痛いのがイ○ので○○○に極振りしたいと思います。   作:仏のマスター

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皆さんの初めての彼女、彼氏はどんな方でしたか?

私の初めての彼女は心臓が弱く、激しい動きはできない子でした。いつか元気な体になって二人で色んな場所へ行きたかったけど、彼女は成人を迎える前に……早すぎるお別れ……短い間でしたけど私は彼女と出会えて幸せでした★彼女との日々は大切な良き思い出です。



〜佐藤海奈という女の子・板杉海斗という男の子〜

 人生初めての彼女ができた。

 

【佐藤海奈】

 

 最初はただの挨拶をするくらいのクラスメートでお互い顔と名前を知っているくらいだった。

 

 ある雨の日、家までの帰り道の途中で捨て猫を代わりに拾ってもらった事から親しくなって、後に彼女の家に子猫のミィを見に行った時に告白されて付き合うようになった女の子。

 

 初めはごく普通の清楚なかわいい女の子ってイメージだった。付き合い始めてミィちゃんの事などで良く話すようになって海奈の事を知っていくにつれて、どんどん好きになっていった感じかな。結構話も合って、お互い猫好きだし、あの日告白された時に俺は迷いなく告白を受け入れていた。

 その後もミィちゃんに会いに行ったり、連れて来たり、二人でデートも重ねて当時の俺は更に海奈の事が好きになっていった。

 

 高校を卒業して……学部は違うけど、同じ大学に進学。一年……二年生迄は仲良しカップルだったと思う。

 三年生になって暫くした頃、俺がモデルのスカウトを受けた頃からだろうか? 少しずつ一緒に居れる時間が減っていって……四年生にあがる直前で俳優デビューの話が舞い込み俺は迷わずOK。海奈にも直ぐに報告して、その時は一緒に喜んでくれたが、この時には既に彼女に変化が起きていた事に俺は気づかなかったのだった。

 

 

 

 

 初めての彼氏ができた。

 

【板杉海斗】君

 

 クラスメートだった彼と仲良くなったキッカケは、私の愛猫ミィとの出会いだった。帰り道の途中の公園で私は雨に濡れながらミィと一緒に居る彼を見つけた。ふと気になった私は彼に声を掛け、事情を聞きミィを飼うと決めた。

 「私が飼う」と伝えた時の彼の笑顔に胸がキュンとして……後々思えばこの時から私は海斗君に一目惚れしていたのかもしれない。

 

 それからミィの事で話すようになって、私はドンドン海斗君に惹かれていっている自分に気付いた。だから教室で彼が「ミィちゃんに久しぶりに会いたいなぁ〜」と言った時に思い切って彼を自宅に誘い、想いを伝えた。

 

 そこからは私の幸せな思い出……大学を卒業したら海斗君と結婚する事も考える様になった。

 彼がモデルにスカウトされて少しずつ一緒に居れる時間が減っていったけど、俳優デビューが決まった時も一緒になって素直に喜べた……だけど…………

 

 

 

 

「ミィ……海斗君には次いつ会えるかなぁ〜」

「ミャ〜ン!『元気出して御主人様!』」

「海斗君が私との時間を頑張って作ろうとしてるのも分かるし、海斗君の芸能活動も頑張って欲しいって思ってるけど……もっと会いたいよ……一緒に居たいよ…………」

「ミャ……ミッミャン『どうしたものか……』」

 

 ベッドの上でミィを持ち上げ語る海奈の心は寂しさに包まれて……次第に…………

 

 

 

 

「カット! オーケーオーケー♪ 今日はここまでにしとこう!」

 

 監督の掛け声で今日の撮影が終わる。

 

「今日はちょっと早く終わったな……これなら!」

「板杉く〜ん♪ ちょっと良いかなぁ?」

「あっ、お疲れ様です! どうしました?」

「ん〜此処じゃちょっと何だから、こっち来てくれる? 直ぐに済むから」

「??」

 

 共演していた女優さんから声を掛けられ、直ぐに帰って海奈のとこに行こうかと思ったが、流石に無碍にはできず、俺はついていく事になった。

 

 

 

 

「今日も会えないのかな…………」

「ク〜スピ〜zzZ」

 

 隣で眠るミイの頭を指で撫でながら、海斗君からの連絡が来ないかとスマホの画面を眺める。

 

 ピンポーン

 

 突如、鳴り響いた呼び鈴。何かネット注文でもしてただろうか? 

 

「……ウミャウミャ〜『もっと撫でろニャ〜』…………ニャニャニャ!?『この匂いはっ!?』」

 

 




ウォ)そして始まる終わりへの…………

作)さて、そろそろ現在に戻ろうか。
ミィ)ミャミャッ!?『ここで!?』
海奈)…………

ウォ)私の初恋のジェニファーはどうしている事でしょうか?



作)あヴあぁ……のんびり銭湯で電気風呂に入りたい〜
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