痛いのがイ○ので○○○に極振りしたいと思います。 作:仏のマスター
「んっ……ここは?」
次に俺が目覚めた時には草原のド真ん中に寝そべっていた。どこだか知んねーが新しい世界に転生されたらしい。とりあえず現状を把握しようとしたところでお腹の上に重さを感じ、起き上がる事ができず、首だけを動かし、お腹に乗ったものを見ると2匹のモフモフのうさぎがこちらをじっと見つめていた。
「モフモフのウサギ……カワ――『がぶりんちょ★』――んぎゃぁぁぁぁぁ!!??」
撫でモフしようと手を出したところをカブリと左右から噛みつかれ……あれっ? 何だこの感覚は……体の中から生気が抜けてくような感覚は…………
ガジガジと噛まれながらその謎の感覚を味わっていると、不意にその感覚が無くなり、体が光の粒子となって消えている事に気づいた。
ガジガジガジ、スカッ――「キュ?」
『スキル発動。【黄泉帰り】』
謎の音声が聴こえたかと思ったら、消えかけていた体に光が集まり、元の体に戻っていく。
スカスカ、ガジガジ――「キュ〜♪」
『スキル獲得。【痛み耐性 Lv.1】』
ガジガジ、カシカシ――「キュキュ?」
再び聴こえた謎音声、しかしその後からモフうさから噛まれている感覚はあるのだが、痛みも、さっきのような不思議な感覚も無くなり……感覚としては甘噛みされている状況とでも言えば良いか……
「さっきまではよくも人の事ガジガジ噛みまくってくれたな? もう感じねぇからここからは俺のターンだよな?」
俺がニヤリと笑うと同時に一匹のモフうさと視線がぶつかる。2匹のうちではサイズがデカくモフりがいがありそうな方にターゲットを絞り、その体をガッシリと捕まえる。
俺からの反撃にビックリしたのか2匹のうさぎは逃げようとする。俺のターゲットから外れた方は背を向け、まさに脱兎の如くである。しかし捕まえたデカイ方はジタバタするだけでこの俺からは逃げられない…………
二兎を追う者、一兎を得ず、俺は確実に一匹を捕えた。
♡モフモフタイム♡
「フキュゥゥゥゥゥーー!?!?」
…………
……「……フキューン」
「フゥ……久々に堪能したぜ☆」
「キュ……キュキュン…………」
パタリと倒れたモフうさが光の粒子となって消えていった。この時海斗は別にダメージ与えるような攻撃はしていなかったのだが……どうやらモフられ過ぎて昇天してしまったらしい。
「さてと、お楽しみは済んだし、とりあえずどこかに転生されたみたいだし、現状を把握しないとな」
そう思い、一息ついた時に気づく……己の体の違和感に……
「ん? 俺の体、何か小さくなったか?」
フニュン☆
自身を確かめようと手を体にパタパタと当てて、その手が胸にいったところで柔らかな感触が手のひらに包まれる。
「ん?……んんっ!?」 ムニムニ☆
おかしい……確かに俺は多少鳩胸な感じはあったが、こんなに出ていた記憶は無い…………
チラリ。
俺は自身が着ているシャツの首筋を引っ張り、服の中を確認する。
「……?――!? ハァァァァァ!?!?」
そこには現世では鍛えてシックスパックになっていた腹筋と厚い大胸筋は無く、明らかに女の子の…………
「!!……まっ、まさか…………」
俺はそっと自身の半身とも言える息子にそっと手を伸ばしソフトタッチ…………
「!?!?!?!? あぁ……アァァァァァ〜〜!!」
俺の大絶叫が平原に響きわたったのだった…………
『おっ、やっと気づいたみたいだね♪ それじゃあ、これから君がどんな新しい人生を送るのか僕も楽しませてもらおう☆』
犯人は閻魔大王。
心は成人男性。(特殊性癖持ち)
体は美少女。(18歳設定)
最初R−18で書くかR−15で書くか迷いました(笑)