃)

 

 俺の魂を込めた必殺技であの小娘が吹き飛んでいく姿を見届けると同時に、自身のHPがゼロになったのを悟る…………

 

「チッ、グマグママン…………」(チッ、俺の負けか…………)

 

 まぁ、最後に良い戦いの上で逝けた気がするぜ。へっ、今後も頑張りな嬢ちゃん…………

 消えゆく意識の中でそんな事を思いながら……ん? 何かに引き寄せられている!? 体は粒子となって消えていってるのだが、魂が引っ張られて…………!?

 

「グマーーァァァァァン!?」(うわぁぁぁぁぁ!?)

 

 俺は謎の空間へとポイされたのだった。

 




 クマーンはどこに飛ばされたのか? それは次回を待て!
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